江崎グリコ(2206)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


江崎グリコ(2206)の株価チャート 江崎グリコ(2206)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】 江崎グリコグループは、江崎グリコ並びに子会社27社及び関連会社3社により構成されており、主として食料品製造業を営んでおります。また、報告セグメントは、注力領域・事業を基礎とした製品・サービス並びに地域別のセグメントから構成されており、各セグメントの主な事業内容並びに連結子会社及び持分法適用関連会社は、次のとおりであります。なお、事業の種類別セグメントと「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分は同一であります。 2025年12月31日現在セグメント区分主な事業内容連結子会社及び持分法適用関連会社健康・食品事業健康関連商品、レトルト食品、アイスクリーム等の製造販売グリコマニュファクチャリングジャパン㈱乳業事業乳製品、洋生菓子、アイスクリーム等の製造販売グリコマニュファクチャリングジャパン㈱ 栄養菓子事業チョコレート、ビスケット等の製造販売グリコマニュファクチャリングジャパン㈱食品原料事業小麦たん白、加工デンプン、着色料やファインケミカル素材等の製造販売グリコ栄養食品㈱中部グリコ栄食㈱国内その他事業直営店舗事業、オフィスグリコ事業、卸売販売事業、食料品等の製造・販売、情報システムの保守・開発グリコチャネルクリエイト㈱関西フローズン㈱東北フローズン㈱江栄情報システム㈱㈱Greenspoon海外事業海外でのチョコレート、ビスケット、アイスクリーム等の製造販売上海江崎格力高食品有限公司江崎格力高閔発食品(上海)有限公司江崎格力高南奉食品(上海)有限公司格力高台湾股份有限公司Glico - Haitai Co., Ltd.Glico Asia Pacific Pte. Ltd.Thai Glico Co.,Ltd.PT Glico IndonesiaPT Glico Manufacturing IndonesiaPT.Glico - WingsGlico Malaysia Sdn.Bhd.Ezaki Glico Vietnam Co., Ltd.Glico Philippines, Inc.Glico North America Holdings, Inc.Ezaki Glico USA CorporationTCHO Ventures,Inc.Glico Canada CorporationGenerale Biscuit Glico France S.A.Glico Europe B.V. (注)非連結子会社2社、持分法非適用関連会社1社につきましては、事業の関連性や連結業績に与える影響が軽微であることから記載を省略しております。 事業の系統図(江崎グリコ及び連結子会社、持分法適用関連会社)は次のとおりであります。2025年12月31日現在

有価証券報告書(2025年12月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 江崎グリコグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において江崎グリコグループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 江崎グリコグループは、「事業を通じて社会に貢献し、より多くの人々の健康な毎日を実現することを追求し続ける」ことを「創業の精神」に掲げ、未病・予防の領域に着目し、科学的根拠に基づいて子供から大人まで、誰もが栄養を摂取しやすい食品を開発してまいりました。2021年策定の長期経営構想において、企業の存在意義(パーパス)を「すこやかな毎日、ゆたかな人生」、ありたい会社の姿(ビジョン)を「Glicoグループは人々の良質なくらしのため、高品質な素材を創意工夫することにより、『おいしさと健康』を価値として提供し続けます」と定めました。子供から大人までを対象に「習慣的に喫食いただけるような日常必需品」を開発することでお客様にとっての新しい価値を創出し、売上・利益の継続的な向上に取り組んでおります。 江崎グリコグループは、創業時から変わることのない健康への想いを更に進化させ、お客様、取引先、従業員、株主、地域社会、将来世代等の多様なステークホルダーとともに持続的な成長発展を期し、皆様のご期待に応える経営成績形成に努めております。 (2)目標とする経営指標 江崎グリコグループは、利益と資金を継続的に増加させながら成長加速に向けた投資を実行し、国内外における売上高及び営業利益の向上を継続的に目指すことを目標としております。