銘柄の選び方 11のコツ


初心者にとって最初の難関は、なんといっても銘柄選びです。たくさんある企業の中から業績や投資指標、事業内容を見て会社の成長性や持続性を予測するのはなかなか難しい作業です。そこで初心者でも比較的簡単に銘柄選びができる方法について紹介します。

方法1

自分の得意分野にかかわる会社の株や、趣味にかかわる会社の株を探してみましょう。
たとえばゲームが得意であるとか、スポーツが得意、車に興味がある、カメラが好き、ファッションが好き、映画好きなどです。
なにをしているのかよくわからない会社では、新製品や新サービスが出たとしても、それがヒットするかどうかわかりません。自分の得意とする分野の商品やサービスならば、それがヒットしそうかどうか、推測ができます。
株価は、会社の業績を織り込んで動いているので、ヒット商品を見つける力は、銘柄選びにおいて非常に重要です。
ヤフーは僅か1年で46倍に、ファーストリテイリングは僅か1年で21倍に膨らんでいます。最近では、ブレインパッドが18倍に、エスプールが17倍まで上昇しています。このような10倍を超えるような銘柄をテンバガーといいますが、ほかにも大化けしている株はたくさんあります。
ヒットを予測して株を買う方法は、もっとも夢がある選び方です。
こちらのページから、事業に関係するキーワードで検索して銘柄を探すことができます
会社が絞れたら、企業情報やIR情報などから、業績をチェック。赤字続きの会社は要注意。注文を出すときは、なるべく割安なタイミングを狙って買い注文を出しましょう。

最近の大化け銘柄はここでチェックできます。

方法2

株の格言に「国策に売りなし」というものがあります。たとえば震災復興や南海トラフ・首都直下型地震の防災対策工事、耐用年数のすぎたトンネルや橋などのメンテナンスなどにかかわる「建設関連株」。2020年東京オリンピックの開催に向けて競技場や交通網の整備などにかかわる「オリンピック関連株」、円安誘導によりメリットを享受できる「輸出関連株」、第4次産業革命の本丸であるIoT、ビッグデータ、AI、ロボッ トなど、国策にかかわる企業の株は期待が膨らみやすく材料が飛び出すごとに株価が上昇することがあります。
成長戦略や未来投資戦略などで探すと、国策に関連するキーワードを発掘することができます。

テーマ株もここから探すことができます。

方法3

個別株を選ぶのが苦手な初心者にお勧めの方法。上場銘柄の中には、日経平均株価やリート指数など株価指数に連動して動くタイプの商品「ETF」もあります。
1万円前後の手ごろな価格で買えるうえ、たくさんの銘柄に分散投資しているので、長い目で見ると値動きがプラマイゼロに近づきやすいやすいという特徴があります。
ETFは、年1回か2回の割合で配当金ももらえるので、これをつかって長期投資すれば、配当でもうけることができます。
国内株式と同じように立会時間内であればリアルタイムで売買ができ、成行き注文や指値注文、逆指値注文もできます。
そのほかETFには、株価が下がると利益が出るタイプのものや海外株式、原油、債券などに投資をするタイプもあります。
業績をチェックする必要もなく、値段も手ごろなので、銘柄選びに迷っている人におすすめです。
高配当ETFなどをまとめたページも用意しましたので、参考にしてください。

方法4

95%の確率で勝てる方法。IPOと呼ばれる新規上場銘柄に投資をする方法です。
会社が証券取引所にはじめて上場するときは、会社は新たに株を発行して、株を買ってくれる投資家を募集します。
募集をかけるときは、たくさんの投資家に株を買ってもらうために公開価格を割安に設定することが多く、多くの場合は上場して初めて値が付く初値は、公開価格よりも上回ります。
会社が上場して初値がついた直後に株を売れば高確率で儲けることができます。
ただしIPO銘柄は、人気が高いので、ほとんどのケースが新たに発行する株数よりも募集に応ずる投資家のほうが上回り、抽選になります。
抽選になった場合は、当選しなければ新規公開株を買うことはできません。この抽選で当選する確率は3%程度ともいわれ、狭き門になっています。
ただし、抽選に申し込むのは無料で、取り消しも自由なので、数打てば当たる作戦で申し込んでいれば、いつかは当選できます。

2018年のIPO株値上がり率ランキング

方法5

割安で放置されている超大手を探す。歴史が長く、時価総額が大きい超有名企業(メガバンク、スーパーゼネコン、大手自動車メーカー、大手電機メーカー、大手商社など)は、株価が下がっても底力で立ち直ることが多いので、このような銘柄を見つけたら買いのチャンスです。歴史が長いというのは、ピンチを切り抜けた実績も豊富で、ピンチに強い銘柄であるともいえます。
このような超大手は、 仮に倒産などしたら経済に与える影響も大きいので国の支援を得られやすいという側面もあります。
大企業でも、不祥事や業績悪化、チャイナショックなどの外部要因で大きく値下がりして株価が割安になることがあります。

