戸田建設(1860)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて
3 【事業の内容】戸田建設グループは、戸田建設、子会社53社及び関連会社29社で構成され、建築事業、土木事業、国内投資開発事業、国内グループ会社が行う事業、海外グループ会社が行う事業及び環境・エネルギー事業を主な事業とし、その他各事業に付帯関連するPFI事業等を展開しております。戸田建設グループが営んでいる主な事業内容、主な関係会社の当該事業に係る位置付け及びセグメント情報との関連は次のとおりであります。なお、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等) 1 報告セグメントの概要」に記載された区分と同一であります。 (建築事業)戸田建設が国内及び海外において、建築工事の施工等を行っております。また、戸田建設の海外連結子会社であるTobic Co., Ltd.がBIM(Building Information Modeling)モデルの作成を行っております。 (土木事業)戸田建設が国内及び海外において、土木工事の施工等を行っております。また、戸田建設の持分法適用関連会社であるJapan Wind Farm Construction㈱が洋上風力施工船舶の保有等に関する事業を行っております。 (国内投資開発事業)戸田建設が国内において、不動産の自主開発、売買及び賃貸等を行っており、連結子会社に対して、土地及び建物の賃貸を行うことがあります。また、国内連結子会社である戸田建設不動産投資顧問㈱が不動産投資の運用業務等を行っております。 (国内グループ会社事業)戸田建設の国内連結子会社が国内において行っている事業であり、佐藤工業㈱及び昭和建設㈱他2社が建築及び土木一式工事の施工を、㈱アペックエンジニアリング他2社が建築設備工事の施工を、TGCゼネラルサービス㈱が人材派遣業及び建設資材納入等を、戸田道路㈱が土木工事の施工を行っており、戸田建設は工事及び資材納入等の一部をこれらのグループ会社に発注しております。また、戸田ビルパートナーズ㈱がビル管理業、建築工事の施工、保険代理業並びに不動産の売買、賃貸及び仲介等を行っており、その一部を戸田建設が発注しております。その他、戸田ファイナンス㈱が戸田建設及びグループ数社に対して資金貸付等を、東和観光開発㈱がホテル事業並びに商業施設及び温浴施設の運営を、TODA農房(同)他1社が農業事業を行っております。 (海外グループ会社事業)戸田建設の海外連結子会社が海外において行っている事業であり、Thai Toda Corporation Ltd.、Toda Vietnam Co., Ltd.及びPT Tatamulia Nusantara Indah他12社が建築工事の施工等を行っております。 また、Toda America, Inc.他2社がアメリカ合衆国において、PT Toda Group Indonesia他1社がインドネシア共和国において、不動産の売買及び賃貸を行っております。その他、Toda Asia Pacific Pte. Ltd.がアジア・オセアニア地域における事業の統轄管理をしており、Coherent Hotel Ltd.がニュージーランドにおいてホテル事業を行っております。(環境・エネルギー事業)TODA Investimentos do Brasil Ltda.他3社がブラジル連邦共和国において陸上風力発電事業を行っております。また、戸田建設及び国内連結子会社である五島フローティングウィンドパワー(同)、五島フローティングウィンドファーム(同)並びにオフショアウィンドファームコンストラクション㈱が浮体式洋上風力発電事業を行っており、戸田建設は工事及び業務の一部をこれらのグループ会社から受注しております。その他、フローティング・ウィンド・アグリゲーション㈱が電力卸供給事業を、戸田ソーラーエナジー深谷(同)、戸田ソーラーシェアリング(同)が国内において太陽光発電事業を行っております。(その他の事業)子会社であるエスシーシー・ヒューマンコミュニティサービス㈱他がPFI事業の事業主体となっております。 事業の系統図は次のとおりであります。
有価証券報告書(2026年3月決算)の情報です。
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において戸田建設グループが判断したものであります。(1) 中期経営計画2027について TODAグループは、2021年に発表した「未来ビジョンCX150」(以下「CX150」)の実現に向けて、事業ポートフォリオの強化と持続可能な価値創造に取り組んでおります。 CX150のフェーズ1「価値の源泉へのアクセス」にあたる前中期経営計画(2024年度最終年度)では、新本社ビル「TODA BUILDING」の建替え、地域創生を目指す「アグリサイエンスバレー常総」の開業、カーボンニュートラルに向けた「五島市沖浮体式洋上風力発電事業」の推進など、将来を見据えた成長投資を積極的に実施いたしました。 これに続くフェーズ2「価値の再構築」となる『中期経営計画2027』では、前中期経営計画の成果を踏まえるとともに、今後の不確実な経営環境に向けて、確固たる強みを見極め展開し、TODAグループ独自の「突出価値」を創造していくことが不可欠であると認識しております。