グッドスピードグループは、「気持ちに勝るものはない」を経営理念として、車及びバイクにおける中古車販売並びに安心・快適・楽しいカーライフの提供を通じて「すべての人に感謝・感動・感激を与え続ける伝道師でありたい」をミッションに掲げ、その具現化を目指し、自動車販売及びその附帯事業を行っております。
グッドスピードグループは、自動車販売及びその附帯事業の単一セグメントでありますが、中古車販売、自動車買取、整備・鈑金、保険代理店及びレンタカー、ガソリンスタンドのサービスを提供しております。
なお、グッドスピードグループのサービスの内容、当該サービスに係る位置付け及びサービス系統図は以下のとおりであります。
(1)中古車販売
中古車販売のMEGA専門店、国産車専門店、輸入車専門店を展開しております。お客様のライフスタイルに合った車、バイクを提供することを目的として、取扱車種を絞ることにより専門性の高い店舗作りと人材教育を進めております。創業以来SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル/Sports Utility Vehicleの頭文字を取った自動車の形態のひとつ。スポーツ多目的車。)・4WD専門中古車販売店及び輸入中古車販売店として蓄積してきたブランドイメージを武器として、高年式、低走行の絞り込んだ車種に特化した専門店展開を進めてまいりました。
出店方針といたしましては、東海エリア内におけるドミナント方式及び東海地方以外へのエリア拡大を狙いとした出店形態により、積極的に事業展開を進めております。集客は、インターネットやテレビ・ラジオCMによる広告を活用することにより、商圏エリアをより広げる取り組みも行っております。なお、2023年9月末現在、MEGA専門店12店舗、国産車専門店11店舗、輸入車専門店3店舗、バイク専門店8店舗、買取専門店2店舗、車検専門店4店舗、BPセンター5店舗、ガソリンスタンド1店舗、レンタカー2店舗を東海4県(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県)および大阪府、兵庫県、沖縄県で展開しております。
小売販売台数の推移
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第20期実績 (2022年9月期) |
第21期実績 (2023年9月期) |
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小売販売台数(台) |
14,877 |
16,961 |
(2)自動車買取
お客様のグッドスピードグループ店舗への持ち込みによる店頭買取の他、複数の企業が運営する一括買取査定サイト経由でグッドスピードグループへアクセスした自動車買取希望に対する出張買取を行っております。
自動車買取を展開していくことで、買取車両のうちグッドスピードグループの取扱ラインナップ車種はグッドスピードグループの店頭在庫として、オートオークションに依存しない店頭販売に寄与する仕入ルートの開拓強化を図っております。グッドスピードグループの取扱ラインナップでない車両は、オートオークション会場へ出品することでグッドスピードグループ売上へ寄与することが可能であります。今後もグッドスピードグループにとって重要な事業と位置付け、積極的な資本投入を考えております。
(3)整備・鈑金
販売した車両の整備や車検等のサービスを展開しております。ほとんどの販売店に整備工場を併設しており、整備工場を併設していない販売店についても、近隣店舗の整備工場や外注先にて整備を行い、車検整備の獲得件数増を実現しております。また、販売店は休日にお客様が集中するため、販売と整備を分離することにより、サービス向上、業務効率化を図っております。更に、2013年に鈑金を専門に行うBPセンター(ボディー&ペインティング/Body&Paintingのこと。車両の鈑金塗装を行う。)の展開を開始し、より安心安全な車両利用が可能になるよう、サポート体制の強化を図っております。
(4)保険代理店
損害保険会社の代理店業務のサービスを展開しております。中古車販売の各店舗において、グッドスピードグループ取扱車両の販売に際して、自動車保険を提案し、自動車保険の新規獲得を行っております。また販売後のアフターケアとして、社内に専門部署を設置し、保険契約継続率向上のため、サポート体制の強化を図っております。
(5)レンタカー
車両の貸出サービスを提供しております。サービス提供の目的としては、新たな収益の柱を作ること、お客様のレンタカー利用体験を動機として車両販売に繋げること、レンタカー車両として利用した後、グッドスピードグループ在庫車両へ転換するという仕入ルートの開拓であります。現在のレンタカー顧客は、一般のお客様及びグッドスピードグループが代理店契約をしている損害保険会社であり、主に観光目的や事故発生時のレンタカーとしてご利用頂いております。
(6)グッドスピードグループの強み
①専門性の特化
店舗ごとにSUV、ミニバン、輸入車及びバイクのように、取扱車種を絞り、各店舗に大型駐車場を用意し、常時3,000台以上の在庫車両を抱えてクルマ選びをサポートしております。これにより、ご来店いただいた際にお客様の希望に沿った車両をより多くの選択肢の中から選んでいただける環境を整えております。また、店舗ごとに取扱車種を絞り社内研修や店舗教育を受けることで、営業一人ひとりが短期間で豊富な専門知識を身に着けることができ、お客様が安心して購入できる豊富な提案を実現しております。
②ドミナント出店戦略
店舗展開はドミナント出店戦略を基本としております。専門性に特化した店舗作りとの相乗効果により、特定のジャンルにおいて豊富な在庫台数を保持することができ、特にSUVは東海エリア最大級の在庫数と車種で豊富な品揃えを実現しております。
