ユニバーサル園芸社グループは、ユニバーサル園芸社並びに連結子会社22社の合計23社で構成されており、園芸関連商品のレンタルや販売及び植栽管理、メンテナンス等のサービス提供を主とした、グリーン事業を主な事業として取り組んでおります。
ユニバーサル園芸社グループのセグメントはグリーン事業、卸売事業、小売事業に区分され、さらにグリーン事業は関西エリア、関東エリア、海外エリアに区分されており、その内容は以下のとおりであります。なお、下記の事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
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セグメントの名称 |
概要 |
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関東エリア |
東京本社、東京中央支店、東京東支店、東京西支店、東京北支店、東京南支店、目黒支店、両国支店、日本橋支店及び横浜支店を中心とする関東エリアにおけるレンタルグリーンを主体とする事業 |
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関西エリア |
大阪本社、大阪南支店、神戸支店、京滋支店及び名古屋支店を中心とする関西エリアにおけるレンタルグリーンを主体とする事業 |
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海外エリア |
海外エリアにおけるレンタルグリーンを主体とする事業 |
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グリーン事業 |
レンタルグリーン事業及び園芸関連商品取扱事業 |
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卸売事業 |
観葉植物、造花、エクステリア用石材等の卸売事業 |
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小売事業 |
草花、観葉植物、園芸資材等の販売事業 |
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(1)グリーン事業
① レンタルグリーン事業
ユニバーサル園芸社グループが提供しているレンタルグリーンとは、得意先のニーズに応え無機質な空間へグリーン(主に熱帯性観葉植物)やアートフラワーなどをレンタルで提供することを通じて、季節感や彩り、芸術性の表現などの装飾的効果や、誘導(広場などに草花プランターを並べることで通路の役割を果たします)、遮蔽(葉の繁った植物をパーテーションとして使用します)、空気清浄(土中のバクテリアには空気を清浄する機能があります)などの機能的効果、癒しや安らぎといった精神的効用による目的を充足し、空間の演出をサポートするサービスであります。ユニバーサル園芸社グループの主な顧客はオフィス、商業施設、飲食店、ホテル等であります。
ユニバーサル園芸社のビジネスモデルは取引先の対象を基本的に法人とし、得意先からの受注に加えて、業務委託契約を締結している元請会社(地域の有力な生花店やビルメンテナンス事業者など)から受注する形態があります。
ユニバーサル園芸社グループが取扱うレンタルグリーンは、以下のとおりであります。
イ.観賞用の草花及び植木等のコーディネイト及びレンタル並びにメンテナンス
観賞用の草花及び植木の主力商品は室内設置型での鉢植えの観葉植物で、得意先の要望や目的を把握した上で、設置場所の環境を勘案し育成に適した商品(植木)を提案し、納入します。納入後は定期的な訪問による植木の交換および水遣り、清掃などのメンテナンス業務を行います。室内設置の観葉植物以外にも屋外プランターの花壇や、樹木など多種多様なグリーン及び付帯する園芸装飾品のレンタルを取り扱います。
ロ.アートフラワーのオブジェ、ディスプレイの製作及びレンタル並びにメンテナンス
アートフラワー(造花、偽木を主とした商品)は人工的な装飾品のため、組合せや造形も自由に行うことができ、観葉植物の育成に適さない環境や、鉢物の植木では対応できない場合(限られた空間での複数の植木の組合せによる装飾や、作業効率、色合い、衛生面などの条件が特別な場合)などに納入します。当該業務については季節性の高い商品の納入を主に行っております。
ハ.生花のレンタル及びメンテナンス
切花を使用した活け込みの商品を定期的にお届けするサービスです。主に企業の受付などで需要があり、1週間毎の交換が中心となります。
② グリーンサービス事業
ユニバーサル園芸社グループでは、レンタルグリーン事業を通して得た経験やノウハウを活かして、園芸関連商品の販売や植栽管理などを展開しております。
イ.ギフト商品や生花、観葉植物、各種園芸資材などの販売
