タツミグループ(タツミ及びタツミの関係会社)は、タツミ、親会社である㈱ミツバ、連結子会社2社(コルポラシオン・タツミ・デ・メヒコ・エス・エー・デ・シー・ブイ、ピーティー・タツミ・インドネシア)により構成されております。
㈱ミツバの事業は、自動車用電装品の専門メーカーとして、小型直流モータ及びモータ応用製品の製造並びに販売であります。
タツミの事業は、主に自動車の電装品用部品及びブレーキ用部品の製造並びに販売であります。
タツミと㈱ミツバの関係は、製品の販売先であり、材料の仕入先でもあります。
子会社2社には、自動車用部品並びに自動車部品製造用機械及び工具等を供給しております。
その他関係会社として、アメリカン・ミツバ・コーポレーションとコルポラシオン・ミツバ・デ・メヒコ・エス・エー・デ・シー・ブイは、タツミ及び連結子会社の販売先であります。また、㈱オフィス・アドバンは、タツミ事務処理等の一部業務代行を行っております。
以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
(タツミグループは単一の事業セグメントにより構成されているため、事業の内容についてセグメントに関連付けて記すことはしておりません。)
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、タツミグループが判断したものであります。
タツミグループの企業理念は、「タツミは、タツミを愛しささえる人々とともに、社会と環境に調和した技術の創造を通して、お客様に満足と信頼を提供します。」を基本理念として、
1. 選ばれる企業をめざし、価値ある商品を提供する。
2. 固有技術を磨き、市場開発に挑戦する。
3. 人を活かし、人に生かされる企業となる。
を経営理念として、「夢 挑戦 スピード」を行動理念として掲げております。
この経営理念を踏まえ、タツミグループは、2030年におけるタツミグループの「ありたい姿」として、長期ビジョン「タツミビジョン2030」を策定しました。総括ビジョンは「新しい社会に調和したモノづくりを通じて、持続可能な社会の実現に貢献し、関わる人々を笑顔にする企業グループを目指します」であり、今後も引き続き、顧客、仕入先、株主、従業員、地域社会の各ステークホルダーに対する責任を果たしつつ、企業として更に成長をしてまいりたいと考えております。
なお、タツミグループは、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、製造業の本来の利益を示す「売上高営業利益率」を重要視しております。
タツミグループの主要顧客であります自動車業界は100年に一度の変革期を迎えており、CASE(Connected、Autonomous、Shared/Service、Electric)の進展や燃費規制による軽量化ニーズの高まりにより、タツミを取り巻く事業環境も大きく変化するものと予想されます。
このような変化に対応し、更なる成長を遂げるため、2023年度から2027年度を対象とする中期経営計画を進めております。
1.電動化シフトへの対応
2.経営基盤の強化
3.財務体質の健全化
これらを経営方針として掲げ、諸施策を確実に実行することで、業績および企業価値の更なる向上を図ってまいる所存であります。
また、タツミは、2022年4月の東京証券取引所の市場区分見直しに伴う市場選択につきまして、2021年11月に「スタンダード市場」を選択するとともに「新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書」を同取引所に提出いたしました。2024年3月31日時点において流通株式時価総額について基準を充たしておりません。タツミは、2025年3月末までに上場維持基準を充たすために、この計画書に基づき、①新分野・新規取引先の開拓による受注拡大、②不採算製品の見直し・ビジネス撤退、③新規技術開発を引き続き進めてまいります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項については、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当報告書提出日(2024年6月19日)現在においてタツミグループが判断したものです。
(1) 特定の業界及び得意先について
タツミグループは自動車業界関連が主要なユーザーであります。タツミグループの業績は自動車業界の研究開発投資動向及び生産動向によって大きく影響を受ける可能性があります。
また、タツミグループは、主要得意先を1社もしくはそれ以上失うこと、もしくは主要得意先からの受注を減らすことにより、業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。タツミグループは、顧客基盤を多様化するよう努めておりますが、かかる企業努力が計画通り進展しない可能性もあります。
(2) 経済動向による影響について
自動車業界におけるタツミグループの位置づけは、二次部品加工メーカーであります。一次部品加工メーカー経由で国内はもとよりアジア圏、北米圏へも製品を供給しております。このため、タツミグループの業績は、国内及び諸外国の経済が抱えるリスクの影響を受けます。
また、タツミグループの顧客がその製品を販売、提供するいずれかの地域において景気動向が悪化することにより当該製品に対する需要が低下した場合において、タツミグループの業績は、悪影響を受ける可能性があります。
(3) 親会社である㈱ミツバとの関係について
タツミの親会社である㈱ミツバ(2024年3月31日現在、タツミの発行済株式総数の53.1%を所有)は、傘下に多数の関係会社を擁し輸送用機器関連事業及び情報処理関連事業を主に営んでいるほか、グループ向け及び一般向け建設関連事業、並びにその他事業として主にグループの製品及び一般貨物の運送、保管業を営んでおります。
タツミグループは、㈱ミツバグループの中で輸送用機器関連事業に属し事業展開しております。そのため、タツミグループの事業展開は、㈱ミツバの経営戦略等の影響を受ける可能性があります。
(4) 為替の変動リスクについて
タツミグループは、日本から海外拠点へ、また海外拠点間(タツミの海外子会社と親会社の海外子会社等との間)において自動車用部品等の輸出入をしております。為替レートの変動はタツミグループの業績及び財政状態に影響しております。このような為替リスクを完全にヘッジすることは非常に困難ですが、影響をより少なくするために、為替予約等のリスクヘッジを状況を確認しながら実施しております。しかしながら、急激な為替変動はタツミグループの業績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。
(5) 棚卸資産について
タツミグループは、棚卸資産の推定される将来需要及び市場状況に基づく時価の見積額と原価との差額に相当する陳腐化の見積額について、評価損を計上しております。
実際の将来需要または市場状況がタツミグループの見積りより悪化した場合、追加の評価減が必要となる場合があります。
(6) 海外進出について
タツミグループの生産及び販売の一部は、海外市場で行われております。こうした海外市場への事業進出には以下に掲げるようないくつかのリスクが内在しており、タツミグループの業績及び財務状況に少なからず影響を及ぼす可能性があります。
・予期しない法律又は規制の変更
・不利な税影響
・テロ、戦争、その他の要因による社会的混乱
(7) 製品の不具合について
タツミグループは、「品質向上・生産性向上 ムリ・ムラ・ムダの徹底排除」を中期経営計画において重点施策として掲げ、高品質な製品作りに全力で取り組んでおります。しかし、予期せぬ品質不具合の発生がタツミグループの業績及び財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。
(8) 災害や感染症等について
タツミグループは、災害等に対して緊急時の社内体制を整備しておりますが、大規模な地震、風水害等の自然災害が発生した場合、タツミグループの営業活動に著しい支障が生じ、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
また、感染症の流行の影響が長期化した場合、減産や操業停止など、タツミグループ全体の事業運営及び業績に影響が及ぶ可能性があります。タツミグループでは、感染拡大を防止するため、衛生管理の徹底やテレワーク等の対策を講じております。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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