③快適・清潔な店舗作り
従来の中古車販売店のイメージを覆すような、洗練された明るいショールームをコンセプトに、取扱車種に合わせたデザイン性の高い店舗作りを行っております。また、ショールームにはキッズスペースを設置するなど、ファミリー層にも気軽にご来店頂き、心地よくお過ごし頂ける店舗作りを進めております。
④カーライフのトータルサポート
グッドスピードグループでは、中古車及びバイクの販売だけではなく、自動車保険の加入、車検・整備のアフターサービス、マイカーリース、下取、買取、レンタカー及びガソリンスタンドなど、お客様のカーライフをトータルでサポートできるサービス展開を行っております。具体的には下表の商品があります。
2023年9月30日現在
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商品名 |
内容 |
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車検・整備 |
店舗に併設されたピットには、国家資格保有整備士・検査員を配置。 |
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鈑金・塗装 |
BPセンターによる、車両の傷及び凹みの鈑金・塗装。 |
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オートローン |
店頭申込可能なオートローンにより、面倒もなく簡単な手続きで申請可能。 |
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レンタカー |
愛知県・兵庫県・沖縄県で展開。全て新車もしくは2年以内の好条件の中古車を中心にナビ・バックカメラ・ETC標準装備。気に入った車両はそのまま購入可能。 |
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ガソリンスタンド |
整備・鈑金工場に併設され、ドライブスルー洗車機も利用可能 |
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自動車保険 |
事故受付から車両の引取・修理・保険金請求手続きまで一貫対応。代車常時500台、土日対応可能。 |
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買取(店頭・出張)・下取 |
特に、小売再販が可能なSUV及びバイクは高価買取を実現。 |
⑤独自基準の仕入体制
全国のオートオークションや自動車販売業者から、グッドスピードグループの基準を満たす品質の確かな車両を仕入れております。具体的には、毎日のように開催されるオートオークションにおいて、グッドスピードグループは修復歴のない車両を取り扱う専門店として、高品質な車両を逃さず仕入れるために専門部署を設け、安定した供給を行うだけでなくお客様のニーズにマッチした優良車両をご提供できるよう努めております。
更に、グッドスピードグループ独自基準のもと、車両(車・バイク)の買取・下取を強化し、直接販売により高品質車両をより安くご提供できる環境作りを進めております。
⑥豊富なオプション
車両販売においては、お客様の多様なニーズに応じられるよう、豊富なオプション商品を取り揃えております。このオプション商品によって、1台当たりの売上高・利益を確保し、同時に車両本体の低価格提供を目指すことで、お客様にとって購入しやすい金額で販売できるように努めております。
2023年9月30日現在
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商品名 |
内容 |
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GS WARRANTY |
最長3年間。中古車販売の保証プログラム。オイル交換、オイルエレメント交換などの定期点検のメンテナンスパックも含む。 |
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コーティング・スクラッチバリア |
耐久性に優れたガラスコーティング。 |
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ドライブレコーダー |
車載型映像記録装置。事故、盗難などのトラブル時に備えて車内外の状況を記録。 |
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VIP PASSPORT |
グッドスピード車検大府SS店でのガソリン給油最大6円 /ℓ引、オイル交換無料券、車検・コーティング割引クーポンなどの特典豊富なVIP会員。 |
⑦サービスファクトリーの併設
購入頂いた後もお客様に安心してカーライフを送って頂けるよう、ほとんどの店舗に充実した整備ピットを併設しております。国家資格保有整備士が常駐し、納車前の点検をはじめ、車検や定期点検、カーナビゲーション取り付けやボディーコーティング、カークリーンなど常時対応しております。また、高機能・高品質な設備・機材を多数取り揃え、幅広い整備メニューも提供しております。運輸局指定工場も保有し、充実した設備と国家資格保有整備士の高い技術力で安心&リーズナブルな車検対応を行うことが可能であります。
⑧ファン(お客様)との繋がり
グッドスピードグループでは、グッドスピードグループの商品・サービスをご利用頂いたお客様との結びつきを大切にし、グッドスピードグループの「ファン」になって頂くことを重視しております。車は移動のための単なるツールではなく、ライフスタイルを彩る要素のひとつでもあり、SUV及びバイクであればその側面は更に顕著であります。キャンプやスノーボード、登山にサバイバルゲームなど、様々なアウトドアイベントとSUV及びバイクは繋がりやすく、車及びバイクを販売して終わりではなく、レジャー・スポーツを通してお客様との接点を増やし、長くお付き合い頂ける関係を築けるように取り組んでおります。
