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エービーシー・マート(2670)の株価 業績

最新決算のポイント 2027年2月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年10月7日発表)
2027年2月期 第2四半期(中間期)累計は、売上高2,023億円(前年同期比+6.4%)、営業利益361億円(前年同期比+7.4%)、純利益259億円(前年同期比+6.6%)と、増収増益でした。
通期の会社予想(営業利益672億円、前期比+6.2%)に対する進捗率は53.8%で、目安の50%並みのペースです。
決算発表と同時に2027年2月期の業績予想を上方修正しました。売上高 4,008億円→4,030億円(+0.5%)、営業利益 656億円→672億円(+2.4%)、純利益 464億円→477億円(+2.8%)。
決算発表と同時に配当予想を80円→0円に修正しました(無配)。
今期の成績(増減の理由)
当中間連結会計期間(2026年3月1日から2026年8月31日まで)における事業環境は、個人所得・雇用環境の改善やインバウンド需要の増加により、国内需要は緩やかに増加しました。一方で、貿易摩擦や中東情勢等による地政学リスクの長期化やエネルギー価格・原材料価格の上昇に伴う物価の高騰により、先行き不透明な状況が続いております。
シューズ業界におきましては、世界的な健康志向の高まりからランニングやウォーキング需要が増加しており、またスポーツシューズとスポーツウェアをファッションに取り入れる動きが拡大しております。手を使わなくても履けるハンズフリー市場においては、ハンズフリーのサンダルやブーツへ商品の多角化が進み、付加価値の高い商品の需要が急速に拡大しました。
このような状況下、エービーシー・マートグループは、グランドステージと複合業態店舗の拡大、デジタルインフラの活用、スポーツシューズとスポーツアパレルを含めたライフスタイルカジュアルの拡充に対応してまいりました。
店舗展開につきましては、当中間期は国内外合わせて23店舗の新規出店をいたしました。このほか、6月に韓国子会社のABC-MART KOREAが、韓国の流通小売大手の株式会社イーランドワールドから靴小売店「FOLDER」を譲り受けたことから16店舗増加しました。これにより、当中間期末におけるエービーシー・マートグループの店舗数は1,522店舗となりました。
以上の結果、当中間連結会計期間における連結業績は、連結売上高は前年同期比6.4%増の2,022億98百万円となりました。営業利益につきましては、前年同期比7.4%増の361億31百万円、経常利益は前年同期比5.7%増の379億71百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期比6.6%増の259億31百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
イ.国内
販売戦略につきましては、著名なアーティストを起用した宣伝を強化し、ナショナルブランドの新作シューズとアパレルの販売を強化してまいりました。商品展開においては、ランニングやウォーキングシューズ、ハンズフリーシューズ、各種サンダル、その他インバウンド向け商品などを強化してまいりました。
店舗展開につきましては、地方郊外のショッピングセンターを中心に16店舗の新規出店、9店舗の閉店を行い、当中間期末における店舗数は1,114店舗となりました。スポーツアパレルの拡充のため、大型商業施設やショッピングセンターを中心に「ABC-MART GRAND STAGE」と「ABC-MART SPORTS」の出店を進めてまいりました。当中間連結会計期間は「OSHMAN'S」の出店を強化しております。6月にランニングとフィットネスに特化した新業態「OSHMAN'S RUN & FITNESS」の旗艦店を京都にオープンいたしました。スポーツや体を動かすことが好きな人たちが集まるコミュニティの提供を目指し、地域密着型の店舗となっております。7月にはダイバーシティ東京プラザに2店舗目をオープンいたしました。
既存店につきましては、34店舗の改装を実施し、このうち、増床改装は22店舗、業態変更は21店舗、2バナー以上の複合業態への転換は新店を含め16店舗となりました。当中間期末時点で「ABC-MART GRAND STAGE」は144店舗、「ABC-MART SPORTS」は126店舗、「OSHMAN'S」は新業態を含め26店舗、「OSHMAN'S」との共同出店を含めた複合業態店舗は170店舗となりました。
当中間期の国内店舗の売上高増収率につきましては、円安の進行によりインバウンド売上が好調だったことから、既存店は前年同期比4.5%増、全店は前年同期比4.8%増となりました。
これらの結果、国内における売上高は前年同期比4.8%増の1,463億42百万円、セグメント利益は前年同期比5.0%増の318億75百万円となりました。
ロ.海外
海外の店舗展開につきましては、韓国で7店舗の新規出店をいたしました。また、エービーシー・マートグループの傘下に靴小売店「FOLDER」16店舗が新たに加わりました。当中間期末(2026年6月30日現在)の海外店舗数は、韓国332店舗、台湾63店舗、米国7店舗、ベトナム4店舗、フィリピン2店舗、計408店舗となりました。(閉店 韓国11・台湾1・ベトナム1)
海外の業績につきましては、前年同期と比べ、為替がいずれの通貨に対しても円安に進行しました。韓国につきましてはインバウンド需要が好調だったことから、売上高は前年同期比11.3%増の375億19百万円となりました。台湾につきましても同様で、売上高は前年同期比14.9%増の68億66百万円となりました。主にレザーシューズの製造販売を行っている米国につきましては、9円円安だったことから、前年同期比5.4%増の136億47百万円となりました。ベトナムとフィリピンにつきましては連結業績へ与える影響は軽微であります。なお、海外連結子会社はいずれも12月決算であります。
