ムニノバホールディングス(547a)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

TOP関連銘柄

事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


ムニノバホールディングス(547a)の株価チャート ムニノバホールディングス(547a)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

 

3 【事業の内容】

ムニノバホールディングスは、持株会社としてグループ会社の経営管理及びそれに付帯又は関連する業務を行う予定です。また、ムニノバホールディングスの完全子会社となるアイフル及びその関係会社の最近の事業年度末日時点の主な事業の内容は以下のとおりです。

アイフルグループ(アイフル及びアイフルの関係会社)は、アイフル、連結子会社9社、非連結子会社15社及び持分法適用関連会社1社で構成され、ローン事業及びクレジット事業を主な内容とし、信用保証事業及び債権管理回収事業等の事業活動を展開しております。事業内容とアイフル及び関係会社の当該事業にかかる位置付けは次のとおりであり、区分はセグメントと同一の区分であります。

事業区分

会社名

主な事業の内容

ローン事業

消費者金融事業

アイフル株式会社

一般消費者への小口資金の無担保融資を行っております。

AIRA & AIFUL Public Company Limited

事業者金融事業

アイフル株式会社

事業を行う個人経営者を中心に融資を行っております。

AGビジネスサポート株式会社

AGメディカル株式会社

クレジット事業

包括信用購入あっせん事業

ライフカード株式会社

包括信用購入あっせんを行っております。

個別信用購入あっせん事業

AGペイメントサービス株式会社

個別信用購入あっせんを行っております。

信用保証事業

アイフル株式会社

金融機関等が実施する融資の信用保証を行っております。

ライフカード株式会社

債権管理回収事業

AG債権回収株式会社

各種債権の管理・回収を専門に行っております。

後払い決済事業

AGペイメントサービス株式会社

EC事業者及び購入者に後払い決済サービスを提供しております。

電子マネー事業

ビットキャッシュ株式会社

プリペイド式電子マネー決済サービスを提供しております。

ベンチャーキャピタル事業

AGキャピタル株式会社

ベンチャー企業の開拓、投資、育成支援を行っております。

家賃債務保証事業

あんしん保証株式会社

賃貸借契約における家賃債務の機関保証を行っております。

少額短期保険業

株式会社FPC

ペット保険の販売を行っております。

 

 


有価証券届出書の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

ムニノバホールディングスは新設会社であるため、該当事項はありません。

なお、ムニノバホールディングスの完全子会社となるアイフルの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等については、同社の有価証券報告書(2025年6月19日提出)及び半期報告書(2025年11月13日提出)をご参照ください。

 

有価証券届出書の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

ムニノバホールディングスは新設会社であるため、該当事項はありません。

なお、ムニノバホールディングスの完全子会社となるアイフルの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等については、同社の有価証券報告書(2025年6月19日提出)及び半期報告書(2025年11月13日提出)をご参照ください。

 

有価証券届出書の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

ムニノバホールディングスは新設会社であるため、該当事項はありません。

なお、ムニノバホールディングスの完全子会社となるアイフルの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等については、同社の有価証券報告書(2025年6月19日提出)をご参照ください。

 

有価証券届出書の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

ムニノバホールディングスは新設会社であるため、該当事項はありません。

なお、ムニノバホールディングスの完全子会社となるアイフルの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等については、同社の有価証券報告書(2024年6月26日提出)及び半期報告書(2024年11月11日提出)をご参照ください。

 


事業等のリスク

 

3 【事業等のリスク】

ムニノバホールディングスは本届出書提出日現在において設立されておりませんが、本株式移転によりアイフルの完全親会社となるため、ムニノバホールディングスの設立後は、本届出書提出日現在におけるアイフルの事業等のリスクがムニノバホールディングスグループの事業等のリスクとなり得ることが想定されます。アイフルの事業等のリスクを踏まえたムニノバホールディングスグループの事業等のリスクは以下のとおりです。

なお、本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は、別段の記載がない限り、本届出書提出日現在においてアイフルが判断したものです。

 

(1)ムニノバホールディングスのリスク管理体制

ムニノバホールディングスグループでは、取締役会直属機関としてリスク管理委員会を設置し、各部署で発生するリスクないし企業活動を脅かすリスクを横断的に統括管理し、リスクの顕在化の未然防止及び危機発生時の体制整備をしております。

具体的には、「リスク管理規程」に基づき、各部署で継続的に収集したリスク情報をもとにリスクを算定・評価し、回避策・軽減策を検討しております。また、リスク統括部において、各部署より報告を受けたリスク情報を一元管理しております。リスク管理委員会においては、リスクの定期的な把握及びリスク回避・軽減策の検討指示並びに危機時の陣頭指揮・各種対応指示などを行うとともに、リスク情報の収集、危機対策・対応などで、必要と判断した場合、対処方針・対処方法を策定し、取締役会にて承認を得ることとしております。また、リスク情報のなかで、コンプライアンス委員会に関係する事案については、コンプライアンス委員会に随時情報共有しております。

[体制図]


(注)1線…各業務執行部門は、実際にリスク管理を行い、リスク発生抑止の方針に従い、必要に応じてリスク管理計画を策定し、また、業務遂行におけるリスクを把握・評価を行い、回避・リスクテイクの判断、顕在化した際のリスクコントロールを迅速に実行する役割

2線…リスク統括部は、1線のカテゴリ別主管業務に加え、統合的リスク管理部署として、1線・カテゴリ別主管部署によるリスクコントロールの検証・指導・支援を行い、グループ全体のリスクガバナンス体制を構築する役割

3線…内部監査部は、体制及びプロセスの有効性や適切性を1線・2線から独立した立場で検証する役割

 

しかしながら、これらの対応にもかかわらず法的規制の強化もしくは緩和も含めた経営環境の変化、競合の状況、景気の変動等によってはムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があり、また、ムニノバホールディングスグループの戦略の見直しを余儀なくされる可能性があります。

 

ムニノバホールディングスの完全子会社となるアイフルは2025年3月期より、リスクシナリオの蓋然性と業務への影響度に基づき、事業に重要な影響を与える可能性があると経営が認識したリスクをトップリスクとして選定しております。トップリスクは毎期、リスク管理委員会において審議・決定され、トップリスクに対しては、リスクの高まりや予兆等の評価を行い、必要な対策を講じることでリスクの抑制等を図ります。

 

(2)トップリスク

リスク事象

リスクシナリオ

法令違反や従業員等による不適切な行為に関するリスク

従業員等が法令、社会規範、商慣習・市場慣習、お客様目線等に照らして正しい行為を行わないこと(いわゆる、ミスコンダクト)により、行政処分や社会的批判など、ステークホルダーからの信頼を棄損するリスク

競争力の低下リスク

既存競合先に加え、異業種からの新規参入、生活様式の変化、DX化の加速等から生じるお客様の期待変化に対して適切に対応ができない場合に、市場での競争力が低下するリスク

貸倒関連費用の増加リスク

経済情勢の悪化による資金繰りの困窮によって、支払いが困難となるお客様が増加するリスク

金利上昇リスク

市場環境の変動や政情不安等の地政学リスク等の影響により調達金利が上昇し、ムニノバホールディングスの経営成績に影響を及ぼすリスク

資金流動性リスク

市場環境、ムニノバホールディングスの信用力低下や格付けの変動等により資金調達が困難になるリスク

サイバー攻撃・システム障害リスク

人為的過誤、自然災害、停電、コンピュータウイルス、外部からのサイバー攻撃及びこれに類する事象により、事業影響が生じるリスク

人材不足による事業計画への影響発生リスク

事業計画に見合った人員・人材を確保できず、事業計画、プロジェクトの遂行ができなくなるリスク

 