⑨人材育成・採用
グッドスピードグループでは、長年培った独自の採用基準により、グッドスピードグループにマッチし活躍が期待できる人材の採用を行っており、2023年4月入社の新卒採用は126名でありました。
また入社後は、車両販売、整備、鈑金それぞれに設定した目標を達成することで、チーフや店長、部長へ昇格できる制度を確立しており、モチベーション高く毎日の業務に取り組む社員が多く、計画的な育成を実現しております。
[サービス系統図]
事業所数と内訳を示すと以下のとおりであります。
なお、自動車販売及びその附帯事業の単一セグメントであるため、サービス別に記載しております。
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2023年9月30日現在 |
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サービスの 名称 |
MEGA 専門店 |
国産車 専門店 |
輸入車 専門店 |
バイク 販売店 |
買取 専門店 |
車検 専門店 |
BP センター |
ガソリン スタンド |
レンタカー 専門店 |
本社 |
合計 |
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中古車販売 |
12 |
11 |
3 |
8 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
34 |
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自動車買取 |
- |
- |
- |
- |
2 |
- |
- |
- |
- |
- |
2 |
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車検 |
- |
- |
- |
- |
- |
4 |
- |
- |
- |
- |
4 |
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整備鈑金 |
- |
- |
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- |
- |
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5 |
- |
- |
- |
5 |
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保険代理店 |
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- |
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- |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
1 |
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ガソリン スタンド |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
- |
- |
1 |
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レンタカー |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
2 |
- |
2 |
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合 計 |
12 |
11 |
3 |
8 |
2 |
4 |
5 |
1 |
2 |
1 |
49 |
事業所で複数のサービスを提供している場合、主要なサービスを実数で表しております。
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在においてグッドスピードグループが判断したものであります。
(1)経営方針
グッドスピードは、2023年9月29日付け「調査委員会設置のお知らせ」にてお知らせしたとおり、公表済みの決算に関して不適切な会計処理がある旨の疑義が生じていると会計監査人である監査法人A&Aパートナーズから指摘されたことを受け、第三者調査委員会を設置し、第三者調査委員会による調査が2023年10月6日より開始されました。そして、調査により、2024年1月4日付「第三者調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ」のとおり、実際には納車が未了にもかかわらず納車した旨の社内処理をすることによる売上の先行計上が行われていたこと及び件外調査による、鈑金塗装を行うBPセンターの売上の後ろ倒しが行われていたこと、更にオプション費用の無断付帯等も判明し、取締役によるチェック機能の無効・形骸化、3ラインディフェンスの無効・形骸化等の内部統制上の不備が明らかになりました。
グッドスピードとしましては、第三者調査委員会による調査結果を真摯に受け止め、「(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 1.コンプライアンス及び内部統制」で記載しております対策を徹底して実行してまいります。
株主をはじめとしたステークホルダーの皆様には、多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
