リソー教育グループ(4714)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業などのリスク


リソー教育グループ(4714)の株価チャート リソー教育グループ(4714)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】

リソー教育グループグループは、株式会社リソー教育グループ(リソー教育グループ)および関係会社9社で構成されており、その内訳は親会社1社、連結子会社8社です。

リソー教育グループは、持株会社としてグループ会社の経営管理およびそれに付帯する業務を行っております。

また、リソー教育グループは、2025年9月1日付で持株会社体制に移行し、同日付で商号を株式会社リソー教育グループに変更いたしました。

なお、リソー教育グループは、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

主なグループ企業および事業内容は次のとおりです。

 

株式会社TOMAS

「ひと部屋に生徒一人に先生一人」の全室黒板(ホワイトボード)付の完全個別指導を中心とした進学学習指導を主な事業としており、直営方式で首都圏(1都3県)を中心に「TOMAS(トーマス)」、医学部受験専門個別指導「メディックTOMAS」、マンツーマン英会話スクール「インターTOMAS」を運営しております。

 

株式会社名門会

100%プロ社会人講師が個別指導する進学学習指導を主な事業としており、直営方式で「名門会家庭教師センター」、完全1対1個別指導の医学部受験専門予備校「MEDIC名門会」、TOMASが展開していない地域に全国版進学個別指導塾「TOMEIKAI」、国内外のどこからでも名門会の高品質な教育サービスを受けられる「名門会Online」を運営しております。

 

株式会社伸芽会

名門幼稚園・名門小学校への受験指導を行う「伸芽会」、受験対応型託児および受験対応型学童事業を行う「伸芽’Sクラブ(しんが~ずくらぶ)」、コナミスポーツ株式会社との業務提携による文武両道型学童保育「コナミスポーツ伸芽’Sアカデミー」を運営しております。

 

株式会社スクールTOMAS

学校内に個別指導ブースを設置して「TOMAS(トーマス)」のノウハウを活かした学校内個別指導塾「スクールTOMAS」を運営しております。

 

株式会社駿台TOMAS

完全個別指導を中心とした超難関受験特化型学習指導を主な事業として行う「Spec.TOMAS」を運営しております。

 

株式会社プラスワン教育

知識教育では埋めきれない人格情操教育指導を教育カリキュラムに組み込んだ事業を「スクールツアーシップ」、「TOMASサッカースクール」、「TOMAS体操スクール」として運営しております。

 

 

事業の系統図は、次のとおりであります。

 

 


有価証券報告書(2024年2月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

 リソー教育グループグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてリソー教育グループグループが判断したものであります。

 

(1)経営方針

リソー教育グループグループは、「すべては子どもたちの未来のために」という企業理念のもと、お子様・保護者様のご要望を的確に把握し、教育力の向上に常に務めるとともに、お子様・保護者様の声に誠実かつ迅速に対応して業務の改善に努め、子どもたちの素晴らしい未来づくりのために全力で努力いたします。そのために、高品質な「本物」の教育サービスを提供し、徹底した差別化戦略によって日本を代表するオンリーワン企業を目指すことを経営の基本方針にしております。

 

(2)経営戦略等

リソー教育グループグループは、景気動向および市場環境に左右されない安定した収益基盤を構築するため、以下を主軸として持続的成長と企業価値向上に努めてまいります。

 

①徹底的な差別化戦略

リソー教育グループは、「生徒の個性・個人差は千差万別。その個人差に的確に対応できる教育こそが、本物の教育であり、理想の教育である」という理念のもと、完全1対1の進学個別指導システムによる質の高い教育サービスを提供しております。

一口に個別指導といっても、1対2、1対3といった指導形態のものや、補習を中心とした塾が大半を占めるなか、リソー教育グループは創業以来一貫して進学実績にこだわり続け、"個別で進学実績を出せるのはTOMASだけ"という業界独占ポジションを築くことにより、同業他社との差別化を図っております。

リソー教育グループの子会社も同様に、リソー教育グループグループが理念として掲げる本物の教育を実践することで他社との差別化を行い、収益力の向上を図ってまいります。

 