 

①法令違反や従業員等による不適切な行為に関するリスク

ムニノバホールディングスグループは、業務を行うにあたっては、貸金業法、割賦販売法をはじめ、多くの関連法令等の遵守のほか、お客様をはじめとする多くのステークホルダーとの良好な関係維持が求められていますが、従業員等による法令等に抵触する行為や、商慣習・市場慣習、お客様目線等に照らして正しい行為を行わないこと(いわゆる、ミスコンダクト)等があった場合は、行政処分や社会的批判など、ステークホルダーからの信頼が失われ、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

ムニノバホールディングスグループでは、従業員等による法令の違反、不適切な行為の発生を抑制するべく、ムニノバホールディングスグループ全体において統一した企業倫理を共有し、ムニノバホールディングスグループ全体のコンプライアンス態勢を確立することを目的とした、グループコンプライアンス委員会を設置しております。また、内部統制機能として組織・制度を整備するとともに、システムによるオペレーショナルリスク対応を図り、上記体制図に記載の1線・2線・3線からなる、いわゆる3ラインによる点検と継続的な改善活動を図っております。

 

②競争力の低下リスク

ムニノバホールディングスグループは、国内外で信頼され、必要とされるグローバル金融グループを目指しておりますが、既存競合先に加え、異業種からの新規参入、生活様式の変化、DX化の加速等から生じるお客様の期待変化に対し、より迅速に対応することが求められており、これらに対して適切に対応ができない場合、市場における競争力が低下し、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

これらに対しムニノバホールディングスは、市場動向やお客様の声の積極的な収集活動に努め、スマホアプリの改善等UI/UX向上の取り組み強化など、デジタル技術の利活用による利便性の向上、M&Aを含む事業の多角化や海外展開による事業ポートフォリオの分散に重点をおいてサービス拡大に取り組んでおります。

 

③貸倒関連費用の増加リスク

ムニノバホールディングスグループは、営業貸付金等について、貸倒関連費用を計上しておりますが、今後の経済情勢等により資金繰りの困窮によって支払いが困難となるお客様が増加するリスクがあり、ムニノバホールディングスグループの貸倒関連費用の増加や受取利息の減少につながることで、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、お客様の信用力について定期的に調査を行うなど、予兆を即座に把握できる体制を構築し適切な対策を講じることで、債権の健全性維持に努めております。

 

④金利上昇リスク

資金調達に係る調達金利は、市場環境等により変動することがあり、政情不安等の地政学リスクの影響も含め、将来における金利上昇の程度によっては、ムニノバホールディングスグループの資金調達に影響を及ぼすおそれがあり、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループでは、ALM(資産と負債の総合的な管理)による金利リスクの管理を行っており、将来の金利見通しやコストを踏まえた調達金利の固定化、調達手段の多様化等により、金利変動リスクの軽減を図っています。

 

⑤資金流動性リスク

ムニノバホールディングスグループは、金融機関からの借入れ、社債、債権の流動化及びコマーシャル・ペーパー等により、資金調達を行っておりますが、市況環境、ムニノバホールディングスの信用力低下や格付の低下等の変動により資金調達が困難になる可能性があります。また、資金調達に係る契約には財務制限条項や早期償還条項が付されているものが存在することから、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績、又は営業貸付金等の債権内容が大きく変化し、期限の利益を喪失した場合には、資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループではALMによる短期・長期の資金流動性の管理を行うとともに、財務制限条項や早期償還条項の管理・報告、調達の多様化や新たな調達手法の検討、格付の向上に向けた取り組みを行っております。

 

⑥サイバー攻撃・システム障害リスク

ムニノバホールディングスグループが使用するハードウエア及びソフトウエアは、人為的過誤、コンピュータウイルス、外部からのサイバー攻撃及びこれに類する事象による損害又は中断等により、ムニノバホールディングスグループの事業に対する消費者の信頼が低下することで、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループでは、基幹システムの冗長化、バックアップ体制整備等のインフラ強化を図るとともに、サイバー攻撃やフィッシングサイト等へのセキュリティ強化に向け、社内CSIRTによる業界内外の情報連携体制、コンピュータウイルスの排除、外部からのサイバー攻撃の監視、多角的な脆弱性診断等を継続しています。また、二段階認証の導入等具体的な対策や、定期的な社内対応訓練等を通じて、それらの被害抑止に努めております。

 

⑦人材不足による事業計画への影響発生リスク

ムニノバホールディングスグループは、グループ全体における幅広い専門分野に対し、高い専門性を必要とする業務に従事している社員を雇用していることから、外部環境の変動により、人材不足による事業計画への影響を及ぼす可能性があります。

そのため、従業員等の積極的な採用や従業員等に対する継続的な研修等により、多様な人材の確保・育成を行っており、有能な人材を継続的に採用し定着を図るよう努めております。その他、タレントマネジメントシステムの積極活用による採用・配置・評価の最適化、組織・職位への要件明確化による有効な人材育成、従業員満足度の向上に向けた社内ロイヤリティの継続的な向上などの施策を実施してまいります。

 

(3)トップリスク以外のリスク

⑧有価証券保有に関するリスク

ムニノバホールディングスグループは、お客様の需要にあわせた商品やサービスを提供するために、子会社及び関連会社に係る投資有価証券を保有することで、ローン事業(消費者金融事業及び事業者金融事業)、クレジット事業、信用保証事業、海外事業等、金融事業の多角化を図っております。しかしながら、子会社等の不採算が想定より長引くことにより投資有価証券について減損に至るおそれがある場合には、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑨代表取締役及びその親族等のムニノバホールディングス株式保有並びに処分に関するリスク

当事業年度末現在、ムニノバホールディングスの代表取締役である福田光秀及びその創業者一族は、関連法人と併せてムニノバホールディングスの発行済株式の約40%を実質的に保有する株主となっております。その結果として、ムニノバホールディングスの支配権の譲渡、事業の再編及び再構築、他の事業及び資産への投資、並びに将来の資金調達等の重要な企業取引を含むムニノバホールディングスの事業活動に影響を及ぼす重要な意思決定に対して影響力を行使することができます。

また、これらの株主は、現在までのところ安定保有を維持しておりますが、今後、その所有株式の一部を処分した場合、市場におけるムニノバホールディングス株式の供給が増加することにより、ムニノバホールディングスの株価に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑩災害・感染症等に関するリスク

大規模な地震、津波、風水害等の自然災害、感染症の流行や紛争等の外的要因による非常事態によって、ムニノバホールディングスグループの事業継続に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループでは、事故・災害が発生した場合においても、ステークホルダーへの影響を最小化することを目的に、基幹システムの冗長化、データや電源のバックアップ、コールセンターのバックアップオフィスの整備及び災害備蓄体制の強化を図るとともに、事業継続計画に定めた対応を迅速に行うべく、安否確認及び緊急時のコミュニケーションツールを導入し土日祝や早朝夜間であっても連絡を可能にするとともに、定期的なグループ横断の訓練を実施しております。

