SAKIGAKEホールディングス(5891)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて
3 【事業の内容】 SAKIGAKEホールディングスグループは、「京都背脂醤油ラーメン」を主力商品とする「京都北白川ラーメン魁力屋」を運営する飲食事業を主に行っており、郊外ロードサイド及び商業施設内のフードコート等に2025年12月末現在175店舗(うち、直営店122店舗、FC加盟店等53店舗)を出店しております。 ・直営店 SAKIGAKEホールディングスが店舗設備投資を実施し、SAKIGAKEホールディングスの従業員が店舗を運営する形態であります。・社内FC店及びFC加盟店 社内FC店は従業員のキャリアプランとして設けた社員独立支援制度に基づき、FC加盟店はFC加盟企業と締結するフランチャイズチェーン加盟契約に基づき、店舗設備投資及び店舗スタッフの人件費を含む店舗運営に関わる全ての費用を各法人・個人の負担により運営する形態であります。SAKIGAKEホールディングスは、SAKIGAKEホールディングスブランドの商標使用許諾及び本部サービス提供に対する対価を収受しております。 その他、ラーメン魁力屋以外に、から揚げ専門店等を10店舗、また連結子会社(株式会社グランキュイジーヌ、台湾魁力屋国際股份有限公司)がラーメン店を中心に22店舗出店しております。 なお、SAKIGAKEホールディングスのセグメントは、飲食事業の単一セグメントであり、セグメント情報の記載を省略しております。区分別の主な内容は次のとおりであります。事業部門ブランド名及び店舗数サービス内容魁力屋事業部門・「京都北白川ラーメン魁力屋」(175店舗)醤油と鶏ガラをベースにしたスープに豚の背脂を落とした「京都背脂醤油ラーメン」を主力商品として提供しております。郊外ロードサイドを中心に、商業施設内のフードコート等に出店しております。その他事業部門・「からたま屋」(3店舗)・「とりサブロー」(6店舗)・「KIBARU」(1店舗)「からたま屋」と「とりサブロー」は、から揚げを主力商品とするテイクアウト専門であります。「KIBARU」はタンメンを主力商品としたラーメン店であります。子会社㈱グランキュイジーヌ・「札幌みその」(11店舗)・「天丼専門 銀座いつき」(2店舗)・「博多一星」(1店舗)・「肉そばけいすけ」(3店舗)・「銀座鴨そば九代目けいすけ」(1店舗)・「鶏王けいすけ」(1店舗)・「笠岡らーめんTAKETONBO」(2店舗)グランキュイジーヌが運営する店舗は「創造性と独自性の追求」を理念に、味噌ラーメン、豚骨ラーメン、特製醤油ラーメン、鴨出汁ラーメン、鶏白湯ラーメン、天丼専門店など、多彩な食のブランドを展開しています。それぞれのブランドが持つ個性やテーマを通して、お客様一人ひとりに新しい「おいしさの体験」をお届けします。子会社台湾魁力屋国際股份有限公司・「京都北白川ラーメン魁力屋」(1店舗)海外1号店として、看板メニューの京都熟成醤油ラーメンの他、現地の方の嗜好に合わせて開発した台湾新味のバリエーションもラインナップしております。 (1) 魁力屋事業部門①商品の特徴 今や国民食とも言われる「ラーメン」を提供する店舗は2024年度末現在で全国におよそ16,200店、その市場規模は約4,979億円と推計されています(出典「外食産業マーケティング便覧2025 №1」(㈱富士経済))。SAKIGAKEホールディングスの看板メニューである「特製醤油ラーメン」は醤油と鶏ガラスープをベースに、豚の背脂を落とした京都ラーメンと呼ばれる「背脂醤油ラーメン」で、「あっさりしていてコクがある、飽きのこない、ちょっと懐かしいラーメン」を商品コンセプトとしています。また、「焼きめし」「餃子」「唐揚げ」等の定食メニューや「お子様メニュー」を取り揃えることで、客層と利用動機の拡大を図っております。特に「焼きめし」は、店内調理にこだわり、マイスター制度(資格検定制度)を導入するなど、品質の安定と向上に努め、他社との差別化アイテムとして強化しております。②接客サービスの特徴 SAKIGAKEホールディングスの従業員には「店舗理念」「基本コンセプト」等が記載された『クレド』を常に携帯するように指導し、本社は朝礼で、店舗は入店時に「店舗理念」「基本コンセプト」を唱和することで、その浸透を図っております。特に「基本コンセプト」の『私たちは「挨拶」と「掃除」を基本として、常に素直な心を持ち、物事をプラス発想で考え、お客様の笑顔のために、「笑顔」と「元気」と「気くばり」で地域一番店を目指します』を、従業員の行動指針とし、「接客の良いラーメン店」と評価していただけるよう取り組んでおります。③店舗の特徴主力出店立地である郊外ロードサイド店舗は10台以上の駐車場を備え、150~300坪程度の敷地に建坪30坪、43席(カウンター13席・テーブル5卓(30席))を標準型とし、お一人様からファミリー層まで幅広いお客様に利用していただくとともに、コンパクトなレイアウトにより初期投資と賃料を抑えております。また、店舗レイアウトは従業員がお客様に意識を向けることができるよう、厨房と客席が一体となったオープンキッチン形式を基本レイアウトとしております。 (2) その他事業部門新たな業態開発を目的に多様な飲食店を展開しております。 [店舗数推移]店舗数推移は以下のとおりです。 2025年12月31日現在 関西関東東海その他計2021年12月末(19期)魁力屋直営店23店45店17店3店88店社内FC店9店6店7店3店25店その他5店1店-店-店6店合計37店52店24店6店119店2022年12月末(20期)魁力屋直営店25店50店19店3店97店社内FC店8店6店7店3店24店その他5店6店-店-店11店合計38店62店26店6店132店2023年12月末(21期)魁力屋直営店24店55店21店3店103店社内FC店9店6店7店3店25店FC加盟店2店2店1店2店7店その他4店6店-店-店10店合計39店69店29店8店145店2024年12月末(22期)魁力屋直営店27店60店22店3店112店社内FC店8店6店8店3店25店FC加盟店2店4店3店5店14店その他4店6店-店-店10店合計41店76店33店11店161店2025年12月末(23期)魁力屋直営店29店65店25店3店122店社内FC店8店6店9店3店26店FC加盟店5店5店4店13店27店その他4店6店-店-店10店子会社-店13店3店6店22店合計46店95店41店25店207店 [事業系統図] SAKIGAKEホールディングスの主要な事業系統図は以下のとおりです。
