LOIVE(352a)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


LOIVE(352a)の株価チャート LOIVE(352a)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

 

3 【事業の内容】

LOIVEは心と身体の健康を豊かにする、ウェルネス産業において事業を展開しております。ウェルネス産業の一領域であるフィットネス市場において「人生を、愛そう。」を合言葉に、女性向けのブティックスタジオ(特定のコンセプトで体験価値を提供する小規模のスタジオ業態)の運営を主たる事業としております。

女性たちがもっと自分を好きになり、自分らしく生きられる場を提供したいという思いから、社員の女性割合は99%、さらにインストラクターを主に正社員で雇用しています。スタジオでは、LOIVEのパーパスである「自分を愛し、輝く女性を創る。」に共感したエンゲージメントの高いインストラクターが、約6.2万人(2025年3月時点)の月額契約会員に対してココロが動くエクササイズを通して、女性たちの人生に寄り添う体験価値と、女性の美と健康をサポートする機能価値を提供しております。

なお、LOIVEはブティックスタジオ事業の単一セグメントであることから、セグメント情報は記載していないため、ブランド別に記載しております。

 

(1) ブティックスタジオ事業の概要

 ① ブティックスタジオ事業の内容

ブティックスタジオとは、特定のコンセプトで体験価値を提供する小規模のスタジオ業態を指します。日本のフィットネス市場は、1960年代にスイミングや体操のスクールがスタートしたことを皮切りに、1980年代に「総合型スポーツクラブ型」が展開されました。月額会費を払うことでジムやプール等の設備を自由に使うことができる、というのが特徴です。その後、2000年代にインターネットの普及やフィットネスに対する嗜好性やニーズが多様化するにつれてフィットネス市場も多角化が進み、新たに「ブティックスタジオ型」が生まれました。それ以降、ブティックスタジオ型を中心に新規参入が活性化し、フィットネス人口は拡大基調にあります。

LOIVEはブティックスタジオ型の中でも「グループレッスン形式」の店舗を展開しております。グループレッスン形式においては、会員に月に一定回数のレッスンを受講できる月額会費制のプランを提供しております。レッスンは1コマ45分から60分で設定されており、内容は強度やコンテンツの異なる多様なレッスンで構成され、会員は自身で希望する時間・レッスンを選択し、受講できます。

 

 ② ブティックスタジオ事業の特徴

LOIVEは「小規模×グループレッスン形式」の店舗を展開しておりますが、そのビジネスモデルは以下の特徴を有しており、高収益を実現しております。

・小規模投資で早期回収

ブティックスタジオ型は、総合スポーツクラブ型に比べて、少額の初期投資で高い投資効率を実現し、小規模故に固定費(人件費・賃借料・水道光熱費等)が低いことで損益分岐点は低く、効率的な運営を実現しております。また、他ブランドへのリニューアルが容易で撤退コストが低い故に出店ハードルが低いこと、小商圏での出店も対応でき、スピーディに出店を実現しております。

・グループレッスンの効率的な運営

グループレッスンは、1つのスタジオにおいて1人のインストラクターが平均20~30名の会員に同時提供する形態をとっております。そのため1人のインストラクターが1人の会員に提供するパーソナルサービスと比べて、売上高に対する人件費率を抑えられる特徴があります。また、LOIVEの店舗は、1店舗あたり65~80坪程度と比較的小規模となっております。メインとなるレッスンスタジオに更衣室・パウダールームを併設し、必要最小限にスペースを活用することで店舗運営の効率性を向上しております。

 

LOIVEは、このようなビジネスモデルを直営形態で展開しております。ブティックスタジオ事業は、月額会費制によるサブスクリプション型の収益構造を有しており、売上高は1店舗あたり会員数×会員単価×店舗数により算出され、コストは主に店舗の賃借料とインストラクターの人件費等で、主に固定費で構成されます。それ故、開店から軌道に乗り会員数が増加するにつれて、高い収益性を実現できます。

 

