リグア(7090)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

TOP関連銘柄

事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


リグア(7090)の株価チャート リグア(7090)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】1.リグアグループについて リグアグループは、リグア及び連結子会社5社(FPデザイン株式会社、株式会社ヘルスケア・フィット、株式会社ヒゴワン、日本ソフトウエア販売株式会社、株式会社イフミックウェルネス)の計6社により構成されており、「DESIGNING WELLNESS LIFE」というパーパスのもと「人生から不安をなくし、生きるをサポートする。」企業グループとして、人生における2つの不安「からだ」の不安をなくすウェルネス事業と「おかね」の不安をなくすファイナンシャル事業を展開しており、誰もが心から豊かで前向きになる“Wellness Life”が溢れる社会の実現を目指しております。 具体的には、柔道整復術の施術所である接骨院・整骨院(以下、総称して「接骨院」という。)の経営・運営における様々な問題(売上の減少、資金難、経営戦略不足、教育制度の未整備等)に対するソリューションを提供するウェルネス事業、保険代理店や金融商品仲介業、財務コンサルティングを行うファイナンシャル事業の2つのセグメントで事業を展開しております。 なお、金融商品仲介業(IFA)は、2025年8月1日付にて、株式会社FPデザインの保険代理店事業及び経営支援事業を完全子会社のFPデザイン株式会社に承継する連結子会社間の吸収分割によるグループ内再編を実施したうえで、金融商品仲介業(IFA)等を展開する株式会社FPデザインの株式の全てを譲渡いたしました。そのため、金融商品仲介業(IFA)は、2025年4月から7月までの営業展開となっております。 上記の2つのセグメントは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 2.各事業の製品・商品又はサービスの特徴A:ウェルネス事業ⅰ.ソフトウェア(1)接骨院向けシステムの開発・販売リグア連結子会社の日本ソフトウエア販売株式会社は、接骨院向けシステムの開発・販売を行っております。なお、「Ligoo POS & CRM」及び「レセONE」については、2024年5月1日付で株式会社スマレジに事業譲渡いたしました。 ⅱ.機材・消耗品(1)EMS-indepth-EMS-indepth-(以下、「EMS」という。)は、外部から身体に電気刺激を与えることにより、筋肉を運動させる電気的筋肉刺激装置であります。EMSでは、一般的に鍛えにくいとされているインナーマッスル(注1)を運動させることができるとともに、全身運動が難しい方でも部分的なトレーニングが可能なため、リグアでは、接骨院における自費施術(注2)での健康増進メニューとして、EMSを販売しております。 (注1)深層筋とも呼ばれ、身体の深い部分にある骨・内臓・関節等を支える筋肉の総称であり、姿勢の保持や動作のサポート、内臓の正しい働きを促すために作用しています。(注2)保険適用外であり、利用者の100%自己負担となる施術。 (2)トムソンベッドトムソンベッドは、骨盤や背骨の歪みが原因となる痛みへの対処法とした油圧電動式の施術台(一般医療機器)であり、施術者と利用者の両方に負担が少なく、施術時間も短縮できるという特徴があります。リグアでは、接骨院における自費施術メニューを補助する医療機器として、トムソンベッドを販売しております。 (3)Inject EnergyInject Energyは、150Vを超える高電圧を用いて身体の深部を刺激することで、疼痛の軽減や筋肉の萎縮の改善等に用いられる低周波治療器(特定保守管理医療機器)であります。リグアでは、接骨院における自費施術での急性疾患改善メニューとして、Inject Energyを販売しております。 (4)その他リグアでは、EMS、トムソンベッド、Inject Energy以外の機材やEMS、Inject Energy等で使用する粘着パッド等の消耗品を販売しております。 ⅲ.コンサルティング(1)各種コンサルティング年単位など一定の契約期間を基本とした継続型のコンサルティングであります。業績の向上を目的としたもの、財務状況の改善を目的としたもの、組織体制の整備を目的としたもの、AI活用による人材育成やナレッジ活用を目的としたもの等、主に接骨院での経営面、運営面の課題解決を図るものであります。 (2)各種セミナーSUCCESSセミナーやマネジメント塾、GRAND SLAMといった接骨院の経営者、幹部、幹部候補者等のカテゴリ別で行う集合型の研修プログラムを行っております。リグアによる教育研修や外部講師による成功事例やノウハウの共有によって、各参加者のリーダーシップ力・運営力・問題解決力・数値管理力・人材育成力・技術力等の向上を図ることで、接骨院の業績向上に寄与します。 (3)Webコンサルティングリグア連結子会社の株式会社ヒゴワンは、接骨院業界の特性やガイドライン等を踏まえたWeb集客コンサルティングを行っております。 (4)その他リグアでは、接骨院におけるサブスクリプション型メニューの開発及び展開をしております。また、キャッシュレス化を推進するクレジットやQRコード、電子マネー、継続課金等の各種決済システムを提供しております。 ⅳ.請求代行リグア連結子会社の株式会社ヘルスケア・フィットは、接骨院の事務負担軽減を目的とした療養費請求代行サービス(注1)や早期資金化を目的とした療養費早期支払サービス(注2)を提供しております。 (注1)健康保険組合等の保険者に対して、接骨院を代行してレセプトを提出する業務を行っております。(注2)各保険者からの療養費の入金は、レセプトを提出してから3ヶ月程度の期間を要することから、早期に資金を必要とする接骨院に対して、株式会社ヘルスケア・フィットから融資を行っております。 ⅴ.健康サポート(IFMC.)IFMC.は、ナノメーターレベルの非常に微小なミネラル結晶体で、薬やサプリメントのように服用する必要がなく、特殊加工した繊維を身体に近づけることで、血中一酸化窒素(NO)に作用し、血行促進、疲労回復、筋肉の疲れ・こりの緩和、神経痛・腰痛・筋肉痛の緩和、体幹の安定等の様々な効果が期待できます(注1)。医療・介護分野での応用を目指し、2018年より大学研究室で研究が進められており、2019年「血中一酸化窒素量の増加」「血管拡張」「バランス能力向上」の3項で特許を取得(注2)しています。リグアでは、自社ブランド「Dr.Supporter」「My.Supporter」「SLEEPINSTANT」を立ち上げ、Dr.Supporterは2021年6月から、My.Supporterは2021年10月、SLEEPINSTANTは2024年4月から全国の接骨院等の店舗向け販売を開始しております。また、接骨院を通じて患者にECサイトを紹介し、自宅から継続的にIFMC.製品を購入できる仕組みとして、ECサイト「Dr.Supporter for Members」を2024年4月よりサービス開始しました。他社ブランドや異業種企業とのコラボレーションを通じて、IFMC.を活用した新たな製品開発や共同プロモーションも展開しています。健康・医療分野以外の企業とも協業することで、IFMC.の用途拡大と市場認知の向上を図る取組を行っております。 (注1)一酸化窒素(NO)は、人体の血管を拡げて血流量を増やす作用がある物質と考えられており、一酸化窒素による血管拡張作用は1998年ノーベル生理学・医学賞を授与されたイグナロ博士によって発見されています。(注2)2019年7月に株式会社テイコクが取得。 ■Dr.Supporter・My.Supporter・SLEEPINSTANTの各年月時点における導入院数年月導入院数2022年3月末337院2023年3月末1,163院2024年3月末1,693院2025年3月末1,829院2026年3月末2,035院 B:ファイナンシャル事業ⅰ.保険代理店リグア連結子会社のFPデザイン株式会社は、生命保険会社23社及び損害保険会社9社(2026年3月末)と業務委託契約を締結し、保険代理店として各種保険の募集を行っております。 ⅱ.経営支援・手数料リグア連結子会社のFPデザイン株式会社は、財務コンサルティングやM&A仲介を中心とした事業会社の経営支援業務を行っております。 ⅲ.金融商品仲介業(IFA)(注)株式会社FPデザインは、金融商品取引業者(証券会社)4社(2025年3月末)と業務委託契約を締結し、金融商品の提案及び仲介を行っております。なお、2025年8月1日付で同社の全株式を譲渡したことに伴い、金融商品仲介業は終了しており、同社は連結の範囲から除いております。 (注)Independent Financial Advisorの略であり、各証券会社の営業方針に縛られることなく、独立・中立的な立場から資産運用のアドバイスを行う専門家。 [事業系統図]リグアグループの事業系統図は以下のとおりであります。 [参考] 接骨院の収入には、医療保険制度の対象となる療養費のほか、自費施術(保険対象外)や物販による収入もあります。また、医業類似行為が認められている接骨院等と医業を行う整形外科等との違いは、次のとおりです。■接骨院等の医業類似行為と整形外科、整体院との違い 接骨院鍼灸院マッサージ院整形外科整体院(注)施術者柔道整復師鍼灸師あん摩マッサージ指圧師医師整体師資格国家資格民間資格根拠法柔道整復師法あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律医師法-行為医業類似行為(施術)医療行為矯正費用療養費、自費医療費自費 (注)接骨院での柔道整復師による施術が国家資格保有者のみ認められた医業類似行為である一方で、整体院では医業類似行為を行うことは認められていません。 ■柔道整復師数、柔道整復の施術所(接骨院)数、柔道整復師国家試験の合格者数 2010年2012年2014年2016年2018年2020年2022年2024年柔道整復師数(人)50,42858,57363,87368,12073,01775,78677,63278,666施術所数(院)37,99742,43145,57248,02450,07750,36450,91650,924合格者数(人)4,5924,4384,5034,2744,0543,0112,2443,337出典:厚生労働省「衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」及び「柔道整復師国家試験の合格発表」 ■柔道整復、はり・きゆう、マッサージ等の療養費の推移                    (単位:億円) 2016年2017年2018年2019年2020年2021年2022年2023年柔道整復3,6363,4373,2783,1782,8312,8672,7472,724はり・きゆう407411411437415442447484マッサージ707727733750631655662736治療用装具438443452455435460443456国民医療費421,381430,710433,949443,895429,665450,359466,967480,915出典:厚生労働省「柔道整復、はり・きゆう、マッサージに係る療養費の推移(推計)」及び「医療保険に関する基礎資料」

有価証券報告書(2026年3月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】リグアグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在においてリグアグループが判断したものであります。  リグアグループは「DESIGNING WELLNESS LIFE」というパーパスのもと「人生から不安をなくし、生きるをサポートする。」企業グループとして、人生における2つの不安「からだ」の不安をなくすウェルネス事業と「おかね」の不安をなくすファイナンシャル事業を展開しており、誰もが心から豊かで前向きになる“Wellness Life”が溢れる社会の実現を目指しております。  「経済財政運営と改革の基本方針2025(内閣府 2025年6月)」において、「世界最高水準の健康寿命を誇る我が国の高齢者は、労働参加率や医療費でみても若返っており、こうした前向きな変化を踏まえ、更に健康寿命を延伸し、Well-beingの向上を図り、性別や年齢に関わらず生涯活躍できる社会を実現する。」とされております。また、「国民生活基礎調査(厚生労働省 2022年)」によると、要介護度別に見た介護が必要となった主な原因として、骨折・転倒(13.9%)及び関節疾患(10.2%)の運動器障害によるものが一定の割合を占めております。  リグアグループが経営を支援する接骨院は、柔道整復師(日本の伝統的な代替療法である柔道整復術の国家資格保有者)が運営しており、リグアグループでは、筋骨格のプロである柔道整復師による施術は、特に運動器障害の予防に対して効果的であり、「健康寿命の延伸」という社会的課題の解決に貢献できる可能性があると考えております。一方で、近年における接骨院業界は、柔道整復療養費収入の減少に伴う経営の悪化、療養費収入の減少をカバーする新たな施術メニューの開発及びWebマーケティングによる新規集客、新規分院出店に伴う資金及び人員(有資格者)の確保、人員増加に伴う教育制度及び定着化のための人事制度の構築、並びに接骨院経営者の老後資金確保を含む出口戦略等、様々な課題が発生しております。  このような経営方針、経営環境の下、リグアグループが対処すべき課題は、主として、以下の項目と認識しております。 ①取引シェアの拡大リグアグループが今後より成長していくためには、全国50,924院(出典:厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」)の接骨院との取引シェアを拡大することが重要であると考えております。リグアグループと取引実績のある接骨院数は、5,550院(2026年3月末)であり、全国の接骨院数に対する取引実績率は約11%となっております。今後も引き続き新規開拓活動を行い、取引実績の拡大に取り組んでまいります。 ■取引実績のある接骨院数年月接骨院数2022年3月末4,020院2023年3月末4,536院2024年3月末4,823院2025年3月末5,292院2026年3月末5,550院 ②組織的な営業体制の構築リグアグループの今後の事業展開を見据えるとともに、経営リスクの軽減を図り、特定の役職員に販売を依存することのない組織的な営業体制の構築に取り組んでおります。組織的な営業体制の構築には、優秀な人材の確保及び入社後の教育制度が重要であると考えており、積極的な採用活動による優秀な人材の確保と入社した人材がその能力を最大限に発揮できる教育制度の充実に加え、すべての従業員が活躍できる組織環境づくりに取り組んでまいります。また、従業員が定着するためには、共通の考え方となる経営理念の浸透が重要であると考えており、より一層の経営理念の浸透に取り組んでまいります。 ③商品・サービスの開発リグアグループが継続して成長するには、顧客である接骨院やその先にいる接骨院利用者の潜在的ニーズを汲み取り、それらのニーズを反映させた新たな商品・サービス等を継続的に開発することが重要であると考えております。