②事業の特色を活かした戦略的な校舎展開

リソー教育グループグループの主要な事業のうち、TOMAS・伸芽会は首都圏を中心に、名門会・スクールTOMASについては首都圏をはじめとして全国に拠点・校舎を展開しております。各事業の特色を踏まえ、戦略的に校舎を展開することで、より多くのお客様にリソー教育グループグループの教育サービスを提供できる体制を構築してまいります。

主力事業のTOMASは首都圏(1都3県)を重点地域とし、首都圏サテライト校戦略として、首都圏の各地域にさらなる校舎展開を行ってまいります。なお、資本業務提携しておりますヒューリック株式会社より、同社が所有・開発する不動産の紹介サポートを受けることで、同業他社と比較して有利な立地での教室展開が可能となります。

伸芽会につきましては、引き続き首都圏での小学校受験のニーズが高まっているため、首都圏を中心とした校舎展開を行っております。また、コナミスポーツ株式会社との業務提携によるブランド「コナミスポーツ伸芽’Sアカデミー」をコナミスポーツが所有する施設へ展開することで、両社の顧客が抱える「勉強」と「スポーツ」のバランスの悩みの解消を図ってまいります。こうした、小学校受験に留まらない多様なニーズにも応えていくことで、新規顧客の獲得と顧客満足度の向上に努めてまいります。

名門会では、すでに全国に展開している拠点・校舎を基盤として引き続き全国のお客様にサービスを提供するとともに、医学部受験に特化した「メディック名門会」や、国内外のどこからでも名門会の高品質な教育サービスを受けられる「名門会Online」を展開することで、首都圏以外における「本物」の個別指導へのニーズに応えてまいります。

スクールTOMASにつきましては、TOMASで蓄積したノウハウをもとに、全国の私立中学校・高等学校中心に個別学習支援サービス(学校内個別指導塾)を提案しております。TOMASの進学個別指導のノウハウをもとに、社員が生徒の学習の進捗管理をおこない、学校の進学実績向上に貢献することで差別化を図っており、加えて学校の先生の長時間労働問題を解決する一つの手段として評価されており、契約校数が増加しております。

 

③1歳から社会人までの囲い込み戦略

リソー教育グループグループの強みの一つとして、幼児期から学生、社会人に至るまでの各段階のそれぞれについて、適切な教育サービスを提供できるパッケージを備えていることが挙げられます。伸芽’Sクラブ(1~3歳)を入口に、伸芽会(4~6歳)、TOMAS・名門会・スクールTOMAS(小・中・高生)という大学生までの受験指導を基軸とし、勉強では埋められない多様な体験を提供するためのプラスワン教育、社会人に至るまでの英語学習のサポートを行うインターTOMASなど、リソー教育グループグループの持つ教育サービスをお客様の成長に合わせて提供することで、グループ内での顧客の定着を図ってまいります。

 

④財務体質の強化

リソー教育グループグループは、上記の経営戦略に基づいたキャッシュ・フローの獲得および保有資産の有効活用等により財務体質の強化を図ってまいります。

 

(3)経営環境

 リソー教育グループグループの経営環境については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 事業の成長と企業価値の増大とともに様々なステークホルダーの皆様からの期待が尚一層高まる中、下記をリソー教育グループグループの課題として捉え、対処と対応に積極的に取り組みたいと考えております。

 

①企業ブランドの増強と向上

生徒一人一人の個性に的確に対応した、高品質な「本物」の教育サービスの提供による徹底した差別化戦略によって学習塾業界でのリソー教育グループグループの地位を高め、さらなる収益機会を拡大するため、ブランドの一層の向上と拡大を目指し、経営体制を拡充してまいります。

 

②優秀な人材の確保と育成

リソー教育グループグループは人材を重要な経営資源と捉えております。そのため、優秀な社員、講師を採用し、育成指導することが重要課題であり、リソー教育グループグループ全社を挙げて積極的に取り組んでおります。具体的には、多くの優秀な講師を採用するため、講師の採用・育成専門の子会社「ココカラTチャーズ」にて、講師の採用、育成、研修および紹介を一貫して行う体制をとっております。

