Waqoo(4937)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて
3 【事業の内容】Waqooグループは、Mission(存在意義・使命)に「自国の未来に希望を創る」を、Vision(目指す姿・状態)に「細胞=人類(ヒト)の可能性を最大限に引き出し、悩める人に選択肢を提供する」をそれぞれ掲げております。デジタルマーケティングを活用したオリジナルブランドの化粧品の企画・開発を展開しているD2C事業をはじめ、再生医療領域における「血液由来加工」の受託加工サービスの展開、化粧品・原料事業等の販売するメディカルサポート事業を中心に、お客様の期待を上回る商品やサービスをご提供していくことを目指しております。 メディカルサポート事業につきましては、再生医療領域における「血液由来加工」の受託販売サービスを展開するWaqooと、製造技術・ノウハウ等を保有するWaqooの完全子会社であるセルプロジャパン株式会社(以下、セルプロジャパン)において、製造技術と販売サービスを一気通貫にする、いわば”製販一致”となって展開をしております。また、セルプロジャパンにおいては、同社独自の技術開発力を駆使した再生医療領域等に係る原材料や化粧品を、クリニックやエステサロンに対する卸販売を推進しております。 一方、D2C事業においては、主力ブランドである「HADA NATURE」及び育毛・発毛促進に特化した薬用炭酸ヘッドスパ育毛剤「sodatel(ソダテル)」の販売形態として、定期購入サービスモデルを採用しており、お客様に商品を継続的に購入していただくことで安定的なキャッシュ・フローが期待できるストック型のビジネスモデルとなっております。商品開発においては、製造工程を除く商品の企画・開発から販売までを自社で行うことにより、お客様の反応や要望をダイレクトに汲み取り、商品の企画・開発に活用できる仕組みを構築しております。また、蓄積された購入履歴、対応履歴や問い合わせ内容等の情報を分析することにより、お客様の嗜好・ニーズに合わせた、きめ細かな対応・サービスを提供しております。 上記を表す事業系統図は、以下のとおりであります。
有価証券報告書(2025年9月決算)の情報です。
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1) 経営方針Waqooグループは、Mission(存在意義・使命)に「自国の未来に希望を創る」を、Vision(目指す姿・状態)に「細胞=人類(ヒト)の可能性を最大限に引き出し、悩める人に選択肢を提供する」をそれぞれ掲げております。デジタルマーケティングを活用したオリジナルブランドの化粧品の企画・開発を展開しているD2C事業をはじめ、再生医療領域における「血液由来加工」の受託加工サービスの展開、及び化粧品・原料事業等の販売するメディカルサポート事業を中心に、お客様の期待を上回る商品やサービスをご提供していくことを目指しております。また、株主、お客様、お取引先、従業員等のすべてのステークホルダーへの社会的責任を果たし、事業を通じて社会に貢献していくことを目指してまいります。 (2) 目標とする経営指標高い成長性及び企業価値の向上を経営上の重要課題と認識しており、成長性については売上高、企業価値の向上については営業利益及び当期純利益を重視しております。 (3) 経営環境当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善に伴う個人消費の増加やインバウンド需要の拡大等により景気回復への期待が高まっているものの、依然として不安定な海外情勢の中、米国の関税政策の不確実性も加わるなど、先行きが不透明な状況にて推移しております。 このような状況の下、Waqooグループにおいては、祖業であるD2C(Direct to Consumer)事業で培ってきたノウハウを活用して、再生医療を中心とする医療領域への展開を強化した上で、新しいプロダクトを創出するメーカー機能と市場開拓を推し進めるメディカルサポートの機能の両軸の経営に取り組んでまいりました。 その結果、当連結累計年度におけるWaqooグループの業績については、D2C事業において広告投資を抑止したことで新規顧客の獲得が下回り売上高は弱含んで推移したものの、主としてメディカルサポート事業における原材料販売が好調に推移したことで、前年同期及び期初計画の各段階利益を上回る結果となりました。 各セグメントの概況は次のとおりです。 (メディカルサポート事業) メディカルサポート事業においては、主力の「血液由来加工サービス」の事業において、営業体制の強化のための積極的な人的投資(新規採用)を図ったことにより、既存の提携院への情報提供や業務連携が強固になり受注件数は着実に伸長いたしました。新規の提携院の獲得においては、地域特性を鑑みた営業代理店の活用を行ったことで提携院数は堅調に増加いたしました。 また、セルプロジャパンを中心とした「原料販売事業」においては、安全性・品質面において高い信頼を得られていることを背景として、新規のOEM製品の受注数が伸長し、既存顧客との安定した製品取引と相まって、業績は堅調に推移いたしました。 (D2C事業) D2C事業においては、顧客獲得単価の上昇を踏まえ、LTV最大化を重視する方針への戦略的転換を図り、広告投資を抑制いたしました。その結果、新規顧客の獲得は想定を下回ったものの、CRM施策の強化によりロイヤルカスタマーの購買継続率は堅調に推移し、顧客単価の維持にもつながりました。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題日本経済は緩やかな回復傾向が見られるものの、不安定な国際情勢や円安の影響を受けた物価高により消費意欲が減退傾向にある等、先行きの不透明感は払拭できない状況で推移するものと見込まれます。