南総通運(9034)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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南総通運(9034)の株価チャート 南総通運(9034)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

 

3 【事業の内容】

南総通運のグループは、南総通運株式会社(南総通運)並びに子会社の南総総業株式会社、南総建設株式会社及び南総タクシー株式会社の4社で構成されており、貨物自動車運送事業、倉庫事業、附帯事業を主な事業の内容とし、その他に不動産事業、建設事業、その他事業(旅客自動車運送事業及び保険代理店業)を行っております。

 

(1) 南総通運グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。

なお、以下に示す区分は、セグメントと同一区分であります。

 

区分

事業内容

会社

貨物自動車運送事業

顧客の工場等から製品や宅配便の荷物をトラックを利用して運送する事業であります。

南総通運株式会社

倉庫事業

自社が所有又は賃借する倉庫を得意先に対して賃貸及び貨物の保管をする事業であります。

南総通運株式会社
南総総業株式会社

附帯事業

得意先から委託を受け、得意先の工場で作業の請負、もしくは南総通運が賃貸している倉庫、物流センター等での商品の受け入れ、仕分け、梱包等を行う事業であります。

南総通運株式会社
南総総業株式会社

不動産事業

自社所有の土地、建物等の不動産の賃貸を行っております。

南総通運株式会社
南総総業株式会社
南総建設株式会社

建設事業

南総通運グループ内の倉庫、配送センター、事務所等の建築及び修繕、南総通運グループ外の建物等の建築及び修繕を行っております。

南総建設株式会社

その他事業

旅客自動車運送事業

タクシー業、一般貸切旅客運送(貸切バス)等の事業であります。

南総通運株式会社
南総タクシー株式会社

保険代理店業

損害保険代理店及び生命保険の募集を行っております。

南総通運株式会社

 

 

 

(2) 事業の系統図は次のとおりであります。

 


 

(注) 1 子会社3社は、すべて連結しております。

2 矢印は役務の提供を示しております。

 


有価証券報告書(2024年3月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

  文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、南総通運グループが判断したものであります。

(1) 南総通運グループの認識

今後の経済情勢につきましては、消費者物価の上昇はあるものの、賃金の上昇率の高まりから消費活動は回復も見込まれますが、ロシア・ウクライナ侵攻長期化など地政学的リスク、資源エネルギー価格の高止まり、電気料金への政府補助金の終了もあり、先行きの不透明感は継続されるものと思われます。

 

(2) 当面の対処すべき課題

南総通運グループは、これらの経済状況に加え、慢性的な人員不足、人件費の上昇、さらには2024年問題と人的な問題を抱えての厳しい経営環境となりますが、業務の効率化、コスト上昇分の価格転嫁に取り組むとともに、経営成績に大きな影響を及ぼす軽油価格の動向に注視するとともに、エネルギー資源の動静に起因する電気料金の高騰などに対する省エネルギー対策にも取り組みながら、コスト抑制を実施してまいります。

 

(3) 対処方針

 南総通運グループは、徹底した経営の効率化を図りながら、お客様のニーズに応えるべくより良い物流サービスを提案・提供し、既存顧客との密なる情報の提供を積極的に行い、取引拡大と新規顧客の開拓を推進すると同時に、コスト抑制のため、輸送の効率化と経費節減を図るよう努力してまいります。さらに、環境問題を始めとする様々な社会問題に取り組む総合物流企業として、安定収益を確保できる企業体質を構築するために、次の課題に取り組んでまいります。
 
①事業拡大
  トータルロジスティクス事業におけるワンストップサービスの拡販、輸出入貨物物流事業の開発、オートモーティブ事業及び警備事業の拡大、営業開発体制の強化、DXによる新物流サービスの開発・提供、グループ各社とのシナジー効果の発揮に取り組んでまいります。

②収益化構造の構築
  社有資産及び協力会社の有効且つ効果的な利用、高品質・低コスト・安全を実現するサービスの提供、デジタル化推進による顧客満足度の向上、コンプライアンスを念頭に業務運営力(現場力)の向上、生産性・稼働率の向上と変動費の徹底管理に取り組んでまいります。
③人材育成と採用

   自ら主体的に考え、行動する自立型社員ならびに利益に直結した行動の出来る社員の採用と育成に取り組んでま

 いります。

④働き方改革の実現 

  ワークライフバランスを実現し、働き甲斐のある・働きやすい職場づくりに取り組んでまいります。

⑤安全・衛生の推進強化
  自動車事故・荷物事故・労働災害の撲滅、生活習慣病予防に向けた健康生活習慣の増進に取り組んでまいります。
⑥社会貢献

  ISO14001規格による業務運営をベースに、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みと脱炭素社会の実現に向け

たCO2削減に取り組んでまいります。

 