これらの結果、海外における売上高は前年同期比10.8%増の586億92百万円、セグメント利益は前年同期比31.5%増の42億99百万円となりました。
品目別販売実績
(注) 上記金額は、国内及び海外の合計で表示しております。
業績の見通し
下半期につきましては、物価の上昇や円安を背景に、企業収益や個人所得の増加、インバウンドの増加が継続するものと考え、引き続き客単価の上昇による売上の拡大を予想しますが、物価の上昇に伴う消費マインドの低下や、国内の免税制度が11月からリファウンド方式に変更となることによる影響も考えられます。
下半期の販売戦略につきましては、様々なお客様のニーズに対応し、店舗業態を軸とした商品戦略を実施してまいります。健康志向の高まりから需要が拡大しているランニングシューズ、好調なアパレル、ハンズフリー、注力カテゴリーのメンズレザーを展開してまいります。
店舗展開につきましては、国内では下半期に16店舗の新規出店を予定しており、通期で32店舗の出店を見込みます。このうち、「OSHMAN'S」の新規出店は新業態の「OSHMAN'S RUN & FITNESS」2店舗を含め通期で7店舗となります。また施設の閉館や業態変更により通期で25店舗の閉店を予定しております。既存店につきましては、年間50店舗の改装計画に基づき、好立地への移転、増床改装等、既存店のブラッシュアップを進めてまいります。引き続き有力な商業施設において売場面積の拡大を図り、「ABC-MART GRAND STAGE」「ABC-MART」「BILLY'S」「OSHMAN'S」の4業態を主軸とした複数バナーでの出店を拡大してまいります。
これらのことを踏まえ、国内店舗売上高につきましては、下半期は期初計画を据え置くこととし、既存店が前期比2.9%増、全店が前期比4.2%増、通期につきましては、既存店が前期比2.6%増、全店が前期比3.7%増を見込みます。
海外事業につきましては、下半期に韓国に21店舗、台湾に4店舗、ベトナムに2店舗、フィリピンに3店舗、合計30店舗の新規出店を予定しており、通期で新店は37店舗となる見通しであります。加えて、韓国において7月に靴小売店「FOLDER」8店舗の運営を開始したことから「FOLDER」24店舗とEコマース事業の譲受が完了しております。
以上のことから、通期の連結業績予想につきましては、上半期の期初計画の上振れ分を上方修正することといたしました。連結売上高は前期比6.4%増の4,030億円、営業利益は前期比6.2%増の672億円、経常利益は前期比3.9%増の698億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比2.9%増の477億円を見込んでおります。
(ご参考)
1連結通期予想
売上高 / 営業利益 / 経常利益 / 親会社株主 に帰属する 当期純利益 / 1株当たり 当期純利益
百万円 / 百万円 / 百万円 / 百万円 / 円 銭
前回予想:400,800 / 65,600 / 67,400 / 46,400 / 187.39
今回修正予想:403,000 / 67,200 / 69,800 / 47,700 / 192.64
増減額:+2,200 / +1,600 / +2,400 / +1,300 / +5.25
前期実績:378,624 / 63,287 / 67,156 / 46,346 / 187.17
2個別通期予想
売上高 / 営業利益 / 経常利益 / 当期純利益 / 1株当たり 当期純利益
百万円 / 百万円 / 百万円 / 百万円 / 円 銭
前回予想:272,700 / 57,900 / 60,100 / 41,000 / 165.58
今回修正予想:274,200 / 58,900 / 61,700 / 41,700 / 168.41
増減額:+1,500 / +1,000 / +1,600 / +700 / +2.83
前期実績:264,012 / 56,001 / 59,743 / 41,261 / 166.64
当中間期 累計期間実績:140,748 / 31,558 / 33,260 / 22,457 / 90.69
※業績予想に関する留意事項
上記の業績予想に関しましては、現時点で得られた情報に基づき判断した予想であり、潜在的なリスクや不確定要素が含まれております。実際の業績は様々な要因により、これらの業績予想とは異なる可能性があります。
※解説は決算短信の数値から自動作成。理由・見通しは決算短信の添付資料(定性的情報)より抜粋
エービーシー・マート 【業種】小売業 【市場】東証プライム)
(エービーシー・マート 【業種】小売業 【市場】東証プライム)
売上高の推移(単位:100万円)
営業利益の推移(単位:100万円)
経常利益の推移(単位:100万円)
純利益(親会社の株主に帰属する利益)の推移(単位:100万円)
財務三表
エービーシー・マートの貸借対照表
エービーシー・マートの損益計算書
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書(一部)を連結して、金額(2026年5月31日)の大きい順に勘定科目を並べ替えたものです。各勘定科目をクリックすると、その科目の金額の推移をグラフと数値で表示できます。
貸借対照表に対応する勘定科目のカッコ内の%の数値は、資産合計に対する比率を示しています。
損益計算書に対応する勘定科目のカッコ内の%の数値は、収益全体に対する比率を示しています。
資産合計(98.2%/4,668億4,000万円)
利益剰余金(69.5%/3,307億6,500万円)
棚卸資産(24.6%/1,170億7,100万円)
※有価証券報告書、四半期報告書、半期報告書のデータを使用しています。
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