有価証券報告書(2025年12月決算)の情報です。
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、SAKIGAKEホールディングスグループが判断したものであります。(1) 会社の経営の方針ビジョン :「日本の食文化と『おもてなしの心』で世界中を笑顔に!」店舗理念 :「たくさんのお客様に『ありがとう』と言われるお店でありたい」基本コンセプト:「私たちは『挨拶』と『掃除』を基本として常に素直な心を持ち物事をプラス発想で考えお客様の笑顔のために『笑顔』と『元気』と『気くばり』で地域一番店を目指します」 (2) 経営環境2020年から新型コロナウイルス感染症の拡大により、外食産業は一時的に急激に縮小したものの、新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に位置づけられて以降は、経済活動は順調に回復しております。しかし、世界各地で地政学リスクが高まった影響により原材料及び資源エネルギー価格の高止まりが続いており、また人口減少に伴う慢性的な人員不足は解消されておらず、先行き不透明な経済環境が続くとの想定から、依然として予断を許さない状況と判断しております。 外食産業市場規模(売上高)の前年に対する増減率 2020年2021年2022年2023年2024年2025年前年比84.9%98.6%113.3%114.1%108.4%107.3% 出典「一般社団法人日本フードサービス協会 外食産業市場動向調査」 (3) 中長期的な会社の経営戦略 国内外食産業は、人口減少による市場の成長鈍化、少子高齢化による労働力人口の減少など、経営環境は今後さらに厳しさを増すものと予測されます。このような経営環境のなか、SAKIGAKEホールディングスグループは「日本の食文化と『おもてなしの心』で世界中を笑顔に!」をビジョンに掲げ、「加速度的な店舗展開&収益構造の変革」、そして「食の総合企業」への飛躍を中長期的な経営戦略として掲げております。① 国内魁力屋事業の成長加速SAKIGAKEホールディングスは「京都北白川ラーメン魁力屋」ブランドを関東、東海、関西など三大都市圏を中心に店舗展開しており、SAKIGAKEホールディングスの主力商品「京都背脂醤油ラーメン」は、三大都市圏に加えて、東北地方や中国地方、沖縄県にも出店するなど、地域嗜好性にあまり左右されない特長をもちます。この特長により、地方都市も含め、国内市場をさらに深耕できるものと考えております。直営店は既存出店地域への出店を継続し、さらなるドミナント化を進めます。また、新商勢圏への出店はFC加盟店を中心に行い、その両輪で魁力屋事業の成長を加速してまいります。② 魁力屋事業の海外進出海外市場において「ラーメン」は日本を代表する食文化として、広く認知されております。加えて、日本の伝統的文化を象徴する「京都」を屋号に冠するSAKIGAKEホールディングスの「京都北白川ラーメン魁力屋」は、2025年12月末現在国内に175店舗を展開しており、「京都」を代表するラーメンチェーンとして国内で高い知名度を有するとともに、海外展開においても優位性を発揮するものと考えております。2025年度は台湾に1号店を出店し、海外進出を果たすことができましたので、引き続き需要動向を見極めながら出店数を拡大してまいります。③ マルチブランドによる持続的成長モデルの構築外食産業においてのラーメン市場は、他の外食産業と比較しても寡占化が進行しておらず、まだまだシェア拡大の余地が大きいマーケットであると認識しております。その中でSAKIGAKEホールディングスグループは複数ブランドを束ねた持続的成長モデルの構築は重要な成長戦略と位置づけており、SAKIGAKEホールディングス展開の商品とは異なるラインナップを擁する企業を取得することで様々なシナジー効果を得て企業価値の向上に取り組んでまいります。 ④ 商流機能の強化魁力屋事業は店舗での「仕込み」「調理」にこだわり事業展開してまいりましたが、労働人口の減少や人件費コストの高騰、今後加速する国内フランチャイズ事業、海外事業においても、安定した品質の商品を提供し続けるために、店舗での「仕込み」作業の一部を外注化するとともに、「麺」や「スープ」「チャーシュー」など主力商材について、PB開発や製造機能の保有など、ノウハウの蓄積と収益力の強化に対して積極的に取り組んでまいります。また、これら商流機能の強化により、新たなBtoBビジネス(同業種への商材販売やコンサルティング)、BtoCビジネス(店頭や小売店、ECサイト等での自社製品の販売)の開発を検討し、中長期的ビジョンである「食の総合企業」への飛躍を目指してまいります。⑤ 新規事業の開発SAKIGAKEホールディングスは、「京都北白川ラーメン魁力屋」ブランドによる長期的な国内店舗数の目標を700店舗としております。株式上場により、社会的信用力の向上、優秀な人材を採用する機会や店舗不動産の情報を得る機会が増加し、出店が加速する可能性がある一方で、魁力屋事業に次ぐ新たな事業の開発は中長期的な経営戦略において重要な課題の一つであります。外食事業を取り巻く環境の変化に応じて、新規事業の開発に取り組んでまいります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題今後の見通しにつきましては、足元の経済動向は、雇用・所得環境の改善や訪日外国人観光客数の増加によるインバウンド需要の拡大等を背景に底堅く推移することが予想されます。しかしながら、不安定な国際情勢による資源・エネルギー価格の高止まりや物価上昇に伴う実質賃金のマイナス傾向等は継続しており、先行きは依然不透明であります。外食産業におきましては、所得環境の改善やインバウンド需要の拡大等により外食需要は引き続き堅調に推移するものと予想されますが、継続する原材料価格の高止まりや最低賃金の改定による労務コストの上昇等、収益確保に向けたハードルは高い状況にあります。このような状況の中、SAKIGAKEホールディングスグループは、経営ビジョンである「日本の食文化と『おもてなしの心』で世界中を笑顔に!」