TOYOイノベックスグループ(TOYOイノベックス及びTOYOイノベックスの関係会社)は、TOYOイノベックス、連結子会社10社、関連会社1社及び関連会社の子会社1社で構成されており、射出成形機及びダイカストマシンの製造販売を主な事業として、取り組んでおります。
TOYOイノベックスグループは経営上の意思決定及び経営成績の評価は単一セグメントにより行っておりますが、主力製品との関連及び当該製品に係る各社の位置づけは次のとおりであります。
[射出成形機]
主な製品は、プラスチック射出成形機及びその周辺機器、またその部品等であり、TOYOイノベックスが製造販売するほか、TOYOイノベックスの技術指導に基づき、東洋機械(常熟)有限公司が射出成形機を製造販売しております。また、東洋機械エンジニアリング株式会社、TOYO MACHINERY(M)SDN.BHD.、TOYO MACHINERY(T)CO.,LTD.、東曜機械貿易(上海)有限公司、東洋機械金属(広州)貿易有限公司、東金股份有限公司、TOYO MACHINERY VIETNAM CO., LTD.、PT TOYO MACHINERY AND METAL INDONESIA及びTOYO europe srlが、TOYOイノベックスが販売する成形機の保守サービス・据付工事を行い、同時に販売支援を行っております。
[ダイカストマシン]
主な製品は、ダイカストマシン及びその周辺機器、またその部品等であり、TOYOイノベックスが製造販売するほか、TOYOイノベックスの技術指導に基づき、東洋工機株式会社にその周辺機器等を製造委託し、東洋機械(常熟)有限公司がダイカストマシンを製造販売しております。また、東洋機械エンジニアリング株式会社、TOYO MACHINERY(M)SDN.BHD.、TOYO MACHINERY(T)CO.,LTD.、東曜機械貿易(上海)有限公司、東洋機械金属(広州)貿易有限公司、東金股份有限公司、TOYO MACHINERY VIETNAM CO., LTD.及びPT TOYO MACHINERY AND METAL INDONESIAが、TOYOイノベックスが販売するダイカストマシンの保守サービス・据付工事を行い、同時に販売支援を行っております。
事業の系統図は次のとおりであります。
(※1)連結子会社
(※2)持分法適用関連会社
(※3)持分法適用関連会社の子会社
TOYOイノベックスグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてTOYOイノベックスグループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
TOYOイノベックスグループは、創業100周年を迎えるにあたって改めて「成形イノベーション&Customers´Value Up」で未来を豊かに!世界を笑顔に、をパーパス(存在意義)として、「成形をモット簡単に!」をビジョン(将来像)として新たに策定しました。射出成形機及びダイカストマシンの製造・販売に即した健全な事業活動を通じて、環境と調和し、社会の進歩発展に貢献することとしております。また、株主・取引先・社員などの会社を取り巻くすべての人々の信頼と期待に応えるとともに、共存共栄を図ることを基本理念として活動しております。
(2)目標とする経営指標
TOYOイノベックスは、2027年3月期を最終年度とする新たな中期経営計画においても、引き続き売上高、売上高営業利益率及び資本に対する収益性である自己資本利益率(ROE)を重点指標として位置付けております。
(3)中長期的な会社の経営戦略
TOYOイノベックスグループは、2024年度からスタートした3ケ年の中期経営計画の基本方針である①競争力のあるダイカストマシンの売上比率を向上させるとともに、射出成形機主力機種の計画生産を推し進める「持続的に稼ぐ力の向上」②ソリューションビジネスの場として成形イノベーションセンターを新設し、成形技能士不足や技術承継問題に対応するための成形AI技術を開発・発展を推し進める「成形イノベーションの創出とCustomers´Value Up」③サステナビリティ経営の高度化、経営戦略と連動した人材戦略の構築、資本コストを意識した経営の強化を進める「経営基盤の更なる強化」に関する各種諸施策を全社一丸となって取組み、中長期的な収益向上への事業活動を推進してまいります。
特に「経営基盤の更なる強化」では、2022年4月26日付けで設置したサステナビリティ委員会を中心に、ESGの重要課題への対応を通じたサステナビリティへの取組みを引き続き推進してまいります。
また、事業戦略として製品ポートフォリオの再構築、短納期生産体制の強化、高付加価値製品の開発、ソリューションビジネスの進化を推進してまいります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
今後の経済見通しにつきましては、ロシア・ウクライナ情勢の長期化や、中東での軍事衝突などグローバルでの地政学的リスクや世界的な金融の引き締めによるインフレの進行及びそれに伴う景気減速の懸念により、先行きは依然として不透明な状況が続くものと予想しております。
一方、TOYOイノベックスの事業に関連する市場においては、電気自動車関連や電子部品関連が上向き、新たな動きが見られるものの、米国・中国経済の停滞に伴う設備投資需要の低迷や行き過ぎた円安の進行、資源エネルギー・原材料価格の高騰により、受注環境は当面厳しい状況が続くものと予想されます。
このような状況のもと、TOYOイノベックスグループで優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題につきましては、以下のとおりであります。
①収益性の向上
TOYOイノベックスのダイカストマシンは国内生産台数首位であり、ニッチな市場で高い競争力を有しています。今後の自動車産業のEVシフトに伴い、製品の軽量化ニーズが高まっており、ダイカストマシンの需要の更なる増加が見込まれることから、2024年度からスタートする3ケ年の中期経営計画期間でTOYOイノベックスのダイカストマシンの売上比率を10%以上増加させ、製品ポートフォリオの再構築を図ってまいります。特に中・大型機の需要増加が顕著なことから、明石工場に大型組立工場を新設することで、2025年度より増産開始を予定しております。
②短納期生産体制の強化
射出成形機において、ボリュームゾーンかつ収益性が高い主力の小型機を中心に、計画生産を推し進めることで生産効率を向上させ原価低減を図るとともに、需要増加が見込まれる中・大型機の生産キャパシティーを確保してまいります。また、半製品在庫を持つことで納期の短縮を実現し、成長著しいアジアを中心としたグローバル市場における競争力の強化を図ってまいります。
③高付加価値製品の開発
持続可能な社会の実現と収益性向上に向けて、ビジョン「成形をモット簡単に!」に基づいて、誰でも簡単に高品質かつ安定した成形を実現し、成形技能士不足や技術承継問題の解消を図ることができる成形AIの開発を推し進めていくことで、価格競争に影響されにくい差別化製品の開発に努めてまいります。
④ソリューションビジネスの進化
グローバル市場における競争力向上には、据付工事や修理対応をはじめ迅速性あるメンテナンス体制の充実や、サービス部品の即納体制の強化を図っていくことが重要であると考えております。2024年1月に明石工場に新設したサービス部品センターを起点にして、世界のお客さまへサービス部品を即納し、万が一のトラブルがあった際にも迅速に対応できる環境を整備することでグローバル市場における競争力強化を図ってまいります。
⑤経営基盤の強化
マテリアリティに基づく経営戦略を着実に実行するためのサステナビリティ経営の高度化、TOYOイノベックスの持続可能な成長に向けて経営戦略と連動した人材戦略の再構築、資本コストを意識した経営の強化をそれぞれ図ってまいります。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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