(2) ブランド展開

LOIVEのブティックスタジオ事業においては、お客さま一人ひとりが自身の嗜好に合ったスタジオやレッスンを選ぶことができるように、複数のブランドを展開し、以下の特徴を有しております。

 

 ① 顧客層・ニーズ・トレンドへの多面的な対応

LOIVEの事業は、F1層・F2層・F3層(※)の女性向けに特化したサービスを提供しております。女性のフィットネスに対するニーズや嗜好は、仕事とプライベートの充実のため比較的アクティブなフィットネスを求めるレイヤーから、子育てとの両立、介護との両立、年齢を重ねてシニアになるまで、ライフタイムにより変化が生じます。このようなライフタイムによる変化に加えて、女性の嗜好も多様化しているため、女性目線できめ細かく対応すべく多彩なブランドを展開することで、幅広い女性のニーズに応えることができます。

 

<用語解説>

※ F1層・F2層・F3層とは、マーケティングにおけるターゲット区分の略語であります。一般的には  

  F1層は20~34歳の女性、F2層は35~49歳の女性、F3層は50歳以上の女性を指します。

 

 ② 複数ブランドを創出・再現する仕組み

複数ブランドを展開するにあたり、創業以来社内で培ってきたユーザー視点でのブランド開発・育成・事業化の体系化と、それを自社で内製化し運用する組織・機能を強化していくことが、ブランド創出精度の向上を可能にしております。海外トレンドをいち早くキャッチし、国内のニーズに合わせカスタマイズをして導入する等、機動的なブランド展開を行っております。ブランド展開に際しては、トレンドに合わせて店舗改装する柔軟性や、あるブランドのインストラクターを他ブランドへの転換を可能とするインストラクターのマルチ化と採用の一元化、また、全店舗で商品を販売することで調達コストの最適化及び効率的な販売体制を整備、店舗オペレーションの標準化、マーケティング投資の費用対効果の向上等によりコストの軽減を可能にしております。

 

③ 独自の体験価値提供

LOIVEでは、複数ブランドを展開しておりますが、全ブランド共通の体験価値を店舗に通う会員に提供しております。体験価値は以下のコンテンツで構成されますが、それぞれに磨きをかけて会員とのエンゲージメントを向上してまいります。

  ・場所づくり

女性のライフタイムに合わせたブランドごとのファッショナブルなスタジオを提供しています。属性に合わせたブランド空間、プログラムに合わせた大音量の音楽や照明などにより、日常生活の中では体験できない没入感を生み出す空間を提供します。

 ・コミュニティ

スタジオに通う会員とインストラクターのコミュニティ形成に力を入れています。同じ目的を共有するスタジオでは、伴走するインストラクターがグループでの一体感醸成を牽引しているほか、各種イベント企画を積極的に行うことでコミュニティを熟成させております。

 ・ココロが動くレッスンプログラム

LOIVEのレッスンは、会員に飽きさせないように目的に合わせたバラエティ豊かなプログラムで構成されております。季節ごとに変化する女性の身体に合わせて、クオリティの高いレッスンプログラムをカスタマイズしているほか、最新のトレンドを取り入れた多様なレッスンを継続的に企画・提供しております。

 

(3) ブランドの概要

LOIVEは、ベーシックブランドである「ロイブ(loIve)」及び「ピラティスK(pilates K)」を軸に、2025年3月末時点で5ブランド・150店舗を展開しております。各ブランドの概要は以下のとおりであります。

 

  ① ホットヨガスタジオ「ロイブ(loIve)」(ベーシック)

LOVE「愛」の中に、I「私」がいる。「もっとわたしを好きになる」をテーマにした女性専用ホットヨガスタジオです。温度38度・湿度65%の環境でホットヨガを通じて、自分自身のココロとカラダにゆっくりと向き合える時間を提供しております。定番のヨガはもちろん、暗闇エクササイズ「Beat Drum Diet」や相撲の動きを取り入れた「SUMO YOGA」など、楽しくカラダを動かせるプログラムが充実しております。

 