そのような中、Waqooグループにつきましては、引き続き、D2C事業及びメディカルサポート事業における各種取り組みをグループ一体となって着実に推進することで、企業価値の向上を推進してまいります。各セグメントの主な取り組みは、次のとおりです。 (メディカルサポート事業) 血液由来加工の受託サービスの提携医院数のさらなる増加及び稼働率の飛躍的な向上を図るべく組織運営方法を抜本的に見直し、提携医院の導入から稼働までの献身的かつ万全なサポート体制を確立するための人材強化を図ってまいります。また、現在提供している血液由来加工の受託サービスのアップグレード版の導入を図る一方、再生医療領域等に係る原材料や化粧品の卸販売の新規顧客開拓の取り組みも強化してまいります。なお、Waqooグループの中長期的な企業価値の向上を目指すべく、既存のリソース等を最大限に活用した新たな取り組みとして医薬品等の取り扱いも視野に入れた新規事業の検討を進めてまいります。 (D2C事業)育毛・発毛促進に特化した薬用炭酸ヘッドスパ育毛剤「sodatel(ソダテル)」を確実な成長軌道に乗せるため、様々な施策を講じてまいります。これまでの広告データやパフォーマンスを詳細に分析し、コスト効率及びターゲティング精度の高いチャネルへの広告投資を強化し、さらなる購入率(CVR)の向上を目指していきます。また、顧客のライフサイクルに基づき、最適なCRM(顧客関係管理)戦略を展開し、顧客満足度の向上を図ることで、継続率の強化に努めてまいります。
事業等のリスク
3 【事業等のリスク】Waqooグループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在においてWaqooグループが判断したものであります。 (1) 事業環境に係るリスクについて① インターネットを取り巻く環境について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中Waqooグループは主にインターネットを利用したサービスを提供しており、インターネットの更なる利用拡大と環境の整備が、事業の継続的な成長発展に不可欠であると考えております。しかしながら、インターネットの利用に関する新たな規制やその他予期せぬ要因により、インターネット利用環境が悪化し、インターネット利用の順調な発展が阻害された場合、Waqooグループの事業展開に支障が生じ、Waqooグループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ② デバイスへの対応について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中Waqooグループが提供するサービスは、スマートフォンやタブレットといったインターネットデバイスを介して行われております。インターネットデバイスの多様化により、今後も様々なデバイスが登場することが予想されます。Waqooグループはこれら多様化するデバイスに対応すべく技術革新に努めておりますが、これらの対応が遅れた場合、Waqooグループの業績に影響を与える可能性があります。 ③ 美容・化粧品業界の競争環境発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大Waqooグループが提供する主要サービス及び商品が属する美容・化粧品業界は、成熟した国内市場での競争激化をはじめ、グローバルコンペティターの影響力拡大、更には他業界からの新規参入など競争環境はますます厳しくなってきております。Waqooグループは、競争環境の激化に対処すべく、お客様の嗜好やニーズに沿った商品を提供できるよう品質やサービスの向上に努めてまいりますが、Waqooグループがこの競争環境に的確に対処できない場合には、Waqooグループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 新規事業の展開について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中Waqooグループは、企業価値を高めるため事業規模の拡大をすべく、新規事業への取組みを積極的に進めております。今後、メディカルサポート事業を中心に、将来に向けた新たなビジネスモデルの構築を目指しており、特に再生医療市場の活性化の実現を果たすべく取り組みに積極的に取り組んでまいります。しかしながら、今後、再生医療等安全性確保法等の関連する法令や諸規則の制定、変更、規制等の動向により、医療機関における治療件数の増加が鈍化する可能性もあります。将来、上記のように再生医療を取り巻く環境において変化が生じた場合、Waqooグループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (2) D2C事業に係るリスクについて① EC市場について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中国内EC市場の規模は年々拡大しており、WaqooグループのD2C事業と最も関連性が高い化粧品市場も同様に拡大しております。このような環境下において、Waqooグループはこれまでに培ったノウハウを活かして事業規模の拡大を図っておりますが、今後、ECサイトの利用者が増加せず、EC市場が期待どおりに拡大しない場合等には、Waqooグループの事業展開及び業績に影響を与える可能性があります。 ② 商品の販売または提供について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中D2C事業においては、製造委託先で製造した商品を仕入れた上で、お客様へ販売しております。Waqooグループは、製造委託先における品質管理体制の確認または検品体制を整備する等、お客様へ提供する商品の品質管理を徹底しております。