今後の方針としましては、再発防止策の徹底・ガバナンスの強化を図るとともに、引き続き顧客のニーズに的確に対応することで、SUV・4WD販売の全国展開を進め、「SUVといえばグッドスピード」の認知度を向上させていきたいと考えており、顧客から信頼を得られる企業を目指してまいります。
(2)経営環境及び経営戦略
グッドスピードグループの主軸事業が属する中古車業界におきましては、中古車販売店は小規模店が乱立する多数乱戦状態であります。全国には約3万店にのぼる中古車販売店があると言われておりますが、業界大手でも、年間販売台数におけるそのシェアは5%程度であります。今後、大手販売店への集約が進むと予想されており、グッドスピードグループがそのシェアに入り込む余地は大きいと考えております。
また、当連結会計年度における中古車業界は、不適切な疑義がある過去の事象について各種報道等により指摘を受けており、グッドスピードにおいても過年度決算において売上の先行計上が行われていたことが明らかとなり、第三者調査委員会の調査を受ける等、厳しい環境となりました。
このような状況下でグッドスピードグループにおいては、「SUV販売台数日本一」をスローガンに掲げ、その足掛かりを作るため以下の経営戦略の下、事業活動を進めております。
1.店舗数の拡大
引き続き、中古車販売店の店舗展開を積極的に進めることにより、業績の拡大を推進してまいります。
また、販売チャンネルを拡大するため、新規出店は地域特性や競合の状況、店舗の規模等を勘案し、現在展開しているSUV・4WD、ミニバン、輸入車及びバイク以外の新しいジャンルの専門特化型店舗を展開してまいります。
2.カーライフサポートの拡充
2018年9月期より開始した出張査定の件数拡大を図るとともに、2019年9月期に買取専門店の出店を開始し2023年9月期も継続的に出店することで、買取機能の強化を行い、買取台数の増加を図っております。これにより、売上高・売上総利益の拡大と同時に、高年式・低走行の良質な車両を仕入できる機会の増加につなげてまいります。
現在も中古車の販売だけに留まらず、自動車保険、車検・整備やレンタカーなどお客様のカーライフをトータルサポートできる様々なサービス展開を行っておりますが、更に新しいサービスの拡充を図ってまいります。
3.来客数の増加
販売促進、広告宣伝の強化によって、グッドスピードグループから車両を購入した顧客への営業を強化してまいります。具体的には、2018年9月期に一新したCRMシステム(顧客管理システム)の活用並びにコールセンターの体制強化を通じて、過去に販売した顧客の再来店(リピート率)を高めてまいります。
また、リニューアルした自社在庫検索ページの強化や、他社専門サイトの活用を通じて、ブランドの認知度向上を図ってまいります。
4.顧客当たりの単価の維持・拡大
GS WARRANTYやコーティングなどの既存附帯品及び附帯サービスの商品構成の見直しや、新規戦略商品の投入により、顧客当たりの単価向上を図ってまいります。
5.組織体制の強化
グッドスピードグループの成長を支える重要な要素として、人材の確保と育成は不可欠であります。採用チームの体制強化、リファラル採用の活用、積極的な外国人登用や退職者の再雇用、経験者採用やM&Aによる即戦力雇用など、人材の確保に努めております。併せて従業員への賃金アップ、福利厚生の充実、教育訓練制度の実施により退職抑制を図っております。
CS(顧客満足度)やブランド力向上のためには、商品知識・コミュニケーション能力・営業力を備えた従業員の育成が必要であります。グッドスピードでは人材教育にあたって、現場の先輩社員から直接指導を得る実践型の人材教育(OJT)を重視しております。加えて、座学によるセミナー形式の研修も導入しております。人材教育を重ねることにより、社員が会社の方針を理解したうえで、目標設定することで人材の育成を進めてまいります。
(3)経営上の目標の達成の客観的な指標等
グッドスピードグループは、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等として、売上高営業利益率を重視しております。グッドスピードグループの売上高営業利益率を高めるためには、小売販売台数を増加し、売上高を増加させることが重要であると認識しております。
売上高営業利益率の推移
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指標 |
前連結会計年度 (2022年9月期) |
当連結会計年度 (2023年9月期) |
|
売上高 |
56,237,187千円 |
64,466,026千円 |
|
営業利益又は営業損失(△) |
871,814千円 |
△1,192,803千円 |
|
売上高営業利益率 |
1.6% |
△1.9% |
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
1.コンプライアンス及び内部統制
グッドスピードは2024年1月4日付け「第三者調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ」において公表しましたとおり、第三者調査委員会による調査結果を真摯に受け止め、具体的な再発防止策の策定について検討してまいりました。グッドスピードでは、第三者調査委員会の調査報告書で指摘のありました売上の先行計上等に加え、関連当事者取引及びオプション費用の無断附帯に係る追加調査結果を踏まえた再発防止策を実行してまいります。
役員の意識改革と牽制機能の強化
業務執行取締役は株主から選任されている自覚を持ち、自らの役割・責任を再確認いたします。不適切な処理の主導や指示に従うことがないよう、外部専門家のアドバイスを受け構築する役員研修の受講を通じて、取締役としての役割・責任を理解し、自己研鑽を重ねてまいります。