  ② マシンピラティススタジオ「ピラティスK(pilates K)」(ベーシック)

身体をリフォームするという意味をもつピラティス専用マシン「リフォーマー」を使用し、習慣化している身体の使い方を修正し、インナーマッスル(深層筋)を鍛えることで年齢を重ねても美しく在りたい女性の生き方を叶えるスタジオです。ピラティス=「地味・きつい」のイメージを完全に払拭するカジュアルかつお洒落なスタジオで、グレーを基調とした大人の女性に向けたシンプルな内装、音楽に合わせて無理なくボディメイクを楽しむ空間です。プライベートレッスン等、高価格で敷居が高いマシンピラティスを手軽に楽しむことができます。

 

  ③ サーフエクササイズスタジオ「サーフフィット(Surf Fit)」(トレンド)

米国西海岸をイメージさせる店内と、夏のビーチの気温に合わせたスタジオでは、海に行けない多忙な女性が都会の真ん中でサーフトリップを楽しむことができます。不安定なバランスボードの上で、アップチューンの音楽にあわせて体幹を鍛えるサーフエクササイズで、楽しくシェイプアップすることができます。

 

    ④ グループマシン筋トレスタジオ「レディーズジム(REDY’S GYM)」

ファンクショナルマシン(身体の機能向上を目的としたトレーニング器具)を使ったグループ筋トレスタジオです。NYテイストの暗闇スタジオに、真っ赤なライトと爆音サウンドで没入感を演出しております。通常高価格のパーソナルで行うトレーニングを、グループで行うことで安価な価格を実現し、インストラクターの細かな指導により、より効果的に理想のボディメイクを目指すことができます。

 

    ⑤ ストレッチサーキットスタジオ「ノビーストレッチ」

アクティブシニアを対象にしたサーキットタイプ(数種類のトレーニングを交互に繰り返し行う形式)のストレッチ運動スタジオです。気軽に簡単に短時間で効果を実感できるプログラムを提供しております。マシンを使用したストレッチと体幹運動を組み合わせて筋肉・関節を伸ばし、柔軟性向上や姿勢改善、筋力向上を実感いただくことができます。

 

(4) 他サービスの概要

LOIVEは、スタジオの会員に対し、レッスンと組み合わせて効果が得られるような商品を販売しております。他社から仕入れる商品に加えて、女性の美と健康、そしてボディメイクに向き合い続けたLOIVEのオリジナルブランド「アンドフィット(&fit)」として商品を企画・販売し、拡充しております。

現在、&fitシリーズとして、燃焼系ドリンク「Burn&fit」や腸内環境を整えるタブレット「Bio&fit」、大人女性のためのソイプロテイン「&fit PROTEIN」を展開しております。

 

(5) 出店の概要

LOIVEの店舗展開は、ブランドの成長フェーズに基づいて決めております。ロイブは、既に一定数の店舗が出店しており、全国型ブランドとして展開しております。ピラティスKは、マシンピラティスの市場が成長フェーズの只中にあり、首都圏・近畿圏・政令指定都市を軸にピラティスKの出店を加速し、事業を拡大する方針です。その他ブランドについては、事業の状況を見ながら出店について検討する方針であります。各ブランドの店舗数の推移は、以下のとおりであります。

ブランド

2022年3月

2023年3月

2024年3月

2025年3月

ロイブ

63

62

63

64

ピラティスK

13

35

80

その他

合計

77

82

103

150

 

LOIVEの店舗展開は、各ブランドの特性に合わせて商圏の特徴を分析し、その地域にあったブランドによる出店を行っております。また、大都市圏であれば駅前の繁華街に出店、地方都市圏であれば商業施設などの生活商圏に出店するなど、地域特性に合わせた出店場所を検討し、地域に住む女性が日常生活の習慣として店舗を利用することを可能にしています。

 

(事業系統図)

 LOIVEの主要な事業系統図は以下のとおりです。

 




事業等のリスク

 

3 【事業等のリスク】

本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在においてLOIVEが判断したものであります。

 