を実現するため、引き続き「加速度的な店舗展開と収益構造の変革」及び「食の総合企業への飛躍」を中長期経営戦略に掲げ、持続的な成長の実現と収益基盤の強化に取り組んでまいります。その中において、「マルチブランドによる持続的成長モデルの構築」が重要な成長戦略の柱の一つであることから、昨年子会社化した株式会社グランキュイジーヌに引き続き、魁力屋が展開する商品とは異なる「つけ麺」を中心としたラインナップを有する、株式会社エムピーキッチンホールディングスを2026年1月に完全子会社化いたしました。SAKIGAKEホールディングスグループは今後も各ブランドの特性を活かしたブランド戦略を展開し、企業価値を拡大してまいります。また、海外事業につきましては、2026年1月に台湾の台中市に2号店目となる、「京都北白川 ラーメン魁力屋 新光三越台中中港店」、台湾の台北市に3号店目となる「京都北白川 ラーメン魁力屋 新光三越台北本店」を続けて開店し、出店数を拡大いたしました。引き続き現地における需要動向を見極めながら魁力屋ブランドの展開と事業基盤の拡大を図ってまいります。以上の状況を踏まえ、次期の連結業績につきましては、売上高は、24,500百万円、営業利益は750百万円、経常利益は600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は250百万円、のれん償却前営業利益は1,200百万円、EBITDAは1,800百万円を予想しております。なお、これらの予想及び進捗は今後の市場環境等、様々な要因により変動する可能性を含んでおります。SAKIGAKEホールディングスグループは、外食事業を取り巻く環境が日々変化するなか、変化するお客様のニーズに柔軟に対応し、お客様に選ばれ続ける企業としてより強固な企業体質を構築してまいります。 (5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 SAKIGAKEホールディングスグループは、経営ビジョンに掲げる「日本の食文化と『おもてなしの心』で世界中を笑顔に!」を達成するためには、財務の健全性を担保した上で、持続的な企業価値の向上が必要と考え、「ROE(自己資本当期純利益率)」「売上高成長率」「自己資本比率」を重要な経営指標とし、個別業績基準でROE8%以上、売上高成長率10%以上、自己資本比率50%以上となるよう努めてまいりました。当連結会計年度におけるROEは個別業績基準で9.6%、売上高成長率は個別業績基準で12.9%、自己資本比率は個別業績基準で58.5%となり、それぞれ目標を達成いたしました。
事業等のリスク
3 【事業等のリスク】SAKIGAKEホールディングスグループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重大な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。SAKIGAKEホールディングスはこれらリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努めてまいります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在においてSAKIGAKEホールディングスが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1) 事業環境の変化によるリスク①経済情勢の変化や地政学的リスクの顕在化による影響について発生可能性:中発生する可能性のある時期:中~長期影響度:大●リスク金融及び為替市場の急激な悪化や失業率の増加等、経済情勢の変化による影響で消費活動が減退した場合、計画どおりの収益が上がらずSAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。また、食材及び建築資材の一部が外国産のため、原産地国において地政学的リスクが顕在化した場合、それらの調達コストが上昇し、安定的な調達が困難な状況に陥ることで、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える恐れがあります。●対策又は発生時の対応経済情勢の動向に関する情報収集につとめ、変化に対応した商品・サービスの開発に取り組んでまいります。また、地政学的リスクを回避するため新たな調達ルートの開発を進めてまいります。 ②市場環境及び競合について発生可能性:中発生する可能性のある時期:中~長期影響度:大●リスクSAKIGAKEホールディングスグループの属している外食業界は、日本の人口減少により飲食業界の全体的な成長が鈍化する可能性があり、それにより競争が激化する可能性があります。このような環境の中、SAKIGAKEホールディングスグループはサービス力向上・商品力の強化による付加価値を追求する方針をとり、他社との差別化を図っております。今後、競合他社との商品力、サービス等において競争が激化した場合、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応シンクタンクによる市場分析資料、証券アナリストの企業レポート、業界団体の交流会等から市場環境の動向に関する情報収集につとめ、変化に対応した商品・サービスの開発に取り組んでまいります。 ③指定感染症等の発生について発生可能性:低発生する可能性のある時期:短~中期影響度:大●リスク 先般発生した新型コロナウイルス感染症の感染拡大では、行政の要請により休業や営業時間を短縮するなど計画通りの店舗運営が困難な状況になりました。また、感染者及び濃厚接触者の行動が制限されたため、店舗運営に必要な従業員を確保できない店舗が発生しました。今後、同様に指定感染症等に指定される未知の感染症が流行した場合は、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応指定感染症の感染が拡大した際は、お客様、従業員、お取引先様の安心安全を最優先し、行政が定める基準に応じた店舗運営を行うとともに、企業としての社会的使命を果たしてまいります。また、行動制限発令時においても、売上を維持できるよう、テイクアウト・デリバリー等、店内飲食以外の商品、サービスの開発及びDX推進による生産性の向上に取り組んでまいります。 ④自然災害について発生可能性:中発生する可能性のある時期:中~長期影響度:中●リスク店舗所在地を含む地域で大規模な地震や台風等による風水害が発生した場合、被災状況によっては事業活動が困難となり、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。さらに大規模災害等により、物流網が寸断された場合には、復旧が長期化する事で商品販売に支障をきたし、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応自然災害発生時には、お客様、従業員、お取引先様の安全を最優先し、行政が発令する災害アラートに応じた店舗運営を行うとともに、企業としての社会的使命を果たしてまいります。また、被害発生状況の早期情報収集を図り、リスク管理規程に基づき、事業継続計画に沿った対応を行ってまいります。 ⑤出店後の周辺環境の変化について発生可能性:中発生する可能性のある時期:中~長期影響度:小●リスク店舗を開業した後に、商業施設の開業や道路整備等による交通アクセスの変化、病院や学校の統廃合による昼間人口の減少、近隣に同業他社等が新規オープンする等、周辺環境が著しく変化した場合は、当初の計画どおりに店舗収益が確保できず、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応周辺環境の変化に関する情報収集に努め、変化に対応した対策を講じてまいります。また、周辺環境の変化により店舗収益が著しく悪化した場合は、より優位な立地を選定し店舗のリプレイスを検討いたします。 (2) 事業運営上のリスク①人材採用・人材教育について発生可能性:低発生する可能性のある時期:中~長期影響度:大●リスク直営店舗による店舗展開を続けていくためには人材の確保及び育成が不可欠です。人材育成は、研修及び実習などにより店舗運営に必要な知識・技能が身につけられるカリキュラムを設けております。しかし、採用環境の変化等により必要な人材が確保できない場合や、採用した人材の教育が店舗運営に必要な一定レベルに到達せず、店長候補者が育成できない場合は、直営店の出店が計画どおりにできないことや、採用難に対応するためのアルバイト等の時給アップ及び採用単価の上昇等により、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応労働人口が減少するなか、年齢、性別、国籍にかかわらず多様な人材が活躍できる人事制度を設計することで、優秀な人材の確保に努めてまいります。また、早期に付加価値の高い業務を担える研修カリキュラムを設けることで、同業他社に比べて早期に時給をアップし、アルバイト等の採用及び定着を優位にすすめてまいります。 ②衛生管理の強化・徹底について発生可能性:低発生する可能性のある時期:特定なし影響度:大●リスクSAKIGAKEホールディングスグループは、「食品衛生法」に基づき、所管保健所から飲食店営業許可を取得し、すべての店舗に食品衛生管理者を配置しております。また、各店舗では、店舗運営マニュアルの徹底及び「HACCP」に基づく衛生や品質管理を実施するとともに、外部機関による衛生検査を実施しております。しかしながら、万が一、食中毒などの重大な事故が発生した場合、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応集合研修による衛生知識の習得や臨店チェック等を通じて、衛生管理の重要性を周知徹底してまいります。また、外部専門機関による衛生検査を定期的に実施することで、法定及び業界基準を満たす衛生管理水準の維持を図ります。 ③新規出店の継続について発生可能性:低発生する可能性のある時期:中~長期影響度:大●リスク直営店舗の運営により事業を拡大するためには新規出店を続ける必要があります。新規出店は、立地条件、賃貸条件、収益性等を総合的に検討して決定していますが、条件に合致する物件が見つからず、新規出店が計画どおりに進まず、出店が継続できない場合があります。また、十分に調査し計画を立てて出店していますが、周辺環境の変化や予想の精度誤差等により、集客が確保できない可能性があります。これらの場合、計画どおりの収益が上がらずSAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応条件に合致する物件を見つけるためには、より多くの物件情報を収集することが必要なため、店舗開発人員の拡充を図ってまいります。また、売上高の予想と実績の乖離を分析し、予想の精度向上を図り、計画どおりの収益の確保に努めてまいります。 ④原材料の調達及び価格の変動について発生可能性:中発生する可能性のある時期:短~中期影響度:大●リスク店舗で販売する商品の原材料等は卸業者を通じて調達しております。安全かつ安心な原材料等を供給できる生産者及び加工業者を卸業者と選定を行い、信頼できる生産者及び加工業者から、安定した品質の原材料等の調達を図っております。併せて天候不順や天災、市況の変動による原材料価格の変動による影響も緩和することができるものと考えております。しかしながら、卸売業者が不測の事態に陥り、原材料・備品等を適正価格で調達できなくなった場合、鳥インフルエンザをはじめとする疫病等の大流行、農作物の不作、食材市況の大幅な変動、急激な為替相場の変動等が生じた場合は、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応卸売業者を3社併用することで、卸売業者に不測の事態が生じた場合でも、原材料等の調達ができる体制を構築しております。また、生産者及び加工業者を定期的に訪問し、SAKIGAKEホールディングスグループが求める品質・数量を安定的に供給できる体制が整備されているか確認してまいります。また、疫病等が発生する際の情報収集を迅速に行い、代替メニューの販売を検討し、食材原価高騰への影響が最小限となるよう努めます。 ⑤社内FC店・FC加盟店の展開について発生可能性:低発生する可能性のある時期:中~長期影響度:大●リスク直営店による出店のほか、社員独立支援制度により独立した従業員が運営する社内FC店と、SAKIGAKEホールディングスとフランチャイズ加盟契約を結んだFC加盟店があります。