ブリーチ(9162)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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ブリーチ(9162)の株価チャート ブリーチ(9162)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3 【事業の内容】ブリーチグループは、「世界を照らす。」という経営理念を掲げ、ブリーチグループの独自の卓越したマーケティング支援により「世の中に普及していない魅力ある商品やサービス」に光をあて、輝かせるとともに、「ブリーチグループの人財一人一人」が成長して輝くことで、より豊かな社会の創造に貢献していくことを目指して事業を展開しております。 (1) 事業概要ブリーチグループは、主にレベニューシェア型の報酬体系(詳細は下記参照)にて顧客企業のマーケティング支援を行う、シェアリング型統合マーケティング事業を展開しております。主に化粧品、日用品、機能性表示食品等のインターネット通販会社、及び美容サロンや金融サービス等を展開する企業に対し、インターネットを通じた売上拡大を支援しております。従来のマーケティング支援会社は、主に予算型の報酬体系を採用しており(以下、「予算型マーケティング支援会社」といいます。)、同社に依頼する場合、顧客企業はその効果を十分に見通せないまま、事前に多額の予算を確保する必要があります。また、期待した効果が出ない場合、顧客企業におけるユーザー獲得コスト(CPA)(※1)は上昇することとなります。さらに、予算型マーケティング支援会社の場合、事前に決められたマーケティング予算の範囲内での支援となるため、実施できるマーケティング施策の量には限りがあります。一方、ブリーチグループの場合、顧客企業から初期費用やコンサルティング料を受領せず、新規ユーザーの獲得など実際にブリーチグループが実現したマーケティング効果に応じて報酬を受領する、レベニューシェア型の報酬体系を採用しております。ブリーチグループは、このような報酬体系を採用することにより、予算が限られた中小・中堅企業を含めて幅広い顧客企業を支援することが可能です。また、顧客企業は、事前にユーザー獲得コスト(CPA)を確定することができるため、収益の見通しが立ちやすくなります。さらに、ブリーチグループのマーケティング支援に基づき、顧客企業が新規ユーザーの獲得等のマーケティング効果を発揮するほどブリーチグループの売上高も増えていくことから、ブリーチグループは効果のある施策を次々に実施することができ、様々な顧客企業の売上拡大に貢献しております。ブリーチグループは、マーケティング戦略の構築、広告制作、広告運用などの一連のマーケティング支援機能のほぼ全てを内製化しております。これにより、マーケティング戦略から施策実行までを一貫させるとともに、大量のA/Bテスト(※2)を行い、仮説構築・実行・検証・改善を高速で行うこと(高速PDCA)が可能となり、マーケティング効果を最大化しております。また、大量のデータやノウハウを全て社内に蓄積することで、マーケティング力を継続的に進化させています。このように、ブリーチグループは、レベニューシェア型の報酬体系により顧客企業が事前にユーザー獲得コスト(CPA)を確定できること、また、支援機能を内製化しており一気通貫でマーケティング支援を提供できる等の特徴を持つ、独自のビジネスモデルを有しております。ブリーチグループは、このような独自のビジネスモデルにより、顧客企業における売上拡大とマーケティング費用の抑制を両立し、顧客企業とブリーチグループが共に成長できる顧客本位のサービスを展開してまいります。なお、事業の内容に関しましては、章末に「用語集」として用語の解説を記載しております。 (2) サービスの流れと報酬体系ブリーチグループは、まず、ブリーチグループが独自に蓄積しているマーケティング関連データ等に基づき、商材に関するマーケティング戦略を検討し、当該戦略に基づき広告を制作の上、ブリーチグループの費用負担にてLINEやYahoo!などのウェブメディア(広告媒体)に広告を出稿していきます。そして、ブリーチグループは、新規ユーザーを獲得した後、その数と、予め顧客企業と合意した新規ユーザー獲得当たりの報酬単価(レベニューシェア単価)を乗じて計算されるレベニューシェア額を顧客企業から受領します。 (3) 主な顧客対象企業とターゲット市場ブリーチグループはレベニューシェア型の報酬体系を採用しているため、潤沢なマーケティング予算を確保しにくい中小・中堅企業を含め、企業規模を問わずマーケティングDX支援が可能です。特に、魅力的な商品やサービスを持ちながらもCMO(Chief Marketing Officer)が不在である等、デジタルでのマーケティングノウハウを持たない企業を支援し、その商品やサービスのポテンシャルを最大限引き出すことを強みとしています。ブリーチグループは、幅広い分野・領域の商品やサービスについてマーケティング支援を行っておりますが、本書提出日現在においては、化粧品、日用品、機能性表示食品等のインターネット通販、並びに美容サロンや金融サービス等を中心に支援しております。ブリーチグループは、独自のビジネスモデルを軸に、マーケティングDX支援への顕在化されたニーズを取り込んでおります。加えて、従来のマーケティング支援会社のビジネスモデルでは捉えきれなかった潜在的なニーズを掘り起こし、EC化率向上や国内消費者市場そのものの拡大を図っていきます。なお、広告主との仲介を行う広告代理店経由の取引が主であり、一部広告主と直取引を行っております。 (4) 商材パイプラインと商材選定ブリーチグループは、独自のビジネスモデルと豊富なマーケティング支援実績を有することから、顧客企業や広告代理店等から多数のお問い合わせを頂いております。これまで支援を行った主な商材は、化粧品、ヘアケア・日用品、機能性表示食品などのインターネット通販、美容サロン等の店舗事業、金融サービスなど多岐に亘ります。ブリーチグループは、このような多数のパイプラインの中から、ブリーチグループが独自に蓄積した過去のマーケティング関連データ等に基づく独自の選定メカニズムにより、売上拡大余地が大きい商材を選定します。