予想を超える災害等が発生し、世界レベルでの経済活動の停滞で大幅に事業活動が縮小又は停止するなど、通常どおりに設備が使用できなくなった場合において、お客様の需要に十分な対応が行き届かなくなる、あるいは、災害等に伴い被害を受けたお客様の状況悪化により、貸倒関連費用等が増加する場合は、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑪気候変動のリスク

ムニノバホールディングスグループは、気候変動への対応を優先度の高い課題として認識しており、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に従い、気候変動におけるリスク・機会の抽出とその対応策の検討を行っており、今後は、その内容に基づいて、ムニノバホールディングスグループとして課題の解決に取り組んでまいります。

 

(ムニノバホールディングスグループのリスク内容とリスク重要度の評価)

リスク項目

指標

リスク内容

評価

分類

大分類

小分類

政策

法規制

炭素税の上昇、省エネ政策、GHG排出規制、再エネ価格の上昇

支出

○インフラ稼働コストの増加

評判

社会、投資家の評判変化

資本

○お客様からの支持低下

○ステークホルダーの不安増大、評判悪化

・ 人材確保の困難性上昇、従業員の定着率低下

・ 資金調達の困難性上昇

・ 株価の下落

急性

台風、豪雨等による水害

支出

収益

○公共交通機関の停止に伴う、従業員の出勤制限発生

・ お客様へのサービスレベルの低下

○お客様罹災に伴う救済対象債権の増加

○自社グループ設備等の物理的被害

・ 直接的業績影響

慢性

平均気温の上昇、

降水・気象パターンの変動

支出

収益

○夏季の空調設備の運転コスト増加

○従業員の生産性低下、出勤制限の発生、職場の快適性・安全性の劣化

・ お客様へのサービスレベルの低下

 

 

(ムニノバホールディングスグループのリスク対応策及び機会)

リスク項目

リスク対応策

機会

炭素税の上昇、省エネ政策、GHG排出規制、再エネ価格の上昇

・エネルギー使用量、CO2削減目標の設定

・省エネ施策推進による事業活動コストの削減

社会、投資家の評判変化

・気候変動に関する取組みの情報開示、投資家等への丁寧な説明

・お客様、株式・債券市場等からの適正な評価

台風、豪雨等による水害

・コンティンジェンシープランの更改

・お客様が罹災された場合の相談窓口等の支援体制整備

・BCP対策によるインフラの強化

・お客様へのサービスレベルの安定化促進

平均気温の上昇、降水・気象パターンの変動

・快適な職場環境の再構築

・職場環境の改善による生産性向上

 

 

事業等のリスク

 

3 【事業等のリスク】

ムニノバホールディングスは本届出書提出日現在において設立されておりませんが、本株式移転によりアイフルの完全親会社となるため、ムニノバホールディングスの設立後は、本届出書提出日現在におけるアイフルの事業等のリスクがムニノバホールディングスグループの事業等のリスクとなり得ることが想定されます。アイフルの事業等のリスクを踏まえたムニノバホールディングスグループの事業等のリスクは以下のとおりです。

なお、本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は、別段の記載がない限り、本届出書提出日現在においてアイフルが判断したものです。

 

(1)ムニノバホールディングスのリスク管理体制

ムニノバホールディングスグループでは、取締役会直属機関としてリスク管理委員会を設置し、各部署で発生するリスクないし企業活動を脅かすリスクを横断的に統括管理し、リスクの顕在化の未然防止及び危機発生時の体制整備をしております。

具体的には、「リスク管理規程」に基づき、各部署で継続的に収集したリスク情報をもとにリスクを算定・評価し、回避策・軽減策を検討しております。また、リスク統括部において、各部署より報告を受けたリスク情報を一元管理しております。リスク管理委員会においては、リスクの定期的な把握及びリスク回避・軽減策の検討指示並びに危機時の陣頭指揮・各種対応指示などを行うとともに、リスク情報の収集、危機対策・対応などで、必要と判断した場合、対処方針・対処方法を策定し、取締役会にて承認を得ることとしております。また、リスク情報のなかで、コンプライアンス委員会に関係する事案については、コンプライアンス委員会に随時情報共有しております。

[体制図]


(注)1線…各業務執行部門は、実際にリスク管理を行い、リスク発生抑止の方針に従い、必要に応じてリスク管理計画を策定し、また、業務遂行におけるリスクを把握・評価を行い、回避・リスクテイクの判断、顕在化した際のリスクコントロールを迅速に実行する役割

2線…リスク統括部は、1線のカテゴリ別主管業務に加え、統合的リスク管理部署として、1線・カテゴリ別主管部署によるリスクコントロールの検証・指導・支援を行い、グループ全体のリスクガバナンス体制を構築する役割

3線…内部監査部は、体制及びプロセスの有効性や適切性を1線・2線から独立した立場で検証する役割

 

しかしながら、これらの対応にもかかわらず法的規制の強化もしくは緩和も含めた経営環境の変化、競合の状況、景気の変動等によってはムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があり、また、ムニノバホールディングスグループの戦略の見直しを余儀なくされる可能性があります。

 

ムニノバホールディングスの完全子会社となるアイフルは2025年3月期より、リスクシナリオの蓋然性と業務への影響度に基づき、事業に重要な影響を与える可能性があると経営が認識したリスクをトップリスクとして選定しております。トップリスクは毎期、リスク管理委員会において審議・決定され、トップリスクに対しては、リスクの高まりや予兆等の評価を行い、必要な対策を講じることでリスクの抑制等を図ります。

 

(2)トップリスク

リスク事象

リスクシナリオ

法令違反や従業員等による不適切な行為に関するリスク

従業員等が法令、社会規範、商慣習・市場慣習、お客様目線等に照らして正しい行為を行わないこと(いわゆる、ミスコンダクト)により、行政処分や社会的批判など、ステークホルダーからの信頼を棄損するリスク

競争力の低下リスク

既存競合先に加え、異業種からの新規参入、生活様式の変化、DX化の加速等から生じるお客様の期待変化に対して適切に対応ができない場合に、市場での競争力が低下するリスク

貸倒関連費用の増加リスク

経済情勢の悪化による資金繰りの困窮によって、支払いが困難となるお客様が増加するリスク

金利上昇リスク

市場環境の変動や政情不安等の地政学リスク等の影響により調達金利が上昇し、ムニノバホールディングスの経営成績に影響を及ぼすリスク

資金流動性リスク

市場環境、ムニノバホールディングスの信用力低下や格付けの変動等により資金調達が困難になるリスク

サイバー攻撃・システム障害リスク

人為的過誤、自然災害、停電、コンピュータウイルス、外部からのサイバー攻撃及びこれに類する事象により、事業影響が生じるリスク

人材不足による事業計画への影響発生リスク

事業計画に見合った人員・人材を確保できず、事業計画、プロジェクトの遂行ができなくなるリスク

 

 

①法令違反や従業員等による不適切な行為に関するリスク

ムニノバホールディングスグループは、業務を行うにあたっては、貸金業法、割賦販売法をはじめ、多くの関連法令等の遵守のほか、お客様をはじめとする多くのステークホルダーとの良好な関係維持が求められていますが、従業員等による法令等に抵触する行為や、商慣習・市場慣習、お客様目線等に照らして正しい行為を行わないこと(いわゆる、ミスコンダクト)等があった場合は、行政処分や社会的批判など、ステークホルダーからの信頼が失われ、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

