2015年11月4日にNTT以来の大型上場を果たした日本郵政とゆうちょ銀行、かんぽ生命。すべりだしは好調で、3社とも売り出し価格を初値が大きく上回った。郵政グループの一員である日本郵便は、行政サービスの低下が危惧されることから上場していない。12月中旬にFTSEとMSCIに、12月末にTOPIXに組み入れられる。
上場企業リスト
表の見方:株価は他社と比較できるよう値上がり率(%)で表示しています。2日に対応する欄は、2営業日前の終値と比べて何%上がったか、1年前に対応する欄は、1年前の終値と比べて何%上がったかを示しています。
日本郵政(6178) 市場:東証プライム(旧市場:東証1部)
売上高8兆4,326億700万(+0.2%) 経常利益5,203億2,800万(-2.5%) 利益率6.2% (2023年 10-12月期 第3四半期)
予想売上高10兆8,600億(-2.5%) 予想経常利益6,200億(-5.7%) 利益率7.4% (2024年3月通期)
- | 4/24 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 1か月 | 3か月 | 半年 | 1年 | 2年 | 5年 | 2015/11/4 |
株価(%) | +1.4 | +2.9 | +5.5 | +5.1 | +6.2 | -5.2 | +4.1 | +16.4 | +34.6 | +65.3 | +22.8 | -14.9 |
PER19.97 PBR0.48 配当利回り3.34%
RSI51% 5日乖離率+2.94 25日乖離率+0.37 75日乖離率+3.9
売買価格149,700円 時価総額4兆7,997億4,172万9,100円
全国津々浦々の郵便局と配達網をもつ日本郵便株式会社、銀行事業を営む株式会社ゆうちょ銀行、生命保険業を営む株式会社かんぽ生命保険で構成されるグループの経営戦略策定を行う郵政グループ3社の親会社。略称:JP(JAPAN POSTの頭文字の「J」と「P」を組み合わせたもの)
かんぽ生命保険(7181) 市場:東証プライム(旧市場:東証1部)
売上高4兆5,607億4,700万(-4.9%) 経常利益1,254億2,300万(+59.1%) 利益率2.8% (2023年 10-12月期 第3四半期)
予想売上高6兆6,900億(+4.8%) 予想経常利益1,500億(+27.5%) 利益率3.3% (2024年3月通期)
- | 4/24 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 1か月 | 3か月 | 半年 | 1年 | 2年 | 5年 | 2015/11/4 |
株価(%) | +2.1 | +2.6 | +4.5 | +3.4 | +4.2 | +0.7 | +10.2 | +10.8 | +36.8 | +39.9 | +33.9 | -12.5 |
PER13.99 PBR0.4 配当利回り3.13%
RSI57% 5日乖離率+2.5 25日乖離率+2.14 75日乖離率+7.02
売買価格300,100円 時価総額1兆1,499億6,009万2,300円
日本郵政株式会社の100%子会社。保有割合が50%になるまで段階的に株式を売却する。家庭市場の顧客開拓やサポートは日本郵便株式会社の郵便局が担っている。ライフイベントや目的に応じた保険商品を取り扱っている。
ゆうちょ銀行(7182) 市場:東証プライム(旧市場:東証1部)
売上高1兆9,341億8,300万(+24.7%) 経常利益3,670億3,300万(+6.6%) 利益率19% (2023年 10-12月期 第3四半期)
予想売上高-(-) 予想経常利益4,700億(+3.1%) 利益率-% (2024年3月通期)
- | 4/24 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 1か月 | 3か月 | 半年 | 1年 | 2年 | 5年 | 2015/11/4 |
株価(%) | +0.3 | +1.2 | +3.5 | +3 | +4.4 | -9.2 | +1.5 | +18.3 | +44.6 | +61.8 | +31.3 | -5.3 |
PER17.05 PBR0.6 配当利回り3.16%
RSI51% 5日乖離率+1.6 25日乖離率-1.13 75日乖離率+1.22
売買価格158,200円 時価総額5兆7,230億4,702万8,440円
日本郵政株式会社の100%子会社。保有割合が50%になるまで段階的に株式を売却する。全国に展開する直営店と郵便局ネットワークを通じて、生活や資産形成のサポートし、総合的な金融サービスを提供する。平成26年度末運用資産合計205兆円(貯金残高177.7兆円) 株主資本当期純利益率(ROE)3.77(平成28年3月期第1 四半期累計)