ボルテージ及びボルテージ子会社(以下「ボルテージグループ」)の事業内容は、モバイルコンテンツの企画・制作・開発・運営を行う「モバイルコンテンツ事業」であり、スマートフォン等のインターネットに接続可能なモバイル端末の利用者を対象としております。
ボルテージグループの基本理念は以下のとおりです。
(1)「アート&ビジネス」の確立で、社会に貢献する
ボルテージの企業理念「アート&ビジネス」の“アート”とは、感動コンテンツを自らの力で産み出していく、という意志を指しており、少しでも多くのユーザーに楽しんでいただけるものを志向しております。その結果「ビジネス」としても成功し、利益を得て、それを次の作品作りにつぎ込むという社会とのダイナミックなやり取りを通じて、成長の循環を作っていきたいと考えております。「連続的にヒットを産み出す」ために、斬新なアイデアが絶え間なく湧き、アイデアを現実化できるような「仕組み」をつくり、また、コンテンツの「独自スタイル」を磨き上げてまいります。
(2)「恋愛と戦いのドラマ」の独自スタイルを、世界へ広める
創業者である代表取締役社長の津谷は、UCLA映画学部への留学中、作り手は、自分の弱みを見据えるべきであり、主人公が求めるものは究極的には「恋愛と戦い」である、という結論に至りました。
ここで言う「恋愛」とは、男女間の恋愛にとどまらず、人と人が認め合い支え合うことを含んでおり、「戦い」とは、ライバル同士の競い合い、自分の弱さの克服、社会の古い因習への挑戦などを指しております。ユーザーは物語を読み進める中で、主人公に共感し応援したいと感じ、悩んでいるのは自分一人ではないと励まされ、癒されます。
ボルテージグループでは、そのような物語を作り、ユーザーに体験してもらうことで社会に貢献していきたいと考えております。また、ネット時代にふさわしい内容・形態で、新しいスタイルを作り上げ、世界に広めたいと考えております。
(3)「自律成長」する個人、組織になる
ボルテージグループ及びボルテージグループの従業員が自律成長するために、まず自らの能力と環境を見極め、ぎりぎり手が届くような範囲でゴールを設定し、そのゴールを達成するための戦略と大まかな計画を立て、躊躇なく実行いたします。その過程で多くの人々と競い合い、協力し合い、仲間となっていくことを、間断なく続けてまいります。
ボルテージグループが運営するモバイルコンテンツの課金モデルは、主に基本プレイが無料でアイテムの利用量に応じ
た従量課金制もしくはストーリー単位の個別課金制であります。
[事業系統図]
当事業の事業系統図は次のとおりであります。
ボルテージグループの経営方針、経営戦略等及び対処すべき課題等は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてボルテージグループが判断したものであります。
(1)経営方針
ボルテージグループは、「アート&ビジネス」という企業理念を掲げ、「恋愛と戦いのドラマ」をテーマとした感動コンテンツを提供することを経営方針としております。
ボルテージグループでは、「アート」を、自らの力で独創性の高いコンテンツを企画し、生み出すこと、「ビジネス」を、コンテンツを多くの人に楽しんでもらうため、連続的にヒットを出せる仕組みを作ることと定義しております。
(2)目標とする経営指標
ボルテージグループでは、売上高と売上高営業利益率を重要な経営指標とし、売上高営業利益率を一定水準以上とする
ことを目標としております。
(3)経営戦略等
ボルテージは、2023年6月期より、市場動向を鑑みて戦略を軌道修正し、2025年6月期頃にアプリと新分野(電子コミック・コンシューマ)での「事業3本柱」を成立させるべく経営を進めております。日女アプリはファンダムの充実及びアプリ形態を進化させ採算性の向上を図る「ファンダム戦略」、新分野はF期投資として拡大と強力IP(注)創出に向けた「ヒットIP戦略」を推進中です。
(注)IP: Intellectual Property(知的財産)。ボルテージオリジナルのタイトル1つ1つを指す。
(4)対処すべき課題
ボルテージグループが対処すべき主要な課題は、以下の項目と認識しております。
(事業多角化、IP創出)
① 事業多角化のための「投資サイクル」推進
ボルテージグループは、物語アプリ事業単体による成長期から事業多角化フェーズに移りつつあります。多角化の成功には、既存事業に対し一定比率で新規事業への投資を行い、複数プロジェクトを走らせながら一定期間内の結果によって継続・淘汰を繰り返す「投資サイクル」が効果的であると考えています。既存事業と新規事業のバランスを取ることで、収益確保しながらの成長を実現すべく投資サイクルを廻してまいります。
