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コラボス(3908)の株価 業績

最新決算のポイント 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)(2026年11月5日発表)
2027年3月期 第2四半期(中間期)累計は、売上高7.8億円(前年同期比-12.3%)、営業利益23百万円(前年同期比-60.3%)、純利益16百万円(前年同期比-71.4%)と、減収減益でした。
通期の会社予想(営業利益71百万円、前期比-4.1%)に対する進捗率は32.4%で、目安の50%を下回るペースです。
年間配当は6円の予定(前期6円)で、前期と同額。
今期の成績(増減の理由)
当中間会計期間におけるわが国経済は、中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格の上昇や資材調達の滞りによる建設投資の鈍化等、一部に景気の下押し圧力が見られました。一方で、世界的なAI需要の拡大に伴う半導体関連の生産・輸出の増加に加え、企業の省力化やDX(デジタルトランスフォーメーション)化に向けた堅調な設備投資需要、インバウンド需要の底堅さや良好な雇用・所得環境を背景とした個人消費の回復などに支えられ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。先行きにつきましては、中東危機の長期化に伴う原油高や原材料調達への影響、金利上昇による為替市場の変動、さらには地震や豪雨による自然災害の影響等、先行きは不透明な状況が続いております。
コラボスが事業を展開するコールセンター市場は、以下3つの課題に直面しており、コスト抑制と顧客満足度向上の両軸を実現するため、AIによる課題解決が期待されています。
1.人材面の課題(労働人口の減少、クレーム対応等による高い離職率、採用や教育コストの高騰への対応)
2.顧客対応の課題(SNSの普及に伴う顧客ニーズの多様化やマルチチャネル、応対品質のばらつきへの対応)
3.技術面の課題(電話/CRM/チャット等のシステムの分断によるサイロ化、DXやAI等のデータ活用の遅れへの対
応)
このような課題を解決するため、コールセンターシステムにおいては、AI技術の活用が飛躍的に進展しており、音声認識や自動要約のほか、AIが自律的な判断と対応を行うことで人間に近い応対を可能にする「AIエージェント」の導入拡大も見込まれています。また、昨今の生成AIや音声認識技術の飛躍的向上が、VoC(顧客の声)の収集・分析・活用を促進しており、コールセンターで収集した情報を企業価値拡大につなげる等、コールセンターは従来の「コストセンター」から「プロフィットセンター」へと転換を遂げ、対応領域の拡大を進める等、市場のニーズやコールセンターシステムに対する考え方は、今後も刻々と変化していくものと考えられます。
このような環境のもと、コラボスは、顧客ニーズに沿った独自性のあるサービスの開発と提供による安定的な利益創出により、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指すため、2026年4月1日付で東証スタンダード市場へ市場区分を変更いたしました。これに伴い、取締役会の監督機能を強化し、業務執行における意思決定の機動性と柔軟性を向上させることで、より一層のコーポレート・ガバナンスの充実を図り、さらなる企業価値の向上を目的として、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行するとともに、新たに執行役員制度を導入し、事業を運営しております。
この新体制のもと、コラボスは、2026年6月30日に公表した中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)に基づき、以下3つの事業戦略を実施していく方針であります。
[事業戦略]
(1)独自性の高い製品で市場を開拓
(2)顧客課題を解決する継続的な機能開発の実施
(3)現有サービスの顧客基盤の維持
※中期経営計画の詳細につきましては、「中期経営計画策定のお知らせ」の開示をご参照ください。
(https://ssl4.eir-parts.net/doc/3908/tdnet/2845703/00.pdf)
当中間会計期間におきましては、「VLOOM」をはじめとする独自サービスの収益拡大を加速させるため、比較サイトへの掲載やサービスサイト拡充によるオンラインからのリード獲得、パートナー企業からの紹介、既存顧客からの引き合い等による新規案件の創出に加えて、既存顧客に対しての人手不足解消や業務効率化のためのDX提案等によるクロスセルやアップセルでの収益機会の拡大に注力してまいりました。また、「@nyplace」においては、重要顧客への専任体制によるAI活用及びDX化提案並びに基盤強化となる新交換機(PBX)への移行や新たな統計管理ツールの提供による顧客の利便性向上を実現し、リテンション活動に努めてまいりました。