内部統制システムを適切に機能させ情報収集を行うため本部長以上及び内部監査部長、コンプライアンス部長が出席する執行役員会の開催を2024年2月より開始しております。毎週開催とし、執行役員会で各部門の課題を共有し忌憚のない協議を行うことにより、従来の営業偏重ではない、風通しがよく自由闊達な協議ができる企業風土を構築し、業務執行取締役及び執行役員が相互の監視・牽制を行う場として運営いたします。
コンプライアンス強化を推進するため2024年2月より管理本部内にコンプライアンス部を新設し、再発防止策の計画作成及びその実行並びに各部門で導入する仕組みが有効に機能しているかの確認を行ってまいります。
監査等委員の監督強化
監査等委員会の監査方法と関与の在り方を再検討いたします。監査等委員会は、毎月の活動状況を取りまとめた月次監査報告書を作成し、重点的に取り組んだ事項や発見事項・改善点等につき、定例的に代表取締役社長と情報共有を行ってまいります。2024年2月より人員・体制を強化した内部監査部門を監査等委員会直下の兼任の補助使用人として活用し、本部や店舗の監査結果を共有し、よりきめ細かいチェック体制を構築いたします。
監査等委員会は、監査実施報告書に基づき、年度ごとの重点監査項目と取締役の職務執行について報告・議論し、業務適正確保のためにコミュニケーションを強化し、内部監査部門の監査項目を見直して業務全体の改善を図ってまいります。
役員の権限の適切な配分
取締役間の上司・部下、評価者・被評価者の関係を避け、相互の監督・監視を強化するため、取締役の業務分掌の見直しを行います。
指名・報酬諮問委員会は、取締役の評価に用いる客観的で合理的な基準及び体制を整備いたします。
取締役の就任後の評価には、業績や貢献度、相互の監視・牽制機能の遂行などを客観的かつ合理的に評価する基準を設け、指名・報酬諮問委員会が判定し、取締役会が評価を決定いたします。
内部監査部門の体制強化
内部監査部門の独立性を確保し、監視・牽制機能が有効に働くような体制整備を目指してまいります。
2024年2月より内部監査部門の人員を1名増員し、部長と課長の2名体制で内部監査を行い、監査機能を強化いたします。
内部監査を組織的かつ実効性あるものとし、内部監査部門と監査等委員会の連携をより強化するため、実務については内部監査部門を監査等委員会の直下に置き、体制及び内部監査計画の見直しを行ってまいります。
コンプライアンス意識の改革
コーポレート・ガバナンスを回復するために、役職員がルール遵守の意識を持つ環境を構築いたします。具体的には幹部向けのコンプライアンス研修プログラムの設立、全従業員向けのコンプライアンス研修動画の提供、研修後の理解度テストなどを、継続的に行います。
不正取引を防ぐため、監査等委員会、内部監査部門、管理本部がルールの実現性と有効性を監修し、違反者への処分案をコンプライアンス委員会で決定し、取締役会で審議いたします。
インセンティブ報酬制度の見直し
営業成績に偏重したインセンティブ報酬制度からの脱却を前提とし、ルール遵守やサービス品質に焦点を移したルールへと見直しを行います。見直しを行ったルールはコンプライアンス委員会にて内容を監修し、取締役会にて審議いたします。また、見直しは継続的に実施してまいります。
売上計上に係る仕組みの整備
売上計上に係る書類偽造を防止し、偽造が発生した場合直ちに検出される仕組みを整備することで、より客観性を有するシステム的な確認方法を導入し、内部監査部門の監査項目の一つといたします。
内部通報制度の周知徹底
グッドスピードグループでは、内部通報制度は既に導入されておりましたが、従業員等に内部通報制度の重要性と窓口の周知徹底を行うと同時に、周知時のアナウンス表記を改善し、利用を促進してまいります。
2024年3月よりグッドスピードから完全に独立した相談窓口(日本公益通報サービス株式会社)を新たに設置し、従業員等に積極的な周知を行ってまいります。
営業偏重の組織風土からの脱却
経理部など管理部門や内部監査部の意見を尊重する組織風土の構築に取り組んでまいります。営業中心の風潮から転換し、執行役員会での協議を通じて議論を促進いたします。執行役員会は内部統制システムの適切な機能化及び情報収集を目的とし2024年2月より設置、運営を開始しております。議論内容としては各部門の課題を共有し忌憚のない協議を行っており、参加者は本部長以上及び内部監査部長、コンプライアンス部長であります。
予算に対する過度なプレッシャーを軽減するため、予算編成プロセスを変更いたします。各部門からボトムアップで提出させた後、予算編成及び進捗予想は外部専門業者に委託し、客観的な適正性評価を受けた後、取締役会で審議いたします。
利益相反取引を含む関連当事者の監視
代表取締役は、会社と個人との利益相反取引と決別し、原則今後一切の利益相反取引を行わないこととし、取引が発生する場合は取引実行前に正しく取締役会での承認がなければ実行しないルールの運用を行います。
関連当事者等取引管理規程の改定により、主管部署を経営戦略部から経理部に変更し、主管部署は売上管理システムから会計システムへ取り込むために出力するファイルと関連当事者リストを突合し、会計システムに取り込む前に関連当事者取引の有無確認による調査の厳格化や報告・照会手続きの明確化を行います。
監査等委員会は、監査の一環として実施中の取締役職務執行確認書(取締役の在職期間を通じて利益相反取引等の法令遵守を中心とした自己の確認書類)と関連当事者リストに記載された取引内容を突き合わせ、関連当事者取引及び利益相反取引が取締役会の承認を得ているかについて、事後確認を行います。
取締役管理本部長、内部監査部、監査等委員会で、利益相反取引の取締役会への付議状況及び役員の利益相反取引の発生について、定期的に確認・監視を行う仕組みを導入いたします。
経営責任の明確化