しかしながら、万一、商品に重大な契約不適合が発生し、お客様が損害を被った場合には、その損害賠償請求等によって、Waqooグループの業績及び社会的信用に影響を与える可能性があります。 ③ EC商品の差別化について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中Waqooグループは、製造委託先とともに商品を開発、製造し、Waqooグループサイトにおいて販売しております。Waqooグループは、商品製造以外のバリューチェーンを構築することでビジネスモデルを確立してまいりました。今後もこれまでD2C事業で培った経験等を活用して提携OEM工場とともに商品開発を推進してまいりますが、商品製造にあたって製造委託先の協力が得られない等の事象が発生し、販売する商品の差別化ができなくなった場合、Waqooグループの事業展開及び業績に影響を与える可能性があります。 ④ 市場ニーズへの適合発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中新製品・新ブランドの開発・育成及びマーケティング活動が市場ニーズに適合しているかどうかがWaqooグループの売上及び利益に大きな影響をもたらします。Waqooグループでは、市場ニーズに応えるため、魅力的な新製品の開発、マーケティング活動による新製品及び現行主力製品・既存ブランドの強化・育成を継続的に行っております。しかしながら、当該活動はその性質上、さまざまな要因による不確実性が伴うため、当初意図した成果が得られない場合には、Waqooグループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 広告宣伝費について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中Waqooグループは、個人顧客へEC商品を直接販売する機会を拡大するため、広告宣伝費を積極的に投資することがあります。広告媒体の選別や広告表現のブラッシュアップ等により、顧客開拓の効率化を進めておりますが、今後、広告料金の高騰や宣伝効率の悪化等により広告宣伝費が増加した場合には、Waqooグループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑥ 特定商品への依存について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中Waqooグループの主力商品である「HADA NATURE クレンジング」及び育毛炭酸ヘッドスパ「sodatel」は、D2C事業の売上高の大半を占めております。しかしながら、当該商品等への依存が低減できていない状況において、当該商品等が販売不振により販売量が大きく低下した場合には、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 風評被害について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大Waqooグループは、化粧品を取り扱っており、その安全性や広告表現については関連法規を遵守し、独自の基準を設けて厳しく管理しておりますが、Waqooグループの取扱商品や原材料と同一または類似した商材において、一般市場にて安全性に疑義が生じるような事態が発生した場合、風評被害が発生するリスクがあり、Waqooグループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑧ 物流業務について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大Waqooグループは、製造委託先から納品される商品の梱包、発送等に関する業務、顧客への商品の受け渡し、商品代金回収業務等の物流関連業務を外部に委託しております。Waqooグループは、委託先の管理には万全を期すことによりリスクの低減を図っておりますが、委託先のサービス遅延及び障害等が発生し、Waqooグループ顧客からの信用が低下した場合には、Waqooグループの業績及び社会的信用に影響を与える可能性があります。 ⑨ 製造委託先との取引について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大WaqooグループのEC商品は、Waqooグループで企画・販売しておりますが、製造については特定の製造委託先に外部委託しております。Waqooグループは、委託先との良好な関係を維持するとともに委託先の管理には万全を期すことによりリスクの低減を図っておりますが、製造にあたり提携OEM工場が天災、火災、労働争議、伝染病等により操業不能になった場合もしくは製造委託先との急な契約の解消など不測の事態が生じた際には、Waqooグループ商品の円滑な供給に支障をきたすことが考えられ、Waqooグループの業績に重大な影響を与える可能性があります。また、製造委託先のうち、主要な1社(ホシケミカルズ株式会社)への依存度が相対的に高くなっております。現在、Waqooグループと製造委託先との取引関係は良好に推移しており、今後も良好な取引関係の維持に努めてまいりますが、契約条件の変更や契約解除があった場合には、Waqooグループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑩ 経営上の重要な契約について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大Waqooグループの経営上重要と思われる契約の概要は、「第2 事業の状況 5 経営上の重要な契約等」に記載の通りであります。