社内FC店・FC加盟店に対して本チェーンの統一的なブランドイメージの保持を目的とした店舗運営指導を行っておりますが、SAKIGAKEホールディングスの指導が及ばず、社内FC店・FC加盟店がブランド価値を毀損(法令違反、風評被害等)する事態を発生させた場合、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。店舗展開を進めた時に店舗間の距離が近い場所に出店した際、自社競合が発生し、SAKIGAKEホールディングスグループの業績に影響を及ぼす可能性もあります。また、加盟契約をしても計画どおりに進まない場合は、業績計画に影響が出る可能性があります。SAKIGAKEホールディングスとFC加盟店において解決できない問題が発生した場合、契約解除に伴い計画外の違約金発生や店舗買い戻し費用の発生、裁判係争による風評被害等が発生し、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を及ぼす可能性があります。●対策又は発生時の対応FC加盟を希望する企業に対し、十分な情報収集を行った上で個別に面談及び審査を行い、加盟希望企業に対し経営理念の共有を行い十分にSAKIGAKEホールディングスの方針を理解して頂いた上で加盟契約を行います。社内FC店・FC加盟店に対してSAKIGAKEホールディングスグループの店舗運営方針の周知徹底を図るため、臨店による店舗運営状況の確認とオーナー・事業責任者との面談を定期的に実施しております。社内FC店・FC加盟店がブランド価値を毀損する事態を発生させた場合には、SAKIGAKEホールディングスが主体的に事態の収拾を図り損失を最小限に抑えるよう対策を講じます。社内FC店が人員不足等により業績を悪化させた場合にはSAKIGAKEホールディングスグループの人員による応援体制の構築を行い、営業力を回復させるよう支援いたします。 ⑥店舗の賃貸借契約について発生可能性:低発生する可能性のある時期:特定なし影響度:中●リスク直営店舗の出店は賃借によることを基本方針としております。このため賃貸人に対し保証金等を差し入れております。新規出店に際して、賃貸人の与信管理を徹底しておりますが、賃貸人の財政状態が悪化した場合、差入保証金の一部又は全部が回収不能となることや、SAKIGAKEホールディングスが賃借する以前に設定された抵当権が実行された場合、同一条件で使用することが困難となることも考えられます。その場合、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。また、業績不振など、SAKIGAKEホールディングスグループの都合で賃貸借契約を解除した場合に契約に基づき違約金が発生する場合があります。●対策又は発生時の対応賃貸人の財政状況を把握するため定期的に面談を実施し、財政状態の悪化が見られる場合は、保証金の減額(返還)交渉を行います。SAKIGAKEホールディングスの賃借権に優先する抵当権が設定されている物件は、賃貸借契約を締結する前に与信調査を行い、リスク管理を行ってまいります。SAKIGAKEホールディングスグループ都合の解約による違約金の発生等を防ぐために、契約前の条件交渉や、契約前の立地選定の精度向上を図りリスク管理を行います。 ⑦システム障害について発生可能性:低発生する可能性のある時期:特定なし影響度:中●リスク店舗の売上高や勤怠情報、食材の発注は本社とシステム連携し管理しております。万が一、大災害、停電や機器の欠陥、コンピュータウィルス等不測の事態によりシステム障害が発生した場合には食材調達、勤怠管理等店舗運営に支障をきたすことになり、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応店舗運営に関する基幹システムは安定稼働及びセキュリティを重視し選定しております。システム障害が発生した場合には、状況に応じた店舗運営を行い営業の継続に努めてまいります。ただし、お客様と従業員の安全が確保できない状況に陥った際は速やかに営業を停止し、システム復旧に努めます。 ⑧店舗火災について発生可能性:低発生する可能性のある時期:特定なし影響度:中●リスクSAKIGAKEホールディングスはセントラルキッチンを設けておらず、店舗で仕込み・調理を行っております。そのため不測の事態により店舗火災が発生する可能性があり、死傷事故等が発生した場合には信用低下や損害賠償請求、復旧期間の売上損失等により、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応法令及び防火管理規程を遵守し消防訓練及び消防設備点検を定期的に実施するとともに、店舗の設備器具は安全を優先して選定し防火に努めてまいります。万が一、火災が発生した場合には、従業員が生命の安全を最優先した行動がとれるよう指導してまいります。 ⑨事業内容について発生可能性:低発生する可能性のある時期:中~長期影響度:中●リスクSAKIGAKEホールディングスグループの事業売上内訳において、ラーメン事業の比率が高い水準にあります。SAKIGAKEホールディングスグループはラーメン事業への依存度が高いことから、国内外の景気の悪化や低迷、電力供給事情の悪化、ラーメン業種に関する風評被害等の外的要因、あるいはSAKIGAKEホールディングスグループ特有の問題発生等により当該事業の展開に何らかの支障が生じた場合は、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応事業ポートフォリオの構築を目的に中食事業に参入し、からたま屋やとりサブローの運営等、事業化への対策を行っています。また、今後事業多角化に向けた情報収集を継続してまいります。 ⑩海外進出・新規事業について発生可能性:低発生する可能性のある時期:中~長期影響度:中●リスク中長期計画に則り海外進出を進めた場合に、進出国における政情、経済、法規制などの当該国特有のカントリーリスク等の発生により、事業が計画通りに進まない場合や、新規事業の開発及び展開を進めた際、計画未達や事業開始前の想定よりもコストアップ要素が発生した場合、黒字化までの期間が遅れ、収益確保が計画通り進まず、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応海外進出に関しては十分な現地調査及び顧客分析を行い、その国でのカントリーリスクを十分に洗い出し、リスクを把握した上で経営判断を行います。