具体的な数値目標は以下のとおりであります。 <2026‐2027年度>位置付け加速フェーズ売上高+5~10%(年率)営業利益+10~15%(年率)ROE(自己資本利益率)6~8% (3)経営環境 企業を取り巻く経営環境は、不安定な国際情勢、エネルギー・原材料価格の高騰、急激な為替変動、デジタル・AI活用の加速度的拡大、気候変動など不確実性が増しております。その他にも、世界的な社会的要請への対応、脱炭素・脱プラスチックなど地球環境・将来世代に負の財産を残さない企業活動など、企業が取り組むべき課題も多様化しております。 このような経営環境の中で、お客様や生活者との接点強化による「おいしさと健康」の価値提供、並びに中国・東南アジア・北米における事業成長は、江崎グリコグループにとっての事業拡大・強化の機会と捉えております。今後も国内外における経済状況や業界・市場動向などの変化、持続可能な企業活動の要請に柔軟に対応しながら、企業価値の向上に努めてまいります。 (4)中長期的な経営戦略及び優先的に対処すべき課題 江崎グリコグループは、存在意義(パーパス)・ありたい会社の姿(ビジョン)を実現するために、中期経営計画として、①事業戦略、②研究戦略、③人的資本戦略を定めるとともに、これらの戦略を実現するための基盤である、組織・人財の実行力の向上、デジタル・AI技術の事業変革への活用、持続可能な企業活動の推進により、対処すべき課題に対する具体的な事業活動を行ってまいります。①事業戦略 お客様起点での価値創造を加速させるとともに、デジタル・AIを有効活用したビジネスモデルの進化に取り組みます。また、中国・東南アジアを中心とした既存進出国でのブランド成長、次なる成長基盤として北米での事業基盤構築強化、さらに新規成長国への進出機会を探索し、参入に取り組みます。②研究戦略 重点5領域における研究を起点とする価値創造を加速させ、パーパスの実現を通した社会への貢献、事業活動の成長を牽引します。その実現に向けて、研究ポートフォリオの再構築、オープンイノベーションを通じた技術力の強化、AI・デジタル技術を活用した開発効率の向上により、研究部門全体での推進力強化に取り組みます。③人的資本戦略 様々な個性を持つ人財が、多様性を認識して包摂しながら適材適所で活躍し、内発的動機を成果につなげることで、江崎グリコグループの持続的成長を支える組織文化の形成に取り組みます。また、戦略の実行に必要な人財を、能力開発および外部採用により獲得することで、価値創造を加速させます。

事業等のリスク

3【事業等のリスク】江崎グリコグループは、存在意義(パーパス)・ありたい会社の姿(ビジョン)を実現し、多様なステークホルダーとともに持続的な成長・発展を図るため、戦略的かつ全社的なリスクマネジメント体制を整備・運用しております。同体制のもと、江崎グリコグループの業務リスク及び戦略リスクを把握し、リスクの顕在化によるクライシスの発生をできる限り未然に防ぐとともに、クライシスが発生した場合に生じる負の影響を最小限に抑えるための対応策を予め講じるよう努めております。経営環境、経営成績、財務状況等(株価含む)に重大な影響を及ぼす可能性のある重要リスクには以下のようなものがあります。江崎グリコグループはこれらのリスクを脅威とみなすだけでなく、創意工夫による適切な対応を通じ、持続的な成長の機会として捉えております。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において江崎グリコグループが判断したものであります。リスク分類リスク概要影響度発生可能性対応方針業務リスクコンプライアンス・法令違反リスク・社会規範に反するリスク中低・役職員を対象にした各種領域におけるコンプライアンス教育の実施・社内規程の整備と見直し・ホットラインの設置災害・地震、津波、風水害、パンデミック等の発生による社会的混乱が生じた場合のリスク・サプライチェーン分断のリスクや事業停止のリスク・役職員や事業資産が損害を被るリスク高中・BCP(事業継続計画)の遂行による早期の事業復旧と定期的な計画のアップデート・激甚化が進む大雨、新たに注視すべき富士山噴火等への備え (リスクアセスメント、初動対応整備)・役職員を対象としたリスク対応トレーニングの実施と事業資産への物的対策強化・生産及び調達先の多重化、分散化・重要部品、製品在庫の分散保管・生産部門での非常時の対応方針・事業継続計画を策定し、多能化・訓練等の実施情報セキュリティ・江崎グリコグループの情報システム等が、ランサムウェア、脆弱性の悪用、委託先を起点とする侵害、DDoS攻撃等のサイバー攻撃を受けることにより、重要データの漏えい・改ざん・滅失やシステム障害、事業の停止等が生じるリスク高中・情報セキュリティポリシーおよび関連規程の整備、責任体制の明確化、リスク管理の枠組みに基づく運用、重要事項の経営層への定期報告・リスクアセスメントに基づくアクセス制御、脆弱性管理、端末・サーバのセキュリティ対策、ネットワーク防御、ログ監視等による早期検知・インシデント対応手順およびバックアップを含む復旧計画の整備、委託先のセキュリティ確認、全役職員向け情報セキュリティ教育・訓練の実施等による被害最小化と早期復旧の確保品質安全・製品回収による多額のコスト発生リスク・顧客の流出等による売上低迷のリスク・Glicoブランドの毀損リスク高低・国際的な食品安全システムの導入の取組み(FSSC22000の取得)・取引先の監査等を含むサプライチェーンでの品質保証体制の構築と運用・適切な情報開示(Glicoグループ品質方針、原材料調達、アレルゲン)・お客様の声の反映レピュテーション・風評被害・Glicoに関するリスク・クライシスの顕在化によるコーポレート及び商品ブランドの毀損リスク高中・適切な情報開示・危機対応広報計画の整備と周知・役職員を対象にした教育・訓練の定期的な実施サプライチェーン・需給変動による原油価格、原材料費、加工費、物流費の高騰のリスク中高・デジタル技術の活用による原材料発注のサプライチェーンマネジメントの強化・調達先の複線化によるレジリエンスの強化・長期の需要予測に基づく調達・在庫計画・グローバルソーシングによる調達力強化・省人化等による生産効率の向上、適正在庫維持、高積載等による物流効率の向上 リスク分類リスク概要影響度発生可能性対応方針戦略リスク事業・研究戦略・新製品開発、現行製品の改良、コストダウン、基礎研究分野における開発が成功しないリスク・市場の変化を捉えきれず市場ニーズに乖離し、受け入れられないリスク高中・注力領域への経営資源投入による開発の質及び効率の向上・製品開発へのデジタル技術活用による開発プロセスの効率化と精度向上・健康機能の科学的評価技術を開発し、多様なお客様の健康に寄与できる安全な製品の開発・デジタル人財開発による販売データ、お客様の声の分析高度化・外部の研究機関、スタートアップ企業との協働等のオープンイノベーションによる開発の加速人的資本戦略・人財育成や外部採用の遅れにより、経営戦略の実現に必要な組織ケイパビリティの向上が滞ることで、経営戦略の実行が遅延することによる生産性の低下、業績悪化のリスク高中・人財ポートフォリオの強化(研究戦略の実現、後継者育成、活躍人財など)・役職員のキャリア自律の支援(個人別育成計画、キャリア申告、公募制など)・役職員に期待する思考・行動様式の定義と制度反映(人事評価、人財開発など)・意思決定の質を高め、価値創造につながるインクルージョン施策の推進・健康経営の推進社会課題(環境、人権、食、働き方等)・温暖化や地球環境の変化及びそれらへの対応による各種コストの上昇リスク・人権デューデリジェンス・グローバルに健康栄養課題の加速(高脂肪・高糖・高塩品の販売規制等)、 食のアクセシビリティ、食の多様性への配慮・働き方への多様性に関する社会的要求・社会課題への対応遅れによるGlicoブランドの毀損リスク高中・「Glicoグループ環境ビジョン2050」の着実な実行(気候変動への対応・温室効果ガスの削減、持続可能な水資源の活用、持続可能な容器包装資源の活用、需給精度の向上やリサイクルの推進による食品廃棄物の削減、商品に使用する紙器を100%森林認証紙化実施)・TCFDの枠組みの下、気温上昇に伴うリスクの理解とそのリスクへの対応等を検討・Glicoグループ人権方針の推進・適正糖質商品、減塩商品の提供、健康機能をもった商品の開発・生活者が選択できる分かりやすい表示等情報開示の透明性向上・アレルギー対応商品の開発、WEBで情報提供による選択肢の幅提供・柔軟な働き方、子育て家庭への支援、多様な人財が活躍できる組織環境の整備・D&I推進・情報開示を通じたGlicoブランドの信頼獲得外部環境・政治、経済、社会、技術等の分野における外部環境の変化に起因し、江崎グリコグループの中長期的な経営目標の達成等に影響を及ぼすおそれのあるリスク高中・江崎グリコグループの外部環境の中長期的な動向について情報収集・分析・評価を行い、重要リスクを特定し、当該リスクについての対応戦略を検討・実施・重大事象が急遽発生した場合には、速やかに情報収集・分析・評価を行った上で、必要な対応策について検討・実施(注)各リスクの影響度及び発生可能性については、当該リスクが顕在化した場合に江崎グリコグループの事業活動等に及ぼす影響の大きさ及び今後一定期間内における発生の蓋然性を総合的に勘案し、「高」、「中」、「低」の3段階で評価しております。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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