旭精機工業(6111)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


旭精機工業(6111)の株価チャート 旭精機工業(6111)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】 旭精機工業グループ(旭精機工業及び旭精機工業の関係会社)は、旭精機工業及び非連結子会社2社により構成されており、精密加工事業部(主な製品名 小口径銃弾、精密金属加工品)及び機械事業部(主な製品名 プレス機械、ばね機械、自動機・専用機)で事業を営んでおります。また、旭精機工業グループが営んでいる主な事業内容と、関係会社の当該事業に係る位置付けは、次のとおりであります。 (精密加工事業部及び機械事業部) 旭精機工業は、各種精密金属加工品並びにプレス機械及びばね機械等を製造販売しております。この製品の一部について、株式会社アステックス(非連結子会社)に金型の製造及び業務の委託をしております。また、プレス機械及びばね機械等の北米ユーザー向けの販売等をAsahi Seiki USA Corp.(非連結子会社)に委託しております。  以上述べた事項を図によって示すと次のとおりであります。  

有価証券報告書(2026年3月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】旭精機工業の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において旭精機工業が判断したものであります。 (1) 経営方針 旭精機工業は、「確かなモノづくりを通して、社会に貢献し、企業のたゆみない発展をめざす。」という経営理念のもと、Vision「持続的な企業価値向上に向け果敢にチャレンジし認められ・求められる企業へ ~サステナブル社会の実現を社員と共に~」を策定したうえ、次の経営方針を掲げております。・ 市場ニーズを的確に捉え、高品質で付加価値の高い製品を提供する。・ 個の尊重と相互理解を深め、チャレンジ精神を大切にし、明るく活気ある会社づくりに努める。・ 高い倫理観を持ち、誠実と公正に徹する。・ 様々な社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献する。・ 地域社会と共存する。 この方針に基づき、価格・品質・納期・安全のすべてにおいて最高水準を確保した製品を生産・供給し社会の繁栄、発展に寄与することが、旭精機工業の使命であると考えております。 この使命を果たすため、メーカーとして市場の声に基づいた技術開発が不可欠であるとの認識のもと、研究開発体制の強化に努め、顧客の最新のニーズを常に収集し、新技術・新製品の開発に積極的に取り組んでおります。 (2) 経営戦略等 〔精密加工事業部〕  ①精密金属加工品   価値作業比率・稼働率・品質の向上、生産管理機能・マネジメント力・固有技術・潜在技術等の強化を目的とした「Do Now!改革活動」を進めております。この活動により従来の各部署が担う役割のテリトリーを超えて、新規製品の受注獲得へ注力するとともに、適正在庫を目指す在庫管理体制の強化に取り組んでおります。   また、企業成長に欠かせない社員教育におきましても、特にマネジメント層の強化を図るため、「あるべき姿」を描き自律的な改善推進等に取り組んでおります。   市場開拓におきましては、国内外のネットワーク活用並びに機械事業部との連携強化による市場及び顧客へのアプローチの強化を行い、EVを始めとした自動車部品の新製品等の獲得に取り組むとともに、加工領域の拡大による取扱製品の拡充、技術開発力強化による高付加価値製品の提供を目指してまいります。   また、マーケティングチームによる市場調査・分析を徹底し、効率的・効果的な製品開発及び営業活動を行ってまいります。  ②小口径銃弾   顧客からの高度な要求水準に応えるために、常に基礎技術の蓄積に努め、更なる高性能及び高品質な銃弾製造に取り組むとともに、安全保障環境の変化に柔軟に対応する生産体制の確立に取り組みます。 〔機械事業部〕  ①プレス機械   マーケティングチームによる市場・顧客動向について多角的な情報収集を行うことによりマーケティング活動の高度化に努め、市場・顧客ニーズに合わせた効率化・高速化・小型化等のプレス機械の開発及び販売に取り組むとともに、受注に応じた工場増設や生産体制の見直しを行っております。   また、海外展開につきましては、イリノイ州に現地法人(Asahi Seiki USA Corp.)