ナイガイ(8013)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


ナイガイ(8013)の株価チャート ナイガイ(8013)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】 ナイガイグループは、ナイガイと子会社6社からなり、主に靴下等繊維製品の製造・販売及び輸出入を行っており、セグメント別の事業内容及び当該事業に係わる各社の位置づけは次のとおりであります。(卸売り事業) ナイガイは、自社ブランド及びライセンスブランドの靴下やエプロン、パジャマ等を、国内外の協力メーカーに生産を委託し仕入れた商品と、ディストリビューション契約等により仕入れた商品を、国内の百貨店や量販店、専門店等に卸売りをしております。また、それらの商品の一部は、海外に輸出しております。なお、RONDEX(Thailand)CO.,LTD.は、靴下等に使用するゴム糸の製造・販売を行っており、株式会社インテクストは、ナイガイの物流業務を担っております。(小売り事業) ナイガイは、靴下を品揃えの中心とした直営店の運営と、靴下等繊維製品のインターネット通販及びカタログ通販による直販事業を行っております。また、センティーレワン株式会社は、革製品等のインターネット通販を行っております。  以上に述べましたナイガイグループの概要図は次のとおりであります。   (注)上記6社はすべて連結子会社であります。

有価証券報告書(2026年1月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 ナイガイグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてナイガイグループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 ナイガイは最高の技術で最高の商品を創り、常に消費者に信頼され選ばれる企業であり続けるという創業の精神のもとに、全ての人が、心身ともに健康的で“素足以上に足どり軽く”快適な生活を実現できるよう、常に消費者起点の発想で、新しい市場・新しい技術・新しい商品の開発に挑戦し、いつの時代にも消費者にご満足いただける最高の商品とサービスを提供することを経営の基本方針としております。(2)目標とする経営指標 ナイガイはTSR向上を目標に、持続可能な成長事業ポートフォリオを構築し、安定的な収益構造を実現することで、弛まず企業価値向上を目指し、連結経常利益率3%以上の安定的な達成を目標としてまいります。(3)中長期的な会社の経営戦略 エッセンシャルウェアによる「パーソナル・ソリューションカンパニー」としての地位確立a.育成事業(百貨店における自主運営売場、直営店およびロンデックス事業)の本格的な構築と領域拡大b.成長加速事業(レッグEC事業および量販店)の更なる売上拡大c.収益深耕事業(海外事業およびバッグEC事業)の収益拡大d.構造改革事業(百貨店卸売事業)における収益基盤の再構築e.ナイガイ・オンリ-バリュ-としてのNB(自社商品)開発と拡販f.タビオ社との協業促進g.適地適産化のサプライチェ-ンの更なる強化h.サステナビリティ経営の推進、“環境”と“人”に優しい社会の実現への貢献i.健全かつ透明性のあるコンプライアンス経営のさらなる推進j.コーポレートガバナンスコードに基づくガバナンス体制の強化k.復配実現へ向けた収益力の強化と環境整備 (4)対処すべき課題1.事業ポートフォリオ戦略による収益基盤の再構築と安定化  ナイガイグループは、厳しい経営環境の変化への耐性を高め、安定的な利益体質を再構築するとともに、成長による企業価値向上の実現が最重要経営課題であると認識しております。  2025年2月3日に公表いたしました第6次中期経営計画(N-Challenge 2027)の2年目として、2030年ビジョンである「パーソナル・ソリューションカンパニー」の実現に向け、事業ポートフォリオ戦略の推進による収益構造の転換を進めてまいります。