新業態開発においても、事業構想段階での十分な市場調査及び開業後の調査分析を綿密に行い、事業失敗のリスクを軽減してまいります。 ⑪海外での紛争リスクについて発生可能性:中発生する可能性のある時期:中~長期影響度:中●リスクSAKIGAKEホールディングスグループは成長性・収益性の追求のため、台湾をはじめアジア方面を中心に積極的な事業展開を図ってまいります。このため、各国の経済・市場の動向に関するリスクのみならず、テロ、戦争その他の要因による社会的混乱の発生、予期できない法律、規制等の改正が行われた場合はSAKIGAKEホールディングスの業績に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応現地法人や専門部署における情報収集を図りつつ、当該国の政治・経済情勢や法規制の動向に注意を払いながら、万一のリスク発生時の対応等、変化に備えてまいります。 ⑫建築資材の調達及び価格の変動について発生可能性:中発生する可能性のある時期:中~長期影響度:中●リスク事業を拡大するために、店舗出店を継続していく方針でありますが、世界的な経済状況の変化や地域的なマクロ経済環境の変化は、商品市況にも影響を及ぼします。その結果、建築資材や建築コスト等が高騰した場合は、採算が合わずに出店の見送りが発生したり、新規出店をしても不採算となるなど、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状況に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応常に適正な価格で建築工事を行うため、コストを抑えるための部備品変更等の検討を行います。また、発注数量のコントロールやお取引先様との交渉を行い、常に適正な建築コストでの店舗設計を行います。 ⑬M&Aについて発生可能性:低発生する可能性のある時期:特定なし影響度:中●リスク成長戦略の一環としてM&Aを実施しております。M&Aの実施におきましては、対象企業についてリスク軽減のため入念な調査・検討を行ってまいりますが、M&Aを実施した後に偶発債務の発生や予期せぬ問題が発生した場合は、SAKIGAKEホールディングスグループの業績に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応M&Aに対しては、対象となる企業についてデューデリジェンスを慎重に行い、買収後の事業計画を検証することによりリスクの低減に努めるとともに、買収後もPMIを通じて、円滑な事業遂行を阻害する要因の洗い出し等適切な対処を行いリスクの軽減に努めてまいります。 (3) 法的規制等に関するリスク①労務関連の法改正について発生可能性:中発生する可能性のある時期:数年以内影響度:小●リスクSAKIGAKEホールディングスグループは直営店を出店することで事業を拡大させているため、安定的な労働力の確保が必要であります。SAKIGAKEホールディングスグループは政府が進める「働き方改革」等に率先して取り組んでおりますが、法改正の施行時には、一時的に人件費が増加する可能性があります。今後、労務面における新たな法改正が施行された場合、一時的にSAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応労働人口が減少するなか、年齢、性別、国籍にかかわらず多様な人材が活躍できる人事制度を設計することで、優秀な人材の確保に努めてまいります。また、社会の変化を的確にとらえ、法改正に先行して人事制度を改定することで、法令施行時の一時的な影響の軽減を図ります。 ②最低賃金の引き上げについて発生可能性:高発生する可能性のある時期:毎年定期影響度:中●リスク政府が2024年11月22日に閣議決定した総合経済対策における賃上げのための取組みとして、物価上昇を上回る賃金上昇の普及・定着を目指し、2020年代に最低賃金の全国平均1,500円という目標の達成を目指すとされております。これら実現に向けた各種政策を実行の結果、人件費が大幅に上昇した場合、SAKIGAKEホールディングスグループの業績に影響する可能性があります。●対策又は発生時の対応店舗運営に必要なスキルを短期間で習得できる仕組みを構築し、早期に付加価値の高い業務を担える人材に育成することで、最低賃金の改定に影響を受けない時給単価を目指してまいります。 ③短時間労働者に関する法改正について発生可能性:中発生する可能性のある時期:数年以内影響度:中●リスク所得税法の扶養控除の適用範囲が縮小、雇用保険の加入要件が拡大した場合には、パートタイムスタッフが労働時間の短縮を希望する可能性があります。短時間労働者に関する法改正により、店舗運営に必要な労働力の確保が困難となり、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応労働人口が減少するなか、年齢、性別、国籍にかかわらず多様な人材が活躍できる人事制度を設計することで、優秀な人材の確保に努めてまいります。また、社会の変化を的確にとらえ、法改正に先行して人事制度を改定することで、法令施行時の一時的な影響の軽減を図ります。 ④景品表示法について発生可能性:低発生する可能性のある時期:特定なし影響度:小●リスク店舗に掲示する商品ポスターやお客様に配布するチラシ等の表示内容に重大な誤りが発生し、「優良誤認」「有利誤認」「その他(おとり広告等)」等、景品表示法に抵触した場合には、行政処分及び社会的信用の低下等により、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応店舗の掲示物、HP及びSNSによる告知、その他SAKIGAKEホールディングスグループが発信する全ての媒体について、担当部署が景品表示法に抵触しないことを確認する体制を設けております。 ⑤酒類の提供について発生可能性:低発生する可能性のある時期:特定なし影響度:中●リスク酒類提供については、未成年者飲酒禁止法及び道路交通法等による規制を受けており、未成年又は自動車等の運転をするおそれがあることを知りながら酒類を提供した場合に、罰則の対象となりSAKIGAKEホールディングスの社会的信用の低下や店舗の営業が制限される可能性があります。