2024年1月30日付け「取締役の辞任及び役員報酬の減額に関するお知らせ」で公表のとおり、経営責任の明確化を図るため、取締役3名が辞任いたしました。また、第三者調査委員会の調査報告書の提言内容を厳粛に受け止め、経営責任の明確化を図るため、代表取締役は売上先行計上を認識しておらず直接関与していないことから、月額報酬の50%を3ヶ月間減額することを指名・報酬諮問委員会の答申に基づき、取締役会にて決議いたしました。前記開示当時進めておりました関連当事者取引調査は完了しており、調査結果及び既に実施済の処分内容等を踏まえ社内で検討した結果、追加処分等はございませんでした。
再発防止委員会の設置
上記それぞれの再発防止策が遅滞なく実行されること、監査等委員会監査及び内部監査並びに会計処理が適正に運用されていることをモニタリングするため、今般新たに、取締役管理本部長を委員長とし、委員として監査等委員、コンプライアンス部長、内部監査部長、経営戦略部部長の6名で構成した社内で「再発防止委員会」組織を設置いたします。また、コンサルティング会社などの助言を頂きながら進捗管理並びに再発防止に努めます。再発防止策の進捗は、適時開示してまいります。
2.既存店の収益性向上
グッドスピードグループは、「SUV販売台数日本一」をスローガンに掲げ、「店舗数拡大」、「カーライフサポート充実」及び「組織体制強化」などを推進し、販売台数を拡大しております。今後、競争が激化するなかで収益を確保し続けるためには、既存のお客様がリピーターになっていただくことが重要であると認識しております。引き続き車両販売のみならず、附帯商品の販売及びサービスの提供、自動車保険、車検・整備、ガソリンスタンドやレンタカーなど、お客様のカーライフをトータルサポートできるサービスの充実を図ることで、既存店の収益力向上に努めてまいります。
3.新規出店戦略
グッドスピードグループの持続的成長のために、前述の既存店の収益力向上に加え、新規出店による販売シェアの拡大は極めて重要であります。
今後とも全社としてより収益力が高まるよう、新規出店を行いローコスト化に取り組んでまいります。
4.仕入ルートの開拓
グッドスピードグループは、仕入の多くをオークションに依存しております。オークションによる仕入れにおいて、グッドスピードは、独自の評価基準を満たした車両のみを仕入れる他、仕入れした車両に対しては第三者機関による鑑定を受けることで、良質な車両の確保に努めております。今後、販売台数を増やしていくなかで、品質及び数量の双方で十分な仕入を確保することが課題と認識しており、オークションに依存しない仕入ルートの開拓、具体的には買取専門店の拡大を通じた買取事業の強化を進めております。
5.人材確保と育成
グッドスピードグループの成長を支える重要な要素として、人材の確保と育成は不可欠であります。採用チームの体制強化、リファラル採用の活用、積極的な外国人登用や退職者の再雇用、経験者採用やM&Aによる即戦力雇用など、人材の確保に努めております。併せて従業員への賃金アップ、福利厚生の充実、教育訓練制度の実施により退職抑制を図っております。
CS(顧客満足度)やブランド力向上のためには、商品知識・コミュニケーション能力・営業力を備えた従業員の育成が必要であります。グッドスピードでは人材教育にあたって、現場の先輩社員から直接指導を得る実践型の人材教育(OJT)を重視しております。加えて、座学によるセミナー形式の研修も導入しております。人材教育を重ねることにより、社員が会社の方針を理解したうえで、目標設定することで人材の育成を進めてまいります。
6.販売後のサポート体制を含めた顧客管理体制の整備
グッドスピードグループは、お客様へのアンケートの実施、専門オペレーターを配置したコールセンターの体制強化、集約したお客様情報を分析する部署を設けることにより、お客様との関係強化を図っております。グッドスピードが提供する保証商品は保証期間を1年間から3年間まで、お客様に選択していただき、故障等の車両の受入はグッドスピード及び最寄りの整備工場で受付可能な体制を採っております。常にお客様目線でサービス提供ができるよう、お客様の意見を参考にしながら販売後のサポート体制を充実していきたいと考えております。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者がグッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は本書提出日現在においてグッドスピードグループが判断したものであります。
(1) 販売取引の統制リスク
グッドスピードは、2024年3月29日に提出した内部統制報告書において、グッドスピードグループの財務報告に係る内部統制は有効ではない旨を記載しております。
現在、グッドスピードは、グッドスピードグループの販売取引に対するモニタリングと連結決算プロセスに関する統制の改善及び強化に努めておりますが、今後、上記の取組みが有効に機能しなかった場合には、グッドスピードグループの財務報告の信頼性に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 経済情勢に係るリスク
新車市場及び中古車市場は、所得水準、物価水準等の変化に敏感であり、経済情勢に大きな影響を受けます。従って、経済情勢の急激な変化が発生した場合には、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
(3) 特定の仕入ルートへの依存について