ムニノバホールディングスグループでは、従業員等による法令の違反、不適切な行為の発生を抑制するべく、ムニノバホールディングスグループ全体において統一した企業倫理を共有し、ムニノバホールディングスグループ全体のコンプライアンス態勢を確立することを目的とした、グループコンプライアンス委員会を設置しております。また、内部統制機能として組織・制度を整備するとともに、システムによるオペレーショナルリスク対応を図り、上記体制図に記載の1線・2線・3線からなる、いわゆる3ラインによる点検と継続的な改善活動を図っております。

 

②競争力の低下リスク

ムニノバホールディングスグループは、国内外で信頼され、必要とされるグローバル金融グループを目指しておりますが、既存競合先に加え、異業種からの新規参入、生活様式の変化、DX化の加速等から生じるお客様の期待変化に対し、より迅速に対応することが求められており、これらに対して適切に対応ができない場合、市場における競争力が低下し、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

これらに対しムニノバホールディングスは、市場動向やお客様の声の積極的な収集活動に努め、スマホアプリの改善等UI/UX向上の取り組み強化など、デジタル技術の利活用による利便性の向上、M&Aを含む事業の多角化や海外展開による事業ポートフォリオの分散に重点をおいてサービス拡大に取り組んでおります。

 

③貸倒関連費用の増加リスク

ムニノバホールディングスグループは、営業貸付金等について、貸倒関連費用を計上しておりますが、今後の経済情勢等により資金繰りの困窮によって支払いが困難となるお客様が増加するリスクがあり、ムニノバホールディングスグループの貸倒関連費用の増加や受取利息の減少につながることで、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、お客様の信用力について定期的に調査を行うなど、予兆を即座に把握できる体制を構築し適切な対策を講じることで、債権の健全性維持に努めております。

 

④金利上昇リスク

資金調達に係る調達金利は、市場環境等により変動することがあり、政情不安等の地政学リスクの影響も含め、将来における金利上昇の程度によっては、ムニノバホールディングスグループの資金調達に影響を及ぼすおそれがあり、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループでは、ALM(資産と負債の総合的な管理)による金利リスクの管理を行っており、将来の金利見通しやコストを踏まえた調達金利の固定化、調達手段の多様化等により、金利変動リスクの軽減を図っています。

 

⑤資金流動性リスク

ムニノバホールディングスグループは、金融機関からの借入れ、社債、債権の流動化及びコマーシャル・ペーパー等により、資金調達を行っておりますが、市況環境、ムニノバホールディングスの信用力低下や格付の低下等の変動により資金調達が困難になる可能性があります。また、資金調達に係る契約には財務制限条項や早期償還条項が付されているものが存在することから、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績、又は営業貸付金等の債権内容が大きく変化し、期限の利益を喪失した場合には、資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループではALMによる短期・長期の資金流動性の管理を行うとともに、財務制限条項や早期償還条項の管理・報告、調達の多様化や新たな調達手法の検討、格付の向上に向けた取り組みを行っております。

 

⑥サイバー攻撃・システム障害リスク

ムニノバホールディングスグループが使用するハードウエア及びソフトウエアは、人為的過誤、コンピュータウイルス、外部からのサイバー攻撃及びこれに類する事象による損害又は中断等により、ムニノバホールディングスグループの事業に対する消費者の信頼が低下することで、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループでは、基幹システムの冗長化、バックアップ体制整備等のインフラ強化を図るとともに、サイバー攻撃やフィッシングサイト等へのセキュリティ強化に向け、社内CSIRTによる業界内外の情報連携体制、コンピュータウイルスの排除、外部からのサイバー攻撃の監視、多角的な脆弱性診断等を継続しています。また、二段階認証の導入等具体的な対策や、定期的な社内対応訓練等を通じて、それらの被害抑止に努めております。

 

⑦人材不足による事業計画への影響発生リスク

ムニノバホールディングスグループは、グループ全体における幅広い専門分野に対し、高い専門性を必要とする業務に従事している社員を雇用していることから、外部環境の変動により、人材不足による事業計画への影響を及ぼす可能性があります。

そのため、従業員等の積極的な採用や従業員等に対する継続的な研修等により、多様な人材の確保・育成を行っており、有能な人材を継続的に採用し定着を図るよう努めております。その他、タレントマネジメントシステムの積極活用による採用・配置・評価の最適化、組織・職位への要件明確化による有効な人材育成、従業員満足度の向上に向けた社内ロイヤリティの継続的な向上などの施策を実施してまいります。

 

(3)トップリスク以外のリスク

⑧有価証券保有に関するリスク

ムニノバホールディングスグループは、お客様の需要にあわせた商品やサービスを提供するために、子会社及び関連会社に係る投資有価証券を保有することで、ローン事業(消費者金融事業及び事業者金融事業)、クレジット事業、信用保証事業、海外事業等、金融事業の多角化を図っております。しかしながら、子会社等の不採算が想定より長引くことにより投資有価証券について減損に至るおそれがある場合には、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑨代表取締役及びその親族等のムニノバホールディングス株式保有並びに処分に関するリスク

当事業年度末現在、ムニノバホールディングスの代表取締役である福田光秀及びその創業者一族は、関連法人と併せてムニノバホールディングスの発行済株式の約40%を実質的に保有する株主となっております。その結果として、ムニノバホールディングスの支配権の譲渡、事業の再編及び再構築、他の事業及び資産への投資、並びに将来の資金調達等の重要な企業取引を含むムニノバホールディングスの事業活動に影響を及ぼす重要な意思決定に対して影響力を行使することができます。

また、これらの株主は、現在までのところ安定保有を維持しておりますが、今後、その所有株式の一部を処分した場合、市場におけるムニノバホールディングス株式の供給が増加することにより、ムニノバホールディングスの株価に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑩災害・感染症等に関するリスク

大規模な地震、津波、風水害等の自然災害、感染症の流行や紛争等の外的要因による非常事態によって、ムニノバホールディングスグループの事業継続に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループでは、事故・災害が発生した場合においても、ステークホルダーへの影響を最小化することを目的に、基幹システムの冗長化、データや電源のバックアップ、コールセンターのバックアップオフィスの整備及び災害備蓄体制の強化を図るとともに、事業継続計画に定めた対応を迅速に行うべく、安否確認及び緊急時のコミュニケーションツールを導入し土日祝や早朝夜間であっても連絡を可能にするとともに、定期的なグループ横断の訓練を実施しております。

予想を超える災害等が発生し、世界レベルでの経済活動の停滞で大幅に事業活動が縮小又は停止するなど、通常どおりに設備が使用できなくなった場合において、お客様の需要に十分な対応が行き届かなくなる、あるいは、災害等に伴い被害を受けたお客様の状況悪化により、貸倒関連費用等が増加する場合は、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑪気候変動のリスク

ムニノバホールディングスグループは、気候変動への対応を優先度の高い課題として認識しており、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に従い、気候変動におけるリスク・機会の抽出とその対応策の検討を行っており、今後は、その内容に基づいて、ムニノバホールディングスグループとして課題の解決に取り組んでまいります。

 

(ムニノバホールディングスグループのリスク内容とリスク重要度の評価)