レンタルグリーンの得意先から要望をうかがい、受注を得ることで、売り切りの商品(観葉植物や鉢カバーなど)の配送や、法人・個人を問わず取扱商品の販売を行っております。
事務所や店舗の開店や移転に伴う贈答品の植木や花の販売、母の日やバレンタイン、クリスマスといった季節商品の販売も行っております。また切り花を使用した活け込みの商品等も販売しております。
ロ.各種イベント、展示会、スタジオなどでのグリーンフラワーディスプレイの請負及びレンタル
イベントなどを中心に観葉植物や園芸関連商品のレンタルを行っております。写真撮影や、展示会など期間限定でサービスの提供を行っております。イベントの内容により、小規模から大規模なものまで様々な需要があります。
グリーン事業は、ユニバーサル園芸社、連結子会社である上海寰球園芸産品租賃有限公司、Rolling Greens, Inc.、MIRAGE GREEN(SINGAPORE) Pte. Ltd.、㈱小林ナーセリー、金子園芸㈱、㈱日生ウッドワークス、泰成緑栄㈱、吉村造園㈱他5社で行っております。
(2)卸売事業
ユニバーサル園芸社グループが展開する卸売事業は、主に観葉植物、造花、エクステリア用石材等の卸売事業から構成されています。造花及びエクステリア用石材は海外の製造元から輸入し、造花はショッピングセンターやホームセンター、エクステリア用石材は国内の工務店等にそれぞれ卸売を行っております。また、観葉植物は生産者や市場から仕入れ、専門小売店等へ販売を行っております。
卸売事業は、ユニバーサル園芸社及び連結子会社であるビバ工芸㈱及び㈱高島屋植物園で行っております。
(3)小売事業
ユニバーサル園芸社グループが展開する小売事業は、ユニバーサル園芸社本社敷地内や外部ショッピングセンター内に店舗を設置し、草花、観葉植物、園芸資材などを個人顧客に販売しております。また、インターネットによる通信販売も行っております。
小売事業は、ユニバーサル園芸社、連結子会社である㈱花守花の座、園芸ネット㈱、㈱改良園、㈱大多喜ハーブガーデン、Nicolai Bergmann㈱、㈱インナチュラル他1社で行っております。
ユニバーサル園芸社グループの事業系統図は次のとおりであります。
ユニバーサル園芸社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてユニバーサル園芸社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
ユニバーサル園芸社グループは、下記①~④の4つを目標とするとともに、⑤~⑦の3つを目指すことを経営基本方針としております。
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①適正利益と適正成長率があり、財務体質が良いこと |
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②将来の展望があること |
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③よき社風であること |
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④立派な会社の証しとして、日本一の総合園芸会社にすること |
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⑤社員が誇りのもてる立派な会社作りをすること |
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⑥日本の「優秀なモデル会社」の1つに成り、世の中(お客様)にわが社こそ必要とされる会社に成ること |
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⑦業界に金字塔を打ち立て、見本と成ること |
(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
ユニバーサル園芸社グループが目標としている経営指標における当連結会計年度の実績値は下表のとおりであります。
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経営指標 |
採用理由 |
目標数値 |
令和6年6月期実績(連結) |
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売上高経常利益率 |
経営効率改善 |
13%以上 |
14.9% |
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自己資本比率 |
経営安定度 |
80%以上 |
78.5% |
当連結会計年度におきましては、売上高経常利益率は目標数値を達成し、自己資本比率については目標数値を下回ったもののM&A強化による短期的なものと捉えており、引き続き80%以上を目指します。
(3)経営環境