 

③囲い込み戦略に伴う新規会員の獲得およびTOMAS等への移行

1歳から社会人までの年齢軸による囲い込みを行うにあたっては、伸芽’Sクラブの新規会員の獲得およびTOMAS等への移行が課題となります。入り口である伸芽’Sクラブをはじめとした新規会員を増やすため、期待される以上の高品質な教育サービスの提供を行うとともに、グループ間での連携を図っております。

また、軸となる戦略を遂行するため、他社とも積極的に提携を行ってまいります。まず、新規会員の獲得増加のため、キッズ会員を多く有しているコナミスポーツ株式会社と引き続き業務提携を行ってまいります。さらに、業務提携しておりますヒューリック株式会社、コナミスポーツ株式会社と共同開発を行っている「こどもでぱーと」は、同ビル内に伸芽’SクラブおよびTOMAS等が併設されることとなっておりますので、新規会員の獲得のみならず、地理的・心理的側面より、TOMASへの移行促進の効果が期待できるものと考えております。

 

④労務および管理コストの削減

上記の課題を達成し規模の拡大を図るとともに、コストの削減を行うことで収益力の向上を行うことが持続的な成長のためには必要となります。リソー教育グループグループの場合、事業の性質上総コストに占める比率が高い労務コスト、および管理コストの削減が収益の拡大に効果的と考えております。その取組みの一環として、株式会社ココカラTチャーズにて講師の採用管理を一元化することにより、労務および管理コストの削減を図っております。

 

(5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

2025年2月期を初年度とする3ヵ年の新中期経営計画(2025年2月期~2027年2月期)で、2027年2月期には、連結業績として売上高38,260百万円、営業利益3,360百万円、経常利益3,360百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,000百万円を目標として掲げております。

リソー教育グループグループの経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益であり、新中期経営計画の初年度である2025年2月期の目標値は、売上高33,960百万円、営業利益2,670百万円、経常利益2,670百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,710百万円、2年目である2026年2月期の目標値は、売上高36,220百万円、営業利益3,120百万円、経常利益3,120百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,850百万円であります。

 


事業等のリスク

3【事業等のリスク】

リソー教育グループグループでは、リスクの洗い出しに際して、経営戦略の遂行を考慮した際に生じるリスクと経営上不可避的に生じるリスクに分類しております。有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

なお、文中の将来に対する事項は、当連結会計年度末においてリソー教育グループグループが判断したものであります。

 

Ⅰ.経営戦略の遂行を考慮した際に生じるリスク

 

(1)社会情勢の変化に関するリスク(経済状況・少子化・受験改革等)

 

(2)自然災害・感染症の発生について

 

(3)人材確保および育成について

 

(4)物件の確保を行えないリスク

Ⅱ.経営上不可避的に生じるリスク

 

(1)個人情報の取扱いについて

 

(2)法的規制等について

 

(3)訴訟について

 

(経営戦略の遂行を考慮した際に生じるリスク)

(1)社会情勢の変化に関するリスク(経済状況・少子化・受験改革等)

発生可能性:中

発生する可能性のある時期:特定時期なし

影響度:中

●リスク

リソー教育グループグループは、日本国内において教育サービスの提供を行っており、その売上収益は日本国内における景気、物価の変動、産業・業界の動向に影響を受けます。特に、依然として解消のための方策が見えてこない少子化問題および教育制度や大学入試の大きな改革については、リソー教育グループグループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

●対応策

リソー教育グループグループでは、より質の高い教育サービスを提供するなど同業他社と品質面での差別化を図ることで、経済状況の変化、少子化といった市場の変化に左右されない経営基盤を築いております。

また、リソー教育グループグループでは、教育制度や大学入試等の改革につき、改革に沿った入試対策及び学習指導を行うことにより、改革のリスクに対する対策を図っております。

●経営方針等との関連性

 -

 

