サイゼリヤ(7581)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


サイゼリヤ(7581)の株価チャート サイゼリヤ(7581)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

 

3 【事業の内容】

サイゼリヤグループは、サイゼリヤ(株式会社サイゼリヤ)及び子会社12社で構成され、外食事業を基幹事業としております。

サイゼリヤグループの事業内容及びサイゼリヤと関係会社の当該事業に係る位置付け等は、次のとおりであります。

なお、次の3分野は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

(日本)

サイゼリヤは、「世界中の人々においしくて健康的なイタリアの家庭料理を、店舗で便利に楽しく食べられるようにすること」をロマン(目指す姿)として、イタリアンワイン&カフェレストラン『サイゼリヤ』を全国に1,053店舗運営しております。国内の5工場では、店舗で使用する食材の製造及び物流業務を行っております。

 

(豪州)

SAIZERIYA AUSTRALIA PTY.LTD.は、サイゼリヤで使用する食材の製造等を行っております。

SAIZERIYA AUSTRALIA RISTORANTE PTY LTD は、レストラン『サイゼリヤ』の開店に向けた各種準備を計画的に進めております。

 

(アジア)

上海薩莉亜餐飲有限公司は、上海でレストラン『サイゼリヤ』を207店舗(2025年8月末)運営しております。

広州薩莉亜餐飲有限公司は、広州でレストラン『サイゼリヤ』を225店舗(2025年8月末)運営しております。

台湾薩莉亜餐飲股份有限公司は、台北でレストラン『サイゼリヤ』を24店舗(2025年8月末)運営しております。

北京薩莉亜餐飲管理有限公司は、北京でレストラン『サイゼリヤ』を81店舗(2025年8月末)運営しております。

HONG KONG SAIZERIYA CO.LIMITEDは、香港でレストラン『サイゼリヤ』を71店舗(2025年8月末)運営しております。

SINGAPORE SAIZERIYA PTE.LTD.は、シンガポールでレストラン『サイゼリヤ』を38店舗(2025年8月末)運営しており

ます。

 広州薩莉亜食品有限公司は、サイゼリヤの子会社で使用する食材の製造等を行っております。

 VIETNAM SAIZERIYA CO.,LTD.は、ベトナムでレストラン『サイゼリヤ』を1店舗運営しております。

 広東省薩莉亜餐飲管理有限公司は、中国に所在するサイゼリヤの子会社に対し、サービスの提供等を行っております。

 武漢薩莉亜餐飲有限公司は、レストラン『サイゼリヤ』の開店に向けた各種準備を計画的に進めております。

 

 

以上を事業系統図で示すと、次のとおりであります。

 


 


有価証券報告書(2024年8月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

(1) 経営者の問題認識と今後の経営方針について

サイゼリヤグループを取り巻く環境は、非常に厳しく、先行き不安による個人消費の低迷は続くと思われます。外食産業におきましても、食に対する消費者心理の悪化が懸念されることから、引き続き厳しい状況で推移するものと予測しております。さらに食への安心・安全を意識した食材の提供、あるいは外食における見せ掛けの豊かさから真の豊かさを求めるお客様のニーズをどう受け止め、どう発想し、どう展開していくかが重要であると認識しております。

①国内レストラン事業の利益体質強化

②海外事業のビジネスモデル確立

③国内事業の第2の柱となる新事業開発

④人的資産への投資を継続

⑤食堂業の産業化の推進

以上のことにより、他社との差別化を図りながら業界における確固たる地位を築きたいと考えております。

 

(2) 対処すべき課題等

 現在、以下の項目を対処すべき課題と考えております。

①店舗組織の構築ができるストアマネジャーの育成

②積極的な店舗修繕の実施で店舗環境改善

③マーチャンダイザー新設による商品政策強化

④グローバルな視野での、生産・物流・購買の再構築

⑤コミッサリー機能による店舗作業削減

⑥作業モデル、店舗レイアウトモデル、利益モデルづくり

⑦DX推進、IT投資の継続

⑧SDGsを推進(食品ロス削減、プラスチックの削減やリサイクル、省エネ)

⑨出店戦略に向けた、人財の確保、教育制度

⑩海外新拠点や新規国も含めた出店戦略


事業等のリスク

 

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、下記の文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2024年8月31日)現在においてサイゼリヤグループが判断したものであります。

サイゼリヤグループの基幹事業であるレストラン事業については、イタリアンレストランチェーン展開を全国規模で行っております。チェーン展開にあたっては、スクラップアンドビルド戦略をとるとともに、新店舗展開も行っております。

そのためにサイゼリヤグループには外食産業にかかわる一般的なリスクに加えてサイゼリヤ固有の戦略に起因するリスクなどがあります。

サイゼリヤグループは、これらのリスク発生の可能性を充分認識しており、リスク発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。

 

(1) 出店政策について

サイゼリヤグループの新規出店は、賃料、商圏人口、競合店の状況等を総合的に勘案しますので、条件に合わない物件が出た場合には当初の計画を達成できなくなり、サイゼリヤグループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(2) 売上高の変動について

サイゼリヤグループの営業収入の大半を占める外食事業は、自然災害や天候異常の影響、景気の後退や戦争テロによる社会的混乱やオリンピック等の社会的イベント開催に伴う需要の縮小、競合店の出店や価格競争、消費者の嗜好や市場の変化、外食事業の売上計画の未達成や出店の遅れや採用計画未達等により、サイゼリヤグループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(3) 仕入価格の変動について