② 「ヒットIP」の連続創出
ボルテージグループは、さらなる事業拡大のためには、魅力的なオリジナルコンテンツ(ヒットIP)の連続創出が不可欠であると考えます。市場環境の変化を鑑み、既存事業である物語アプリ発に限らず、電子コミック・コンシューマといった新分野発でのヒットIP創出にも注力してまいります。
③ 組織体制の進化
ボルテージグループは、事業多角化にあたり、多様なターゲット層やコンテンツ制作販売ノウハウに対応していく必要があると認識しております。この対応には、特定の専門ノウハウを持つ事業部を複数育成していくことが効果的であると考えます。緩やかな連合体として、グループ体制を進化させてまいります。
(個別事業の改善)
④ コンテンツラインナップの充実
ボルテージグループは、ターゲット層に向けた魅力的なコンテンツの提供を継続していくことが、事業の成長につながると考えております。このため、ターゲット層のニーズを汲み取った新規コンテンツの投入、既存コンテンツへのストーリー及び機能の追加・改善を行うことが重要な課題であります。「恋愛と戦いのドラマ」というボルテージグループのコンテンツテーマのもと、ターゲット層を年齢や嗜好等でセグメント分けし、各層の興味や葛藤等に対応した魅力あるコンテンツを提供することで、コンテンツラインナップの充実を図ってまいります。
⑤ ユーザー獲得の強化
ボルテージグループは、提供するコンテンツのユーザー数の増加が、業績拡大のための重要な課題であると考えております。ユーザー獲得のため、モバイル広告、SNS等への積極的な広告露出、ボルテージグループのコンテンツ間の誘導施策を継続的に行っております。今後も引き続き、ボルテージグループのコンテンツの未利用ユーザーに向けた積極的な広告宣伝活動を展開するとともに、ボルテージグループのコンテンツ間での誘導施策を強化し、ユーザー獲得の強化を図ってまいります。
⑥ 適正な配信プラットフォームの選択
ボルテージグループは、コンテンツをターゲット層に届けるためのプラットフォームを適正に選択することが、事業の安定的な成長につながると考えております。昨今、モバイル業界では、端末、OS、プラットフォーム、課金システム等の分野で多数の事業者が世界規模の競争を行っており、著しい環境変化を引き起こしております。これに従い、ターゲット層のメディア利用状況も刻々と変化しています。ボルテージグループは、この変化に的確に対応し、ビジネス効率を最大化すべく、適正な配信プラットフォームの選択に努めてまいります。
⑦ 新分野の制作販売ノウハウの獲得
ボルテージグループは、電子コミック・コンシューマといった新分野事業の拡大を図っています。それには、ボルテージの強みである物語開発ノウハウを応用することに加え、新分野における専門的な制作、販売ノウハウを獲得する必要があると考えております。各事業部での試行錯誤により、新分野ならではのノウハウを蓄積してまいります。
(基礎体力の強化)
⑧ システム技術・インフラの強化
ボルテージグループは、他社のサーバー等に関するサービスを機動的に利用しながら、システム開発及びサーバー構築・保守を行っております。ボルテージグループのモバイルコンテンツは、スマートフォン等のモバイル端末を通じたインターネット上で提供していることから、システムの安定的な稼働、及びモバイル端末の技術革新への対応が重要な課題と考えております。これに対して、ボルテージグループはサーバー等のシステムインフラについて、継続的な基盤の強化を進めるとともに、システム開発につきましても、開発プログラムのユニット化や標準化を進めることで生産性を向上させ、技術革新にも迅速に対応できる体制作りに努めてまいります。
⑨ 優秀な人材の確保と組織体制の強化
ボルテージグループは、今後のさらなる成長のために、優秀な人材の確保、及びボルテージの成長フェーズに沿った組織体制の強化が不可欠であると認識しております。人材の確保においては、新卒採用を中心に行っており、必要に応じて中途採用も実施し、ボルテージグループの求める資質を兼ね備えつつ、ボルテージグループの企業風土にあった人材の登用に努めてまいります。同時に、従業員の入社年数等の段階にあわせた研修プログラムを体系的に実施することによって、各人のスキルの向上を促します。また、組織体制につきましては、個々のチーム・従業員が最大限のパフォーマンスを出せるよう、計数指標管理に基づいた組織マネージメントを図ってまいります。
⑩ 自然災害、感染症等への対応