1)育成事業の本格的な構築と領域拡大◦百貨店事業の収益力強化・他社協業を含む自社主導型運営売場の拡大により、百貨店内でのシェア拡大と収益性向上を推進◦直営店事業の収益モデルの確立・既存店舗の収益改善を進めるとともに、売場プロデュース業化による出店戦略を推進・EC事業とのOMO施策を強化し、オンラインとリアルを融合した顧客体験の向上を推進◦ロンデックス事業の領域拡大・ゴム製品製造技術を駆使した新規工業用途ビジネスへの基盤構築 2)成長加速事業の更なる売上拡大◦レッグEC事業の成長・EC顧客ニーズに対応した独自開発商品の拡充および新たなお悩み解決型商品の開発を推進・SNSや生成AIを活用したマーケティングの高度化により、顧客接点の拡大と販売効率の向上・AmazonをはじめとするECモールでの販売拡大を進め、販路の多様化と売上拡大を推進◦量販店事業の新規販路の開拓と深耕による収益力強化・大手量販店チェーン向け取引の拡大およびOEM・ODM商品の展開を通じて販売基盤を強化・「Champion(チャンピオン)」ブランド商品の販売を本格展開し、量販店販路を中心とした売上拡大・パートナー企業との協業による効率的なサプライチェーン構築を推進 3)収益深耕事業の収益拡大◦海外販路の販売の拡大・アジア市場を中心とした海外販売の拡大・現地EC販路の活用による販売機会の拡大・タビオ社向けをはじめとする海外向け靴下供給の拡大◦バッグEC事業の収益モデルの再構築・革製品に加えナイロン素材等の商品を扱うセレクト型ECショップの拡充により、顧客層の拡大・取扱いブランドの多様化により収益性の向上 4)構造改革事業における収益基盤の再構築◦百貨店事業(卸売り)の構造改革・百貨店市場の構造変化を踏まえ、不採算売場の見直しや商品政策の再設計を進め、売上規模重視から収益性重視の事業構造への転換を加速◦ホームウェア事業の効率化・コア事業であるパジャマ分野の深耕および新規販路への販売拡大による収益基盤の強化 5)ナイガイ・オンリ-バリュ-としてのNB(自社商品)開発と拡販・R&D(研究開発)の迅速化と、オンラインとオフライン双方でのテストマーケティングの実施により、新商品の早期市場投入を推進・機能性エビデンスの取得に向けナイガイラボを活用し、差別化された商品開発を推進 6)タビオ社との協業促進・協業型店舗の出店を加速化・ナイガイ靴下のタビオ店舗およびECでの販売強化・百貨店婦人靴下売場におけるコンバインショップの出店 7)適地適産化のサプライチェ-ンの強化・国内生産体制の強化による迅速な商品供給体制の構築・海外生産の最適化による「ジャパンクオリティ × ベストプライス」の実現 2.サステナビリティ経営への取り組み  ナイガイグループは、社会の課題解決と企業成長の両立を目指す「共有価値の創造(CSV)」の考え方のもと、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進しております。  人権・環境問題など業界が抱える社会的課題を重要な経営課題として認識し、事業活動を通じた課題解決に取り組むとともに、リスクと機会を継続的に把握・評価しながら適切な対応を進めてまいります 3.コンプライアンス遵守の取り組み  ナイガイは代表取締役を委員長とするコンプライアンス委員会を設置し、経営層と社員による対話型モニタリングの実施や各職場での勉強会を通じ、コンプライアンス意識の醸成と定着に取り組んでおります。今後も組織・個人双方の遵法意識向上に向けた施策を継続してまいります。 4.コーポレート・ガバナンス強化への取り組み  ナイガイは、コーポレート・ガバナンスの強化が持続的な企業価値向上の基盤であると認識しております。  内部統制機能の強化、取締役会の実効性向上および透明性の高い経営体制の構築を通じて、健全で効率的な企業運営を推進してまいります。

事業等のリスク

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在においてナイガイグループが判断したものであります。 (1)急激な為替変動に伴うリスク ナイガイグループは、海外での商品生産調達を行っておりますが、予期せぬ為替レートの円安変動については、製品調達価格の上昇要因となりナイガイ業績に相当程度の悪影響を及ぼす可能性があります。 その対応策としては、輸入取引及び商標権使用料支払いの為替変動によるリスクに備え、適時通常の取引の範囲内で先物為替予約等を行い、可能な限りのリスクヘッジを行なっております。 (2)災害等に伴うリスク 地震や火災等の偶発的な大規模災害の発生により、事業継続に支障をきたす可能性があります。 その対応策としては、BCP委員会を営業本部直下に設置し、可能な限り短時間で事業の再開ができるよう、ナイガイを含めサプライチェーン全体での連携を密にしたBCP体制を整えてまいります。 (3)パンデミックに伴うリスク 未知のウイルス等によるパンデミックにより、政治、経済環境に甚大な制限が課されることも想定され、これによるサプライチェーンの不機能、消費市場の停滞等により、ナイガイ業績に重大な影響が及ぼされる可能性があります。 その対応策としては、パンデミック時に発動させるBCP計画において、従業員の安全確保を最優先事項と位置付け、事業継続を可能とする体制を整えてまいります。 (4)得意先の経営方針等の変化に伴うリスク ナイガイグループの売上全体の約90%は国内市場での売上によるものであり、特に主要販路である、百貨店、量販店に対する売上高はナイガイ売上の約60%を占めるため、これら業態の経営方針の変更、出退店や業績の変動が、ナイガイグループの業績にも大きく影響を及ぼす可能性があります。 その対応策としては、特定流通販路に偏らない、適切な販路ポートフォリオを組んだ事業展開を行うとともに、小売業態、EC等の直販型ビジネスモデルの拡大に注力してまいります。 (5)ライセンス契約に伴うリスク ナイガイグループは、国内外企業が所有する知的財産権の使用許諾を得たライセンスブランドによる売上が売上全体の80%近くを占めており、不測の事由によりライセンス契約が継続できない状況が発生した場合、ナイガイグループの経営に影響を及ぼす可能性があります。 その対応策としては、特定ライセンスブランドに偏らないブランドポートフォリオを常に見直し、適切なブランドの組み替え等を行ってまいります。また、自社ブランドの育成にも注力し、ライセンスブランド比率を低減する取り組みも行ってまいります。 (6)品質に伴うリスク ナイガイグループの商品は、消費者や取引先へ出荷する前に、その安全性、機能性、規格等について、品質管理部門又は第三者の検査機関の検査を実施して万全の体制で臨んでおりますが、予測しえない品質トラブルや製造物責任に関する事故が発生した場合は、企業やブランドイメージの低下、多額の損失が発生する可能性があります。 その対応策としては、品質管理委員会を営業本部直下に設置し、品質管理マニュアルに基づき、商品部門に企画仕様管理を徹底させ不良品発生を予防するとともに、生産後は納品前の工場検査、納品後の受け入れ検査等を義務付けることで、水際での不良品排除を徹底しております。 (7)生産トラブルに伴うリスク ナイガイグループはファブレスのため、すべての商品の生産は国内外の協力工場に委託しております。そのため、生産地域の政治、経済の混乱、協力工場における人権問題に絡むトラブルや経営状況の悪化、生産管理上のトラブル、物流障害等により不測の調達トラブルをきたした場合は、生産停止やデリバリー遅延等による販売機会損失が発生する可能性があります。 その対応策としては、協力工場に対する人権問題を含むコンプライアンス遵守状況の確認を随時徹底するとともに、発注時点での協力工場の稼働状況、生産キャパ、生産工程の打ち合わせ等を綿密に行い、生産工程通過ごとに進捗をモニタリングし、必要に応じて生産ラインを組み替える等の指示を行うことで、トラブル発生のリスクを最小限にとどめるよう努めてまいります。 (8)個人情報に関するリスク ナイガイグループは、個人情報の取扱いについて個人情報管理規程を定め、運用管理しておりますが、サイバー攻撃等の不測の事故により、重大な情報セキュリティー事故が発生した場合は、ナイガイグループの社会的信用や企業イメージの低下により、ナイガイグループの経営に影響を及ぼす可能性があります。 その対応策としては、個人情報管理については、個人情報管理規程を整備し、従業員に周知徹底するとともに、コンプライアンス教育を定期的に実施しております。また、サイバー攻撃等の予防については、情報資産管理規程に基づき適切な運用管理に努めております。 (9)継続企業の前提に関する重要事象等 ナイガイグループは、前連結会計年度において営業利益を計上したものの、営業キャッシュ・フローは継続してマイナスとなっており、また当連結会計年度においては営業損失を計上いたしました。これらの状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在していると認識しております。 ナイガイグループは、当該状況を解消するため、2025年2月3日に公表いたしました第6次中期経営計画「N-Challenge 2027」を着実に実行し、事業ポートフォリオの最適化および収益構造の転換を推進しております。具体的には、百貨店事業の構造改革の加速、成長加速事業であるEC事業および量販店事業の収益拡大、在庫効率の改善及び固定費削減等を進め、営業キャッシュ・フローの黒字化および安定的な収益基盤の確立を図ってまいります。 なお、資金面については、金融機関からの融資継続を含め手元資金は十分確保できており、財務面での安全性は確保できております。 以上の状況及び対応策を総合的に勘案した結果、現時点においては、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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