園芸市場は、極端な落ち込みは少なく、横ばい傾向の中での推移となっております。その中で、今後の推移に関しては、地球温暖化に伴う個人及び企業の環境問題への意識の高まりや省エネ志向の高まり、テレワーク、外出自粛がきっかけとなった個人の植物への需要の高まり、また企業のCSR活動における壁面緑化や屋上緑化への取り組み等から、ユニバーサル園芸社の属する園芸業界への注目も高まっているといえます。
このような状況の中、ユニバーサル園芸社グループは、事業の成長性及び安定化を図るために顧客サービスレベルの一層の向上と専門化を図ることで、同業他社との差別化を更に推し進め、事業規模の拡大を目指しております。また既存事業につきましては、まず事業基盤の整備を進めてまいり、更に他社との提携による積極的な事業拡大を目指しております。コーポレート・ガバナンス、内部統制の強化につきましては、経営の最重要課題と位置付け、ユニバーサル園芸社グループを取り巻く様々な環境変化に合わせて行動規範の見直し、実践、定着に努めてまいります。
(4)中期経営計画
ユニバーサル園芸社グループは、世界一の園芸会社となるため、令和6年6月期を初年度とし、令和10年6月期に売上高300億
円・当期純利益30億円を達成する中期経営計画掲げており、円安、原材料価格の高騰等により景気の動向は先行きが
不透明な状況にありますので、今後も売上高経常利益率、自己資本比率を指標にし、売上高並びに利益確保を念頭
に、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し、計画の達成に向けて邁進してまいります。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
①収益基盤の強化
ユニバーサル園芸社グループの売上高において、グリーン事業のレンタルグリーン売上がユニバーサル園芸社ビジネスにおける中核であります。他の事業と比べてユニバーサル園芸社グループの業績に与える影響は、事業の拡大とともに構成比は減少しているものの、着実に成長していくことで、収益力の面では大きなものとなっております。また、レンタルグリーン事業よりお客様から生花や観葉植物、母の日等のギフトや造園等、波及した園芸関連商品のニーズをくみ取り、受注をいただくことで、相乗効果による事業の拡大を目指しております。
ユニバーサル園芸社グループにとってレンタルグリーン事業以外の、壁面緑化や屋上緑化等の園芸関連商品取扱事業等において、更なる安定的な収益基盤を構築することが課題であり、ウエブマーケティングを強化することで、新たな収益基盤の確立に向け、様々な事業への中期的な投資を図っていく所存であります。
②人材の確保と育成
ユニバーサル園芸社グループの事業は機械化できない労働集約型産業であり、園芸の専門分野において質の高い技量や経験を有し、高度な商品知識をもった人材が不可欠であると認識しております。現状の景況感の改善から企業の人材確保が難しくなる傾向が強い中、優秀な人材を継続的に採用し育成することや、サービス要員としての労働力の確保及び適正な要員配置を行うこと、システムの導入により労働環境を整備し社員の定着を図ることが、ユニバーサル園芸社グループの成長にとって必要となります。このため、ユニバーサル園芸社グループは定期採用を中心として計画的に園芸事業や環境貢献に対する意識の高い人材の採用を行い、社内で独自の研修及び人事育成制度を運用することで、社員の定着及び業務に取り組む意欲と能力の向上を図っております。今後においても、ユニバーサル園芸社グループの成長を図るべく、人材の確保と育成に努めてまいります。
③組織体制・事業基盤の整備
ユニバーサル園芸社の企業価値を安定的に成長させるために、組織体制や事業基盤を確立することが必要不可欠であると考えております。そのため、今後の更なる事業拡大に備え、システムの導入や他社との事業提携やM&A等で想定される経済的リスクや人的リスク、及び海外リスクの回避・低減に必要なコーポレート・ガバナンス及び内部統制を適切に整備・運用することで組織体制の強化を図ってまいります。
また、継続して社内で部門別の損益を把握し、販管費の削減等に取り組むとともに、社外の協力機関とも連携を取りながら事業基盤の整備を進めてまいります。
ユニバーサル園芸社グループの事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。ユニバーサル園芸社グループがコントロールできない外部要因や、必ずしも事業上のリスクに値しないと考えられる事項についても、投資への判断上、重要と考えられるものについては、投資者への積極的な情報開示の観点から記載しております。なおユニバーサル園芸社はこれらの事業等のリスクを認識した上で、その回避及び発生した場合の対応に努めておりますが、ユニバーサル園芸社株式への投資判断は本項及び本項以外の記載も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてユニバーサル園芸社グループが判断したものであります。