商材選定にあたっては、実際にマーケティング施策を実行するテストマーケティングがプロセスに含まれております。テストマーケティングでは数十万円~100万円程度の広告宣伝費を投下しますが、これにより本運用前に商材の売上拡大余地とマーケティング戦略における仮説を高精度で検証することができます。 (5) マーケティング戦略構築と施策の実施ブリーチグループは、これまでに蓄積したマーケティング関連データや最新の消費トレンド、市場調査等を踏まえ、商材における消費者への訴求ポイント(USP)(※3)、利用する広告媒体や配信面の選択を含むウェブにおける広告戦略を検討します。また、ブリーチグループは、顧客企業に対し、ユーザーの動線や訴求ポイントを含めて顧客ランディングページ(LP)(※4)についても改善提案を行います。その上で、ブリーチグループ内で当該戦略に基づく広告を制作し、ブリーチグループの費用負担にてウェブメディア(広告媒体)に広告を出稿します。ブリーチグループは、レベニューシェア型の報酬体系であり、ブリーチグループの裁量で広告宣伝費を設定することができるため、ブリーチグループのマーケティング支援に基づき、顧客企業が新規ユーザーの獲得等のマーケティング効果を発揮するほどブリーチグループも売上高を増やせることから、ブリーチグループは効果のある施策を次々に実施することができます。また、ブリーチグループは、社内に多数のマーケターやクリエイターを抱えており、マーケティング支援機能のほとんどを内製化しております。そのため、マーケティング施策における高速PDCAが可能であり、一定の獲得コストの中でより多くの新規ユーザーを獲得できるよう、マーケティング効果を最大化していきます。さらに、ブリーチグループは、独自のビジネスモデルを構築する上で、マーケター各々が、高く設定した目標から逆算して課題を徹底的に洗い出し、その解決に向けて全力で行動する等の行動指針を浸透させております。 (6) 主に利用する広告媒体、マーケティング手法ブリーチグループは、顧客企業の商品やサービス(商材)の特性に応じて、LINE、Yahoo!、Pangle、Google、Facebook等のウェブメディア(広告媒体)の中から適切な配信面やターゲットを選択し、広告を配信しています。これらの広告媒体におけるディスプレイ広告(※5)、リスティング広告(検索連動型広告)(※6)等のインターネット広告を活用しています。ブリーチグループは、特にディスプレイ広告の活用に強みを持っております。ディスプレイ広告は、まだ課題に気づいていない、或いは具体的な行動には至っていないユーザー(潜在層)に訴求し、ニーズを掘り起こすことができる広告です。リスティング広告との比較では、コンバージョン率(CVR)(※7)は低いものの、インプレッション数(※8)が多く、広告のクリック単価が安いこと、画像や動画等で視覚的に訴求できること等から、適切に運用すれば低いユーザー獲得コスト(CPA)で多くの新規ユーザーを獲得することが可能です。ブリーチグループは、LINEやYahoo!等のウェブメディアを通じてディスプレイ広告を配信し、ブリーチグループ制作の広告ページを経て、顧客LPにユーザーを誘導します。ディスプレイ広告にて、ユーザーの興味を適切に誘引し、ブリーチグループ制作の広告ページにて支援対象となる商材の魅力をストーリーを交えて伝え、そして顧客LPにてユーザーに購買や申し込み等を促すことで、顧客企業の新規ユーザーを獲得しております。ブリーチグループは、Cookieを利用した広告のリターゲティング機能(※9)には頼らず、知名度の低い商品やサービスであっても、その場で魅力を訴求して購買に至るダイレクトマーケティング(※10)に強みを持っております。 (7) 広告審査体制ブリーチグループは、独自の広告審査体制を設けております。社内担当者のチェックに加えて、外部の弁護士や専門機関のレビューも受けることで、不当景品類及び不当表示防止法(以下「景表法」という。)や医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下「薬機法」という。)等の広告関連法令の遵守はもちろん、一般の消費者から見て誤認を招くことがないか等を広告配信前に確認する体制を構築しております。 (8) 広告運用体制と収益管理ブリーチグループは、広告媒体への広告出稿額(広告宣伝費)に対して、顧客企業から受領したレベニューシェア額(売上高)の比率として算出されるROAS(※11)、及び売上高から広告宣伝費を控除して算出される広告利益(※12)を収益指標として管理しております。ブリーチグループは、広告運用において、一定水準以上のROASを維持するよう、商品や広告媒体、広告キャンペーン(※13)毎にタイムリーにモニタリングを行い、広告出稿額の調整等を行っております。広告出稿額を増やすと、メインターゲットからやや外れたユーザーにも広告が配信される等の要因により,基本的にコンバージョン率(CVR)は下落し、ROASは低下する傾向にあります。ROASが低下した局面では、ブリーチグループ独自の判断で広告出稿額を縮小することで利益率の低下を防ぎます。一方、高いROASを維持できる場合には、広告出稿額を増やし広告のインプレッション数を増やすことでより多くのユーザーを獲得し、広告利益の拡大を図ります。ブリーチグループは、レベニューシェア型の報酬体系を採用しているため、ブリーチグループ独自の判断で広告出稿額を大幅に増やすことが可能であることから、ブリーチグループの高い売上グロース力の一因になっております。また、様々なデータによりマーケティング効果を測定・分析しながら、商材の訴求ポイントや広告に使用するコピーライトや画像等のクリエイティブ、広告の配信方法等について高速PDCAを繰り返し、マーケティング施策を継続的に更新・改善することで、ROASの維持・向上、及び広告利益の最大化を図っております。 (9) 商材と社内リソースのポートフォリオ管理ブリーチグループは、レベニューシェア型の報酬体系を採用しているため、基本的に、ブリーチグループにて新規商材に関する支援開始、支援の規模や期間、及び取り扱い中止について判断・決定することができます。そのため、新規商材の取り扱いにおいては、ブリーチグループにて、過去のマーケティング関連データ等に基づき売上の拡大余地を分析し、支援の開始・継続の可否や優先度を決定しております。