 

 
 


事業等のリスク

 

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において南総通運グループが判断したものであります。

 

(1) 金利変動の影響

南総通運グループは、顧客ニーズに応じて、倉庫や配送センター等を建設し、顧客に賃貸しております。土地取得や建物建設等に係る資金は、主に金融機関より長期・短期の借入金によっているため、総資産に占める借入金の比率が高くなっており、設備投資の回収は長期を要することから、金利の上昇によっては業績に影響を与える可能性があります。

金利上昇による業績への影響を最小限に抑えるために、長期借入金については固定金利による借入を行うよう努めております。

 

(2) 法的規制

南総通運グループは、総合物流企業として、貨物自動車運送事業、倉庫業等の各種法令の規制の適用を受けております。南総通運グループでは当該法規制の厳守を基本にし、グループ一丸となって推進しておりますが、当該規制に抵触するような事態になった場合には、事業の停止、登録の取消し等により事業の継続が困難になる可能性があります。また、ディーゼルトラックの排ガス等の環境関連規制が一段と強化された場合には、車両の代替等に係る経費負担が増大する可能性があります。

法的規制に関しては、常に最新の情報取得を行っており、変更事項に対して早急に対応できる体制を整えております。

 

(3) 受注先の変動

南総通運グループは、総合物流企業として、お客様から業務を受託する際に、土地、建物、設備機器等について、先行的に設備投資を実施することがあります。投資に際しては、綿密な事業収支計画を策定し、慎重に投資判断を行っておりますが、お客様の業績の急変や取引停止などが生じれば、投資資金の回収に支障が生じたり、将来の成長と収益力を低下させ、業績に影響を与える可能性があります。

南総通運としては、一部のお客様の業績変化に対する影響を最小限に抑えるため、取引割合が一部のお客様に偏らないようにしております。

 

(4) 原油価格の高騰

南総通運グループは、物流事業を主としており、原油価格の高騰はそのまま燃料費の値上りに繋がり、原油価格の値上りを運送料金に転嫁することが困難な状況であります。今後、原油価格が大幅に高騰した場合には、輸送コストが上昇し、業績に影響を与える可能性があります。

原油価格相場情報を常に取り入れ、今後の動向を予想して燃料の調達を行っております。

 

(5) 重大な事故発生

南総通運グループは、トラック等の車両を使用し、輸送を行っております。運行管理の徹底と交通安全に努めておりますが、重大な交通事故を発生させてしまった場合には、社会的信用及びお客様からの信頼が低下するとともに、行政処分による車両の使用停止、営業停止、事業許可の取消し等によって、業績に影響を与える可能性があります。

重大事故の発生を防ぐため、「事故0会議」、「安全会議」を毎月実施し、従業員に「安全」に対する重要性を認識させております。

 

(6) 自然災害等

地震、台風、大雪、集中豪雨等の自然災害によって、南総通運グループの物流及び管理施設等及びお客様の物品等に甚大な被害が発生する場合や、停電・輸送経路の遮断などの事態が発生して、物流業務の停滞を招く場合があり、業績に影響を与える可能性があります。

また、自然災害の発生率が高まっているため、発生することを前提に、発生状況に応じた対処方法を明確に定めることでリスクを最小限に抑えております。

 

(7) 情報漏洩等によるリスク

南総通運グループは物流サービスの提供に際し、お客様等の情報を取り扱っております。コンプライアンスや個人情報の管理を徹底し、社内教育を通じて情報管理に努めておりますが、情報の外部漏洩やデータ喪失などの事態が生じた場合、南総通運グループの社会的信用の低下を招くだけでなく、損害賠償請求等により、業績に影響を与える可能性があります。

 

(8) 賃貸等不動産価格の下落によるリスク

南総通運グループは、千葉県内等において賃貸用の店舗、事務所及び倉庫(土地を含む)を有しております。予期せぬ大規模な顧客撤退や大幅な地価の下落等による減損損失の発生等により、業績に影響を与える可能性があるため、賃貸不動産の全体収入に対する割合が大きくならないようにしております。

なお、宮本倉庫(千葉県佐倉市)は、南総通運グループの保有する賃貸不動産のうち最も帳簿価額が大きい倉庫でありますが、地価の著しい下落により、減損損失の兆候が発生しております。

 

(9) 感染症の感染拡大に伴うリスク

新型コロナウイルス感染症の猛威は、収まりつつあるものの再発、また新たな感染症が拡大した場合には、業務遂行力の低下など、業績や事業継続に影響を与えるリスクが予想されます。

これらのリスクに対応するため、感染症の拡大を想定したバックアップ体制と作業遂行上の緊急応援体制の策定を継続するとともに定期的に確認を行うなどのBCP対策をとっております。

 

 




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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