(1)景気の低迷に伴うリスク
ユニバーサル園芸社グループの展開する事業は、景気動向の影響を少なからず受けます。何らかの理由で景気が悪化した場合には、ユニバーサル園芸社グループの提供する商品及びサービスの需要が伸び悩み、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
なかでもグリーン事業の中のレンタルグリーン売上は、収益性が高くユニバーサル園芸社ビジネスにおける中核であり、他の事業と比べてユニバーサル園芸社グループの経営成績に与える影響は大きなものとなっております。また、レンタルグリーン事業よりお客様から生花や観葉植物、母の日等のギフトや造園等、波及した園芸関連商品のニーズをくみ取り、受注をいただくことで、相乗効果による事業の拡大を目指しております。
しかしながら、景気の低迷により、レンタルグリーンの新規契約が減少した場合や、企業の倒産や休業などによる経費削減で需要が減少した場合には、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(2)天候不順に伴うリスク
ユニバーサル園芸社グループは、その他事業において草花や野菜苗、観葉植物等の販売や造園・植栽管理などを行っております。
ユニバーサル園芸社グループは園芸専門店として良品質の商品を豊富に取り揃え、定期的に広告やイベントなどで集客を図っております。また、社員育成を行い、園芸の専門家として顧客満足度の高いサービスができるように努めております。
しかしながら、春季及び秋季の当業界の需要拡大時期に悪天候が続いた場合等により、客足が伸び悩んだり、商品が傷んだり、植付けた植物が枯死したり等の影響を受けた場合には、販売や造園等のその他事業の経営成績が悪化し、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(3)慣習の変遷に伴うリスク
ユニバーサル園芸社グループが取扱う中元、歳暮、母の日、バレンタイン、クリスマス、正月装飾等季節感のある装飾品は、慣習が時代の趨勢によって見直される傾向があります。ユニバーサル園芸社グループではグリーン事業において多角化を進めることで新たなビジネスモデルを構築し、安定的な売上を確保できるよう努めておりますが、これらの要因により市場の伸び率が鈍化した場合及び仕入状況が変化した場合には、既存の季節商品の売上が悪化し、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
また、レンタルグリーンは園芸関連商品の取扱の中での選択肢の一つであり、必要不可欠なものではありません。何らかの理由で、レンタルグリーン以外の代替となる園芸関連商品またはその他の商品が普及し、レンタルグリーンの市場が縮小した場合には、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(4)燃料及び原料価格の上昇に伴うリスク
ユニバーサル園芸社グループは、事業を行うにあたり多数の車両を使用しております。また、冬季には植物の維持管理に温室の加温が必要不可欠であり、地域により重油または灯油といった燃料を使用します。加えて、仕入においてもユニバーサル園芸社グループ取扱商品のうち石油化学燃料を用いた製品(鉢カバー等)や、植物の生産及び陶磁器の化粧鉢なども生産過程において石油化学燃料を使用します。
ユニバーサル園芸社グループでは環境への配慮とともに、部門ごとにコスト削減に取り組んでおりますが、予想以上の燃料価格の上昇やこれら燃料の価格上昇分を製品価格に十分に転嫁できない場合には、輸送コストおよび暖房費並びに仕入原価が増加することとなり、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(5)競合の影響に伴うリスク
当業界では、既存の競合他社に加え、新規参入に関する法的規制等も無いため、新規参入者との競争も激しくなっており、業界や競合他社の動きによっては、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
現在のところ、ユニバーサル園芸社グループと類似したサービスを提供している会社も存在しますが、ユニバーサル園芸社グループはかねてより内部留保を蓄積し、安定した事業基盤を構築してまいりました。また、ユニバーサル園芸社グループのように東京、大阪、名古屋の3都市で自社便によるサービスを展開できる規模の会社は少なく、顧客基盤、仕入、品質での強みにおいてユニバーサル園芸社に優位性があると考えております。加えて、ユニバーサル園芸社グループは長年培った経験を活かし、社員教育体制を整備することで、人材を育成し、サービスにおいても同業他社の追随を許さぬように日々努力しております。