(1) 事業に関するリスクについて

① 市場環境及び競合について(顕在可能性:中、影響度:大、発生時期:長期)

フィットネス市場では、コロナ禍を経て個人の健康や運動への意識の強まりや、顧客ニーズの多様化、海外トレンドの流入等により、フィットネスの施設数が増加しております。このような事業環境のもと、LOIVEでは女性のライフタイムをカバーするブランド展開や、132店舗(2024年12月末時点)の出店を通して培ってきたスタジオの店舗運営、インストラクターを正社員として採用することでクオリティの高いレッスンそして独自の体験価値の提供などにより、他社との差別化を図っております。

しかしながら、今後競合状態がさらに激化した場合、LOIVEのサービスが競争力を失った場合等には、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 店舗出店について(顕在可能性:中、影響度:中、発生時期:中期)

LOIVEは、予め一定以上の集客を見込める商業施設や駅前の繁華街等に出店しており、立地条件、賃貸条件、店舗の採算性等の観点から、出店候補地を選別した上で、決定しております。

しかしながら、出店候補地の探索に想定外の時間を要するような場合、出店希望物件の賃貸借契約条件が計画と異なった場合、出店後集客が計画どおりに進まなかった場合、会員からの会費未納が増加した場合等により収益が確保できない状況が生じた場合等には、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。

また、LOIVEは賃貸形態による出店を基本としており、賃貸借契約のうち、特に、定期建物賃貸借契約は、契約終了後再契約されない可能性があります。このような場合には、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。

 

③ 情報セキュリティについて(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:特定時期なし)

LOIVEは、顧客管理業務、勤怠管理業務、経理業務等で情報システムを活用しております。また、専門部署を配置して信頼のおける外部委託会社と連携しながら、保守管理を行っております。

しかしながら、ネットワーク障害、コンピュータウイルス、自然災害、人為的ミス等によるシステム障害が発生した場合には、様々な業務に支障をきたすことになり、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

④ 自然災害について(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:特定時期なし)

LOIVEの事業は、日本全国に店舗を展開しており、取引先も全国に点在しております。大地震や集中豪雨等の自然災害により、LOIVEが運営する店舗の休業や通信網の遮断、公共交通機関の休止等が発生した場合は、LOIVEの事業運営に支障をきたし、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

当該リスクが顕在化する可能性の程度及び時期について予測することは困難ですが、緊急時の被災状況等の情報収集体制を確立し、お客様や従業員等の安全確保と事業継続に向けた体制の構築に努めております。また、避難・防災についての教育訓練を定期的に実施するとともに、万一当該リスクが顕在化した場合であっても影響の少ない店舗において事業活動を継続する等リスク低減に努めております。

 

⑤ 感染症について(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:特定時期なし)

感染症の拡大または予防のための外出自粛、店舗の休業、営業時間の短縮、感染症の発生に起因したレッスンの中止等により深刻な経済的影響が生じ、市場の縮小や個人消費の冷え込み等が起きた場合には、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

感染症の発生及び感染拡大が生じた場合には、LOIVEは従業員の安全を確保するとともに、LOIVEの事業に対する影響の把握及び事業継続のために必要な対処の検討・実施をいたします。

 

⑥ 風評について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし)

LOIVEに対して事実と異なる理解・認識をされる可能性がある風説・風評が、口コミ・インターネット上の掲示板SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)への書き込み等により発生・拡散した場合、LOIVEへの信頼が損なわれる可能性があります。LOIVEでは、定期的にモニタリングを実施し、こうした風説・風評の早期発見に努めるとともに、その影響度・拡散度等の観点から適時かつ適切に対応等をリスクマネジメント規定に則り実施し、影響の極小化に努めています。

しかしながら、即座に拡散されブランドやサービス等の否定的な風評が流布した場合には、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2) 財務に関するリスクについて

① 有利子負債について(顕在可能性:中、影響度:中、発生時期:中期)

