初心者向けの株入門講座

IPO株の選び方・買い方


未上場会社が、新規に証券取引所に上場し、投資家にこれらの株式を配分することを新規公開株式(IPO)という。 、IPOは、「Initial Public Offering」の略で、訳すと「新規に公開する売り物」になる。IPOのメリットは、金融市場から広く資金を集めることができるようになり商品開発や事業拡大・マーケティングなどがしやすくなること、知名度や社会的な信用が高まるといった点があげられる。ただし買収リスクがあがる、会計処理など事務手続きが煩雑になるといったデメリットもある。

最近(2016年6月まで)のIPO株の勝率は比較的高め。新規上場した銘柄リストと勝率はこちら。とくに同種の上場企業が存在しない銘柄や政府の成長戦略に関連する銘柄などは好調。
上場承認までの売上高や利益の推移など会社の業績は必ず確認しておきましょう。業績がパッとしない会社は初値が公募価格を下回ることもあります。

会社がIPOによる新規上場をする場合は、主幹事証券会社による事前審査を行います。事前審査に通過すれば証券取引所に上場申請を行います。上場承認がおりると、主幹事証券会社と幹事証券会社がIPO株を引き受け、それを投資家に販売します。
IPO株の株価は、まず主幹事証券会社が業績や財務内容を確認し、「だいたいこれくらいの株価が適正であろう」という価格を決定します。これを「仮条件を決定する」といいます。仮条件はいくらからいくら(例:1000円から1300円)までといった範囲で提示されます。この仮条件をもとに投資家から需要申告(ブックビルディング)を募ります。投資家はいくらであれば買ってもいいという価格を証券会社に申告します。この申告の中で最も多い株価が公募価格となります。※申し込みが多い場合、ブックビルディンの申告をした投資家の中から抽選となるため、公募価格は仮条件の上限となることが多い。

売買手数料は?

IPO株を買うときは、上場後に株の売買をするときに必要な証券会社の売買手数料は発生しません。証券会社の手数料は公募価格の中に含まれています。

新規IPOの買い方

1・IPO株の配分がある証券会社に口座を開設する。IPO株を引き受けていない証券会社では買えないため主幹事証券会社や幹事証券会社を多く引き受けている証券会社の口座をあらかじめ開設しておく。IPOの取扱銘柄数が多いおすすめの証券会社はこちら。

2・ 新規公開株の取扱い銘柄一覧より、銘柄の情報や申込期間、上場日、仮条件、公募価格などを確認。証券取引所のホームページから新規上場銘柄一覧と会社概要、有価証券報告書、仮条件、申込期間、公募・売出価格、主幹事・幹事証券会社などが確認できる。

3・IPO株は、証券会社ごとに配分される株数が決まっている。配分単位数よりも需要申告株数が多い場合は抽選となる。

4・IPO株の配分は、主幹事と呼ばれる証券会社にもっとも多く割り当てられる。したがって抽選となった場合の当選確率を上げるためは、主幹事証券会社に申し込みをするのが王道。ただし抽選方法は証券会社によって異なり、その証券会社のお得意様ほど当選しやすいケースもある。複数の証券会社で口座を開設して、すべてに申し込むこともできる。

5・公募価格(売出価格)は割安に設定される場合が多く、上場初日につく株価(初値)は公募価格よりも高くなることが多い。この特徴を利用して初値で売却して利益を出している投資家もいる。ただし必ずしも公募価格よりも初値が高くなるとは限らないので注意。
※公募価格を決める際は、ブックビルディング方式と入札方式の2つがある。ブックビルディング方式(BB方式)は、証券投資に強みを持つ機関投資家などの意見を聞いて「仮条件」を公表しBB期間内に需要を把握して、発行価格を決定する方法。現在最も広く利用されている。入札方式は投機筋によって価格が吊り上げられることがあるのでほとんどど使われていない。

上場後の株価の動き(例)

アクアライン(6173) 公募価格:1250円 初値:1521円 上場日:2015/8/31 マザーズ
アクアラインの株価チャート

デクセリアルズ(4980) 公募価格:1600円 初値:1550円 上場日:2015/7/29 東証1部
デクセリアルズの株価チャート





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