当該契約が期間満了、解除、その他の理由に基づき終了した場合、もしくはWaqooグループにとって不利な改定が行われた場合、または契約の相手方の経営状態が悪化したり、経営方針が変更されたりした場合には、Waqooグループの事業戦略及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑪ 過剰在庫及び在庫不足について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中Waqooグループは、商品を仕入れて、注文の都度出荷することから、取扱商品の在庫リスクが常に存在しております。Waqooグループは、既存商品については過去の販売実績に基づく需要予測、新商品については過去の類似商品の販売実績を参考とした需要予測に基づき発注していますが、顧客ニーズの変化等により、過剰在庫及び不足在庫が生じ、Waqooグループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑫ 返品・交換について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中Waqooグループは、EC商品到着後8日以内であれば、お客様にお買上げいただいた商品の返品・交換を受け付けております。そのため、恒常的に返品・交換が発生し得る状況でありますが、現状その数は僅少であり、影響は軽微であります。しかしながら、何らかの理由により見込を大幅に超えて返品・交換が発生するような場合には、返送品の処理、代替商品の配送等、追加的な費用が発生し、Waqooグループの業績に影響を与える可能性があります。 (3) メディカルサポート事業に係るリスクについて① 血液加工サービス等について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大Waqooグループが展開する血液加工サービスについては、Waqooグループがこれまでに培ったノウハウ、効能効果・認知度の向上等に伴い事業規模の拡大を図っておりますが、今後、新しいサービスや治療方法・創薬等の開発がなされ、Waqooグループが展開する血液加工サービスの利用者が増加せず、期待どおりに拡大しない場合等には、Waqooグループの事業展開及び業績に影響を与える可能性があります。 ② サービス及び製品等の提供について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大Waqooグループが展開する血液加工サービスは、品質管理体制の確認・検品・出荷体制をグループ一体となって整備する等、品質管理を徹底しております。しかしながら、万一、サービス又は製品等に重大な契約不適合が発生し、お客様が損害を被った場合には、その損害賠償請求等によって、Waqooグループの業績及び社会的信用に影響を与える可能性があります。 ③ 研究開発について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大Waqooグループでは、加工受託サービスを展開しているPDF-FDを用いた治療について各種診療領域での有効性評価などの研究を継続的に実施しております。一方、今後の研究方法や具体的な事業推進の内容によっては、現状よりも多額の研究開発費を投入することによりWaqooグループの経営成績や財政状態等が現状と大きく変化する可能性があります。また、当該研究開発に伴い立ち上げた事業等に成果が得られなかった場合、Waqooグループの事業計画等に支障が生じ、今後の事業戦略や経営成績等に影響を与える可能性があります。 ④ 品質・安全性の確保及び製造・生産体制について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大細胞を含んだ加工受託サービスを行う場合には「再生医療等安全性確保法」に基づく規制を受けることとなり規制の厳格化等により今後のWaqooグループの事業戦略や経営成績に影響を与える可能性があります。 ⑤ 関連当事者取引に関するリスク発生可能性:高、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大株式会社Japan Medical & Beautyは、Waqooの親会社であるSBCメディカルグループ株式会社の取締役の相川佳之氏が100%出資する法人であります。一般的に関連当事者との取引は、対等な立場で取引が行われているとは限らず、事業上の合理性のない取引が行われたり、取引価格を恣意的に調整することにより、不適切な収益認識が行われる可能性があります。Waqooグループは、関連当事者取引を行う場合には、取引の合理性や取引価格の妥当性の検証を含めて、Waqooの取締役会で十分に審議して決議した上で実施するものとしております。また、取締役会に実施状況を定期的に報告するとともに、監査役会による監査や内部監査における監査で取引内容等のチェックを行うことで、取引の健全性及び適正性の確保に努めてまいります。今後、何らかの理由により関連当事者取引に対するガバナンスが機能しない場合には、Waqooグループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、当連結会計年度における関連当事者との重要な取引は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 関連当事者情報」に記載しております。 ⑥ 製造物責任について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大Waqooグループが展開する血液加工受託サービスや製品に関しては厳格な品質管理体制を構築し、品質確保に努めております。また、Waqooグループが事業を遂行していく中で、予期せぬ品質問題や健康被害等が絶対に発生しないという保証はないことから、Waqooグループは、万全を期すために予め製造物責任保険を付保しております。