製品機能開発としては、「VLOOM」のボイスボット機能を4月に正式リリースしたほか、その後も業務改善プラットフォーム「kintone」やビジネスチャットツール「Slack」との連携、日本郵便株式会社が提供する「郵便番号・デジタルアドレスAPI」との連携等、顧客の利便性向上につながる機能の実装を進めてまいりました。加えて、8月にはこのボイスボット機能を大型バージョンアップし、生成AIがお客様の話し言葉や文脈を理解して柔軟に対応するボイスエージェント型の電話応対機能を新たに搭載いたしました。
これらの結果、当中間会計期間の売上高は、生成AIや音声認識機能等の需要の高まりを背景に、「VLOOM」、「UZ」、「GROWCE」における新規顧客獲得に加え、「@nyplace」においても新規顧客獲得による売上高の増加があった一方で、前事業年度に発生した特定顧客における契約終了及び顧客企業内のコスト削減対応等により契約数及び月額利用料が減少し、776,306千円(前年同期比12.4%減)となりました。製品・サービスごとの状況は、以下のとおりであります。
なお、コラボスの事業はクラウドサービス事業の単一セグメントのため、製品・サービス別の業績の概要を記載しております。
■独自サービス
「VLOOM」、「UZ」、「GROWCE」等の独自サービスにつきましては、AI音声認識及び自動要約による業務効率化やAI分析結果を活用した業務改善等のニーズ増加を背景に、新規案件の獲得が進みました。これらの結果、独自サービスの売上高は177,568千円(同44.8%増)となりました。
「VLOOM」
音声認識機能及び自動要約、ボイスエージェント機能を搭載した自社開発のAIコールセンターシステム「VLOOM」につきましては、AI音声認識や自動要約等の市場環境のニーズに適応する機能性、大規模案件への対応力や今後のシステム拡張による将来性、UI/UXの操作性の高さ等に加え、海外発信・国際通話への対応やSalesforce社が提供するCRM等の他社システムとの連携の柔軟性、充実したサポート体制等により、BPOテレマーケティング事業者やNPO法人等の新規案件を獲得したほか、「@nyplace」、「COLLABOS PHONE」を利用中の既存顧客からの切替等も発生したことから、期間平均利用チャネル数は1,270チャネル(同498チャネル増)、売上高は97,705千円(同117.7%増)となりました。
「業務効率化等を実現する付加的サービス」
DX化推進による業務効率化やマーケティング活動を支援する各サービスにつきましては、AIマーケティングシステム「UZ」において、VoCの可視化による応対品質向上を目的とした解約阻止分析やトークスクリプト改善、オペレーター評価の自動化による業務効率化等が評価され、オンラインからのリード獲得等により、新規案件を獲得しました。また、統合CRMマーケティングシステム「GROWCE」においては、既存顧客からの紹介による自動車関連事業者の新規案件の獲得や、オペレーター業務の効率化及びUI/UXの優位性等によるCRMのリプレイス案件を獲得したほか、AI技術搭載のリアルタイム音声認識システム「AmiVoice Communication Suite provided by コラボス」においても、音声認識及び応対品質向上を目的としたVoC分析強化に伴う新規案件を獲得いたしました。これらの結果、「業務効率化等を実現する付加的サービス」全体の売上高は、79,863千円(同2.8%増)となりました。
■現有サービス
「@nyplace」、「COLLABOS PHONE」等をはじめとする現有サービスにおきましては、新規案件の獲得による売上高の増加があったものの、前事業年度に発生した特定顧客における契約終了及び顧客企業内のコスト削減によるシステム切替等により、契約数及び月額利用料が減少いたしました。これらの結果、現有サービスの売上高は598,737千円(同21.6%減)となりました。
「@nyplace」
堅牢性・安定性を重視したAVAYA社製ハードフォン型コールセンターシステム「@nyplace」につきましては、セキュリティレベルや安定性への信頼の高さ、コラボス営業担当の豊富なシステム知識を活かした営業提案等が功を奏し、航空運送事業者やアウトソーシング事業者等からの新規案件を獲得した一方で、前事業年度に発生した特定顧客における契約終了や顧客企業における音声認識及び自動要約要望、コスト抑制等に伴う「VLOOM」への切替等も発生したことから、契約数及び月額利用料が減少し、期間平均利用席数は3,283席(同1,235席減)、売上高は356,997千円(同29.4%減)となりました。
「COLLABOS PHONE」
低コスト・短納期を特徴とする自社開発ソフトフォン型コールセンターシステム「COLLABOS PHONE」につきましては、既存顧客であるBPOテレマーケティング事業者等の業務拡大による売上高の増加があった一方で、顧客企業における音声認識及び自動要約要望、コスト抑制や大規模対応等に伴う「VLOOM」への切替等により契約数が減少し、期間平均利用チャネル数は2,342チャネル(同125チャネル減)、売上高は183,509千円(同5.3%減)となりました。
「COLLABOS CRM」及び「COLLABOS CRM Outbound Edition」