リスク項目

指標

リスク内容

評価

分類

大分類

小分類

政策

法規制

炭素税の上昇、省エネ政策、GHG排出規制、再エネ価格の上昇

支出

○インフラ稼働コストの増加

評判

社会、投資家の評判変化

資本

○お客様からの支持低下

○ステークホルダーの不安増大、評判悪化

・ 人材確保の困難性上昇、従業員の定着率低下

・ 資金調達の困難性上昇

・ 株価の下落

急性

台風、豪雨等による水害

支出

収益

○公共交通機関の停止に伴う、従業員の出勤制限発生

・ お客様へのサービスレベルの低下

○お客様罹災に伴う救済対象債権の増加

○自社グループ設備等の物理的被害

・ 直接的業績影響

慢性

平均気温の上昇、

降水・気象パターンの変動

支出

収益

○夏季の空調設備の運転コスト増加

○従業員の生産性低下、出勤制限の発生、職場の快適性・安全性の劣化

・ お客様へのサービスレベルの低下

 

 

(ムニノバホールディングスグループのリスク対応策及び機会)

リスク項目

リスク対応策

機会

炭素税の上昇、省エネ政策、GHG排出規制、再エネ価格の上昇

・エネルギー使用量、CO2削減目標の設定

・省エネ施策推進による事業活動コストの削減

社会、投資家の評判変化

・気候変動に関する取組みの情報開示、投資家等への丁寧な説明

・お客様、株式・債券市場等からの適正な評価

台風、豪雨等による水害

・コンティンジェンシープランの更改

・お客様が罹災された場合の相談窓口等の支援体制整備

・BCP対策によるインフラの強化

・お客様へのサービスレベルの安定化促進

平均気温の上昇、降水・気象パターンの変動

・快適な職場環境の再構築

・職場環境の改善による生産性向上

 

 

事業等のリスク

 

3 【事業等のリスク】

ムニノバホールディングスは本届出書提出日現在において設立されておりませんが、本株式移転によりアイフルの完全親会社となるため、ムニノバホールディングスの設立後は、本届出書提出日現在におけるアイフルの事業等のリスクがムニノバホールディングスグループの事業等のリスクとなり得ることが想定されます。アイフルの事業等のリスクを踏まえたムニノバホールディングスグループの事業等のリスクは以下のとおりです。

なお、本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は、別段の記載がない限り、本届出書提出日現在においてアイフルが判断したものです。

 

(1)ムニノバホールディングスのリスク管理体制

ムニノバホールディングスグループでは、取締役会直属機関としてリスク管理委員会を設置し、各部署で発生するリスクないし企業活動を脅かすリスクを横断的に統括管理し、リスクの顕在化の未然防止及び危機発生時の体制整備をしております。

具体的には、「リスク管理規程」に基づき、各部署で継続的に収集したリスク情報をもとにリスクを算定・評価し、回避策・軽減策を検討しております。また、リスク統括部において、各部署より報告を受けたリスク情報を一元管理しております。リスク管理委員会においては、リスクの定期的な把握及びリスク回避・軽減策の検討指示並びに危機時の陣頭指揮・各種対応指示などを行うとともに、リスク情報の収集、危機対策・対応などで、必要と判断した場合、対処方針・対処方法を策定し、取締役会にて承認を得ることとしております。また、リスク情報のなかで、コンプライアンス委員会に関係する事案については、コンプライアンス委員会に随時情報共有しております。

[体制図]


(注)1線…各業務執行部門は、実際にリスク管理を行い、リスク発生抑止の方針に従い、必要に応じてリスク管理計画を策定し、また、業務遂行におけるリスクを把握・評価を行い、回避・リスクテイクの判断、顕在化した際のリスクコントロールを迅速に実行する役割

2線…リスク統括部は、1線のカテゴリ別主管業務に加え、統合的リスク管理部署として、1線・カテゴリ別主管部署によるリスクコントロールの検証・指導・支援を行い、グループ全体のリスクガバナンス体制を構築する役割

3線…内部監査部は、体制及びプロセスの有効性や適切性を1線・2線から独立した立場で検証する役割

 

しかしながら、これらの対応にもかかわらず法的規制の強化もしくは緩和も含めた経営環境の変化、競合の状況、景気の変動等によってはムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があり、また、ムニノバホールディングスグループの戦略の見直しを余儀なくされる可能性があります。

 

ムニノバホールディングスの完全子会社となるアイフルは2025年3月期より、リスクシナリオの蓋然性と業務への影響度に基づき、事業に重要な影響を与える可能性があると経営が認識したリスクをトップリスクとして選定しております。トップリスクは毎期、リスク管理委員会において審議・決定され、トップリスクに対しては、リスクの高まりや予兆等の評価を行い、必要な対策を講じることでリスクの抑制等を図ります。

 

(2)トップリスク

リスク事象

リスクシナリオ

法令違反や従業員等による不適切な行為に関するリスク

従業員等が法令、社会規範、商慣習・市場慣習、お客様目線等に照らして正しい行為を行わないこと(いわゆる、ミスコンダクト)により、行政処分や社会的批判など、ステークホルダーからの信頼を棄損するリスク

競争力の低下リスク

既存競合先に加え、異業種からの新規参入、生活様式の変化、DX化の加速等から生じるお客様の期待変化に対して適切に対応ができない場合に、市場での競争力が低下するリスク

貸倒関連費用の増加リスク

経済情勢の悪化による資金繰りの困窮によって、支払いが困難となるお客様が増加するリスク

金利上昇リスク

市場環境の変動や政情不安等の地政学リスク等の影響により調達金利が上昇し、ムニノバホールディングスの経営成績に影響を及ぼすリスク

資金流動性リスク

市場環境、ムニノバホールディングスの信用力低下や格付けの変動等により資金調達が困難になるリスク

サイバー攻撃・システム障害リスク

人為的過誤、自然災害、停電、コンピュータウイルス、外部からのサイバー攻撃及びこれに類する事象により、事業影響が生じるリスク

人材不足による事業計画への影響発生リスク

事業計画に見合った人員・人材を確保できず、事業計画、プロジェクトの遂行ができなくなるリスク

 

 

①法令違反や従業員等による不適切な行為に関するリスク

ムニノバホールディングスグループは、業務を行うにあたっては、貸金業法、割賦販売法をはじめ、多くの関連法令等の遵守のほか、お客様をはじめとする多くのステークホルダーとの良好な関係維持が求められていますが、従業員等による法令等に抵触する行為や、商慣習・市場慣習、お客様目線等に照らして正しい行為を行わないこと(いわゆる、ミスコンダクト)等があった場合は、行政処分や社会的批判など、ステークホルダーからの信頼が失われ、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

ムニノバホールディングスグループでは、従業員等による法令の違反、不適切な行為の発生を抑制するべく、ムニノバホールディングスグループ全体において統一した企業倫理を共有し、ムニノバホールディングスグループ全体のコンプライアンス態勢を確立することを目的とした、グループコンプライアンス委員会を設置しております。また、内部統制機能として組織・制度を整備するとともに、システムによるオペレーショナルリスク対応を図り、上記体制図に記載の1線・2線・3線からなる、いわゆる3ラインによる点検と継続的な改善活動を図っております。

 

②競争力の低下リスク

ムニノバホールディングスグループは、国内外で信頼され、必要とされるグローバル金融グループを目指しておりますが、既存競合先に加え、異業種からの新規参入、生活様式の変化、DX化の加速等から生じるお客様の期待変化に対し、より迅速に対応することが求められており、これらに対して適切に対応ができない場合、市場における競争力が低下し、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