これに伴う売上の減少等によりSAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応酒類を注文されるすべてのお客様に対して、車両等を運転しないこと、未成年でないことを確認しております。さらに、店内の掲示物、メニューブックに車両等を運転される方、未成年者には酒類を販売しないことを記載するなど飲酒運転及び未成年者の飲酒禁止について注意喚起を行っております。 ⑥個人情報の管理について発生可能性:低発生する可能性のある時期:特定なし影響度:中●リスク個人情報が外部へ漏洩するような事態が発生した場合には、SAKIGAKEホールディングスグループの信用低下による売上の減少や損害賠償による費用の発生等により、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応個人情報保護法を踏まえた個人情報管理規程、個人番号及び特定個人情報取扱規程を定め法令及び規程の遵守に努めてまいります。 ⑦商標権等の知的財産権について発生可能性:低発生する可能性のある時期:特定なし影響度:小●リスクSAKIGAKEホールディングスグループの店舗や商品の名称・商標等が第三者のものと類似する等の理由により、又は地理的表示保護制度(GI)により登録されている登録産地商品を誤って商品名に使用することで、第三者からSAKIGAKEホールディングスグループの商標登録の無効審判、損害賠償、商標使用停止、販売停止などの請求を受け、係争等の結果相手方の請求が認められた場合の賠償責任が発生する可能性があり、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応新商品及び新ブランドの名称を決定するときは、予め他社の知的財産権を侵害しないか担当部署が確認しております。判断が難しい内容については弁護士又は弁理士等の見解を求め適切に対処しております。 ⑧店舗で発生する廃棄物について発生可能性:中発生する可能性のある時期:数年毎に定期的に発生影響度:中●リスク環境への意識の高まりを背景に、食品循環資源の再生利用等の促進に関する法令(食品リサイクル法)、容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進に関する法律(容器包装リサイクル法)、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック資源循環促進法)等の各種法令が、今後社会環境の変化等により新たな法律の施行や規制が強化され、対応するための費用が必要となる場合は、費用増加によりSAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。また、新たな法的規制への対応が遅れ、違反する事態となれば、SAKIGAKEホールディングスグループに対する法的な制裁を受けるのみならず、社会的評価を落としSAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応SAKIGAKEホールディングスグループでは、法律の制定・改正情報の確認を継続し、公的機関による関係法令に関する説明会やセミナーへの参加、各省庁のホームページ内の法規制に関連する通達の閲覧等、関係法令の法改正について情報収集に努めており、業務との関連性を常に調査し確認することで、リスク発現可能性の軽減を図っております。 ⑨FC事業の展開に関する法規制について発生可能性:低発生する可能性のある時期:特定なし影響度:小●リスクSAKIGAKEホールディングスグループは、フランチャイズ加盟者の募集および加盟者との取引に関して、それぞれ「中小小売商業振興法」および「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」(独占禁止法)による規制を受けております。加盟者との間で、法令に関する解釈等に相違が生じた場合には、加盟者から訴訟が提起される可能性があります。万が一、そのような事態に陥った場合、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応加盟募集に当たり加盟希望者が適切な判断をするのに十分な情報開示を行い、SAKIGAKEホールディングスグループのフランチャイズ事業内容や加盟契約内容などを書面により事前説明することを遵守しております。また、社内規程に準じ適法に契約を行い法令等の違反とならないよう運用しています。また、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会に加入し、業界団体を通じた情報収集を行い、法令や他社事例を把握し法令違反とならないように取引を行っています。 (4) その他①減損損失について発生可能性:中発生する可能性のある時期:中~長期影響度:大●リスクSAKIGAKEホールディングスグループの固定資産については、店舗収益の悪化等により、減損損失の認識をすべきであると判定した場合に、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。また、SAKIGAKEホールディングスグループののれんについては、M&Aで買収した子会社の業績が、買収時に策定した事業計画や収益計画を大きく下回り、のれんの帳簿価額を回収できなくなる可能性が高まると、多額ののれんの減損損失を計上することにより、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応SAKIGAKEホールディングスグループでは、固定資産については、減損損失の測定を行う単位(店舗)の損益を月次で把握し、業績悪化の兆候がある店舗は関係部署が対策を協議し業績改善につとめております。また、SAKIGAKEホールディングスグループののれんについては、新規M&A案件の検討において詳細なデューデリジェンスを実施し、事業の将来性及びリスクを慎重に評価した上で、適正な買収価格を決定しております。買収後においても月次業績を把握し早期の対応を行うとともに経営統合によるシナジー効果を実現させるべく、システム統合等を実施しております。 ②有利子負債について発生可能性:中発生する可能性のある時期:中~長期影響度:小●リスク急激に金利が上昇した場合、融資を受ける際の支払利息の負担増加によりSAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応SAKIGAKEホールディングスグループでは、金融市場の動向を注視するとともに、金融機関と良好な関係を維持し、金利動向の情報収集に努めてまいります。また、金利の動向に応じて固定金利による資金調達を行い、金利上昇リスクを低減しております。なお、SAKIGAKEホールディングスの子会社の新規資金調達については、親会社からの調達としており、市場からの調達よりも有効的な調達手段を採用しております。 ③インターネット等による風評被害について発生可能性:中発生する可能性のある時期:特定なし影響度:中●リスクソーシャルメディアの急激な普及に伴い、インターネット上の書き込みや、従業員及びお客様、動画配信者などにより、予期せぬ不適正動画の投稿による風評被害が発生・拡散した場合、社会的信用の低下等によりSAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応従業員が不適切な情報発信を行わないよう教育・指導を行ってまいります。情報の発信源を問わず風評被害が発生、またはその恐れがある場合は速やかに事実確認を行いリスク管理規程に基づき対処いたします。 ④特定人物への依存について発生可能性:低発生する可能性のある時期:中~長期影響度:中●リスクSAKIGAKEホールディングスの大株主であり代表取締役社長の藤田宗はSAKIGAKEホールディングスの創業者であります。藤田宗は創業期から店舗開発及び商品開発等の店舗展開に関する豊富な経験と知識を有し、経営方針や事業戦略の立案と実行等の企業活動全般において重要な役割を果たしております。また、SAKIGAKEホールディングスは一部の店舗の賃貸借契約について、現在藤田宗の債務保証を受けております。なお、債務保証に伴う保証料の支払いはありません。SAKIGAKEホールディングスグループは事業運営を行ううえで優秀な人材の育成を図るとともに、権限の移譲を進めることで特定の個人に過度に依存しない事業体制の構築を進めておりますが、何らかの理由により藤田宗に不測の事態が生じた場合、又は退任するような事態が生じた場合には、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応優秀な人材の採用や、各本部長への権限委譲をすすめ、執行役員の設置ならびに積極的な情報提供等を行い、特定の人物に過度に依存する体制とならないように取り組んでおります。また、債務保証については相手先との交渉により解消できるように取り組んでまいります。 ⑤支配株主について発生可能性:低発生する可能性のある時期:中~長期影響度:中●リスクSAKIGAKEホールディングスの支配株主である藤田宗はSAKIGAKEホールディングスの創業者であり、代表取締役であります。藤田宗及び藤田宗の資産管理会社である株式会社マルフジコーポレーションは、本書提出日現在でSAKIGAKEホールディングス発行済株式総数の62.7%を所有しております。何らかの事情で当該株式を売却する等の理由により、保有する株式数が減少し、議決権比率が低下した場合には、SAKIGAKEホールディングスグループ株式の市場価格や議決権の行使状況等に影響を及ぼす可能性があります。さらに、特定の相手先へSAKIGAKEホールディングスグループ株式の譲渡を行った場合には、当該譲渡先の方針によっては、SAKIGAKEホールディングスグループの事業戦略等に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応重要な経営の意思決定は取締役会を経由しており、代表取締役社長である藤田宗はその場において大株主の主観を排した経営判断に努めております。また、取引等が発生する場合も、「関連当事者取引管理規程」に基づいて、SAKIGAKEホールディングスグループの取締役会の決議を経て実施することとしております。 ⑥SAKIGAKEホールディングス株式の流動性について発生可能性:低発生する可能性のある時期:特定なし影響度:中●リスク SAKIGAKEホールディングスの株主構成は代表取締役社長及び代表取締役社長の資産管理会社により議決権の過半数を所有する会社となっており、㈱東京証券取引所の定める流通株式比率は当事業年度末において33.53%であります。何らかの事情により上場時よりも流動性が低下する場合には、SAKIGAKEホールディングスグループ株式の市場における売買が停滞する可能性があり、それによりSAKIGAKEホールディングスグループ株式の需給関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。●対策又は発生時の対応 上記株主への一部売出しの要請、SAKIGAKEホールディングスグループの事業計画に沿った成長資金の公募増資による調達、ストック・オプションの行使による流通株式数の増加分を勘案し、これらの組み合わせにより、一層の流動性の向上を図っていく方針であります。 ⑦子会社に対するガバナンスについて発生可能性:低発生する可能性のある時期:特定なし影響度:中●リスク SAKIGAKEホールディングスグループは、「マルチブランドによる持続的成長モデルの構築」を成長戦略の柱とし、現在国内外に子会社がありますが、子会社に対するSAKIGAKEホールディングスのガバナンス機能に不備があった場合や、子会社のビジネスモデルの理解不足により、重大な損失や企業価値の毀損につながり、SAKIGAKEホールディングスグループの経営成績又は財政状態に影響を与える可能性があります。●対策又は発生時の対応 SAKIGAKEホールディングスグループでは、グループガバナンス体制を継続的に強化し、関係会社管理規程に基づき、重要事項の親会社への報告・承認体制を徹底しております。また、内部監査部門が中心となり、子会社に対する監査を定期的に実施し、業務活動や会計処理の実態を把握しております。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
Copyright (c) 2014 かぶれん. All Rights Reserved. プライバシーポリシー