接骨院のIT化やDXによる生産性の向上、療養費に依存しない経営体制の構築、利用者向けの健康増進を目的とした予防メニューの開発等、今後も引き続き新たな商品・サービス等の開発に取り組んでまいります。 ④競合他社との差別化リグアグループが効率的な営業活動を行うには、競合他社との差別化が必要であると考えております。リグアグループの特長といたしましては、次のとおりと考えております。・IFMC.(集積機能性ミネラル結晶体)による独自性のある商品を取り扱っていること。・収支計画の作成や財務分析等の会計的な側面を持った独自のコンサルティングノウハウを活かした営業を行っていること。・相手先の経営規模を問わず、多様なニーズ、あらゆる課題にワンストップで対応できる商品ラインナップがあること。・「おかねの課題」を解決できるファイナンシャル事業がリグアグループ内にあること。 このような特長があることから、顧客との長期的な関係性を構築できることがリグアグループの強みの1つであり、今後も引き続き取引実績の拡大に取り組んでまいります。 ⑤安定収益基盤の強化リグアグループが安定的な経営を行うには、継続的な収入となるストック収益の確保が重要であると考えております。IFMC.による独自性のある商品を活かし、リピート販売が期待できる接骨院向けサービス、各種コンサルティングや継続手数料、多少の変動はあるものの一定の収益が見込める消耗品等の物販、サブスクリプション型収入等、今後も引き続き安定収益基盤の強化に取り組んでまいります。 ⑥新たなマーケットへの事業展開リグアグループは、誰もが心から豊かで前向きになる“Wellness Life”が溢れる社会の実現を目指しております。「健康寿命の延伸」という社会課題の解決の可能性を秘める「IFMC.」の展開に注力しており、接骨院業界だけでなく、ヘルスケア業界全体への積極的な事業展開はリグアグループの成長可能性を高めるものであるため、今後も引き続き取り組んでまいります。 リグアグループでは、継続的に収益を確保し、事業規模の拡大を図るためにも、売上高・経常利益及び営業利益率を重要な経営指標と位置付けております。

事業等のリスク

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、リグアグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があると認識している主要なリスクを以下に記載しております。また、リグアグループにおいて必ずしも特に重要なリスクとは考えていない事項についても、投資判断のうえで、又は事業活動を理解するうえで重要と考えられる事項については、投資者及び株主に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。リグアグループは、これらのリスクの発生可能性を認識したうえで、その発生の予防及び発生時の対応に万全を期す所存であります。 なお、これらはリグアグループにおけるリスクの全てを網羅するものではなく、記載された事項以外の予見し難いリスクも存在します。また、以下の記載のうち、将来に関する事項は、本書提出日現在においてリグアグループが判断したものであります。 1.事業環境に関するリスク(1)外部環境の変化について リグアグループが主な事業の対象とする接骨院業界において、接骨院数の増加による過当競争の発生又は診療報酬改定による療養費の引き下げ等の事業環境の悪化により、取引先の接骨院の業績が悪化した場合には、当該接骨院に対する売上が減少する等によりリグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。さらに、接骨院は、「健康保険法」、「柔道整復師法」及び「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」等による法的規制を受けており、各法的規制の強化又は変更等により接骨院に対して著しく不利となる法改正が行われた場合には、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、リグアグループの保険代理店及び金融商品仲介業の取扱商品は、税制改正や所管行政庁の指針変更等を原因として、顧客への勧誘(募集・販売)に影響を及ぼす可能性があります。加えて、金融商品仲介業の取扱商品は、株式相場、金利水準、為替相場等の変動及び有価証券の発行者等の信用状況(財務、経営状況を含む。)の悪化その他の外部評価の変化等を原因として、市場環境が悪化し、顧客の投資縮小や顧客の離反等により、リグアグループの収益が減少し、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なおリグアグループは、当連結会計年度において金融商品仲介業を行っておりましたが、2025年7月をもって同事業を終了しております。 (2)法的規制について リグアグループのウェルネス事業は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」等の法的規制を受けているとともに、ファイナンシャル事業は、「保険業法」、「金融商品取引法」及び「金融サービスの提供に関する法律」等の法的規制を受けております。