差金決済とは


株価指数に連動する日経先物などは商品が存在しないため、商品を受け渡すことができない。このように受け渡しができない取引では、買ったときの価格と売った時の価格の差損益で現金決済し、原資産の受渡しを行わない方法がとられる。このような方法を差金決済という。現物の受渡しを伴う決済は、受渡決済という。
国債や大豆、原油の先物など商品が存在し、受け渡しが可能な取引であっても、限月の受渡し日に強制的に決済し、商品の受け渡しは行わない差金決済による取引が一般的である。
信用取引の決済についても差金決済が行われる。信用買いでは証券会社が保管している買い建てた銘柄を売却し、信用売りでは売り建てた銘柄を買い戻す。これによって発生した差損益のみをもって決済が行われる。

差金決済とは



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