川崎設備工業(1777)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


川崎設備工業(1777)の株価チャート 川崎設備工業(1777)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

 

3 【事業の内容】

川崎設備工業グループは、川崎設備工業、親会社1社で構成され、空気調和、冷暖房、給排水衛生設備、電気工事業を主に営んでおります。

川崎設備工業グループの事業に係る位置づけは、次のとおりであります。

 親会社

株式会社関電工は、川崎設備工業の親会社であり、取引先等の設備工事に関して川崎設備工業と営業・工事施工の連携を行っております。

 川崎設備工業

日本全国において、空気調和、冷暖房、給排水衛生設備、電気工事等の事業活動を行っております。

 

川崎設備工業は単一性の業種であり、セグメントの内容は下記のとおりであります。

東部

東部地区を中心とした東部支社他

中部

中部地区を中心とした中部支社、豊田支店、岐阜支店他

西部

西部地区を中心とした西部支社、神戸支店、中国支店他

 

事業の系統図は、次のとおりであります。

 

事 業 系 統 図

 


 


有価証券報告書(2024年3月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、川崎設備工業が判断したものであります。

(1) 会社の経営の基本方針

川崎設備工業は、空気調和、冷暖房、給排水衛生設備、電気工事の設計、施工を通じて社会の発展、環境の保全と改善に貢献することを経営理念として事業活動を行っております。

 

(2) 目標とする経営指標

川崎設備工業は、経営上の目標の達成状況を判断するため、完成工事高、営業利益、資本効率の観点から収益性の指標として自己資本当期純利益率(ROE)、を重要な経営指標として位置付け、持続的な企業価値向上に努めてまいります。

経営目標(2024年度)

 

完成工事高

         25,500百万円

営業利益

          1,170百万円

自己資本当期純利益率(ROE)

             8.0%

 

 

(3) 中長期的な会社の経営戦略

川崎設備工業は、下記の経営基本理念を念頭に置き、経営活動を推進しております。

①最高の技術を結集して、優れた品質の仕事を、適正な価格で顧客に提供する。

②絶えず生産性の向上に努め、適正な利益を確保する。

③仕事を通じて品質と性能の維持向上に努め、社会の環境の保全と改善を積極的に推進する。

④全社に相互信頼と協力の気風を培い、組織の総力を結集する。

⑤従業員の安全な職場環境の維持に努める。

 

(4) 今後の見通し及び対処すべき課題

 今後のわが国経済の見通しにつきましては、好調な企業収益に伴う株価の上昇と半導体を始めとした工場の新設や設備投資の拡大、インバウンド需要による活発な経済活動など、引き続き、成長が見込まれるものと考えております。

 建設業界におきましては、公共投資の継続および旺盛な民間設備投資により、増加基調が見込まれる一方で、建設資材費の高騰や納期の長期化、建設従事者の高齢化、就労者の減少、脱炭素社会に向けた取り組み等といった課題を抱えております。

 このような状況に対応すべく、川崎設備工業は、2025年3月期から2027年3月期までの3年間の事業運営に関する「中期経営計画2026」を策定し、川崎設備工業ホームページへ掲載いたしました。

 本中期経営計画は、

  1.生産性の革新と成長の実現

  2.環境設備技術の推進

  3.健全な経営活動の推進

  4.総合力発揮による収益基盤の強化

  5.健康経営の実現

 を重点方針としております。

 これらの施策を講じながらサステナビリティ経営を推進し、社会に貢献し夢のある会社の実現に向け、黒字安定経営と成長を進めてまいります。

 また、川崎設備工業は、サステナブルな活動をSDGsやESG(環境、社会、企業統治)に連動させた取組みとして実践しております。「社会の発展、環境の保全と改善に貢献すること」を理念として生活環境作りに取組んでおり、環境保全は重要テーマの一つであると捉えております。とりわけ、ESGについては次のように考えております。

 E(環境)については、事業活動を通じて省エネルギー化の促進等により脱炭素社会の実現へ貢献します。また、ボランティア清掃、ゴミ分別、エコキャップ活動等、環境保全活動にも積極的に取り組んでまいります。