LOIVEでは、新規出店にかかる施設入居のための保証金、店舗内設備工事及び器具備品等の資金について、資本コストを勘案して主に金融機関からの借入で調達しており、当事業年度末の有利子負債残高は2,267,877千円、自己資本比率は21.5%であります。今後、新規出店に伴い有利子負債依存度が相対的に高い水準で推移していくことが予想されますが、収益性の向上を図ることによって蓄積する内部留保資金を設備投資に充当しながら、有利子負債の金額を適切な水準に保つ方針であります。

しかしながら、現行の金利水準が変動した場合や計画どおりの資金調達ができなかった場合には、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 減損・評価減等について(顕在可能性:大、影響度:中、発生時期:短期)

LOIVEは店舗に係る固定資産を保有しております。出店においては、投資回収計画を検証し、出店の判断を行っております。また、出店後も継続的にモニタリングを行い、外部環境の変化に対して競合他社との差別化やマーケティングの強化及び業務効率化など適切に対応し、収益性の向上と経費の抑制に努めております。

しかしながら、店舗の収益性低下や、保有資産の市場価格の著しい下落等により、減損処理が必要となった場合は減損損失が計上され、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ 保証金について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし)

LOIVEは店舗等の賃貸借契約の締結に際して賃貸人に保証金を差入れております。差入れに際しては、賃貸人の信用状況を確認する等、回収可能性について十分に検討を行い決定しております。

しかしながら、賃貸人の財政状況が悪化した場合には、保証金の一部又は全部が回収不能となり、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3) 法務に関するリスクについて

① 個人情報について(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:特定時期なし)

LOIVEのブティックスタジオ事業は会員制を採用しているため、会員の氏名、住所等の個人情報をお預かりしております。個人情報の取り扱いについては、「個人情報の保護に関する法律」に則るほか、社内規程に基づき管理体制を強化しております。

しかしながら、予期せぬ事態により漏洩等の事故が発生した場合、LOIVEの社会的信用の低下や損害賠償請求の発生等により、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 消防法について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし)

LOIVEが運営する店舗は「消防法」による規制を受けており、不慮の火災等により会員の方々に被害が及ばないように、防火対策についてはマニュアルを整備するとともに定期的に消防訓練を行い、法令遵守に努めております。法改正への対応及び行政上の指導について必要な改善及び届出をしており、その後も継続的に運用しております。

しかしながら、不測の事態によって、LOIVE店舗において火災による死傷事故等が発生した場合には、LOIVEの信用低下や損害賠償請求等により、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

③ サービスの安全性について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:短期)

LOIVEが運営する店舗では、安全衛生方針に従って安全衛生管理の研修を受けたインストラクターがレッスンを運営しており会員が安心して受講できるように十分配慮しております。

しかしながら、LOIVEが運営する店舗内で事故が発生した場合、損害賠償請求を受ける可能性があります。また、このような事故、訴訟によりLOIVEのブランドイメージ及び社会的信用の低下により、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

④ 商標について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし)

LOIVEは展開するブランドの収益性、リスク、コスト等を総合勘案し、商標登録の効果測定を適宜実施した上で 必要に応じて商標の登録及び維持管理することで、LOIVEのブランド価値を担保しております。弁護士などの専門家の意見を十分に聞きながら検討しております。

しかしながら、第三者が類似した商標を使用する等、LOIVEのブランド価値が毀損される事態に至った場合、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。

 

⑤ 訴訟等について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし)

LOIVEは、事業活動の遂行過程において、LOIVEの役職員や取引先、会員との予期せぬトラブル、訴訟等が発生し、これらに起因した損害賠償の請求、訴訟を提起される可能性があります。本書提出日現在において、係争中の案件はありません。LOIVEでは社長室が中心となりクレーム事項等への組織的な対応やコンプライアンス研修の推進等、訴訟等の発生リスク低減に努めております。

しかしながら、これらの訴訟等は予測が困難であり提起された場合、損害賠償の金額、訴訟内容及び結果によっては、LOIVEの経営成績及び財政状態、並びに企業としての社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑥ その他法的規制について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし)