リグアグループは、内部管理体制の充実化を図り、コンプライアンスを推進することで、これらの法令の遵守に努めておりますが、今後新たな法的規制の導入や現行の法的規制の強化等の法改正が行われた場合、又は、万一、金融業界全般に大きな影響を及ぼすような法的規制が設けられた場合には、リグアグループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 また、リグアグループは、広告宣伝を行う際の各種製作物の表現について、「不当景品類及び不当表示防止法」、「不正競争防止法」及び「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」等による法的規制を受けております。リグアグループは、これらの法令を遵守するために、グループで一元的な広告審査体制を構築しておりますが、万一、これらの法令に違反する行為が行われた場合、リグアグループが社会的信用を失う可能性があり、リグアグループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3)他社との競合について リグアグループが事業を展開する市場では、各分野において、競合企業が存在しております。リグアグループでは、引き続き顧客のニーズに応える商品・サービスの提供及び販売価格等において差別化を図り、競争力を維持してまいりますが、競合企業との差別化が困難になった場合や他社の新規参入により競争が激化した場合には、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 2.事業に関するリスク(1) 通信ネットワーク及びコンピュータシステムの障害について リグアグループが提供するサービスにおいて、通信ネットワークやコンピュータシステム等の障害の発生、プログラムの不具合を原因としたシステム動作不良等が発生した場合、正常なサービス提供を行うことができない可能性があります。リグアグループでは、このような事態の発生を未然に防ぐための体制構築に努めておりますが、このような事態が発生した場合には、リグアグループの提供サービスに対する信頼が失われ、リグアグループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、それが長期間に及んだ場合、リグアグループの販売活動に影響し、リグアグループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (2) 情報セキュリティについて リグアグループのソフトウェアに蓄積する個人情報等は、リグアグループの自社サーバー及び契約先のサーバー内で管理されております。現在採用しているネットワークセキュリティにかかわらず、不正アクセスその他の理由により、個人情報等の流出、毀損、消失の可能性は存在しております。 また、リグアグループの療養費請求代行サービスにおいては、利用者情報等が記載されたデータが、一定期間滞留します。リグアグループでは、当該データへのアクセス権限を制限したり、監視カメラを設置して常時録画する等セキュリティを強化しておりますが、個人情報等の流出、毀損、消失の可能性は皆無ではありません。 さらに、リグアグループのファイナンシャル事業においては、契約の申込・締結に伴って、契約者等の個人情報等を取得して、管理しております。これらの個人情報についても、アクセス権限を制限したり、紙媒体の情報は施錠できるキャビネットで保管する等して、安全管理措置を講じていますが、個人情報等の流出、毀損、消失の可能性は皆無ではありません。 そのため、万一、このような個人情報等の流出、毀損、消失が発生した場合、リグアグループに対する損害賠償の請求、訴訟その他の責任追及がなされる可能性があります。これらの責任追及が社会的な問題に発展した場合、リグアグループが社会的信用を失う可能性があり、リグアグループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (3) 機材等の仕入先への依存及び品質について リグアグループが販売している「IFMC.製品」、「EMS」、「Inject Energy」、「トムソンベッド」等の商品は、それぞれ特定の仕入先から仕入れております。仕入先とは取引開始以来、良好な関係を継続しており、今後も仕入取引を継続していく方針であり、また、継続的かつ安定的に仕入ができるよう情報交換等を含め連携を強化しております。しかしながら、自然災害や大規模な感染症等の発生、政治不安、社会混乱等のカントリーリスク、仕入先の経営破綻等、不測の事態が発生する可能性は否定できず、リグアはこれらの商品を適切な価格及び機会において仕入ができなくなる可能性があります。これらの商品は、リグアの一定の売上割合を占めており、適切な価格及び機会においてリグアが必要とする数の商品の仕入ができなくなった場合、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、商品の製造工程において、何らかの原因により商品の安全性や品質に問題が発生した場合は、販売停止や商品回収が必要になる可能性があります。 