グッドスピードグループは、販売用車両の仕入れの多くをオートオークションに依存しており、各オートオークション会場が定める規約を遵守し、継続的な仕入れが行えるよう、業務手続を整備、運用しております。しかしながら、当該規約に抵触し、取引停止等の処分を受けた場合には、車両の仕入れが滞り、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。また、オートオークション会場へと出品される車両が減少すること、または為替の変動などによる海外輸出の増加による需要急増などより仕入価格が上昇し、当該上昇分を販売価格に転嫁出来ない場合には、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
(4) 仕入ルートの多角化に伴うコスト増加について
グッドスピードグループは、オートオークション会場からの仕入への依存を軽減するため、買取等、仕入ルートの多角化を図っております。しかしながら、買取等による仕入価格がオートオークション会場からの仕入価格を上回る等、仕入ルートの多角化に期待する効果が得られない場合には、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
(5) 賃貸物件による店舗展開について
グッドスピードグループは、賃貸物件による店舗展開を基本としており、出店の際には賃貸人に対し、敷金・保証金及び建設協力金の差入れを行っております。しかしながら、賃貸人の財政状態が悪化した場合やグッドスピードグループ側の都合により賃貸借契約を中途解約した場合等には、契約内容によっては差入保証金等の全部又は一部が返還されない可能性があり、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
(6) 人材獲得及び育成について
グッドスピードグループは、顧客にとって満足度の高いサービスを提供する方針の下に、事業の拡大を図っておりますが、その実現のためには継続的に優秀な人材を確保していく必要があると考えております。このためグッドスピードグループでは、人員計画を綿密に作成し、人事制度の刷新を図ることで、魅力的な職場環境の実現並びに適切な採用コストの管理に取り組んでおります。しかしながら、予想以上に人材獲得競争が激化し、期待する優秀な人材を獲得できない、あるいは採用コストが増加する可能性もあり、その場合、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
また、グッドスピードグループは、CS(顧客満足度)やブランド力の維持・向上のためには、人材育成を更に強化していくことも必要であると考えております。従って、教育研修制度の改善に継続的に取り組んでおりますが、充分な知識・技能を持った従業員の育成に時間を要した場合、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
(7) 情報管理に係るリスク
グッドスピードグループでは、顧客から個人情報を受領する機会があり、その管理について、研修等の啓蒙活動の実施により、役職員の個人情報保護に対する意識の向上に努めております。2016年12月6日には一般財団法人日本情報経済社会推進協会のプライバシーマークを取得、また個人情報の具体的な取り扱いについて定めた「個人情報保護規程」を制定しております。情報セキュリティ面でも、アクセス権限を設定し、権限を持つ者以外のシステムへのアクセスを制限する等、情報漏えいを防止するための対策を講じております。しかしながら、このような対策にも関わらず、外部からの不正アクセス及びコンピュータ・ウイルス等の攻撃により、外部への情報漏えいが発生した場合には、グッドスピードグループへの社会的信用の著しい低下や損害賠償請求等につながり、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
(8) 社会的信用力の低下リスクについて
グッドスピードグループが扱う中古車は同型車種であっても前所有者による使用状況や整備状況によって、それぞれ品質が異なります。このような特性を鑑み、グッドスピードグループでは仕入れた中古車の点検整備に細心の注意を払うとともに、購入後のアフターサービスとしての保証にも注力しておりますが、車両の故障等によりクレームが発生することがあります。グッドスピードグループがこのようなクレームに適切に対応できない状況が生じた場合、顧客及び社会からの信頼を失い、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
(9) 消費嗜好、生活スタイルの変化に伴うリスクについて
グッドスピードグループが扱う中古車の販売は、消費者の消費嗜好や生活スタイルに大きな影響を受けます。グッドスピードグループでは消費者のニーズに的確に対応できるよう専門性の高い店舗の運営を行っておりますが、燃料価格の高騰等により消費者が嗜好する車種が変化した場合、あるいは生活スタイルの急速な変化により自動車そのものに対するニーズに低迷が生じた場合には、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
(10) 同業他社との競合について
グッドスピードグループの事業はグッドスピードグループと同じく中古車の販売・買取を手掛ける業者のみならず、自動車メーカー系のディーラー等とも競合が生じることがあります。そのような中、グッドスピードグループでは取り扱い車種の選別による専門性の向上、ドミナント方式の店舗展開による地域販売シェアの拡大、更にはアフターサービスの充実等により差別化を図っておりますが、今後更に同業他社との競争が激化した場合、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
(11) 有利子負債への依存について
グッドスピードグループは、積極的な出店戦略による事業拡大を図っており、新規出店に際しては、金融機関からの借入れを行っております。そのため、有利子負債の残高は増加傾向にあり、有利子負債依存度も高い水準にあります(下表参照)。
