ジュニアNISAとは、未成年者のために開設した口座の税負担が非課税となる制度で2016年から始まります。 年間80万円までの投資から得られた売買益や分配金・配当金に対する税金が非課税となります。子どもや孫の資産形成(教育資金など)に活用できます。ジュニアNISAの条件は下記の通り。
- 対象者 日本に住む0 から19歳までの未成年者
- 投資上限金額 年間80万円
- 最長5年間
- 対象商品 上場株式、投資信託
- 期間 平成28年4月から平成35年まで、ただし口座の開設は平成28年1月より受付が可能。
- 運用は親権者が代理して行う
- 一人一口座
- 一度口座を開設したあとは金融機関の変更が不可能。名義人が18歳になるまで現金化することができない。
- 20歳以降は自動的にNISA口座が開設される
- ジュニアNISA口座の開設にはマイナンバーが必要
活用方法
投資枠に上限が設定されていることから、中期から長期投資をターゲットとしています。少額で買えるETFや投資信託を分散して投資するか、少額を積み立てていく時間分散がオーソドックスな投資スタイルとなります。または成長性のある銘柄が割安となったところで買い付けるというスタイルもあります。注意すべき点は、長い期間保有することが前提となるため、リーマンショックや東日本大震災のような大暴落に見舞われることがあるという点です。日々、世界の株式市場の動向をチェックし、暴落の兆候が見られたときは、迷わず売却する機転も必要となります。