コールセンターに特化した顧客情報管理システムにつきましては、インバウンド(受電)用の「COLLABOS CRM」においては、既存顧客における他社サービスとの連携に伴う個別開発案件の受注があった一方で、前事業年度に発生した契約数の減少により売上高が減少しました。アウトバウンド(架電)用の「COLLABOS CRM Outbound Edition」においても、顧客企業内のコスト削減やコラボスサービス「GROWCE」への切替等により契約数が減少いたしました。この結果、「COLLABOS CRM」につきましては、期間平均利用ID数は1,111ID(同202ID減)、売上高は43,997千円(同3.7%減)となり、「COLLABOS CRM Outbound Edition」につきましては、期間平均利用ID数は436ID(同116ID減)、売上高は14,233千円(同21.7%減)となりました。
売上原価につきましては、465,996千円(同10.9%減)となりました。主な要因としては、「VLOOM」の新規案件獲得に伴う売上見合いの通信原価及びホスティング費用の増加、「COLLABOS CRM」における個別開発に伴う開発コストの増加がある一方で、「@nyplace」におけるデータセンターのラックや回線の整理等によるシステム構成環境の最適化に伴うホスティング費用等の固定費の削減、現有サービスにおける売上見合いの通信原価の減少等によるものであります。サービス別の売上原価の内訳としては、「VLOOM」は、74,368千円(同60.2%増)、「業務効率化等を実現する付加的サービス」は、39,876千円(同15.9%減)、「@nyplace」は、236,238千円(同23.4%減)、「COLLABOS PHONE」は、92,396千円(同8.0%減)、「COLLABOS CRM」及び「COLLABOS CRM Outbound Edition」は、23,116千円(同14.5%増)となりました。
販売費及び一般管理費につきましては、287,295千円(同5.8%減)となりました。主な要因としては、スタンダード市場への上場費用の増加、弁護士費用等の業務委託費の増加があった一方で、人件費が減少したことによるものであります。
これらの結果、営業利益は、23,014千円(同60.3%減)、経常利益は、25,927千円(同55.5%減)、中間純利益は、16,178千円(同71.4%減)となりました。
業績の見通し
業績予想につきましては、2026年5月8日の「2026年3月期 決算短信」で公表いたしました通期の業績予想に変更はありません。
※解説は決算短信の数値から自動作成。理由・見通しは決算短信の添付資料(定性的情報)より抜粋
コラボス 【業種】情報・通信業 【市場】東証スタンダード) 2015年3月17日新規上場
年収の推移(万円)
| 決算期 | 平均年収 | 増減率% | - | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数 |
| 2019年3月31日 | 409万8,000円 | - | 個別 |
34.1 | 5.2 |
| 2020年3月31日 | 443万9,000円 | +8.3 | 個別 |
34.5 | 5.5 |
| 2021年3月31日 | 440万9,000円 | △0.7 | 個別 |
33.6 | 4.9 |
| 2022年3月31日 | 462万8,000円 | +5 | 個別 |
33.66 | 5.3 |
| 2023年3月31日 | 494万円 | +6.7 | 個別 |
34.20 | 5.4 |
| 2024年3月31日 | 485万6,000円 | △1.7 | 個別 |
36.15 | 6.0 |
| 2025年3月31日 | 507万8,000円 | +4.6 | 個別 |
37.77 | 6.8 |
| 2026年3月31日 | 536万3,000円 | +5.6 | 個別 |
39.19 | 8.2 |
日本:日本基準 国際:国際会計基準(IFRS)
下記は有価証券届出書の経営指標です。
株価等と年収の関係
財務三表
コラボスの貸借対照表
コラボスの損益計算書
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書(一部)を連結して、金額(2026年3月31日)の大きい順に勘定科目を並べ替えたものです。各勘定科目をクリックすると、その科目の金額の推移をグラフと数値で表示できます。
貸借対照表に対応する勘定科目のカッコ内の%の数値は、資産合計に対する比率を示しています。
損益計算書に対応する勘定科目のカッコ内の%の数値は、収益全体に対する比率を示しています。
売上高(
100%/16億9,901万5,000円)
資産合計(106.5%/16億7,009万6,000円)
純資産合計(87.2%/13億6,730万3,000円)
当期総費用(
59.9%/10億1,828万3,000円)
売上原価(
59.9%/10億1,818万7,000円)
売上総利益(
40.1%/6億8,082万7,000円)
リース資産(36.6%/5億7,328万8,000円)
資本金(22.3%/3億4,960万5,000円)
資本準備金(21%/3億2,960万5,000円)
※有価証券報告書、四半期報告書、半期報告書のデータを使用しています。
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