 S(社会)については、働き方改革やダイバーシティの推進を重要課題と捉え、多様な人が働きやすい職場環境の整備に努め、従業員エンゲージメントの向上を目指します。

 G(企業統治)については、「川崎設備工業 企業行動憲章」に基づき、コンプライアンスの遵守に継続して取組んでおります。

 以上の取組みにより、すべてのステークホルダーから信頼される企業となることを目指し、企業価値の向上に、より一層努めてまいります。


事業等のリスク

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであり、事業等のリスクはこれらに限られるものではありません。

 

(1) 事業環境の変化

建設業は請負形態を主とするため、公共投資や民間設備投資などの建設市場が急激に縮小した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。

この対策として、川崎設備工業は、外部環境の変化やお客様のニーズを的確に捉えてビジネスチャンスに繋げていけるよう、全社一丸となって努力し、リスクの最小化に努めてまいります。

 

(2) 資材価格及び労務単価の変動

資材価格や労務単価が急激に上昇した際、それを請負金額に反映することが困難な場合には、業績等に影響を及ぼす可能性があります。

この対策として、工事調達の合理化を総合的に推進し、計画的な調達および適時発注など業務の質的向上を図るとともに、工事請負契約の締結にあたり、原則として労務賃金・建設物価の変動に基づく請負代金の変動に関する規定(スライド条項等)を、基本的な条件として交渉しております。

 

(3) 売上債権回収に関するリスク

川崎設備工業は、取引先の財務情報他を入手し、取引から発生するリスクを軽減すべく与信管理を実施しておりますが、工事代金の受領前に取引先が倒産した場合は、川崎設備工業の経営成績並びに財政状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(4) 工事施工期間中に発生する事故および災害に関するリスク

川崎設備工業は、工事施工期間中の安全衛生、品質管理等に重点をおいて工事を施工しておりますが、不測の人的・物的の事故並びに災害等の発生に伴い、川崎設備工業の業績に影響を及ぼす可能性があります。

この対策として、役員や業務経験の豊富な従業員による品質パトロールを定期的に実施して事故等の発生の回避に努めております。

 

(5) 偶発債務(係争事件に係わる賠償責任等)の発生に関するリスク

川崎設備工業は、竣工引き渡し後一定期間の間、かし担保責任を負っております。このかし担保責任により、訴訟等が提起された場合には、業績に影響を受ける可能性があります。

この対策として、役員や業務経験の豊富な従業員による品質パトロールを定期的に実施して偶発債務の発生等の回避に努めております。

 

(6) 法的規制

川崎設備工業は、建設業法、独占禁止法、労働安全衛生法等による法的規制を受けており、法的規制の改廃や新設、適用基準等の変更があった場合、または法的規制による行政処分等を受けた場合には、業績等に影響を及ぼす可能性があります。

川崎設備工業は、コンプライアンスの向上を図ることを目的として、コンプライアンス委員会を設置しております。コンプライアンス委員会は、代表取締役社長を委員長とし、本部長や統括店長等により構成されており、企業倫理の基本理念を遵守するための施策の審議決定や遵守状況の監視をしております。

また、適切な機会を利用して従業員に対する教育・啓蒙を行っており、コンプライアンス違反の情報を提供する手段として、内部通報制度を設けております。

 

(7) 履行義務に関する収益認識について

履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができない場合および工期がごく短い工事契約等を除いて、一定の期間にわたり履行義務の充足に係る進捗度に基づき収益を認識しております。当該収益認識にあたっては、工事収益総額、工事原価総額および事業年度末における工事進捗度を合理的に見積もっております。川崎設備工業は、工事案件ごとに継続的に見積工事原価総額や予定工事期間の見直しを実施する等適切な原価管理に取り組んでおります。しかしながら、それらの見直しが必要になった場合は、川崎設備工業の業績に影響を及ぼす可能性があります。

なお、見積工事原価総額が請負金額を上回ることとなった場合は、その時点で工事損失引当金を計上しております。

この対策として、見積工事原価総額の見直しを行い、適宜決算に反映するようにしております。

 

(8) 感染症に関するリスク

新たな感染症が発生し、川崎設備工業の従業員および協力会社の従業員等が就業不能になった場合、事業継続が困難となるリスクがあります。また、国内外の景気が後退し、建設受注高の減少や工事中断による売上高の減少等、業績に影響を及ぼす可能性があります。

この対策として、事業継続計画書を整備し、有事に備えております。

 

 




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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