外国人投資家の比率


国内の株式市場には、個人投資家のほか、投資信託や証券会社や銀行、生損保などの金融機関、海外投資家が参加しています。なかでも近年外国人投資家の比率が高く、総売買代金の6割から7割を占めています。外国人投資家の買いが多いときは株価が上がりやすく、売りが多いときは株価が下がりやすい傾向が見られ、日本株の牽引役となっています。

外国人投資家の比率

外国人投資家は順張り(トレンドフォロー)が得意で、個人投資家は逆張りが得意といわれています。そのせいか海外投資家が買い越しているときは個人投資家は売り越し、個人投資家が買い越しているときは海外投資家が売り越すという個人投資家と海外投資家とで逆の売買動向を見せることがあります。
また海外投資家は4月に大幅に買い越す傾向がみられます。3月決算企業が多い日本では、新年度が始まる4月が最も株買いの効果が高いとみて買い注文を出してくる投資家が多い。
株式投資には、美人投票の性格もあります。誰に投票するかよりも、誰が投票したかによっても結果が変わることがあるという意味です。どの銘柄に投資するかという視点のほか、誰が投資しているかといった視点でトレードする手法もあります。

誰がいくら投資しているかといった売買動向を調べるには、日本取引所グループの投資主体別売買動向で調べることができます。海外投資家の売り越し額と買い越し額が逆転した局面はトレンド転換のシグナルと言われています。

海外投資家の比率の推移

海外投資家の取引額の推移




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