また、消費者トレンドの変化や商品ライフサイクル等により、売上の拡大余地に限りがあると判断された商材については、ブリーチグループの判断で支援の規模を縮小又は中止することができます。また、売上の拡大余地が大きい商材に社内リソース(マーケターの工数や外注費等)を再配置していくことで、その商材の売上をより伸ばしていく戦略を採用しております。一定の広告媒体や配信面で売上を伸ばした商材について、社内リソースを追加投入し、その“勝ちパターン”を他の広告媒体や配信面にも展開していくことで、売上の拡大余地が大きい商材の売上高をより拡大し、ブリーチグループの売上高や広告利益も拡大していきます。 <用語集>用語説明※1 CPA(Cost per Acquisition)顧客獲得単価。1ユーザーを獲得するために要した費用※2 A/Bテスト広告のコピーライトやクリエイティブ(画像・動画)などを複数パターン制作・配信し、マーケティング効果を比較・検証すること※3 USP(Unique Selling Proposition)競合商品などと比較した際の、商品やサービスが持っている独自の強み、提供価値※4 顧客LP(Landing Page)顧客企業が制作する商品購買ページやサービスページ※5 ディスプレイ広告WEBサイトやアプリの広告枠に表示される画像広告、動画広告、テキスト広告のこと※6 リスティング広告(検索連動型広告)GoogleやYahoo!といった検索エンジンの検索結果画面に表示されるテキスト広告※7 CVR(Conversion Rate)顧客ランディングページに訪問したユーザーのうち購買に至ったユーザーの比率※8 インプレッション数広告が表示された回数※9 リターゲティング機能過去にWebサイトを訪れたことのあるユーザーに対して、再度同様の広告を表示させる機能※10 ダイレクトマーケティング初めて広告やWebサイトを訪問したユーザーにその場で商品やサービスの魅力を訴求し、購入や申し込みを行うことを企図したマーケティング手法※11 ROAS(Return on Advertising Spend)投資した広告費に対して得られるレベニューシェア額の比率であり、ブリーチの収益性を表す。計算式は下記の通りレベニューシェア額(売上高)÷広告出稿額(広告宣伝費(売上原価))※12 広告利益レベニューシェア額から、それを受領するために投資した広告費を差し引いた額で、収益の絶対額を表す。計算式は下記の通りレベニューシェア額(売上高)-広告出稿額(広告宣伝費(売上原価))※13 広告キャンペーン広告を管理するための単位、予算やターゲットセグメント等を設定

有価証券報告書(2026年6月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】ブリーチグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてブリーチグループが判断したものであります。 (1) 経営方針ブリーチグループは、「世界を照らす。」という経営理念を掲げ、ブリーチグループの独自の卓越したマーケティング支援により「世の中に普及していない魅力ある商品やサービス」に光をあて、輝かせるとともに、「ブリーチグループの人財一人一人」が成長して輝くことで、より豊かな社会の創造に貢献していくことを目指して事業を展開しております。 (2) 経営環境政府統計(注1)によれば、2025年、我が国において売上高が100億円以上の企業の数は4,652社であるのに対し、売上高1億円~100億円未満の企業の数は99,640社であります。ブリーチグループはレベニューシェア型の報酬体系を採用しているため、当初から潤沢なマーケティング予算を確保しにくい中小・中堅企業を含め、企業規模を問わずマーケティングDXの支援が可能です。また、2024年、我が国における物販系分野BtoC-EC市場規模は15.2兆円にまで拡大した一方、EC化率は9.78%であり、まだ低水準にあるものと考えております(注2)。ブリーチグループは、独自のビジネスモデルを軸に、商品やサービスの分野を問わず様々な顧客企業に対してマーケティングDX支援を行うことにより、顕在化しているマーケティング支援へのニーズの取り込みに加えて、潜在的なニーズを掘り起こし、EC化率向上や国内消費者市場そのものの拡大を図っていきます。なお、ブリーチグループがターゲットとする市場は、化粧品、日用品、機能性表示食品、美容サロン、金融サービス等における、ウェブでの新規ユーザーの獲得ニーズであります。化粧品、日用品、健康食品のそれぞれの国内市場はそれぞれ2兆6,500億円(注3)、2兆2,016億円(注4)、9,079億円(注5)であり、これらにEC化率を乗じた市場規模はそれぞれ1兆2,137億円(注6)、4,249億円(注7)、6,137億円(注8)です。顧客企業等へのヒアリングによれば、ブリーチグループのレベニューシェア単価はLTV(顧客生涯価値)の30~50%を目安に設定されることが多いと見られることから、ブリーチグループが直接的にターゲットとしている市場はEC化率を考慮した市場規模合計額2兆2,523億円の40%と仮定した場合、9,009億円と推察されます。ブリーチグループは、独自のビジネスモデルと高いマーケティング力により、消費市場全体とEC化率の両方を牽引することを目指しております。さらに、既に多数の問い合わせのある不動産、通信、人材、士業等のジャンルにもサービス展開していくことを計画しております。 (注)1.政府統計「経済構造実態調査 2025年経済構造実態調査(産業横断調査)二次集計(企業等に関する集計1)」、製造業を集計2.経済産業省「令和6年度 電子商取引に関する市場調査」3.株式会社矢野経済研究所「化粧品市場に関する調査を実施(2025年)」2025年度予測数値4.株式会社矢野経済研究所「トイレタリー市場に関する調査を実施(2025年)」2025年度見込数値5.株式会社矢野経済研究所「健康食品市場に関する調査を実施(2026年)」2026年度予測数値6.(注)3記載の化粧品の2025年度の市場規模に、株式会社博報堂「EC生活者調査」の化粧品のEC購買シェア率45.8%を乗じて算出7.