特に、営業・作業所における提供価値を高める「タテ展開」と、建設事業と戦略事業の連携を深める「ヨコ展開」を推進し、高収益化を目指していきます。また、人財のフロントシフト、デジタル・技術開発への投資を拡充するとともに、資本効率の向上を通じて、事業基盤を一層強固なものとしてまいります。 TODAグループは、『中期経営計画2027』を通じて、皆様のご期待に応える持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現してまいります。※突出価値:TODAグループの独自の視点と最先端の技術に基づく、お客様の期待を超える突出した提供価値 1.基本方針 『見極め、つなぐ。』~ 発散から結束、価値の最大化へ ~・確固たる強みを見極め、総合知としての活用を通じて、競争優位に資するTODAグループ独自の価値(突出価値)を創造する。 ・営業・作業所等のフロントラインにおける価値提供(タテ展開)と、建設事業と戦略事業の協働による相互シナジー(ヨコ展開)によって高収益化を目指す。 ※ 総合知:多様な「知」が集い、新たな価値を創出する「知の活力」を生むこと(内閣府) 2 2027年度 グループ業績目標 (1) 連結売上高・営業利益等 2025年度実績2027年度目標連結売上高6,457億円8,000億円 程度 営業利益382億円435億円 以上 営業利益率5.9%5.4% 以上 当期純利益369億円350億円 以上 ROE(自己資本利益率)10.1%10.0% 以上 労働生産性(個別)1,684万円1,750万円 以上 ※ 労働生産性=付加価値額(営業利益+総額人件費)÷社員数(期中平均、派遣社員等を含む) (2) 事業別売上高・利益・建設事業の収益成長と戦略事業の総合力によって業績目標の達成を計画する。 2025年度実績2027年度目標連結売上高6,457億円 8,000億円 建築事業3,625億円 4,300億円 土木事業1,278億円 1,500億円 戦略事業国内投資開発334億円 500億円 国内グループ会社678億円 800億円 海外グループ会社676億円 900億円 環境・エネルギー33億円 70億円 営業利益382億円[5.9]435億円[5.4] 建築事業269億円[7.4]220億円[5.1] 土木事業46億円[3.6]90億円[6.0] 戦略事業国内投資開発20億円[6.2]60億円[12.0] 国内グループ会社27億円[4.1]35億円[4.4] 海外グループ会社56億円[8.3]35億円[3.9] 環境・エネルギー△12億円[-]5億円[7.1] ※ 連結売上高・営業利益には連結消去を含む※ [ ]は利益率 (3) 株主還元・直接的な利益還元と中長期的な株価上昇による株主還元を目指し、DOE3.5%以上、総還元性向70%程度とする。 2025年度実績中期経営計画2027自己資本配当率(DOE) 4.7%3.5% 以上総還元性向 66.2%70.0% 程度 ※ DOE(自己資本配当率)=配当総額÷自己資本※ 総還元性向=総株主還元額(配当総額+自社株式取得総額)÷親会社株主に帰属する当期純利益 (2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題今後の経済情勢は、緩やかな回復が期待される一方で、為替変動や中東情勢の影響によるエネルギー価格の上昇など、依然として先行き不透明な状況が続くものと予想されます。建設業界においては、官公庁工事の底堅さに加え、民間工事も堅調な推移が見込まれますが、労務需給の動向に加え、原油由来の建設資材の価格高騰や供給遅延についても、引き続き注視が必要です。このような状況下、戸田建設グループは『中期経営計画2027』において、デジタル化の加速やフロントローディングによる生産プロセスの抜本的変革に取り組みます。これにより、TODAグループ独自の「突出価値」を具現化し、ステークホルダーの皆様の期待に応えるとともに、強固な経営基盤の構築に努めてまいります。
事業等のリスク
3 【事業等のリスク】戸田建設グループの事業に関する経営成績及び、財務状況等に影響を及ぼす可能性のある主なリスク事項には以下のようなものがあり、これらの顕在化する可能性の時期や影響度合を認識した上で、発生回避と発生した場合の対策を以下のように考えております。また、戸田建設におけるリスク管理の体制と枠組みについては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要 ③ 企業統治に関するその他の事項」に記載しております。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月22日)現在において戸田建設グループが判断したものであります。 (注) ※印はリスクとなる事象が既に発生しつつあり、徐々に影響度合が高まっていくことを認識しております。 事業等のリスク(リスクマップ) ※( )内は(発生頻度,影響度)
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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