しかしながら、当該保険がWaqooグループにおいて最終的に負担する賠償額を十分にカバーできるとは限らず、万が一、Waqooグループが提供する製品等に重大な不具合や欠陥が発生した場合には、Waqooグループの社会的信頼性に重大な影響を与え、多額の費用又は損失の発生や売上高の減少により、Waqooグループの業績に影響を与える可能性があります。 (4) 全社に係るリスクについて① 特定人物への依存について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大Waqooグループの代表取締役社長である佐俣文平は、Waqooグループの経営方針や事業戦略の決定及びその遂行について重要な役割を果たしております。Waqooグループは、取締役会やその他会議体において役職員への情報共有や権限委譲を進めるなど組織体制の強化を図りながら、同氏に過度に依存しない経営体制の構築を目指しております。しかしながら、何らかの理由により同氏に過度に依存しない経営体制の構築が進まない場合または同氏がWaqooグループの経営執行を継続することが困難になった場合には、Waqooグループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 法的規制について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大Waqooグループは、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律をはじめとする法規制、品質に関する基準及びインターネット上の事業展開において各種法規制等を受けております。WaqooグループはコンプライアンスとCSRに基づく倫理的行動に万全を期していますが、今後、これらの法規制等が変更された場合、また予測できない法規制等が新たに設けられた場合には、Waqooグループの事業活動が制限され、Waqooグループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。なお、Waqooは2013年12月、健康食品の販売に関して、不当景品類及び不当表示防止法に違反する行為があったとして、消費者庁から措置命令を受けております。これに対して、Waqooグループは、社内における各関連部門及び法務部門において、広告掲載前における広告内容の審査、商品の取扱いやサイト上の表示方法及び販売方法に関する事前調査を行い、必要に応じて行政当局や顧問弁護士等に相談するとともに、法務の体制強化を推進して再発防止に努めております。Waqooグループは、このように適切な事業運営に努めており、現時点において重大な法律問題はないものと認識しておりますが、今後法規制における解釈、運用の変化や規制の強化、新たな規制の制定等により、より厳格な対応が求められることとなった場合には、当該規制等の動向によりWaqooグループの事業展開、業績に重大な影響を与える可能性があります。また、広告表現について、行政当局との規制の解釈に対する意見の相違等によって行政処分を受けた場合には、Waqooグループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ③ 知的財産権について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中Waqooグループは、商品やサービスに使用する商標権及び特許権について、事前の先願登録調査で類似のものが存在しないことを確認して出願しておりますが、この出願の審査結果を待たずに先行して使用を開始する場合もあり、また、他社による出願から公開までには相応の期間かかるため、企画が進んでいる最中に他社の知的財産権を侵害してしまう事態が生じた場合には、Waqooグループの事業展開、業績に影響を与える可能性があります。 ④ システムトラブルについて発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大Waqooグループの事業は、インターネット環境により行われており、サービスの安定供給のために適切なセキュリティ対策を実施しております。しかし、ハードウェアの不具合、人為的なミス、コンピューターウィルス、第三者によるサーバーやシステムへのサイバー攻撃、自然災害等の予期せぬ事象の発生によって、想定しないシステムトラブルが発生した場合は、Waqooグループの事業活動に支障が生じ、事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑤ 個人情報の管理について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大Waqooグループは、サービスの提供に際して個人情報を保有しており、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱業者としての義務が課されております。Waqooグループは、外部漏洩の防止はもちろん、不適切な利用、改ざん等の防止のために情報セキュリティ規程を制定して個人情報の取り扱いを厳格に管理するとともに、全従業員を対象とした社内教育も定期的に行っております。しかしながら、外部からの不正アクセス、その他想定外の事態の発生により個人情報が社外に流出した場合、Waqooグループの事業及び業績、社会的な信用に影響を与える可能性があります。 ⑥ 内部管理体制について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中Waqooグループは、更なる事業の拡大や継続的な成長のために、今後も内部管理体制を充実・強化させていく方針でありますが、事業の拡大に合わせた適時・適切な人員配置等、組織的な対応ができなかった場合は事業の拡大や継続的な成長の妨げとなり、Waqooグループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 自然災害、事故等について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大Waqooグループでは、自然災害、事故等に備え、定期的なコンピュータシステム、データベースのバックアップ、稼働状況の常時監視等によるトラブルの事前防止または回避に努めておりますが、Waqooグループ所在地近辺において、大地震等の自然災害の発生により、Waqooグループ設備の損壊や電力供給の制限等の事業継続に支障をきたす場合は、Waqooグループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 税金負担について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中Waqooグループでは、過年度に生じた税務上の繰越欠損金があるため、課税所得が減殺され、納税負担額が軽減されております。今後の業績推移によって、税務上の繰越欠損金の全額が使用できず、納税負担額を軽減できない可能性があります。また、税制改正の内容によっては、繰越欠損金の使用が制限され、納税負担額を軽減できない可能性があります。繰越欠損金が解消された場合、通常の税率に基づく法人税等が発生し、Waqooグループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑨ 人材の確保及び定着について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中Waqooグループは、継続的な事業拡大や新規事業の推進のためには、優秀な人材の確保及び定着が最も重要であると認識しております。Waqooグループは今後も一定以上の水準を満たす優秀な人材の確保及び社内教育に努めていく方針でありますが、Waqooグループが求める優秀な人材が必要な時期に十分に確保・育成できなかった場合や人材流出が進んだ場合には、経常的な業務運営及び新規事業の拡大等に支障が生じ、Waqooグループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 小規模組織であることについて発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中Waqooグループは小規模組織であり、現在の組織及び管理体制もこれに応じたものになっており、今後、事業拡大に応じた組織の整備や管理体制の充実を図る予定であり、引き続き人材採用を積極的に進めてまいります。しかしながら、事業の拡大に応じた組織整備や管理体制の拡充が順調に進まなかった場合には、Waqooグループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 訴訟発生について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大当連結会計年度において、Waqooグループに重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されておらず、また、リスク・コンプライアンス規程を制定し、役職員に対して当該規程を遵守させることで法令違反等の発生リスクの低減に努めております。しかしながら、将来、Waqooグループ役職員の法令違反等の有無にかかわらず、ユーザや取引先、第三者との間で予期せぬトラブルが発生し、訴訟に発展する可能性があります。提起された訴訟の内容及び結果によっては、Waqooグループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:権利行使期間内、影響度:中Waqooグループは、Waqooグループの取締役及び従業員に対して、業績向上に対する意欲を高めることを目的としたストック・オプションとして新株予約権を発行しております。ストック・オプションが権利行使された場合には、Waqooグループ株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。なお、本書提出日現在、新株予約権による潜在株式数は154,468株であり、発行済株式総数3,632,668株の4.3%に相当しております。 ⑬ 配当政策について発生可能性:事業計画の進捗状況による、発生する可能性のある時期:未定、影響度:中Waqooグループは、株主に対する利益還元を経営上の重要課題と認識しております。利益還元策の決定にあたっては、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状態や今後の事業計画等を十分に勘案し実施していく所存であります。しかし、現段階においては、Waqooグループの成長を加速させるとともに、財務面での健全性を強化し、経営における成長性と安全性の均衡を図ることこそが株主の利益に資するとの判断に基づき、内部留保資金の確保を優先し、剰余金の配当は行わないことを基本的な方針としております。なお、今後の配当の実施及びその時期については未定であります。 ⑭ 有利子負債依存度について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中Waqooグループは、運転資金を主に金融機関からの借入金により調達しており、Waqooグループの総資産額に占める有利子負債の割合は、2025年9月末において22.9%となっております。今後におきましては、資金調達手段の多様化に積極的に取り組むことにより自己資本の充実に注力する方針でありますが、市場金利が上昇する局面においては支払利息等の増加により、Waqooグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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