株価が割安であるかどうかは、PER(ピーイーアール)、PBR(ピ-イーアール)という投資指標を使って判断するのが一般的です。この指標は、1株当たりの利益や会社が持っている財産に対して、今の株価がどの程度の水準にあるのかを見る指標です。数値がいくつなら割安であるのかという明確な基準はありませんが、PERであれば、だいたい15%以下、PBRなら1%以下で割安というのがひとつの目安です。

方法6

不祥事など、悪いニュースで取り上げられると、投げ売りが殺到して一時的に株価が急落することがあります。しかし不祥事の内容が、業績や会社の継続にそれほど影響がないケース(自然災害や役員の不祥事など)では、直後に反発することがあります。
ニュースを見てあわてて投げ売りをする人もいるので、売られすぎて本来の価値よりも割安になる場合があります。
このような急落後の反発を期待して、買い注文を出すという方法もあります。
急落株は、下落株ランキングから探すことができます。

方法7

地震や火山噴火など、自然災害が発生すると株価指数につられて株式市場全体の株価は下がりやすい傾向がありますが、災害復旧・復興にかかわる建設や防災関連銘柄は仕事が増えるので、株価が上がりやすい傾向があります。
株価は会社の将来の業績を織り込んで動くので、決算の内容が良かったなどの良いニュースが出たときには、時すでに遅い場合がほとんどですが、自然災害を事前に株価に織り込むことができないのでニュースが発表された直後が売買のチャンスです。

方法8

人気の優待銘柄は権利落ち日に株価が大きく下がり、その後はゆっくり株価を戻していくパターンがみられます。業績不振に陥っていない企業で優待内容に魅力がある銘柄の株価が大きく下落したところで仕込んでおく方法があります。例:総合商研 北海道特産品を株主優待として提供している7月末決算の会社。過去3年間の株価チャートを比較すると、権利落ち日に急落し、その後に株価がじりじりと上昇するパターンを繰り返しています。

方法9

新製品や新サービスを発表し、それが大きくニュースになった会社の株をチェック。
独自性が高く、競合が少ないニッチマーケットであれば、さらに株価上昇の期待が高くなります。
過大評価されて買われすぎた場合は、一時的に株価が上がっても、すぐに下がってしまいます。
商品が大ヒットすれば、上昇トレンドが長く続き、株価が何倍にも膨れ上がることがあります。
値上がり率の高い銘柄の中には、商品やサービスがヒットして株価が上がった銘柄もあります。値上がりした会社のホームページのニュースリリースなどをチェックして、値上がりした理由を探ってみましょう。
(例)
・インフルエンザを一日で治療できる新薬を開発した塩野義製薬(4507)は、発表があった2015年10月30日以降株価が続伸している。
・画質が4倍(4K)のスマートフォン向けの有機ELを開発したVテクノロジー(7717)は、発表があった2015年4月6日以降上昇トレンドに転じた。
・エボラ出血熱感染者に対して有効な「アビガン」を開発した富士フィルムHD(4901)は、長期にわたって上昇トレンドを続けている。

方法10

証券会社のホームページの中には、「スクリーニング」と呼ばれる機能を利用できるページがあります。割安な株や、財務の健全な銘柄、高配当株、ゴールデンクロスした銘柄やデッドクロスした銘柄などを絞り込むことができます。
日本市場は外国人投資家の比率が高く、近年では総売買代金の約6割から7割を占めています。外国人投資家はROE(自己資本利益率)を重視すると言われています。
ROEが5%を目安に探してみる方法があります。

方法11

株価がおよそ500円未満の銘柄を低位株といいます。このような銘柄は、これ以上下がりようがないという底値圏で横這いに動いていることが多く、上がるタイミングと下がるタイミングが読みやすいものがあります。
たとえば、株価が200円まで落ちたら上昇しやすく、株価が500円まできたら下がりやすいという、決まったリズムで動いているものがあります。
このような銘柄を探して、株価200円で買い、株価500円で売る超短期トレードを繰り返して、小さく利ザヤを積み上げるという方法もあります。
このような銘柄は、最低売買価格も安いので証券会社の手数料も、ほぼ無料で取引ができます。

低位株をまとめたページはこちら。

当サイトでは、低位株を使ってサヤ取りの練習ができるページも作りました。トレーニングは、上記のページからアクセスできます。
ただし低位株は、財務状況が悪いものが多く、上場廃止のリスクもあるので、注意しましょう。

 

銘柄選びに悩む女性





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