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抗がん剤は、がんの種類(胃がん、肺がん、大腸がんなど)に対応する薬を投与しますが、ゲノム医療の領域では、遺伝子異常に対応する薬をピンポイントで投与できるので、従来の抗がん剤よりも効果が期待できるといわれています。がんゲノム医療は、遺伝子変異が起きた部分をピンポイントで探しだし、異常を起こした遺伝子に合わせた薬を投与します。このような薬を開発するには、患者ひとりひとりの遺伝子情報を解析できる遺伝子検査装置が必要です。2003年、アメリカの国立ヒトゲノム研究所によって、ヒトの遺伝子のDNA配列が世界で初めて解読されました。ただしこのとき解析には13年と約3000億円もの費用が掛かかりました。アイフォンを開発したスティーブジョブス氏は、自身のがん治療のため、2011年に、1000万円をかけて自身の遺伝子を解析しています。これが今では、スーパーコンピューターとAI(人工知能)の進歩により、ヒトの遺伝子解析が一日でできるようになりました。癌の遺伝子検査には、保険が適用されないので、数十万円もの高額医療費がかかります。厚生労働省は、患者負担を減らすために保険適用を目指してます。また政府は、無駄な医療の削減をかねて、2018年3月にがんゲノム医療を柱とした「がん対策推進基本計画」を閣議決定しました。