を設立し、北米市場の開拓に取り組んでおります。  ②ばね機械   IoT、AIを活用した高機能・高品質な製品開発に取り組んでおります。   また、海外市場につきましては、アライアンス先企業との連携による製品常設展示場の設置、海外展示会の活用及び現地法人による北米市場の開拓に取り組んでおります。  ③自動機・専用機   顧客との信頼関係の維持・向上に努めながら、市場動向を見据えた付加価値の高い製品開発・販売に取り組んでまいります。   また、自動機・専用機の機能を活用したプレス機械・ばね機械の生産ラインのシステム販売へ取り組んでまいります。(3) 経営環境 今後のわが国経済は、中東情勢、金融資本市場の変動、アメリカの政策動向及び物価上昇の継続などの懸念材料が多く、予断を許さない状況が続くものと思われます。 このような情勢のもと、旭精機工業は、市場環境の変化を踏まえた事業活動を展開するとともに、旭精機工業総合力の発揮及び新事業の開拓を推進し、持続的な企業価値向上に向け鋭意努力してまいります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 〔精密加工事業部〕  ①精密金属加工品   従来の市場に留まらず、今後の成長が見込まれる市場への新製品の開発及び販路開拓を目指しつつ、労働生産性の追求による効率的な生産体制の向上等に取り組んでまいります。  ②小口径銃弾   小口径銃弾生産に求められる高性能及び高品質の追求、並びにその生産過程における安全な生産体制の徹底に取り組んでまいります。 〔機械事業部〕  ①プレス機械   自動車業界向けを中心とした電池缶の市場動向の把握と予測を行いつつ、市場が求めるプレス機械の開発、生産設備及び体制の確保を行い、海外市場の開拓に取り組んでまいります。  ②ばね機械   多種多様な顧客ニーズに応えるために、製品ラインナップの強化と海外販路の拡大に取り組んでまいります。  ③自動機・専用機   自動車業界を中心とする市場動向の変化に対応した製品開発・販売に取り組んでまいります。 〔財務上の課題〕   様々な事業上の課題を解決するための事業資金を確保するとともに、財務基盤の安定性を維持すべく、手元資金の安定確保を図ってまいります。 (5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 旭精機工業は持続的な企業価値向上に向けた規模の拡大と収益力の向上を目指しており、そのため本業による利益力と事業の効率性を測る売上高・営業利益・営業利益率を経営目標指標としております。具体的な数値は、2023年度を初年度とし2026年度を最終年度とした「2026中期経営計画」を策定し、売上高165億円、営業利益6億5千万円、営業利益率3.9%を目標とし、当事業年度の経営成績につきましては、売上高133億9千3百万円、営業利益1億2千3百万円となりました。 なお、中期経営計画策定時に想定しておりました市場環境の前提条件が大きく変化しており、想定した計画との差異が発生していることから、目標数値等を見直すべく2026年4月に中期経営計画を取り下げました。新たな中期経営計画につきましては、現在策定中であります。

事業等のリスク

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において旭精機工業が判断したものであります。 (1) 小口径銃弾事業に関するリスク 小口径銃弾は、その納入先のほぼ100%が防衛省であり、毎年旭精機工業の売上高に占める割合が高く、旭精機工業業績における重要度はきわめて高いものがあります。しかし、官需という性質上、売上高は政府の予算執行に左右され、今後の政府の政策等の変更によって契約額が大きく減少した場合、旭精機工業の業績に大きな影響を与える可能性があります。(2) 精密金属加工品事業における業界動向等に関するリスク 旭精機工業の精密金属加工品は、売上の半分以上が自動車関連部品であり、自動車関連業界の影響を受けており、これらの業界において想定を上回る技術革新や産業構造の急速な変化等が生じ、この様な事態に対応できない場合、旭精機工業の業績に大きな影響を与える可能性があります。(3) プレス機械、自動機・専用機、ばね機械における顧客動向等に関するリスク 旭精機工業のプレス機械、自動機・専用機、ばね機械は、幅広い顧客に使用されておりますが、顧客をとりまく環境が急速に変化するなどにより大きなキャンセル等が生じた場合には、旭精機工業の業績に大きな影響を与える可能性があります。