大森屋(2917)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


大森屋(2917)の株価チャート 大森屋(2917)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3 【事業の内容】 大森屋グループは、大森屋及び連結子会社(大森屋(上海)貿易有限公司)の計2社で構成され、海苔を中心とした食料品全般にわたる「食品製造販売事業」を主な内容として事業活動を展開しております。 大森屋グループの事業における大森屋及び連結子会社の位置付けは、次のとおりであります。 大森屋は、主に国内において、家庭用海苔、進物品、ふりかけ等、業務用海苔製品の製造及び販売を営んでおります。 連結子会社の大森屋(上海)貿易有限公司は、主に中国において、家庭用海苔、ふりかけ等、業務用海苔の販売を営んでおります。

有価証券報告書(2025年9月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1)経営方針大森屋グループは、創業以来、生活の根幹となる食の分野において、皆様に愛される製品づくりに努めてまいりました。「消費者的視点に立った経営」を企業理念として、時代が求める優れた製品づくりを目指しております。日本の食文化の素晴らしさを尊び、その新しい価値の創造を提案の柱とすることを基本方針としております。また、社是でもある「社会的存在価値ある企業」として大森屋グループが社会に貢献するためには、SDGsへの取り組みも重要なテーマと考えております。大森屋グループは事業活動を通じて、「大森屋にできることから始める」をコンセプトと位置づけし、社会貢献・環境・働きがいを中心にした取り組みを行っております。この取り組みを通じて「つくるひとが楽しい、食べるひとがうれしい」社会が実現し継続し続けられるように貢献してまいります。(2)経営環境大森屋グループは、日本古来の食材である海苔を主原料とした食品を中心に、ふりかけ製品やお茶漬け海苔、即席スープなどの加工食品を製造販売しております。主原料である海苔は、気候変動の影響や生産漁家の減少等から国内での収穫量は減少傾向にあり、仕入価格が収穫量等の要因によって変動するリスクが顕在化しております。当連結会計年度においては収穫量は前年より増加しましたが仕入価格も前年度より上昇しました。食品業界を取り巻く環境は、加速する少子高齢化時代を迎え、先行き非常に厳しい状況にあります。大森屋グループを取り巻く市場環境は、賃上げによる消費者の購買意欲の上昇が見られるものの、商品価格の相次ぐ値上げの不安感から生活防衛意識が高まり、依然として節約志向、低価格志向が続いております。(3)事業上及び財務上の対処すべき課題このような状況の中、大森屋グループといたしましては、安全・安心な製品の安定供給に努めるとともに、生産活動の効率化やコスト削減を強力に推し進め、新製品の開発に注力し、売上目標・利益目標の達成と経営効率の向上に向けての努力を続けてまいります。今後とも「消費者的視点にたった経営」を経営理念として、優れた価値ある製品を提供し、どのような環境の変化にも対応できる販売競争力のある強固な企業体質の確立と経営効率の向上を図ってまいります。施策といたしましては、前年度に引き続き以下の5点を掲げております。① 多様化、個性化する消費者の支持を得られる新製品の開発を強力に推進していくこと。② 新販路、新しいマーケットの更なる開拓強化を推し進めていくこと。③ 2000年に全工場・全製造品目で「ISO9002」の認証を取得、2003年に「ISO9001:2000年版」の認証を取得、2009年には「ISO9001:2008年版」の認証を取得いたしましたが、今後も更に製品の安全性、品質の安定性、顧客への安心感を高めていくこと。④ 生産性の向上と全社的経費削減を継続して実行していくこと。⑤ 中国をはじめとする海外マーケットを開拓すること。以上を積極的に取り組み、強固な企業体質の確立と業績の向上に邁進してまいる所存であります。(4)経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等大森屋グループは、株主資本の効率的運用及び収益性の追求の観点から、自己資本利益率(ROE)を重要な経営指標ととらえ、その向上を目指して経営に取り組んでおります。当連結会計年度におけるROEは、△0.6%と前年同期比2.2ポイント減少し,当初の目標としておりました1.5%を下回る結果となりました。これは、価格改定と経費削減を行いましたが、原料海苔価格と資材価格が上昇したことにより、利益額が予想額を下回ったことによります。引き続きこの指標について改善されるよう取り組んでまいります。なお、次期(2026年9月期)の連結業績見通しにつきましては、売上高18,000百万円、営業利益371百万円、経常利益321百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は196百万円を見込んでおります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において大森屋グループが判断したものであります。

事業等のリスク

3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において大森屋グループが判断したものであります。(1) 主要原材料の仕入についてa.仕入価格変動のリスク大森屋グループの主要原材料である原料海苔は、海産物であるため生産地の天候や海況により収穫量が左右され、仕入価格が変動することがあり、大森屋の業績に影響を与える可能性があります。大森屋グループでは、不測の事態に備え、国内各地の生産地から仕入が可能な体制をとっております。b.資金負担のリスク原料海苔はおおよそ11月から3月にかけて収穫され、その時期に約1年分の使用量を仕入れる必要があり、その仕入資金として一時的に多額の資金が必要となります。そのため、期中において金融機関からの借入金が発生いたします。大森屋では機動的かつ安定した資金調達を可能とするため、複数の金融機関と当座貸越契約を締結しております。c.輸入制限に係るリスク 現在海苔は輸入制限品目に指定され、海外からの輸入(現在、海外の主な生産国は韓国、中国であります。)は制限されておりますが、将来的に輸入枠が拡大あるいは撤廃されることも考えられます。その場合、国内産との競合により、仕入価格・販売価格に影響を与える可能性があります。 大森屋では、現在、主として国内産の原料海苔を使用しておりますが、不測の事態に備え、海外からの輸入ルートも確保しております。d.資材の高騰のリスク 原油価格及び為替の変動により、容器類、包装資材等の資材の仕入価格が変動し、大森屋の業績に影響を与える可能性があります。大森屋グループではこうしたリスクに対して、事前の価格交渉、適切な時期での価格決定によりリスクを回避する努力を行っております。(2) 製品の安全性について 大森屋では、安全・安心な製品を安定的に提供することを第一と考え、ISO9001の認証を取得するなど品質管理の強化に努めており、原材料・製品の検査体制の強化にも取り組んでおります。しかし、予見不可能な原因により製品の安全性に疑義が生じ、製品回収や製造物責任賠償が生じた場合は、大森屋の業績に影響を与える可能性があります。(3) 海外事業におけるリスクについて 中国をはじめとする海外での販路開拓を目的に、2013年3月に子会社「大森屋(上海)貿易有限公司」を設立いたしましたが、現地における政情不安や国際紛争の発生、法的規制や商習慣の違い等に起因する予測不能な事態が発生した場合や為替の変動により、大森屋の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対応するために、現地法人との定期的なミーティングを通じて事業運営についての意思疎通を図っております。また、世界各地の経済、政治状況を把握し、市場分析を通して経営戦略の立案を行い、営業推進・リスク対応の両観点からの管理体制の整備を図っております。(4) 食品業界に係る法的規制などの導入・変更大森屋は食品製造販売会社であり、食品表示法、食品衛生法、製造物責任法、容器包装リサイクル法など様々な法的規制の制約を受けます。大森屋グループといたしましては、関連諸法規の遵守に万全の体制で臨んでおりますが、これらの法律への抵触あるいは新たに大森屋グループの事業に関係する法律が制定された場合には、大森屋グループの経営成績、財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対応するために、大森屋グループでは、国内外の法令の遵守、公正な取引等に取り組んでおり、社内にリスク管理委員会を設け、関連法令の遵守に努めております。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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