(注)4記載のトイレタリーの2025年度の市場規模に、株式会社博報堂「EC生活者調査」の日用品のEC購買シェア率19.3%を乗じて算出8.(注)5記載の健康食品の2026年度の市場規模に、株式会社博報堂「EC生活者調査」の健康食品・飲料のEC購買シェア率67.6%を乗じて算出 (3) 経営戦略ブリーチグループの収益を大きく支えるのは、ブリーチグループの月次売上高10百万円以上の商材である「コア商材」であります。ブリーチグループの一連のバリューチェーンを強く太くしていくことで、再現性をもってコア商材を生み出し、コア商材数と商材当たり売上高を引き上げていきます。バリューチェーンの強化策として、主に以下の施策に取り組んでまいります。① 人材採用と組織体制の強化拡大する顧客企業からのニーズに応えるため、引き続き優秀な人材の確保と育成に注力していきます。ブリーチグループは、これまで新卒や未経験者を中心に採用活動を行ってきましたが、さらに採用活動を強化し採用数を拡大していきます。また、効率的な社内分業・連携体制やITツールの活用による業務効率化に加えて、ステップ毎に必要な知識やスキルを言語化・体系化した育成プログラムの拡充、成功失敗事例等のナレッジ共有体制の構築などにより、未経験者でも早期に戦力化する組織体制を更に強化してまいります。上記施策により、マーケター人員数、マーケター1人当たり売上高(注)などのKPIを引き上げていく予定です。(注) 売上高÷マーケター人員数にて算出しております。 ② 商材パイプラインの拡充・コンサルティング力の強化既存顧客からの売上拡大を図るとともに、広告代理店やEC支援コンサル等と連携し新規顧客を開拓していくとともに、販売先の分散によるリスク低減の観点からも新規顧客からの売上高増加に取り組んでまいります。また、新たな商材ジャンルにも展開していきます。また、人員増を含む組織体制の見直しにより、新規顧客・ジャンルの開拓を進めてまいります。さらに、顧客LPや商品設計等の上流に関するコンサルティング力を強化することで、ブリーチグループのマーケティング力、売上拡大力を向上させてまいります。上記施策により、ランク別コア商材(注)数、ランク別コア商材に係る平均売上高、マーケター1人当たり売上高などのKPIを引き上げていく予定です。(注) ブリーチグループではコア商材について、平均月次売上高が100百万円以上の商材を「Aランク商材」、同50百万円以上100百万円未満の商材を「Bランク商材」、同25百万円以上50百万円未満の商材を「Cランク商材」、同10百万円以上25百万円未満の商材を「Dランク商材」として分類しております。なお、平均月次売上高の参照期間は四半期毎としております。 ③ マーケティング手法の拡大動画等の新しい広告フォーマットや、広告媒体や配信面の利用拡大により、マーケティング手法の拡大を図ります。近年、特にショート動画の再生回数は急増しており、2026年には動画広告市場は1兆1,783億円(注)にまで急拡大すると見込まれております。ブリーチグループはこれまでディスプレイ広告等で培ったマーケティング力を活用し、動画フォーマットの活用も積極的に進めてまいります。また、ブリーチグループは、LINEやYahoo!、Pangleに加えて、Google、Facebook等、より幅広い広告媒体をさらに活用してまいります。上記施策により、ランク別コア商材数、ランク別コア商材に係る平均売上高、マーケター1人当たり売上高などのKPIを引き上げていく予定です。(注) 株式会社CARTA HOLDINGS/株式会社電通/株式会社電通デジタル/株式会社セプテーニ「2025年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」ビデオ(動画)広告の2026年市場規模予測 ④ データ・ITツールの活用促進独自データベースの構築やマーケティング効果測定ツール、自動トレーディングツール、クリエイティブの自動生成AI等、ブリーチグループのマーケティング力を高めるとともに業務効率化に繋がるツールの開発を強化してまいります。また、独自ECカート、チャットボットの導入等による購買ページ・決済システムの改善によるマーケティング力の向上、及びこれらから得られるデータの利活用を推進してまいります。上記施策により、ランク別コア商材数、ランク別コア商材に係る平均売上高、マーケター1人当たり売上高などのKPIを引き上げていく予定です。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等ブリーチグループは、ランク別コア商材数、ランク別コア商材に係る平均売上高、ROAS、広告利益、マーケター人員数及びマーケター1人当たり売上高を主要財務指標(KPI)としております。ブリーチグループは、レベニューシェア型の報酬体系を採用していることから商材がヒットした場合に大きなアップサイドがあり、また、ヒットした商材に社内リソースを再配置していくことで、ブリーチグループ全体の収益の最大化を図っております。そのため、ブリーチグループの収益に占めるコア商材の寄与度が高くなる構造にあることから、ブリーチグループ業績の変動要因をランク別コア商材数とランク別コア商材に係る平均売上高を確認することで把握・分析しております。また、ブリーチグループは、収益性を管理する観点でROAS及び広告利益を、人材の採用・育成はブリーチグループの成長ドライバーの一つであるため、マーケター人員数及びマーケター1人当たり売上高をKPIとしております。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題ブリーチグループが、優先的に対処すべきと考える事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。① 顧客基盤の拡大と新規顧客からの売上高増加ブリーチグループは、レベニューシェア型の報酬体系を採用しており、大ヒットを生み出した際にはその商材、ひいては顧客企業による売上高は急速に増加することがあります。ブリーチグループとしては顧客との取引継続性を高め、また商材を分散させることにより事業上のリスクを低減することに努めておりますが、顧客基盤を拡大させることにより顧客別売上高についても分散させ、安定的な事業成長に努めてまいります。 ② 人材の採用と育成ブリーチグループは、拡大する顧客からのニーズに応え、さらなる事業拡大を実現していく上で、優秀な人材の確保が必要不可欠であると認識しております。このため、中途採用と新卒採用を積極的に行ってまいります。また、教育プログラムの拡充やITツールの開発促進等にも取り組むことで、未経験の人材を早期に即戦力化し、急速な成長への対応とサービス品質の維持・向上を図ります。 ③ 情報セキュリティ体制の更なる整備ブリーチグループは、顧客と取引を行うにあたり、顧客情報及び営業機密等の機密情報を取り扱うことがあります。情報セキュリティ体制の整備を引き続き推進していくとともに、情報の取り扱いに関する社内規程の適切な運用、役職員の機密情報リテラシーの向上、役職員による機密情報の取り扱いに関する内部監査等を通じ、情報セキュリティ体制の強化を図ってまいります。 ④ 内部管理体制の強化ブリーチグループは、急速な事業成長と外部環境の変化に適応し継続的な成長を維持していくために、内部管理体制の強化が重要であると認識しております。そのため、事業規模や成長ステージに合わせバックオフィス機能を拡充していくとともに、経営の公正性・透明性を確保するための内部管理体制強化に取り組んでまいります。具体的には、事業運営上のリスク管理や定期的な内部監査の実施によるコンプライアンス体制の強化、社外役員の登用・監査役監査の実施によるコーポレート・ガバナンス機能の充実及びITツールの拡充等による経営管理業務の効率化を進めることで迅速かつ適切な経営判断を行ってまいります。 ⑤ 安定的な事業資金の確保ブリーチグループは、事業拡大のために広告宣伝費及び人材の採用・育成への投資を継続しております。今後も資金調達をはじめ、財務基盤の強化及び安定的に事業資金を確保するための諸施策を講じてまいります。

事業等のリスク

3 【事業等のリスク】本書に記載したブリーチグループの事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示することとしております。ブリーチグループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、その発生の予防・回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、ブリーチ株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてブリーチグループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1) 事業環境について① EC市場の動向及び競争環境について(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小)ブリーチグループが主たる事業を展開するEC市場は成長を続けており、同市場が引き続き拡大することを見込んでおります。また、商材ジャンルを拡大・分散化しており、特定ジャンルの消費者動向に売上が依存しないよう、また新しいニーズの開拓により継続的な成長に努めております。しかしながら、消費者心理の冷え込み、同市場を巡る新たな規制の導入や何らかの予期せぬ要因により、市場規模が想定したほど拡大しなかった場合、ブリーチグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、依然として激しい競争環境の中で、ブリーチグループは、競争優位性を確立し競争力を高めるべく様々な施策を講じております。しかしながら、必ずしもこのような施策が奏功し競争優位性の確立につながるとは限らず、その場合、ブリーチグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)ブリーチグループは、レベニューシェア型の報酬体系を採用し、顧客企業にとっては初期費用が不要であり、また事前に新規ユーザー当たり獲得コスト(CPA)を確定できること、また利益相反がなく高いマーケティング力を有すること等により、ブリーチグループのサービスは、競合他社と差別化できていると考えております。また、レベニューシェア型ながら安定して業績を拡大し、損失リスクを抑えるため、ブリーチグループでは豊富な商材パイプラインの中から売上拡大余地の大きい商材を高い精度で選定し、優れたマーケティング戦略を構築の上、損益管理を徹底した広告運用を行っており、競争優位性を構築できているものと考えております。しかしながら、将来、他社による同様のサービス展開等により競争が激化した場合には、ブリーチグループが提供するサービスの優位性が保たれなくなる可能性があります。その場合、ブリーチグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業内容について① レベニューシェア型による契約形態を展開するリスクについて(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)ブリーチグループのサービスに関わる対価は、顧客企業が売上を計上した場合に限りレベニューシェアの形で頂いております。これは、ブリーチグループの行うDX支援、マーケティング支援により、顧客企業が新規ユーザーを獲得した場合に、ブリーチグループが、請求を行う契約形態であり、顧客企業に売上が計上されない限りブリーチグループの売上高は発生いたしません。そのため、ブリーチグループは、顧客企業に対するマーケティングの成果を出すために、マーケティングノウハウの更なる蓄積と、人材採用・教育強化等の施策を行うことで売上増加を図る一方、見込まれたマーケティングの成果が出なかった場合のコストカットルールを社内に設ける等によりリスクのコントロールをしております。しかしながら、これらの蓄積が進まない場合や施策の効果が発現しない場合及び、リスクコントロールが機能しなかった場合には、売上及び利益の成長率の低下を招きブリーチグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 運転資本の先行投資による財務的影響について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)ブリーチグループのビジネスモデルは、マーケティングコストやツール・システム導入に対する初期費用が先行して支出するモデルであり、継続的な成長には運転資本に対する先行投資が必要となります。