これらに対しムニノバホールディングスは、市場動向やお客様の声の積極的な収集活動に努め、スマホアプリの改善等UI/UX向上の取り組み強化など、デジタル技術の利活用による利便性の向上、M&Aを含む事業の多角化や海外展開による事業ポートフォリオの分散に重点をおいてサービス拡大に取り組んでおります。

 

③貸倒関連費用の増加リスク

ムニノバホールディングスグループは、営業貸付金等について、貸倒関連費用を計上しておりますが、今後の経済情勢等により資金繰りの困窮によって支払いが困難となるお客様が増加するリスクがあり、ムニノバホールディングスグループの貸倒関連費用の増加や受取利息の減少につながることで、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、お客様の信用力について定期的に調査を行うなど、予兆を即座に把握できる体制を構築し適切な対策を講じることで、債権の健全性維持に努めております。

 

④金利上昇リスク

資金調達に係る調達金利は、市場環境等により変動することがあり、政情不安等の地政学リスクの影響も含め、将来における金利上昇の程度によっては、ムニノバホールディングスグループの資金調達に影響を及ぼすおそれがあり、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループでは、ALM(資産と負債の総合的な管理)による金利リスクの管理を行っており、将来の金利見通しやコストを踏まえた調達金利の固定化、調達手段の多様化等により、金利変動リスクの軽減を図っています。

 

⑤資金流動性リスク

ムニノバホールディングスグループは、金融機関からの借入れ、社債、債権の流動化及びコマーシャル・ペーパー等により、資金調達を行っておりますが、市況環境、ムニノバホールディングスの信用力低下や格付の低下等の変動により資金調達が困難になる可能性があります。また、資金調達に係る契約には財務制限条項や早期償還条項が付されているものが存在することから、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績、又は営業貸付金等の債権内容が大きく変化し、期限の利益を喪失した場合には、資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループではALMによる短期・長期の資金流動性の管理を行うとともに、財務制限条項や早期償還条項の管理・報告、調達の多様化や新たな調達手法の検討、格付の向上に向けた取り組みを行っております。

 

⑥サイバー攻撃・システム障害リスク

ムニノバホールディングスグループが使用するハードウエア及びソフトウエアは、人為的過誤、コンピュータウイルス、外部からのサイバー攻撃及びこれに類する事象による損害又は中断等により、ムニノバホールディングスグループの事業に対する消費者の信頼が低下することで、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループでは、基幹システムの冗長化、バックアップ体制整備等のインフラ強化を図るとともに、サイバー攻撃やフィッシングサイト等へのセキュリティ強化に向け、社内CSIRTによる業界内外の情報連携体制、コンピュータウイルスの排除、外部からのサイバー攻撃の監視、多角的な脆弱性診断等を継続しています。また、二段階認証の導入等具体的な対策や、定期的な社内対応訓練等を通じて、それらの被害抑止に努めております。

 

⑦人材不足による事業計画への影響発生リスク

ムニノバホールディングスグループは、グループ全体における幅広い専門分野に対し、高い専門性を必要とする業務に従事している社員を雇用していることから、外部環境の変動により、人材不足による事業計画への影響を及ぼす可能性があります。

そのため、従業員等の積極的な採用や従業員等に対する継続的な研修等により、多様な人材の確保・育成を行っており、有能な人材を継続的に採用し定着を図るよう努めております。その他、タレントマネジメントシステムの積極活用による採用・配置・評価の最適化、組織・職位への要件明確化による有効な人材育成、従業員満足度の向上に向けた社内ロイヤリティの継続的な向上などの施策を実施してまいります。

 

(3)トップリスク以外のリスク

⑧有価証券保有に関するリスク

ムニノバホールディングスグループは、お客様の需要にあわせた商品やサービスを提供するために、子会社及び関連会社に係る投資有価証券を保有することで、ローン事業(消費者金融事業及び事業者金融事業)、クレジット事業、信用保証事業、海外事業等、金融事業の多角化を図っております。しかしながら、子会社等の不採算が想定より長引くことにより投資有価証券について減損に至るおそれがある場合には、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑨代表取締役及びその親族等のムニノバホールディングス株式保有並びに処分に関するリスク

当事業年度末現在、ムニノバホールディングスの代表取締役である福田光秀及びその創業者一族は、関連法人と併せてムニノバホールディングスの発行済株式の約40%を実質的に保有する株主となっております。その結果として、ムニノバホールディングスの支配権の譲渡、事業の再編及び再構築、他の事業及び資産への投資、並びに将来の資金調達等の重要な企業取引を含むムニノバホールディングスの事業活動に影響を及ぼす重要な意思決定に対して影響力を行使することができます。

また、これらの株主は、現在までのところ安定保有を維持しておりますが、今後、その所有株式の一部を処分した場合、市場におけるムニノバホールディングス株式の供給が増加することにより、ムニノバホールディングスの株価に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑩災害・感染症等に関するリスク

大規模な地震、津波、風水害等の自然災害、感染症の流行や紛争等の外的要因による非常事態によって、ムニノバホールディングスグループの事業継続に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループでは、事故・災害が発生した場合においても、ステークホルダーへの影響を最小化することを目的に、基幹システムの冗長化、データや電源のバックアップ、コールセンターのバックアップオフィスの整備及び災害備蓄体制の強化を図るとともに、事業継続計画に定めた対応を迅速に行うべく、安否確認及び緊急時のコミュニケーションツールを導入し土日祝や早朝夜間であっても連絡を可能にするとともに、定期的なグループ横断の訓練を実施しております。

予想を超える災害等が発生し、世界レベルでの経済活動の停滞で大幅に事業活動が縮小又は停止するなど、通常どおりに設備が使用できなくなった場合において、お客様の需要に十分な対応が行き届かなくなる、あるいは、災害等に伴い被害を受けたお客様の状況悪化により、貸倒関連費用等が増加する場合は、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑪気候変動のリスク

ムニノバホールディングスグループは、気候変動への対応を優先度の高い課題として認識しており、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に従い、気候変動におけるリスク・機会の抽出とその対応策の検討を行っており、今後は、その内容に基づいて、ムニノバホールディングスグループとして課題の解決に取り組んでまいります。

 

(ムニノバホールディングスグループのリスク内容とリスク重要度の評価)

リスク項目

指標

リスク内容

評価

分類

大分類

小分類

政策

法規制

炭素税の上昇、省エネ政策、GHG排出規制、再エネ価格の上昇

支出

○インフラ稼働コストの増加

評判

社会、投資家の評判変化

資本

○お客様からの支持低下

○ステークホルダーの不安増大、評判悪化

・ 人材確保の困難性上昇、従業員の定着率低下

・ 資金調達の困難性上昇

・ 株価の下落

急性

台風、豪雨等による水害

支出

収益

○公共交通機関の停止に伴う、従業員の出勤制限発生

・ お客様へのサービスレベルの低下

○お客様罹災に伴う救済対象債権の増加

○自社グループ設備等の物理的被害

・ 直接的業績影響

慢性

平均気温の上昇、

降水・気象パターンの変動

支出

収益

○夏季の空調設備の運転コスト増加

○従業員の生産性低下、出勤制限の発生、職場の快適性・安全性の劣化

・ お客様へのサービスレベルの低下

 

 