なお、製造物責任に関する賠償については、仕入先が製造物責任保険に加入しておりますが、この保険が最終的に負担することとなった賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。そのため、万一、大規模な回収や製造物責任に関する賠償の問題が生じるような機材の欠陥又は事故等が発生した場合、多額のコストが発生するとともに、リグアグループが社会的信用を失う可能性があり、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 在庫リスクについて リグアは、販売予測に基づく適切な在庫管理を行うことにより、過剰在庫の発生及び品切れによる販売機会の逸失防止に努めております。しかしながら、販売予測を誤った場合には過剰在庫又は在庫不足となり、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 商品開発について ウェルネス事業では、今後も商品開発への投資を継続的に行っていく方針であります。しかしながら、商品開発が計画より遅れた場合、商品開発を途中で断念した場合、又は開発した商品が販売不振に終わった場合等には、リグアグループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (6) 療養費請求代行サービスについて リグアグループでは、療養費請求代行サービスを展開しております。このサービスは、顧客である接骨院等から委任を受け、療養費支給申請書を健康保険組合等の保険者へ提出することにより療養費を請求し、各保険者から支払われた療養費を受領して接骨院等にお支払いするものです。また、リグアグループでは、この業務の一部を外部委託先に再委託しております。 リグアグループでは、療養費支給申請書の提出漏れや提出遅れのないように、相応の人員を投下して体制を整えておりますが、万一、想定をはるかに上回る数の療養費支給申請書の不備が発生したり、相当数の提出漏れ又は提出遅れが発生し、接骨院等への療養費の支払いが遅れた場合、リグアグループが社会的信用を失う可能性があり、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 療養費早期支払サービスについて リグアグループの療養費請求代行サービスでは、療養費を早期に現金化する療養費早期支払サービスを展開しております。リグアグループでは貸金業法に基づき、大阪府知事の貸金業登録を受けており、現時点において、リグアグループで登録の取消等の事由に該当する事実はないと認識しておりますが、貸金業法に違反した場合等には、登録の取消、業務停止命令等又は業務改善命令を受ける可能性があります。 リグアグループは、今後もコンプライアンスの推進及びリスク対策に十分努めてまいりますが、万一、何らかの理由により登録の取消等があった場合には、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8) リース事業について リグアグループでは、接骨院向けの機材を中心にリース事業を行っています。リース契約を締結する際には借り手の信用力を慎重に評価して、リスクを最小限に抑えるように努めています。現時点において、リース債務の不履行等の重要な貸倒れは発生しておりませんが、取引先の業績が悪化する等、予想を超える不良債権が発生する等した場合には、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 許認可等について リグアグループでは、医療機器を販売するために、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に基づく都道府県知事の許可を受けた高度管理医療機器等販売業・貸与業、及び、医療機器の市場への出荷や製造を行うために、同法に基づく都道府県知事の許可を受けた第一種(又は第二種)医療機器製造販売業、及び製造業登録を行っております。また、「貸金業法」に基づく都道府県知事の登録を受けた療養費早期支払サービスを提供しています。さらに、「金融商品取引法」に基づく内閣総理大臣の登録を受けた金融商品仲介業を行っております。現時点において、リグアグループでは許可・登録の取消等の事由に該当する事実はないと認識しておりますが、許可・登録要件に違反した場合等には、許可・登録の取消、事業停止命令又は事業改善命令を受けることがあります。なおリグアグループは、当連結会計年度において金融商品仲介業を行っておりましたが、2025年7月をもって同事業を終了しております。 リグアグループは、今後もコンプライアンスの推進及びリスク対策に十分努めてまいりますが、万一、何らかの理由により許可・登録要件を満たせない場合には、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 保険会社との関係について リグアグループが行っている保険代理店では、生命保険会社及び損害保険会社と代理店契約を締結して、「保険業法」に基づく登録を行っております。