ブリーチグループでは、事業拡大のために運転資本への投資を積極的に実施していくことが必要であると考え、今後も事業成長のための投資を進めていく方針であります。ブリーチグループでは、今後も費用対効果を勘案しながら収益拡大を目指し、投資を継続する方針ではありますが、これらの先行投資が想定通りの成果に繋がらなかった場合や計画通りの収益が得られない場合等は、ブリーチグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 技術革新について(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)広告業界においては新技術の開発及びそれに基づく新サービスの導入が相次いで行われており、非常に変化の激しい業界となっております。また、広告を表示するデバイス面においては、スマートフォンやタブレットなどの端末の普及が急速に進んでおり、新技術に対応した新しいサービスが相次いで展開されております。そのため、ブリーチグループは、人材育成の強化やマーケティングに関する技術、知見、ノウハウの習得に注力しております。しかしながら、係る知見やノウハウの習得が予定通りに進まない場合、また技術革新に対するブリーチグループの対応が遅れた場合には、ブリーチグループの競争力が低下する可能性があります。さらに、新技術への対応のために追加的なシステム、人件費などの支出が拡大する可能性があります。このような場合には、ブリーチグループのサービス品質の低下、競争力の低下及び新技術への対応のための先行投資金額の増加による収益性の低下を招き、ブリーチグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 知的財産権について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小)ブリーチグループは、ブリーチグループが提供するサービスに関する第三者の知的財産権について侵害しないように留意しており、ブリーチグループは現在まで第三者の知的財産権を侵害したとして損害賠償や使用差止めの請求を受けたことはありません。しかしながら、第三者の知的財産権の完全な把握は困難であり、ブリーチグループが認識せずに第三者の知的財産権を侵害してしまう可能性が残存します。このような場合、ブリーチグループに対する訴訟等が発生し、ブリーチグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 特定の販売先への偏重について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)ブリーチグループは、レベニューシェアによる収益獲得を前提としたマーケティング支援の契約を販売先と締結しております。その契約においてKPIの達成やユーザー獲得に対するコミットメントはしておらず、販売先が取扱う商材へのマーケティング支援の開始及び中止、また支援の規模についてはブリーチグループで柔軟に決定することができます。また、多数の顧客企業を抱えており、幅広いジャンルのマーケティング支援が可能であることから、次なる商材のマーケティング支援の準備を開始し、安定した業績拡大に努めております。しかしながら、インターネット広告代理業を営む主要販売先である株式会社アール(代表者:川上大輔)経由で支援を行う広告主の商材が潜在成長性の高い商材であったこと、またブリーチグループの支援によって当該商材の売上高成長に貢献できたことから、結果として当該企業関連の売上高比率は2024年6月期に47.1%となりました。直近の連結会計年度においては、商材ポートフォリオの拡大に注力した影響もあり、当該企業関連の売上高比率は2026年6月期に29.7%へ減少しているものの、依然として売上高比率は高い水準となっております。従いまして、当該企業との契約内容に変更等が生じた場合や計画通りに新規顧客企業の獲得や取扱い商材のユーザー獲得が進まない場合には、ブリーチグループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、株式会社アールとの取引における主な取扱商材は、特定の大手企業グループが企画・製造・販売する育毛剤、美容液、機能性表示食品等の数点の特定の商材となっています。そのため、当該企業グループの事情や消費者動向の影響等により、当該企業グループの商品開発、販売、広告に関する事業戦略が変更された場合には、ブリーチグループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 取引先に対する信用リスクについて(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)ブリーチグループの販売先の中には、大口取引を継続している特定の顧客企業もあり、こうした企業の信用状態に重大な変動が生じた場合には、資金繰り面に支障が生じるとともに、回収不能な不良債権が発生することが予想されます。ブリーチグループでは、個別の販売先毎に財務状況等を勘案した与信限度額を設定するなど、適切な与信管理・債権管理を行いながら必要に応じ貸倒引当金を計上しておりますが、こうしたリスクが顕在化することにより、ブリーチグループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 在庫リスクについて(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小)ブリーチグループは、販売予測に基づく適切な在庫管理を行うことにより、過剰在庫の発生及び品切れによる販売機会の逸失がないよう努めておりますが、販売予測を誤った場合には、過剰在庫又は在庫不足となり、ブリーチグループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 為替変動リスクについて(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小)ブリーチグループは、商品の仕入のため外貨建の輸入取引を行っており、為替変動リスクに晒されております。