株主優待はいつ届くのか?


株主優待は、自社の株を持ち続けてくれた株主に対するお礼として、自社商品や食品の詰め合わせ、クオカード、割引券、買い物券などを株主にプレゼントする習慣のこと。
くわえて自社商品やサービスの良さを知ってもらう目的も含まれています。
海外にはない日本独自の習慣で毎年1回から2回もらえるところが多い。
安定して自社の株を買ってくれる投資家が増えることで、株価の下支えにもなるといったメリットもあります。

株主優待をもらうためには、権利確定日(決算日)に株主名簿に記載されている必要があります。
権利確定日に株主名簿に記載されていれば、株主優待がもらえるほかに、配当の受け取りや株主総会に出席して議決権を行使する権利も付与されます。
ただし権利確定日に名簿に記載されるためには、権利確定日から3営業日前に株を買っておく必要があります。営業日とは証券取引所が開いている日のみをさすので土日祝日は含みません。

株主優待の受取日は会社によって異なりますが、おおよそ決算日から4か月程度で届くことが多い。
多くの企業では決算日から3か月後に定時株主総会が開かれるので、
そこで決算報告書などが承認されたのちに優待品が送付される流れとなるため、決算日から4か月程度が目安となります。

かつて企業買収を防ぐために関係取引会社同士で株をもちあっていたが、リーマンショックのような金融危機が起こると売上が悪くなくても株価が暴落することで業績に影響がでるようになりました。
そこで持ち合いを解消して、自社株買いを行うとともに、関係取引先ではない個人投資家にも安定的に株をもってもらうために株主優待が注目されるようになりました。

株主優待



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