サイゼリヤグループでは、産地の分散、複数購買等により、低価格で安定的な購入に努めておりますが、世界情勢等により食材市況が大幅に変動した場合、仕入価格の上昇、食材の不足、円安等により、サイゼリヤグループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(4) 食材供給(生産・配送)の変動について

サイゼリヤグループは、海外の工場や国内工場において、食材を生産し、店舗への配送を行っていますが、自然災害、食中毒や火災等によりカミッサリーが稼動不能に陥った場合は店舗への食材供給に支障をきたす恐れがあり、その場合サイゼリヤグループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(5) 人材の確保について

サイゼリヤグループは、継続的な成長を達成するために、優秀な人材の採用と教育が重要であると考えております。

サイゼリヤグループとしては、積極的な店舗展開により求職者にとって魅力的な企業となるべく努力をしてまいりますが、必要な人材の確保及び育成が計画通りに進まない場合やサイゼリヤグループの予想を大幅に上回るような退職者が増える場合には、事業拡大の妨げとなり、サイゼリヤグループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、今後の人口態様の変化により適正な労働力を確保できない可能性があるほか、各種労働法令の改正等、従業員の処遇に関連した法改正が行われた場合、人件費負担が増加する可能性があるため、サイゼリヤグループの連結業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6) 特有の取引慣行に基づく損害について

サイゼリヤグループは、外食事業を展開するにあたり、店舗オーナーと賃貸借契約を結び保証金の差入れを行っております。オーナーの破産等による保証金の回収不能が発生した場合、サイゼリヤ連結業績に悪影響を与える可能性があります。また、賃貸借契約の期限前に不採算店舗等を閉鎖することがあります。その場合、店舗の固定資産除却損に加え、差入保証金・敷金の返還請求権を放棄することによる賃貸借解約損、解約違約金等が生じることがあります。

 

(7) 特有の法規制に係るもの

サイゼリヤグループの外食事業は、食品衛生法により規制を受けております。サイゼリヤグループが飲食店を営業するためには、食品衛生管理者を置き、厚生労働省の定めるところにより、都道府県知事の許可を受けなければなりません。なお、食中毒を起こした場合、食品等の廃棄処分、営業許可の取り消し、営業の禁止、一定期間の営業停止等を命じられ、サイゼリヤ連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(8) 自然災害リスクについて

サイゼリヤグループの営業店舗や工場所在地を含む地域で大規模な地震や洪水、台風等の自然災害が発生した場合、被災状況によっては正常な事業活動が困難となり、サイゼリヤグループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(9) 重要な訴訟事件等の発生に係るもの

サイゼリヤグループにおいて重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されておりませんが、将来、重要な訴訟等が発生し、サイゼリヤグループに不利な判断がなされた場合には、サイゼリヤグループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(10) 食の安全について

サイゼリヤグループは、世界中の最適地から食材の輸入を行っており、また、様々な国でレストランチェーンを展開しております。それぞれの国や地域で食品の安全性が問われる重大な問題が社内外において発生した場合、サイゼリヤの経営成績に影響を与える可能性があります。

 

(11) 為替変動について

サイゼリヤグループは、オーストラリアで生産活動を行っており、また、世界各国から食材を外貨建てで輸入しております。したがって、為替変動は購入価格に影響し、その結果サイゼリヤグループの業績、財政状態及び将来の業績に影響を与えます。さらに、海外子会社の外貨建て財務諸表を日本円に換算した際、資産及び負債、収入及び費用は変動することになります。

 

(12) 為替変動リスクをヘッジしていることによるリスクについて

全ての為替リスクをヘッジすることは不可能ですが、サイゼリヤグループは、為替変動によるキャッシュ・フローや財政状況への実質影響を軽減するために、為替予約および通貨スワップ契約などのヘッジ契約を締結することを検討しております。サイゼリヤグループが締結してきた、また、これからも締結するであろうヘッジ契約には、あらゆるヘッジ契約と同様に別のリスクが伴います。例えば、このようなヘッジ契約の利用は、為替変動によるリスクをある程度軽減する一方、為替がヘッジ契約で想定した範囲を超えた変動により、機会損失の可能性があります。また、このようなヘッジ契約を締結した取引相手の債務不履行が発生するリスクにさらされています。サイゼリヤグループは、契約相手を既定の信用基準に該当する国際的な有力銀行や金融機関に限定することにより、取引相手の信用リスクにさらされるリスクを最小限に抑えるよう努めていますが、このような取引相手の債務不履行があれば、サイゼリヤグループに悪影響を与える可能性があります。

 

(13) 伝染病の流行について

サイゼリヤグループは、事業を世界各地域に拡張しておりますが、新型インフルエンザウイルス等の伝染病が世界的に大流行し、感染者の拡大によりサイゼリヤ従業員の欠勤者増加、食材の供給停止およびエネルギー等の確保が困難になった場合は、工場の稼働や店舗営業が、縮小または停止する可能性があります。このような人的および営業活動等に大きな被害が発生した場合には、サイゼリヤの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(14) 個人情報の管理について

サイゼリヤグループは、従業員等の個人情報を取り扱っております。個人情報の取扱いにつきましては、適正管理に努めておりますが、予期せぬ事情によって、個人情報の漏洩や不正使用などの事態が発生した場合には、社会的信用の毀損による企業イメージの低下、損害賠償の支払い等により、サイゼリヤグループの連結業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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