しかしながら、今後当業界において次のような著しい情勢の変化などがあった場合やユニバーサル園芸社グループが競争力を失うような事態に陥った場合には、将来の事業においてユニバーサル園芸社グループの優位性が失われ、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
① 競争激化による価格下落
競争が激化することで価格競争となった場合は商品の価格下落につながります。ユニバーサル園芸社事業は労働集約型の事業のため、顧客満足度の高い適正なサービスを提供するためには適正な価格の維持が必要不可欠な条件となります。競争激化による価格下落がユニバーサル園芸社グループの想定を上回り、ユニバーサル園芸社グループのコストダウン及びパフォーマンスが十分に対応できなくなった場合には、販売拡大を実現できないリスクがあり、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
② 他社による新商品開発等でのユニバーサル園芸社グループのシェアの低下
当業界は商品及び事業形態において特異性及び独自性のある企業はなく、特に技術の進歩、新製品や新技術を保有し優位に立っている企業はありません。ユニバーサル園芸社グループは新たなビジネスモデルの構築や新商品・新技術等を保有する企業との業務提携および将来的な自社商品開発等も視野に入れ、技術の優位性を確保する努力を最大限行いますが、将来的に画期的な技術及び独自性のある商品等が他社によって開発された場合には、ユニバーサル園芸社グループの業界内のシェアや利益率が低下し、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(6)元請会社との取引に伴うリスク
ユニバーサル園芸社グループの事業を推進するにあたり、作業内容及び工程ごとに必要となる業務は多種多様であり、それぞれに高い専門性が要求されます。このため、大手生花店や大企業の子会社等を元請として(以下「元請会社」という)、ユニバーサル園芸社に仕事の協力を要請されることもあります。その場合、概ね期を重ねるごとに、物件数、金額ともに増加し、元請会社は大口の得意先となる場合が多い傾向にあります。ユニバーサル園芸社グループは元請会社とも円滑で公正かつ健全な取引ができるよう常に連携を図っており、現状は良好な関係にありますが、予期せぬトラブルで関係が悪化した場合には、取引解消等により、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。なお、現在のところ元請会社は多岐にわたっており、特定の元請会社への依存はありません。
(7)海外での事業活動等に関わるリスク
ユニバーサル園芸社グループは、海外で事業展開をするにあたり、政治的、経済的な不安定要因や為替相場の変動、自然災害、戦争、テロ、法律・規制の新設・変更、文化・慣習の違い等により、ユニバーサル園芸社グループの想定している範囲を超えた事態が発生した場合には、経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
また、海外のグループ会社の財務諸表は現地通貨にて作成されているため、連結財務諸表作成時に円換算されることになり、為替相場の変動による円換算時の為替レートの変動がユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(8)自然災害に伴うリスク
ユニバーサル園芸社グループの事業推進にあたり、ユニバーサル園芸社事業拠点及び生産者から顧客までの流通先で自然災害による家屋、施設等の倒壊や道路等のインフラに障害が発生した場合には、ユニバーサル園芸社の事業運営に支障をきたす可能性があります。また、停電が発生した場合には管理本部を始め各事業拠点でのコンピューター等による事務処理作業および電子機器、電動機具を用いての作業に影響が出ます。
ユニバーサル園芸社グループはリスク管理に係る規定等を整備し、リスク管理体制を構築しております。また、バックアップサーバーを設置し本社の管理本部機能の担保も行っております。しかしながら、ユニバーサル園芸社グループの想定する範囲を超えた大規模災害や、それに伴う被害の復旧が遅れた場合には、ユニバーサル園芸社グループにおける業務の遂行に支障をきたし、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(9)人材確保及び育成ができない場合に伴うリスク
ユニバーサル園芸社グループの事業は労働集約型の事業であることに加え、専門的な技術、知識を要するため、ユニバーサル園芸社グループが継続的に成長を続けていくためには、優秀な人材を安定的に確保し、教育・育成していくことが重要課題のひとつであると認識しております。そのため、ユニバーサル園芸社グループは採用活動の全社的強化及び研修などの教育体制構築を行い安定的に優秀な人材を確保、育成することに努めております。しかしながら、ユニバーサル園芸社グループが求める人材を計画どおり確保、育成できなかった場合には、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(10)人材流出によるノウハウや技術の社外流出等に伴うリスク