(ムニノバホールディングスグループのリスク対応策及び機会)

リスク項目

リスク対応策

機会

炭素税の上昇、省エネ政策、GHG排出規制、再エネ価格の上昇

・エネルギー使用量、CO2削減目標の設定

・省エネ施策推進による事業活動コストの削減

社会、投資家の評判変化

・気候変動に関する取組みの情報開示、投資家等への丁寧な説明

・お客様、株式・債券市場等からの適正な評価

台風、豪雨等による水害

・コンティンジェンシープランの更改

・お客様が罹災された場合の相談窓口等の支援体制整備

・BCP対策によるインフラの強化

・お客様へのサービスレベルの安定化促進

平均気温の上昇、降水・気象パターンの変動

・快適な職場環境の再構築

・職場環境の改善による生産性向上

 

 

事業等のリスク

 

3 【事業等のリスク】

ムニノバホールディングスは本届出書提出日現在において設立されておりませんが、本株式移転によりアイフルの完全親会社となるため、ムニノバホールディングスの設立後は、本届出書提出日現在におけるアイフルの事業等のリスクがムニノバホールディングスグループの事業等のリスクとなり得ることが想定されます。アイフルの事業等のリスクを踏まえたムニノバホールディングスグループの事業等のリスクは以下のとおりです。

なお、本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は、別段の記載がない限り、本届出書提出日現在においてアイフルが判断したものです。

 

(1)ムニノバホールディングスのリスク管理体制

ムニノバホールディングスグループでは、取締役会直属機関としてリスク管理委員会を設置し、各部署で発生するリスクないし企業活動を脅かすリスクを横断的に統括管理し、リスクの顕在化の未然防止及び危機発生時の体制整備をしております。

具体的には、「リスク管理規程」に基づき、各部署で継続的に収集したリスク情報をもとにリスクを算定・評価し、回避策・軽減策を検討しております。また、リスク統括部において、各部署より報告を受けたリスク情報を一元管理しております。リスク管理委員会においては、リスクの定期的な把握及びリスク回避・軽減策の検討指示並びに危機時の陣頭指揮・各種対応指示などを行うとともに、リスク情報の収集、危機対策・対応などで、必要と判断した場合、対処方針・対処方法を策定し、取締役会にて承認を得ることとしております。また、リスク情報のなかで、コンプライアンス委員会に関係する事案については、コンプライアンス委員会に随時情報共有しております。

[体制図]


(注)1線…各業務執行部門は、実際にリスク管理を行い、リスク発生抑止の方針に従い、必要に応じてリスク管理計画を策定し、また、業務遂行におけるリスクを把握・評価を行い、回避・リスクテイクの判断、顕在化した際のリスクコントロールを迅速に実行する役割

2線…リスク統括部は、1線のカテゴリ別主管業務に加え、統合的リスク管理部署として、1線・カテゴリ別主管部署によるリスクコントロールの検証・指導・支援を行い、グループ全体のリスクガバナンス体制を構築する役割

3線…内部監査部は、体制及びプロセスの有効性や適切性を1線・2線から独立した立場で検証する役割

 

しかしながら、これらの対応にもかかわらず法的規制の強化もしくは緩和も含めた経営環境の変化、競合の状況、景気の変動等によってはムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があり、また、ムニノバホールディングスグループの戦略の見直しを余儀なくされる可能性があります。

 

ムニノバホールディングスの完全子会社となるアイフルは2025年3月期より、リスクシナリオの蓋然性と業務への影響度に基づき、事業に重要な影響を与える可能性があると経営が認識したリスクをトップリスクとして選定しております。トップリスクは毎期、リスク管理委員会において審議・決定され、トップリスクに対しては、リスクの高まりや予兆等の評価を行い、必要な対策を講じることでリスクの抑制等を図ります。

 

(2)トップリスク

リスク事象

リスクシナリオ

法令違反や従業員等による不適切な行為に関するリスク

従業員等が法令、社会規範、商慣習・市場慣習、お客様目線等に照らして正しい行為を行わないこと(いわゆる、ミスコンダクト)により、行政処分や社会的批判など、ステークホルダーからの信頼を棄損するリスク

競争力の低下リスク

既存競合先に加え、異業種からの新規参入、生活様式の変化、DX化の加速等から生じるお客様の期待変化に対して適切に対応ができない場合に、市場での競争力が低下するリスク

貸倒関連費用の増加リスク

経済情勢の悪化による資金繰りの困窮によって、支払いが困難となるお客様が増加するリスク

金利上昇リスク

市場環境の変動や政情不安等の地政学リスク等の影響により調達金利が上昇し、ムニノバホールディングスの経営成績に影響を及ぼすリスク

資金流動性リスク

市場環境、ムニノバホールディングスの信用力低下や格付けの変動等により資金調達が困難になるリスク

サイバー攻撃・システム障害リスク

人為的過誤、自然災害、停電、コンピュータウイルス、外部からのサイバー攻撃及びこれに類する事象により、事業影響が生じるリスク

人材不足による事業計画への影響発生リスク

事業計画に見合った人員・人材を確保できず、事業計画、プロジェクトの遂行ができなくなるリスク

 

 

①法令違反や従業員等による不適切な行為に関するリスク

ムニノバホールディングスグループは、業務を行うにあたっては、貸金業法、割賦販売法をはじめ、多くの関連法令等の遵守のほか、お客様をはじめとする多くのステークホルダーとの良好な関係維持が求められていますが、従業員等による法令等に抵触する行為や、商慣習・市場慣習、お客様目線等に照らして正しい行為を行わないこと(いわゆる、ミスコンダクト)等があった場合は、行政処分や社会的批判など、ステークホルダーからの信頼が失われ、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

ムニノバホールディングスグループでは、従業員等による法令の違反、不適切な行為の発生を抑制するべく、ムニノバホールディングスグループ全体において統一した企業倫理を共有し、ムニノバホールディングスグループ全体のコンプライアンス態勢を確立することを目的とした、グループコンプライアンス委員会を設置しております。また、内部統制機能として組織・制度を整備するとともに、システムによるオペレーショナルリスク対応を図り、上記体制図に記載の1線・2線・3線からなる、いわゆる3ラインによる点検と継続的な改善活動を図っております。

 

②競争力の低下リスク

ムニノバホールディングスグループは、国内外で信頼され、必要とされるグローバル金融グループを目指しておりますが、既存競合先に加え、異業種からの新規参入、生活様式の変化、DX化の加速等から生じるお客様の期待変化に対し、より迅速に対応することが求められており、これらに対して適切に対応ができない場合、市場における競争力が低下し、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

これらに対しムニノバホールディングスは、市場動向やお客様の声の積極的な収集活動に努め、スマホアプリの改善等UI/UX向上の取り組み強化など、デジタル技術の利活用による利便性の向上、M&Aを含む事業の多角化や海外展開による事業ポートフォリオの分散に重点をおいてサービス拡大に取り組んでおります。

 

③貸倒関連費用の増加リスク

ムニノバホールディングスグループは、営業貸付金等について、貸倒関連費用を計上しておりますが、今後の経済情勢等により資金繰りの困窮によって支払いが困難となるお客様が増加するリスクがあり、ムニノバホールディングスグループの貸倒関連費用の増加や受取利息の減少につながることで、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、お客様の信用力について定期的に調査を行うなど、予兆を即座に把握できる体制を構築し適切な対策を講じることで、債権の健全性維持に努めております。