(2)自然災害・感染症の発生について

発生可能性:高

発生する可能性のある時期:1年以内

影響度:高

●リスク

リソー教育グループグループの主要な事業所は、東京を中心とした首都圏にあり、家庭教師派遣事業の名門会では全国で施設運営をしております。地震、津波、台風、洪水等の自然災害、火災、停電、感染症の蔓延、紛争・テロ、違法行為等、予測の範囲を超える事態の発生により、事業活動の停止や事業運営への重大な支障が生じ、長期間にわたって授業の実施が困難となった場合、リソー教育グループグループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

●対応策

リソー教育グループグループでは、地震・風水害等の自然災害や火災などの災害発生に備え、防災用品を備蓄しているほか、各社員の被災状況の情報収集体制の構築も行っております。また、新型コロナウイルス感染防止対策として、生徒と講師を仕切るビニールカーテンを、全校の全ブースへの設置等を行うことにより、当該リスクへの対応を図っております。

●経営方針等との関連性

 -

 

 

 

(3)人材確保および育成について

発生可能性:中

発生する可能性のある時期:特定時期なし

影響度:高

●リスク

リソー教育グループグループでは、質の高い教育サービスを提供しながら、かつ計画的な教室展開を進めているため、社員や講師といった人材の確保とその育成が、企業規模の拡大成長には不可欠で重要な要素となっております。今後の採用環境の急激な変化により必要な人材が十分に確保できない場合には、リソー教育グループグループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

●対応策

リソー教育グループグループでは、定期的・計画的な採用活動と、徹底した研修教育を行うことにより、当該リスクへの対応を図っております。

●経営方針等との関連性

 ①徹底的な差別化戦略、②事業の特色を活かした戦略的な校舎展開

 

(4)物件の確保を行えないリスク

発生可能性:低

発生する可能性のある時期:特定時期なし

影響度:高

●リスク

リソー教育グループグループは、首都圏を中心に新校開校、既存校の拡大移転リニューアルによる安定的な教室展開を図る計画でありますが、物件の確保ができずに計画どおりに教室展開ができない場合、リソー教育グループグループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

●対応策

リソー教育グループグループでは、開校前に相応の期間を設けることで、商圏調査・物件の早期確保に努めております。また、ヒューリック株式会社との業務提携により、駅前の優良物件について優先的な紹介を受けることで、当該リスクへの対応を図っております。

●経営方針等との関連性

 ②事業の特色を活かした戦略的な校舎展開、③1歳から社会人までの囲い込み戦略

 

(経営上不可避的に生じるリスク)

(1)個人情報の取扱いについて

発生可能性:低

発生する可能性のある時期:特定時期なし

影響度:高

●リスク

リソー教育グループグループが提供する教育サービスの性質上、サービスを受ける相手方である生徒等の個人情報を取り扱うこととなります。万が一これらの個人情報流出等により問題が発生した場合、信用失墜によりリソー教育グループグループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

●対応策

リソー教育グループグループでは、プライバシーポリシーに基づき個人情報の管理を徹底しております。また、お客様の個人情報はデータベースにて管理しており、万全の管理体制の下、情報流出阻止に努めるほか、全従業員に定期的に個人情報保護の重要性や情報の取扱いについて教育を行うことにより、当該リスクへの対応を図っております。

●経営方針等との関連性

 -

 

 

 

(2)法的規制等について

発生可能性:中

発生する可能性のある時期:特定時期なし

影響度:中

●リスク

法令等に違反する事由が生じた場合には、企業活動が制限される可能性があります。また、法令等の規制への対応に係る経営コストの増加を含め、法的規制等がリソー教育グループグループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

●対応策

リソー教育グループグループでは、コンプライアンスの向上に努め、法令等に十分留意した営業活動を行うことにより当該リスクへの対応を図っております。

●経営方針等との関連性

 -

 

(3)訴訟について

発生可能性:低

発生する可能性のある時期:特定時期なし

影響度:中

●リスク

リソー教育グループグループが株主を含む第三者から損害賠償などの訴訟を起こされた場合、リソー教育グループグループの事業展開に支障が生じる可能性があります。また、リソー教育グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

●対応策

訴訟その他法的手続の事案が発生した場合、適時に弁護士等の外部専門家に相談できる体制を構築しております。

●経営方針等との関連性

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※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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