近年、台風などの自然災害や、感染症の流行が世界規模で発生しております。各種の緊急事態が起きた場合において、迅速かつ適切な対応を図ることで被害・損失や重要業務への影響を最小限に抑えるとともに、早期復旧により事業活動が継続できるよう、危機管理体制の強化を推し進めてまいります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在においてボルテージグループが判断したものであります。
(特に重要なリスク)
① 主要な事業活動の前提となるプラットフォームについて
ボルテージグループが提供するコンテンツは、ボルテージグループがGoole社やApple社をはじめとするプラットフォーム運営会社を介してユーザーにコンテンツ等を提供するため、各プラットフォーム運営会社とのコンテンツ提供に関する契約に基づいています。
プラットフォーム運営会社の事業方針の変更や手数料率の変動等があった場合、また、ボルテージグループのコンテンツがプラットフォーム運営会社側の要件を十分に満たさない等の理由により、ボルテージグループのコンテンツが不適当であると当該事業者側が判断し、新しいコンテンツの提供に関する契約を締結または継続できない場合、プラットフォーム運営会社において不測の事態が発生した場合等には、ボルテージグループの業績及び事業展開に重大な影響を与える可能性があります。
② 代金回収業務の委託に関するリスクについて
ボルテージグループは、電子コミック配信等のwebサービス展開にあたり、決済代行会社等にコンテンツ利用料金の代金回収業務を委託しています。当該サービスの拡大においては、これら契約の継続を前提としていますが、何らかの事情により契約の更新に支障をきたす場合、またはシステムトラブル等により代金回収が行えない場合、ボルテージグループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
③ システムリスクについて
ボルテージグループは、コンピュータ・ウイルスやハッカーの侵入などのサイバー攻撃、アクセス過多等によるサーバー停止やネットワーク機器の故障及び自然災害や事故、火災等によるシステムトラブルの発生を回避するために、不正アクセスの監視、サーバーの負荷分散や稼働状況の監視、定期的バックアップの実施等の手段を講じることで、システムトラブルの防止及び回避に努めております。
しかしながら、コンテンツを管理しているサーバーや配信システムにおいて何らかのトラブルが発生することで、コンテンツの配信に障害が生じる可能性もあり、当該障害が生じた場合には、ボルテージグループの業績に影響を与える可能性があります。
④ 自然災害、事故等のリスクについて
ボルテージグループの開発拠点は、本社所在地である東京都及び愛知県にあり、東京都にはデータセンターを設置しております。当該地区において大地震、台風等の自然災害及び事故、火災等により、開発業務の停止、設備の損壊や電力供給の制限等の不測の事態が発生した場合には、ボルテージグループの事業活動に支障をきたす可能性があり、ボルテージグループの業績に影響を与える可能性があります。なお、現時点で地震等による影響は出ておりません。
⑤ 感染症の拡大について
新型コロナウイルス感染症などの感染症が発生し、世界的な大流行が発生した場合、リアルイベント事業におけるイベントの開催中止や規模縮小等の対応により、ボルテージの業績へ影響を与える可能性があります。また、舞台や朗読劇等のイベントにおいてお客様やキャスト、ボルテージグループのスタッフに感染者が発生した場合、事後対応によってボルテージグループの事業運営に影響を与える可能性があります。
⑥ M&Aに関するリスクについて
ボルテージグループは、さらなる業容拡大のための手段の1つとして、M&Aの実施を検討しております。検討にあたっては、相手先企業の顧客層、業績、財政状況、競争優位性、ボルテージグループ事業とのシナジー効果やリスク分析結果等を十分に考慮した上で進めております。
しかしながら、事前の調査・検討にも関わらず、買収後の市場環境の著しい変化があった場合や、買収した相手先企業の事業が計画通りに展開できず、投下資金の回収が困難となったり、追加の費用等が発生した場合等において、ボルテージグループの業績や今後の事業展開に影響を与える可能性があります。
(重要なリスク)
① 事業環境に関するリスクについて
イ.モバイルコンテンツ市場の市場動向について