為替変動の状況について適時にモニタリングを行い、為替変動リスクを管理しておりますが、急激な為替変動が発生した場合には、ブリーチグループの経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 組織体制について① 人材の確保及び育成について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)ブリーチグループの成長を支えている最大の資産は人材であり、ブリーチグループにフィットした人材の採用、優秀なマーケターになるまでの育成、雇用の維持は、ブリーチグループにとって重要な成長戦略であると認識しております。そのため、新卒採用及び中途採用を重視するとともに、適切な分業体制や効率的な組織運営、研修制度の充実、プラクティスの共有等、人材の育成と生産性向上を図る様々な施策を行っております。しかしながら、人材マーケットの需給バランスの変化や、事業規模の急拡大に伴う業務量の増加、その他何らかの要因により、必要な人材を確保できない、又は計画通りに人材育成が進まない場合、ブリーチグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 内部管理体制について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)ブリーチグループは、企業価値の持続的な増大を図るためにはコンプライアンスが有効に機能することが不可欠であるとの認識のもと、業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保、さらに健全な倫理観に基づく法令遵守の徹底が必要と認識しており、内部管理体制の充実に努めております。しかしながら、事業の急速な拡大により、十分な内部管理体制の構築が追いつかないという状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、ブリーチグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、内部関係者の不正行為等が発生しないよう、国内外の法令・ルールの遵守及び定期的な内部監査等で遵守状況の確認を行っております。しかし、法令等に抵触する事態や内部関係者による不正行為が発生する可能性は完全には排除できないため、これらの事態が生じた場合には、ブリーチグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) その他① 主要広告媒体のユーザー利用動向や利用規約の変更等について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)ブリーチグループは、主にLINE、Yahoo!、Google、Facebook、TikTok等の広告媒体を活用したマーケティングを行っております。ブリーチグループは、これら広告媒体のユーザー属性や利用動向、広告媒体における利用規約や広告出稿に関するアルゴリズムの変更等について情報収集を行っておりますが、これに対するブリーチグループの対応が遅れた場合、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 法規制について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)ブリーチグループは、直接規制対象となる法規として電気通信事業法、薬機法、景表法、医療広告ガイドライン及び健康増進法等の適用を受けております。また、顧客企業が直接規制対象となっており、ブリーチグループがこれに留意しながらサービス提供を行う必要がある法規として、景表法等の法令規則及び諸規制の適用を受けております。今後、適用を受けている法令の改正や新たな法令の制定等が行われ、又は既存の法令等の解釈に変化が生じたり、もしくは、法令等に準ずる位置付けで業界内の自主規制が制定されその遵守を求められたりするような状況が生じた場合には、ブリーチグループの事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 不適切な広告配信に対する監視体制の強化について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)ブリーチグループは、顧客企業に提供する価値を担保するために、ブリーチグループが配信する広告に係る品質管理の徹底が重要な課題であると認識しております。具体的には、景表法、薬機法、健康増進法並びに著作権法等の各種法令により一定の制約が掛けられており、広告を実施する事業者としてはこれらの法令に抵触することがないよう、広告内容の適法性の確保を図る必要があります。そのため、独自の広告審査体制を設けており、社内担当者のチェックに加えて、外部の弁護士や専門機関のレビューも受けることで、景表法や薬機法等の広告関連法令の遵守はもちろん、一般の消費者から見て誤認を招くことがないか等を広告配信前に確認しております。また、不正な広告表示、錯誤を誘発する広告表示及び違法コンテンツを掲載するインターネットメディアへの広告配信の監視、また、成人向け広告の取り扱いに関する社内方針を定め、該当する広告取引を行わないよう努めております。加えて、制作した広告については顧客企業の許諾を得た上で配信することで、顧客企業のポリシーに準拠しない広告が配信されるリスクを最小限に抑えております。しかしながら、予期せぬ要因により顧客の許諾前に配信するなど、これらの対応に不備が生じた場合、顧客への損害補填が必要となる等、ブリーチグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 訴訟の可能性について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)ブリーチグループは、重大な人為的ミス等の予期せぬトラブルが発生した場合、また、取引先との関係に何らかの問題が生じた場合、これらに起因する損害賠償を請求される、あるいは訴訟を提起される可能性があります。