ユニバーサル園芸社グループは、他社とのサービスの差別化を図るため、顧客管理、商品管理等各種のノウハウを蓄積してまいりました。また、人材育成にも注力し、社員のスキルアップも図ってまいりました。これらの蓄積したノウハウやスキルはほとんどが法的な保護をすることが難しいため、人材流出とともに外部に流出し、外部で類似するサービスを提供された場合や、競合会社(競合者)となった場合には、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(11)重大交通事故による社会的信用低下と行政処分に伴うリスク
ユニバーサル園芸社グループは、公道を使用して車両により営業及びサービス活動を行っております。ユニバーサル園芸社グループは車両運行にあたり、人命の尊重を最優先とし、安全管理マニュアルの周知徹底等、安全管理対策に努めておりますが、社員が重大交通事故を発生させてしまった場合には、社会的信用が低下し、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(12)情報の流出に伴うリスク
ユニバーサル園芸社グループは多くの顧客情報を取り扱っております。ユニバーサル園芸社グループには顧客情報に対する守秘義務があり、取引先企業との契約書の締結、社内規則の整備等、管理体制を確立することにより法令遵守に努めております。しかしながら、管理の不徹底等により情報が外部に漏洩した場合には、ユニバーサル園芸社グループの社会的信用の低下や損害賠償請求等により、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
(13)法的規制に伴うリスク
ユニバーサル園芸社グループの事業に関する法令は、道路運送車両法、道路交通法、自動車NOx・PM法、廃棄物処理法、農薬取締法、都市緑地法、種苗法などがあります。ユニバーサル園芸社グループは法令遵守の精神に基づき、倫理規程や行動規範などを整備し、役職員がモラルある行動を行うよう努めておりますが、役職員により違反行為が行われた場合には、ユニバーサル園芸社グループの社会的信用の失墜を招き、事業の継続及び業務の遂行に支障をきたし、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。重大なリスクが懸念される法的規制は次のとおりです。
① 環境問題及び公的規制
ユニバーサル園芸社グループは事業を行うにあたり多数の車両を使用しております。近年環境問題への関心が高まる中、自動車NOx・PM法が施行され、多くの自治体で定められた排出基準に適合しない車両は使用できなくなっております。東京都においては、東京都環境確保条例が制定され、排出基準に適合しないディーゼル車の運行が禁止され、大阪府でも基準を満たさない車両の流入規制が行われる等、環境に係る公的な規制は強まっております。
ユニバーサル園芸社グループでは各種法令等に従い計画的に順次車両の入替えを行うなど、環境対策を自主的に進めておりますが、このような環境に係る公的な規制の強化が実施された場合には、車両の代替計画等の対応が必要になり、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
② 道路交通法の規制
ユニバーサル園芸社グループは、公道を使用して車両による営業及びサービス活動を行っております。車両運行の際、重大交通事故を発生させた事業者に対しては行政処分として車両の使用停止が行われます。さらに「違反点数制度」により、事業所の営業停止や事業許可の取り消し等が行われます。
ユニバーサル園芸社グループはコンプライアンス委員会、安全衛生委員会、懲罰委員会といった組織的対応とともにマニュアルを整備し、常に社員に啓蒙を行っております。しかしながら、社員による重大事故や違反により事業が中断、中止するような事態となった場合には、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
③ 建設業の許可について
ユニバーサル園芸社グループが行う事業の中の造園工事業、土木工事業、建築工事業、内装仕上工事業においては建築業法による登録許可制度により施工可能な工事の規模及び請負金額が定められております。ユニバーサル園芸社は造園工事業、土木工事業、建築工事業、内装仕上工事業許可を申請し、許可されておりますが、何らかの理由で許可が取り消された場合には、造園工事等の大口契約が獲得できなくなり、ユニバーサル園芸社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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