また、旭精機工業は顧客の要求に対応すべく品質の向上、納期の短縮、新製品の開発などに取り組んでおりますが、今後、顧客の要求水準が想定外に上がるなどした場合には、旭精機工業の業績に大きな影響を与える可能性があります。(4) 原材料等の調達に関するリスク 旭精機工業製品の生産にあたっては国内外の調達先より原材料・部品等の供給を受けておりますが、これらの供給が遅延、中断、停止する等の事態が生じ、他の調達先への変更等の代替手段をとることができず、顧客への納期遅延等が生じるような場合には、旭精機工業の業績に大きな影響を与える可能性があります。また、原材料・部品等の調達価格が経済情勢等により大きく変動し、これを製品価格に適切に転嫁できない場合には、旭精機工業の業績に大きな影響を与える可能性があります。(5) 海外情勢等に関するリスク 旭精機工業は国内外各地の事業会社等と取引を行っており、国際紛争など海外情勢の悪化等の影響拡大により事業活動が長期間停滞するなどの事態が生じた場合には、旭精機工業の業績に大きな影響を与える可能性があります。(6) 取引先の信用リスク 旭精機工業は取引先毎に適正な与信管理を行い、回収リスクの低減に努めていますが、取引先の倒産等不測の事態により債務不履行が生じた場合、旭精機工業の業績に大きな影響を与える可能性があります。(7) 金利変動に関するリスク 旭精機工業は運転資金や設備投資資金を金融機関から借入しており、これらの借入金の一部は固定金利借入として金利変動のリスクヘッジを行っておりますが、借入金の過半が変動金利となっております。今後の市場金利が想定外に上がるなどした場合には、旭精機工業の業績に大きな影響を与える可能性があります。(8) 退職給付債務に関するリスク 退職給付債務及び退職給付費用は、割引率や長期期待運用収益率など見積り数値である基礎率に基づいて計算を行っております。このため、見積りに対応する実績値や見積りの前提となる環境等の変動によっては、旭精機工業の業績及び財政状態に大きな影響を与える可能性があります。(9) 固定資産の減損に関するリスク 旭精機工業が保有する固定資産は、将来旭精機工業の収益性が大幅に低下し、当該事業に関連する固定資産投資額の回収が見込めなくなった場合には、該当の固定資産について帳簿価額を投資回収可能額まで減損処理を行うことになり、その際には旭精機工業の業績に大きな影響を与える可能性があります。(10) 不正行為等によるリスク 旭精機工業は、内部統制基本方針、企業行動憲章、社員行動基準等を定め、品質不正をはじめとした不正及び不法行為の防止に万全を期しておりますが、万一これらの不正行為等が発生した場合、旭精機工業の業績及び財政状態に大きな影響を与える可能性があります。(11) 事故発生等に関するリスク 旭精機工業は、事業活動において、火薬類やその他の化学品を使用しており、その取扱いには万全を期しておりますが、万一火災や漏洩等の事故が発生し事業活動が長期間停止するような事態が生じた場合には、旭精機工業の業績に大きな影響を与える可能性があります。(12) 情報システム、情報セキュリティに関するリスク 旭精機工業は、販売や生産等の事業活動の全般にわたって情報システムを活用しており、外部からのサイバー攻撃やマルウェア感染、災害等による停電等で、情報システムが長期間停止するような事態が生じた場合には、事業活動が停滞するなどにより、旭精機工業の業績に大きな影響を与える可能性があります。(13) 自然災害・感染症等に関するリスク 旭精機工業は国内に本社工場の他、支店、営業所を有しており、これらの地域において地震や台風等の自然災害や未知の感染症の流行等が発生した場合、生産、物流などに支障をきたし事業活動の遂行が阻害される可能性があります。 特に本社工場が位置する東海地方は、南海トラフ地震の発生する可能性が高いと言われております。旭精機工業では、これら大規模地震の発生に備え、BCP(事業継続計画)の整備を進めるなど被害の拡大を軽減するための施策に可能な範囲で取り組んでおりますが、大規模地震が発生した場合には、これらの施策にもかかわらず、工場・生産設備等の毀損、通信・交通網の遮断等による生産活動の中断、物流ルートの寸断などが生じ、旭精機工業の業績及び財政状態に大きな影響を与える可能性があります。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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