損害賠償の金額、訴訟の内容及びその結果によっては、ブリーチグループの業績及び財政状態や社会的信用に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 調達資金の使途について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小)ブリーチグループが株式上場時に行った公募増資による調達資金については、社内リソースの獲得のための人員の増員及び採用関連費用、マーケティング能力向上と業務効率化を目的とするITシステム投資等の使途に充当する予定であります。しかしながら、ブリーチグループが属する業界においては変化が著しく、環境変化に柔軟に対応するため、調達資金を本書提出日現在における資金使途計画以外の使途へ充当する可能性があります。なお、資金使途や支出予定時期の変更を行う場合は、適切に開示を行います。また、当初の計画に沿って調達資金を使用した場合でも、想定する投資効果を上げられない可能性もあります。 ⑥ 配当政策について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小)ブリーチグループは、利益配分につきましては、今後の事業展開と財務体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。しかしながら、事業が成長段階にあることから、内部留保の充実を図り、将来の事業展開及び経営体質の強化のための投資等に充当し、なお一層の事業拡大を目指すことが、株主に対する最大の利益還元につながると考えており、配当を行っておりません。今後の株主への剰余金の配当につきましては、業績の推移・財務状況、今後の事業・投資計画等を総合的に勘案し、内部留保とのバランスをとりながら検討していく方針でありますが、今後の配当実施の可能性及び実施時期については未定であります。 ⑦ ストックオプションの行使による株式価値の希薄化について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小)ブリーチグループは、ブリーチグループの役職員及び社外協力者に対し、長期的な企業価値向上に対するインセンティブとしてストックオプションを付与しているほか、今後も優秀な人材確保のためストックオプションを発行する可能性があります。これらのストックオプションが権利行使された場合、ブリーチ株式が新たに発行され、既存の株主が有する1株当たりの株式価値を希薄化させる可能性があります。なお、本書提出日現在、これらのストックオプションによる潜在株式数は1,368,900株であり、発行済株式総数25,736,800株の5.3%に相当しております。 ⑧ 自然災害・感染症について(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小)ブリーチグループが提供するサービスは、インターネットを介して提供されるため、基本的には自然災害発生時もサービスを提供することが可能であります。しかしながら、ブリーチグループがサービス提供する顧客の事業拠点において、重大な自然災害が発生した場合に、商品生産量の減少や生産を中止することがあります。その結果、ブリーチグループの財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。また、ブリーチグループは、小規模組織であり、ブリーチグループの役員及び従業員が治療方法の確立されていない感染症に罹患した場合には、現行の事業遂行体制を維持することが困難となる可能性があり、想定する以上にブリーチグループ内に感染が拡大した場合は、ブリーチグループの事業活動、財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ ブリーチ株式の流動性について(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)2024年12月31日時点におけるブリーチの流通株式比率が25.92%となり、東京証券取引所グロース市場の上場維持基準に適合しておりました。しかし、当事業年度末である2026年6月30日時点における流通株式比率についても22.87%となり、同基準に適合していない状況となりました。この結果、ブリーチは流通株式比率に係る上場維持基準について、2026年7月1日から2027年6月30日までを改善期間として、同基準への適合に向けた対応を行う必要があります。ブリーチは、流通株式比率の向上及び投資家層の拡大を図るため、大株主に対するブリーチ株式の売却の要請その他の施策を検討し、実施してまいります。具体的な施策、実施時期及び方法については、株価及び株式市場への影響その他の事情を慎重に検討したうえで決定し、開示すべき事項が生じた場合には速やかに公表いたします。しかし、株式市場の動向等、その他の事情により、ブリーチが想定する時期又は方法により施策を実施できない可能性があります。ブリーチが改善期間内に上場維持基準へ適合できない場合には、ブリーチ株式の上場を維持できず、株価又は株式の流動性に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 財務制限条項に関するリスクについて(発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:低)ブリーチグループの事業資金の一部は、金融機関からの借入により調達しております。金融機関からの借入には財務制限条項が付されているものもあり、当該金融機関からの調達以降、本書提出日現在において財務制限条項には一度も抵触しておりませんが、仮に今後、ブリーチグループの業績、財政状態等の要因でいずれかの財務制限条項への抵触が不可避な場合には、当該借入についての期限の利益を喪失し、借入金の一括返済を求められる可能性があります。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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