ボルテージグループは、モバイルコンテンツ市場において、日本語女性向け、英語・アジア女性向け、男性向け、電子コミック等の区分で事業を展開しております。モバイルコンテンツ市場の歴史はまだ浅く、かつ変化が激しいため、モバイルコンテンツビジネスの将来性は不透明な部分があります。
ボルテージグループでは、モバイルコンテンツ市場は今後も成長すると見込んでおりますが、市場の成長がボルテージグループの予測を下回った場合には、ボルテージグループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。
ロ.技術革新について
ボルテージグループが事業を展開するモバイルコンテンツ市場においては、事業に関連する技術革新のスピードやユーザーニーズの変化が速く、それに基づく新サービスの導入が相次いで行われております。
ボルテージグループは、これらの変化に対応するため、技術革新にも迅速に対応する体制作りに努めておりますが、変化に対する適切な対応に支障が生じた場合には、ボルテージグループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。
ハ.競合について
ボルテージグループが事業を展開するモバイルコンテンツ市場には、競合他社が多数存在しております。ボルテージグループは、「恋愛と戦いのドラマ」をテーマとしたコンテンツ作りを追求することで、ユーザーのニーズに合った魅力あるコンテンツを開発・提供するとともに、効率的な集客に努めております。
しかしながら、今後、ボルテージグループが魅力あるコンテンツを開発・提供できず、競合会社が提供するコンテンツとの差別化が図られない場合には、ユーザー数の減少を招き、ボルテージグループの業績に影響を与える可能性があります。
② 事業運営に関するリスクについて
イ.コンテンツにおける表現の健全性確保について
ボルテージグループの提供するコンテンツの一部には、性的表現及び暴力的表現が含まれるものがあるため、ボルテージグループではコンテンツの制作・配信等において、ボルテージグループ独自の基準を設定しております。この基準は、表現の健全性を確保するよう、青少年等の感情を著しく刺激する表現はしてはならないこと等を基本方針とし、法令等で定められているよりも厳格な水準に設定しております。また、当該基準を遵守するため、採用者には入社時に研修を行う等の体制を構築しております。
しかしながら、法的規制や法解釈は、社会情勢等により、変化する可能性があるため、法的規制の強化や新たな法令の制定等により、将来においてボルテージグループが提供するコンテンツが法的規制に抵触することとなった場合等には、ボルテージグループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。
ロ.コンテンツ制作におけるクリエイターへの依存について
ボルテージグループは、ボルテージグループが立案した企画に基づいたイラストやシナリオの制作等に関し、業務の一部を外部クリエイターに委託し、コンテンツ提供をしております。
ボルテージグループでは、特定の外部クリエイターへの依存度を低下させるため、複数のクリエイターに分散して委託するとともに、委託するクリエイターを開拓し、クリエイターとの良好な関係の継続に努めることにより、リスクの軽減を図っております。
しかしながら、ボルテージグループの想定どおりにクリエイターを開拓できない場合、契約内容の見直しや解除がなされた場合、制作委託費用が上昇した場合には、ボルテージグループの業績に影響を与える可能性があります。
ハ.広告戦略について
現在、ボルテージグループは広告出稿形態による効果等を常に検証し、最適な広告出稿形態を選択し、ユーザー獲得に努めております。しかしながら、ボルテージグループの想定通りにユーザー数を獲得できない場合、また広告媒体の出稿枠獲得競争の激化等により、ユーザー獲得コストが上昇した場合等には、ボルテージグループの業績に影響を与える可能性があります。
ニ.コーポレートブランドの毀損リスク
ボルテージグループは、コーポレートブランド価値の維持及び強化がユーザーの信頼確保、ユーザー基盤の拡大、利用の促進に重要であると考え、ステークホルダーに対する適切な情報開示と積極的な広報活動、マーケティング活動及びCSR活動を行っております。
しかしながら、ボルテージグループに関する否定的な評判・評価が世間に流布される場合等には、ボルテージグループのブランド価値が低下し、ボルテージグループの事業、業績に影響を与える可能性があります。
③ 会社組織に関するリスクについて
イ.人材の確保及び育成について