そのため、リグアグループは、同法及びその関係法令並びにそれらに基づく関係当局の監督等による規制等を受けて、サービス活動及び保険募集を行っており、リグアグループが同法に定められた保険募集に関する禁止行為に違反した場合等は、内閣総理大臣は代理店登録の取消や業務の全部又は一部の停止、業務改善命令の発令等の行政処分を行うことができるとされています。 リグアグループでは、内部管理体制の充実化を図り、コンプライアンスを推進しておりますが、万一、リグアグループが行政処分を受けることにより、代理店契約の大半を解除されるような事態になった場合には、リグアグループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。さらに、保険会社の財政状態の悪化等により、保険契約が失効・解約されるような事態等になった場合には、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 知的財産権の侵害について リグアグループは、リグアグループが提供するサービスが第三者の商標権・著作権等の知的財産権を侵害しないよう可能な範囲で調査を行っており、現在は当該侵害の事実はないものと認識しております。しかしながら、知的財産権侵害の有無を完全に把握することは困難であり、将来的に、リグアグループが提供するサービスについて第三者より知的財産権の侵害に関する請求を受け、又は訴訟を提起される可能性は否定できず、その場合、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、リグアグループでは、提供するサービスに関する知的財産権の保護に努め、リグアグループが保有する商標権等の知的財産権を侵害されないように、細心の注意を払っておりますが、侵害を把握しきれない場合や侵害に対して適切な対応をすることができない場合には、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 特定の役職員への依存について リグアグループは、取締役や幹部社員等の専門的な知識、技術、経験を有している役職員が業務執行について重要な役割を果たしており、当該役職員に蓄積されている経験値は、リグアグループの重要なノウハウであると認識しております。しかしながら、当該役職員が何らかの理由によって退任、退職したり、又は長期離脱を余儀なくされる等により、後任者の確保が困難となった場合、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 人材の確保及び育成について リグアグループは、今後の事業拡大に向け、優秀な人材の積極採用及び採用社員の早期育成に取り組んでまいりますが、リグアグループの想定を上回る人材の流出又は求める人材が確保できない場合、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、人材の確保及び育成等に伴い、一時的に固定費が増加した場合には、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 内部管理体制について リグアグループの継続的な成長のためには、社内における情報管理や労務管理を含む内部管理体制が適切に機能することが必要不可欠であると認識しており、業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保並びに法令及び各社内規程の遵守、コンプライアンスリテラシー醸成に向けた役職員教育の実施、内部通報制度等を通じた不適正事実の早期発見と適切な対応を徹底しておりますが、事業拡大により、内部管理体制が有効に機能しなかった場合には、適切な業務運営を行うことができず、リグアグループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (15) 固定資産に係る減損リスクについて リグアグループは、事業用設備備品等の有形固定資産及びソフトウェア等の無形固定資産を保有しており、これらは潜在的に資産価値の下落による減損リスクに晒されております。 リグアグループでは、対象となる資産について減損会計ルールに基づき適切な処理を行っておりますが、保有する固定資産の収益性が悪化し、資産価値が低下した場合には、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 自然災害のリスクについて 大規模災害の発生によりリグアグループ、取引先又は顧客の施設に甚だしい被害が発生した場合や新たな感染症の流行等により行動規制等が生じた場合には、リグアグループの事業展開、経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (17) 訴訟、不祥事及びレピュテーション等に係るリスクについて リグアグループではコンプライアンスを重視した事業活動を行っており、日常業務における継続的な改善を行っております。また、社内規程を定め、速やかに当該事象に対応できるよう、体制を整えております。