ブレイクアウトを狙った株トレード


株価がレジスタンスラインを上抜けることをブレイクアウトといい、上昇シグナルの一つとされている。
レジスタンスラインは、上値抵抗線とも呼ばれるもので、株価の節目となるライン。もっとも基本的なブレイクアウトは以下のような形をさす。

もっとも基本的なブレイクアウト

前回の高値から水平に引いたラインをレジスタンス(上値抵抗線)といい、そのラインを株価が上抜けていく局面がブレイクアウトとなる。このような形が確認されたときは、さらなる株価の上昇が期待でき、買いのポイントとなる。

下のケースは、株価がレジスタンスラインよりも下にあった期間が長かったもの、つまりもみ合っていた期間が長かったもので、このようなケースでは株価がブレイクアウトした後の上昇の勢いが通常よりも強くなるといわれている。またブレイクアウトするときの出来高が大きければ大きいほど、強気の上昇シグナルになる。

もみ合いからのブレイクアウト

下のケースは、株価が下落トレンドを描いているときに、株価の高値と高値を結んだ線を延長したレジスタンスラインを、株価が底値でブレイクした事例。このようなポイントでも押し目買いのシグナルとなる。
ただし下落トレンドからブレイクする場合は、レジスタンスラインの傾斜角度が急であるほどその後に続く上昇の勢いは弱気で、傾斜角度が緩やかであるほどブレイク後の勢いは強気なものになるといわれている。

下落トレンドからトレンドラインをブレイクするケース

【事例】 長く続いた緩やかな下落トレンドから、出来高を伴ってブレイクした事例。(株価チャート:薬王堂(3385) 事業は生活必需品を中心としたドラッグストア事業および調剤薬局事業を展開している。)
2017年2月6日に月次営業速報を発表してから緩やかな上昇トレンドが続いていた。長期の緩やかなレジスタンスラインをブレイクしたところで、出来高が大きく膨らみ、株価が急騰した。

薬王堂がブレイクアウトした事例




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