LOIVEの商品・サービスの広告や表示においては、「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」、「著作権法」、「食品表示法」、「健康増進法」、「薬機法」及び「食品衛生法」等の規制を受けており、虚偽または誇大な表示・広告の禁止等、適正な広告・表示が求められております。

当該リスクが顕在化する可能性の程度及び時期について現時点では認識しておりませんが、LOIVEでは社長室が主導となり、関係諸法令のチェック体制およびコンプライアンス体制の整備、社員教育の実施および社内管理体制の強化を推進し、必要に応じて外部の専門機関を活用するなど、法令を遵守し業務を遂行するよう努めております。このような各関係法令において、予期せぬ法規制強化があった場合や何らかの法規制に抵触する行為を行った場合等においては、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4) その他のリスクについて

① 人材の確保、育成について(顕在可能性:小、影響度:大、発生時期:長期)

LOIVEの事業を展開していくためには、パーパスである「自分を愛し、輝く女性を創る。」に共感する人材の確保と育成が重要課題であると認識しております。そのため、LOIVEはパーパスに共感した人材採用の強化、人材を育成するための研修制度の整備、従業員のやりがいを可視化する人事制度の構築等に注力しております。

しかしながら、今後の国内景気の動向や少子高齢化の進行に伴う国内人口の変化などにより、LOIVEが求める基準を満たす優秀な人材の採用及び育成が計画どおりに進まなかった場合には、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

② 特定の人物への依存について(顕在可能性:小、影響度:中、発生時期:長期)

LOIVEの代表取締役社長である前川彩香は、LOIVEの創業者であり、2008年の創業以来、最高経営責任者として、経営方針や事業戦略の立案・決定及びその遂行において重要な役割を果たしております。また、LOIVEは一部の店舗の賃貸借契約について、現在前川彩香の債務保証を受けております。債務保証に伴う保証料の支払いはありません。LOIVEは事業運営を行ううえで、取締役会及び経営会議等における役員及び幹部社員への情報共有を行い、経営管理体制の強化、経営幹部の育成等を図ることにより、同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めております。

しかしながら、何かしらの理由により、同氏がLOIVEの業務を継続することが困難となった場合には、LOIVEの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。債務保証については、相手先との交渉により解消できるように取り組んでまいります。

 

③ 大株主について(顕在化の可能性:小、影響度:中、発生時期:特定時期なし)

LOIVEの代表取締役社長である前川彩香及び同氏の資産管理会社である株式会社Ayakaが、本書提出日現在においてLOIVE発行済株式総数の70.1%の株式を所有しております。同氏及び同社は、安定株主として引き続き一定の議決権を保有し、その議決権行使にあたっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針であります。

同氏はLOIVEの代表取締役社長であることから、LOIVEとしても安定株主であると認識している一方、将来的に何らかの事情により同氏によりLOIVE株式が売却された場合には、LOIVE株式の価格形成等に影響を及ぼす可能性があります。

 

④ 新株予約権行使による株式価値の希薄化について(顕在化の可能性:中、影響度:小、発生時期:長期)

LOIVEは、取締役、従業員及び社外協力者に対し、長期的な企業価値向上に対するインセンティブとしてストック・オプションを付与しているほか、今後も優秀な人材確保のためストック・オプションを発行する可能性があります。

これらの新株予約権が権利行使された場合、LOIVE株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。本書提出日現在でこれらの新株予約権による潜在株式数は1,356,600株であり、発行済株式総数の11.0%に相当しております。

 

⑤ 配当政策について(顕在化の可能性:中、影響度:小、発生時期:未定)

LOIVEは、設立以来配当を実施した実績はありませんが、株主に対する利益還元を重要な経営課題として認識しております。内部留保を充実しつつ、持続的に成長することで企業価値を高めていくことが株主への還元に資することと考えております。利益配分については、財務基盤と将来投資のための財源を勘案しつつ、配当や株式分割等の方法により株主に対し利益還元を行うことを方針としておりますが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等は未定であります。




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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