しかしながら、取引先や顧客を相手方とする各種クレームの発生、訴訟、係争に起因する損害賠償請求の当事者となる可能性があります。これらの法的手続きの結果によって不測の費用等が発生した場合、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、リグアグループに対して、否定的な内容の報道や風評が生じた場合、それが事実であるか否かにかかわらず、リグアグループのレピュテーションに影響を及ぼし、事業活動に支障が生じること等によって、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (18) 売掛金回収に係るリスクについて リグアグループでは、一定の与信管理の下で売掛取引を実施しておりますが、取引先の倒産等により貸倒れが発生した場合には、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (19) 繰延税金資産の回収可能性について リグアグループでは、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金について、将来の課税所得を合理的に見積もった上で回収可能性を検討し、繰延税金資産を計上しております。将来の課税所得については、経営環境の変化等を踏まえ、適宜、見直しを行っておりますが、結果的に繰延税金資産の全額又は一部に回収可能性がないと判断した場合、繰延税金資産の取崩しが必要となり、リグアグループの業績及び財政状態に影響が生じる可能性があります。 3.その他(1) 株式価値の希薄化について リグアは、リグアグループの役員及び従業員に対して、ストック・オプションとしての新株予約権を付与しております。今後におきましても、リグアグループの役員及び従業員等に対するインセンティブとして新株予約権を付与する可能性があります。これらの新株予約権が行使された場合には、リグア株式が新たに発行され、既存の株主が有する株式価値に希薄化が生じる可能性があります。 また、リグアは、株価変動のメリットとリスクを株主の皆様と共有し、株価上昇及び企業価値向上への貢献意欲をより一層高め、中長期的なリテンション効果を持たせること等を目的として、特定譲渡制限付株式としてリグア普通株式をリグアグループの役員及び従業員の一部に割り当てております。今後におきましても、リグアグループの役員及び従業員等に対するインセンティブとして特定譲渡制限付株式を割り当てる可能性があります。特定譲渡制限付株式として、リグア株式が新たに発行された場合には、既存の株主が有する株式価値に希薄化が生じる可能性があります。 さらに、リグアは2025年12月18日開催の取締役会決議に基づき、株式会社TBMを割当先とする第三者割当による新株式発行(100,000株)を行い、2026年1月5日に払込が完了いたしました。本第三者割当に伴う新株式発行により、発行済株式総数に対し6.6%(議決権数に対し6.7%)の希薄化が生じ、既存株主の持株比率及び議決権比率が低下しております。リグアは、本件により調達した資金をIFMC.関連の協業拡大のための成長投資に充当することで、中長期的な企業価値向上を図り既存株主の利益に資するよう努めてまいりますが、将来的に更なる資金調達等の目的で新株式の発行等が行われた場合には、株式価値及び議決権の希薄化がさらに進行し、株価形成に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 配当政策について リグアは、企業価値を継続的に拡大し、株主への利益還元を行うことを重要な経営課題と認識しております。 一方で、財務体質の強化及び積極的な事業展開に備えるための内部留保の充実を優先させるため、現在までのところ無配を継続してまいりました。 今後におきましては、毎期の業績及び財政状態を勘案しつつ、将来の事業拡大のために必要な内部留保とのバランスを図りながら配当による株主への利益還元を安定的かつ継続的に実施する方針でありますが、現時点において配当の実施の可能性及びその実施の時期等は未定であります。 内部留保資金につきましては、今後予想される経営環境の変化に応じ、また、一層の事業拡大を目指すため、中長期的な投資原資として利用していく予定であります。 (3) M&Aについて リグアグループでは、新規事業やサービスの拡大のため、M&Aを有効な手段のひとつに位置付けており、今後も必要に応じてM&Aを実施する方針であります。 M&Aに際しては、対象企業のビジネス、財務内容及び法務等について詳細なデューデリジェンスを行い、各種リスクの低減を図る方針であります。しかしながら、買収後に偶発債務の発生や未認識債務の判明等事前の調査で把握できなかった問題が生じる場合や、事業展開が計画通りに進まない可能性があり、その場合は当初期待した業績への寄与の効果が得られない可能性があり、リグアグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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