グッドスピードグループでは、借入れに際し、取締役会で充分な協議・検討を重ね決議することとしておりますが、今後金融政策の変更等により市中金利に変動が生じた場合には、グッドスピードが販売する割賦売上の増加も見込まれますが、反面で支払利息の増加等により、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
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2023年9月期末 |
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有利子負債残高(千円) |
25,524,469 |
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有利子負債依存度(%) |
80.0 |
(12) 法的規制等について
グッドスピードグループは、企業経営の基本として、会社法、金融商品取引法、不正競争防止法等の各種法令や諸規則及び金融商品取引所が定める関係規則等を遵守することを極めて重要な企業の責務と認識し、コンプライアンス体制及び内部管理体制の強化・徹底を図っております。
また、グッドスピードグループは、事業活動を行うにあたり、古物営業法、道路運送車両法、道路運送法、保険業法等の適用を受けており、これらの法規制を遵守すべく社内規程を整備しており、現在のところ運営の停止や許可の取消等の事態は発生しておりません。
しかしながら、これらの法令・規則や法的規制に抵触する重大な事態が生じた場合には、グッドスピードグループの業務運営に支障が生じ、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
(13) 出店に係るリスクについて
グッドスピードグループでは投資効率が高い用地を主たる出店用地としており、建設費用等の出店コストも抑制しております。しかしながら、出店予定地域において、グッドスピードグループの希望する条件の用地が確保できない場合には、出店が遅延または中止、もしくは出店コストが増加することにより、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
また、新規出店する店舗へ配属する人員の確保や育成の進捗が著しく遅れた場合には、出店が遅延または中止となることも考えられるため、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
(14) 風評リスクについて
グッドスピードグループでは、テレビ・ラジオCMやホームページ等のメディアを通じた集客に努めており、各メディアより発信される情報は顧客がグッドスピードグループを利用しようとする重要な判断材料となります。
その一方で、インターネット掲示板等を通じてグッドスピードグループの商品、サービス、役職員に対する悪評、誹謗・中傷等の風説が流布される可能性もあり、このような場合には、それら風説が事実であるか否かに関わらず、顧客のグッドスピードグループへの信頼や企業イメージの低下により、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
(15) 財務制限条項について
グッドスピードグループの借入金に係る金融機関との契約には、財務制限条項が付されているものがあり、当該条項に抵触し、一括返済が必要となった場合には、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
グッドスピードグループは、当連結会計年度において、重要な営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローを計上しており、債務超過となっております。このため、後記(追加情報)(財務制限条項)のとおり財務制限条項に抵触しておりますが、関係金融機関と財務状態及び資金計画等の協議を行った結果、2024年6月末までは期限の利益喪失の権利行使をしない旨の同意を得ております。
(16) 自然災害の影響について
グッドスピードグループは東海エリアを中心とした各地域に店舗展開しております。各地域において大雪や台風、地震等、自然災害による被害が発生した場合、一部または全ての店舗で営業活動を行えなくなる可能性があります。自然災害の被害については、保険に加入しリスクを低減しておりますが、災害被害が保険の支払限度額を超えた場合にはグッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
(17) 戦争の影響について
政治・経済の不安定な局面などによる戦争のリスクに世界はさらされております。グッドスピードは国内で販売と仕入を完結させており、海外市場への販売が制限されるリスク、海外流通網の混乱による材料・部品・資材などの調達リスクは限定的と考えております。しかしながら、当該リスクが国内まで及んだ場合には、前述の影響やそれ以外の影響については予測しがたく、グッドスピードグループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに影響が及ぶ可能性があります。
(18) 継続企業の前提に関する重要事象等について
グッドスピードグループは、当連結会計年度において、重要な営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローを計上しており、債務超過となっております。このため、グッドスピードグループの資金繰り計画に重要な影響があり、後記(追加情報)(財務制限条項)のとおり財務制限条項に抵触していることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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