事業拡大を進めていくためには、スキルとセンスを持つ人材を幅広く確保することと、人材の育成が重要な課題であると考えております。このため、採用活動の充実、研修体制の充実等に努めておりますが、業務上必要とされる人材を確保・育成できない場合には、ボルテージグループの業績に影響を与える可能性があります。
ロ.個人情報の管理について
ボルテージグループはユーザーの個人情報を取得していますが、一般財団法人日本情報経済社会推進協会の発行するプライバシーマーク(注)を取得するなど、個人情報の管理には十分留意しております。しかしながら、今後、顧客情報の流出等の問題が発生した場合には、ボルテージグループへの損害賠償請求や信用低下等により、ボルテージグループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。
(注)プライバシーマーク:一般財団法人日本情報経済社会推進協会が個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備していると認定した事業者等に発行するものです。
ハ.知的財産の管理について
ボルテージグループでは、知的財産の管理において、知的財産の取扱いに関する留意事項を文書化した社内基準を制定するとともに、採用者に対し入社時に当該基準の遵守について教育するなど、内部管理体制を構築しております。また、コンテンツ制作の一部を委託している外部クリエイターとの契約において、知的財産については第三者の知的財産権を侵害しないこと、ボルテージグループに対して著作権を譲渡すること等、細かく取り決めを行っております。
しかしながら、ボルテージグループの認識の範囲外で第三者の知的財産権を侵害した場合、当該第三者から損害賠償請求等が起こる可能性があり、その場合には、ボルテージグループの業績に影響を与える可能性があります。
ニ.内部管理体制について
ボルテージグループは、内部関係者の不正行為等が発生しないよう、国内外の法令・ルールの遵守及び企業倫理に沿った法令遵守規程を制定するとともに、内部監査等で遵守状況の確認を行っております。しかしながら、法令等に抵触する事態や内部関係者による不正行為が発生する可能性は皆無ではないため、これらの事態が生じた場合には、ボルテージグループの業績に影響を与える可能性があります。
④ 新規事業の展開について
ボルテージグループは、事業規模の拡大と収益源の多様化を進めるため、今後も引き続き、積極的に新規事業の展開に取り組んでまいります。これによりシステム投資、広告宣伝費等の追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。また、新規事業を開始した際には、その事業固有のリスク要因が加わるとともに、予測とは異なる状況が発生するなどにより新規事業の展開が計画どおりに進まない場合には、投資回収が困難となり、ボルテージグループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
⑤ グローバル展開について
ボルテージグループは、中期的な経営戦略の1つである収益源の多様化において、海外市場での事業拡大を掲げており、「英語・アジア女性向け」や「コンシューマ」事業、及び「電子コミック」事業において海外向けコンテンツを投入しております。しかしながら、グローバル展開においては、その国の法令、制度、政治・経済・社会情勢、文化・宗教・ユーザー嗜好・商慣習の違い、為替等の様々な潜在的リスクが存在しています。それらのリスクに対処できないこと等により事業推進が困難となった場合には、投資回収が困難となり、ボルテージグループの業績に影響を与える可能性があります。
⑥ 新株予約権行使による株式価値の希薄化について
2024年1月29日開催のボルテージ取締役会において、ボルテージの取締役に向けた第10回新株予約権の発行を行うことを決議いたしました。これら新株予約権の行使が行われた場合、保有株式の株式価値が希薄化する可能性があります。2024年8月31日現在における新株予約権による潜在株式数は270,000株であり、発行済株式総数6,513,675株の4.1%に相当します。
なお、上記の潜在株式数は、2019年12月5日開催のボルテージ取締役会決議に基づいてボルテージの取締役に付与された第6回新株予約権による潜在株式数250,000株を含んでおります。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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