 

④金利上昇リスク

資金調達に係る調達金利は、市場環境等により変動することがあり、政情不安等の地政学リスクの影響も含め、将来における金利上昇の程度によっては、ムニノバホールディングスグループの資金調達に影響を及ぼすおそれがあり、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループでは、ALM(資産と負債の総合的な管理)による金利リスクの管理を行っており、将来の金利見通しやコストを踏まえた調達金利の固定化、調達手段の多様化等により、金利変動リスクの軽減を図っています。

 

⑤資金流動性リスク

ムニノバホールディングスグループは、金融機関からの借入れ、社債、債権の流動化及びコマーシャル・ペーパー等により、資金調達を行っておりますが、市況環境、ムニノバホールディングスの信用力低下や格付の低下等の変動により資金調達が困難になる可能性があります。また、資金調達に係る契約には財務制限条項や早期償還条項が付されているものが存在することから、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績、又は営業貸付金等の債権内容が大きく変化し、期限の利益を喪失した場合には、資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループではALMによる短期・長期の資金流動性の管理を行うとともに、財務制限条項や早期償還条項の管理・報告、調達の多様化や新たな調達手法の検討、格付の向上に向けた取り組みを行っております。

 

⑥サイバー攻撃・システム障害リスク

ムニノバホールディングスグループが使用するハードウエア及びソフトウエアは、人為的過誤、コンピュータウイルス、外部からのサイバー攻撃及びこれに類する事象による損害又は中断等により、ムニノバホールディングスグループの事業に対する消費者の信頼が低下することで、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループでは、基幹システムの冗長化、バックアップ体制整備等のインフラ強化を図るとともに、サイバー攻撃やフィッシングサイト等へのセキュリティ強化に向け、社内CSIRTによる業界内外の情報連携体制、コンピュータウイルスの排除、外部からのサイバー攻撃の監視、多角的な脆弱性診断等を継続しています。また、二段階認証の導入等具体的な対策や、定期的な社内対応訓練等を通じて、それらの被害抑止に努めております。

 

⑦人材不足による事業計画への影響発生リスク

ムニノバホールディングスグループは、グループ全体における幅広い専門分野に対し、高い専門性を必要とする業務に従事している社員を雇用していることから、外部環境の変動により、人材不足による事業計画への影響を及ぼす可能性があります。

そのため、従業員等の積極的な採用や従業員等に対する継続的な研修等により、多様な人材の確保・育成を行っており、有能な人材を継続的に採用し定着を図るよう努めております。その他、タレントマネジメントシステムの積極活用による採用・配置・評価の最適化、組織・職位への要件明確化による有効な人材育成、従業員満足度の向上に向けた社内ロイヤリティの継続的な向上などの施策を実施してまいります。

 

(3)トップリスク以外のリスク

⑧有価証券保有に関するリスク

ムニノバホールディングスグループは、お客様の需要にあわせた商品やサービスを提供するために、子会社及び関連会社に係る投資有価証券を保有することで、ローン事業(消費者金融事業及び事業者金融事業)、クレジット事業、保証事業、海外事業等、金融事業の多角化を図っております。しかしながら、子会社等の不採算が想定より長引くことにより投資有価証券について減損に至るおそれがある場合には、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑨代表取締役及びその親族等のムニノバホールディングス株式保有並びに処分に関するリスク

当事業年度末現在、ムニノバホールディングスの代表取締役である福田光秀及びその創業者一族は、関連法人と併せてムニノバホールディングスの発行済株式の約40%を実質的に保有する株主となっております。その結果として、ムニノバホールディングスの支配権の譲渡、事業の再編及び再構築、他の事業及び資産への投資、並びに将来の資金調達等の重要な企業取引を含むムニノバホールディングスの事業活動に影響を及ぼす重要な意思決定に対して影響力を行使することができます。

また、これらの株主は、現在までのところ安定保有を維持しておりますが、今後、その所有株式の一部を処分した場合、市場におけるムニノバホールディングス株式の供給が増加することにより、ムニノバホールディングスの株価に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑩災害・感染症等に関するリスク

大規模な地震、津波、風水害等の自然災害、感染症の流行や紛争等の外的要因による非常事態によって、ムニノバホールディングスグループの事業継続に影響を及ぼす可能性があります。

こうしたリスクを解消するため、ムニノバホールディングスグループでは、事故・災害が発生した場合においても、ステークホルダーへの影響を最小化することを目的に、基幹システムの冗長化、データや電源のバックアップ、コールセンターのバックアップオフィスの整備及び災害備蓄体制の強化を図るとともに、事業継続計画に定めた対応を迅速に行うべく、安否確認及び緊急時のコミュニケーションツールを導入し土日祝や早朝夜間であっても連絡を可能にするとともに、定期的なグループ横断の訓練を実施しております。

予想を超える災害等が発生し、世界レベルでの経済活動の停滞で大幅に事業活動が縮小又は停止するなど、通常どおりに設備が使用できなくなった場合において、お客様の需要に十分な対応が行き届かなくなる、あるいは、災害等に伴い被害を受けたお客様の状況悪化により、貸倒関連費用等が増加する場合は、ムニノバホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

⑪気候変動のリスク

ムニノバホールディングスグループは、気候変動への対応を優先度の高い課題として認識しており、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に従い、気候変動におけるリスク・機会の抽出とその対応策の検討を行っており、今後は、その内容に基づいて、ムニノバホールディングスグループとして課題の解決に取り組んでまいります。

 

(ムニノバホールディングスグループのリスク内容とリスク重要度の評価)

リスク項目

指標

リスク内容

評価

分類

大分類

小分類

政策

法規制

炭素税の上昇、省エネ政策、GHG排出規制、再エネ価格の上昇

支出

○インフラ稼働コストの増加

評判

社会、投資家の評判変化

資本

○お客様からの支持低下

○ステークホルダーの不安増大、評判悪化

・ 人材確保の困難性上昇、従業員の定着率低下

・ 資金調達の困難性上昇

・ 株価の下落

急性

台風、豪雨等による水害

支出

収益

○公共交通機関の停止に伴う、従業員の出勤制限発生

・ お客様サービスレベルの低下

○お客様罹災に伴う救済対象債権の増加

○自社グループ設備等の物理的被害

・ 直接的業績影響

慢性

平均気温の上昇、

降水・気象パターンの変動

支出

収益

○夏季の空調設備の運転コスト増加

○従業員の生産性低下、出勤制限、職場の快適性・安全性の劣化

・ お客様サービスレベルの低下

 

 

(ムニノバホールディングスグループのリスク対応策及び機会)

リスク項目

リスク対応策

機会

炭素税の上昇、省エネ政策、GHG排出規制、再エネ価格の上昇

・エネルギー使用量、CO2削減目標の設定

・省エネ施策推進による事業活動コストの削減

社会、投資家の評判変化

・気候変動に関する取り組みの情報開示、投資家等への丁寧な説明

・お客様、株式・債券市場等からの適正な評価

台風、豪雨等による水害

・コンティンジェンシープランの更改

・お客様が罹災された場合の相談窓口等の支援体制整備

・BCP対策によるインフラ強化

・お客様サービスレベルの安定化促進

平均気温の上昇、降水・気象パターンの変動

・快適な職場環境の再構築

・職場環境の改善による生産性向上

 

 




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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