TOP 2026年の大化け株 関連銘柄
アークス(9948)の株価 業績

最新決算のポイント 2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)(2026年10月13日発表)
2027年2月期 第2四半期(中間期)累計は、売上高3,187億円(前年同期比+1.6%)、営業利益77.7億円(前年同期比-2.7%)、純利益53.8億円(前年同期比-5.9%)と、増収減益でした。
通期の会社予想(営業利益180億円、前期比+2.1%)に対する進捗率は43.1%で、目安の50%を下回るペースです。
年間配当は82円の予定(前期82円)で、前期と同額。
今期の成績(増減の理由)
当中間連結会計期間(2026年3月1日から8月31日)におけるわが国経済は、AI・半導体を中心とした設備投資に支えられ、緩やかな成長を維持した一方、地政学リスクや金融政策の動向に加え、資源高や円安・人手不足を背景とした原材料費や人件費の上昇が続くなど、先行き不透明な状況にあります。さらに、本年4月以降、食料品の値上げが相次ぎ、直近9月には値上げ品目数が前年同月比約3倍の4,923品目に達する(※1)など、物価上昇圧力が一段と強まっております。買い控えや節約志向など、消費者の生活防衛意識が従来以上に高まる中、業種・業態を越えた再編が加速するなど、食品スーパーマーケット業界を取り巻く事業環境はより一層厳しいものとなりました。
このような環境のもと、アークスグループは2026年の年頭方針に「新インフレを凌ぎ 新参入とも共進 新納得価格で 明るく楽しく前むきに邁進」を掲げ、外部環境の変化に対応しながら、味・鮮度・価格のバランスを重視し、生産者・お取引先・お客様それぞれが納得できる「新納得価格」での商品提供に注力してまいりました。また、生産性向上の施策やローコスト経営を推進し、グループ全体の収益力強化に取り組んでまいりました。
こうした方針を踏まえ、商品面では物価上昇や節約志向の高まりに対応し、店舗入口正面に旬の野菜を中心としたお買い得コーナーを展開、グループ内でその取り組みを拡大したほか、CGCブランド「断然お得」シリーズにおいて、「レギュラーコーヒーほろにがブレンド」や「即席はるさめ」等、価格訴求力と品質を両立させた品揃えの拡充に努めてまいりました。加えて、店舗改装を機に新商品を導入し、その好事例をグループ内で横展開することで商品力の強化につなげております。具体的には、「簡便・健康ニーズ」に対応した手軽に各種野菜が摂れるボウルサラダや焼魚・煮付けなどの魚惣菜、「即食・ボリュームニーズ」を捉えた本格的な「さかなやの寿司」や「肉バルレストラン」、ジャンボサイズのピザやハンバーガーなど、美味しさやボリュームにこだわった商品の展開を進めるとともに、地域特性を生かした品揃えとして、産直野菜や地元水揚げの鮮魚といった地場産品も充実させてまいりました。これらの取り組みを通じて、アークスのグループ理念である「地域のライフラインとして価値ある商品・サービスを低価格で提供し、豊かな暮らしに貢献します。」の実現を図っております。
また、(株)カインズ(※2)のオリジナル商品についても、キッチン用品や掃除用品等を中心に導入店舗を拡大しており、当中間期末における「カインズコーナー」の展開店舗数は合計67店舗となりました。(株)ラルズ、(株)道北アークス、(株)ユニバース、(株)東光ストアに加え、本年7月からは(株)ベルジョイスでも販売を開始いたしました。
商品調達プロジェクトでは、カテゴリーマネジメント(※3)やオペレーションの共有化など、(株)ラルズを中心とした各社の好事例の横展開をさらに拡大しております。(株)道東アークスにおける加工食品や菓子の棚割り等のオペレーション共有化を成功事例として(株)福原へ広げたほか、(株)道東アークスでは対象カテゴリーを雑貨部門へ拡大しており、今後はこれらの取り組みをグループ各社に展開してまいります。加えて、オペレーションの共有化については、店舗運営情報共有会を通して、グループ各社の労働時間や生産性に関する指標を継続的に管理・比較し、課題の把握と改善に取り組んでおります。また、多能工化や作業の標準化を推進し、その効果を検証するとともに、各社の好事例を共有・横展開することで、店舗運営力の向上につなげてまいります。
デジタルトランスフォーメーション(DX)施策の一環として、デジタル基盤の強化を重要な経営戦略に位置づけ、継続的に取り組んでまいりました。その結果、本年7月1日付で、経済産業省が定める「DX認定制度」に基づき、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)より「DX認定事業者」の認定を取得いたしました。北海道・東北エリアの食品小売業(大企業)として初の認定となります。また、ネットスーパー事業につきましては、「アークスオンラインショップ」において本年7月から新システムへの改修を進め、画面表示や商品検索機能のほか、注文変更・キャンセルや欠品時対応の事前設定などを見直すことで、従来以上に使い勝手の良いサービスへ刷新し、9月1日に(株)ラルズにてリニューアルオープンいたしました。
当中間期末のアークスグループ総店舗数は374店舗となりました。(株)伊藤チェーンにおいて「FOOD DEPO COSPA(フード デポ コスパ)杜せきのした店」を新規オープンしたほか、既存店活性化策として従来から推進してきたスーパーアークスへの業態変更を、(株)ラルズの「(旧)ビッグハウスエクストラ」、(株)ベルジョイスの「(旧)ビッグハウス国分店」「(旧)ビッグハウス花巻店」「(旧)ビッグハウス本郷店」「(旧)ジョイス久慈長内店」及び「(旧)ビッグハウス一関店」の6店舗で実施いたしました。これらに加え、(株)ユニバース2店舗、(株)東光ストア1店舗、(株)道東アークス1店舗を改装し、業態変更を含め合計10店舗の改装を実施いたしました。一方で、(株)ラルズの「ラルズプラザ稚内店」を閉店いたしました。なお、2027年2月期通期の店舗展開は、上記を含む新規出店3店舗、店舗改装17店舗、閉店2店舗を計画しております。
以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、売上高3,186億85百万円(対前年同期比1.6%増)となりました。既存店売上高は6月に前年より日曜日が1日少なかったほか、前年の記録的猛暑や備蓄米販売の反動に加え、消費者の生活防衛意識の高まりもありましたが、当中間連結会計期間の既存店売上高は対前年同期比1.4%増を確保できました。客数はお客様の買い物頻度の減少などもあり、6~8月の3か月連続で前年を下回り、同0.6%減となった一方、一点単価は同2.9%増、一人当たり買上点数は同0.8%減となり、客単価は同2.0%増となりました。
[the image file was deleted]
当中間連結会計期間においては、電気料を対前年同期比で2億80百万円削減する等、販管費コントロールを徹底し、売上高販管費比率は22.4%(同±0.0%)と前年並みに抑えました。一方、売上総利益率は第2四半期において節約志向が一段と強まる中でも前年並みの水準を確保したものの、原材料費や資材価格の高騰の影響により、24.9%(同0.1%減)となりました。その結果、各段階利益は営業利益77億66百万円(同2.7%減)、経常利益85億17百万円(同2.7%減)、親会社株主に帰属する中間純利益53億75百万円(同5.9%減)となりました。
[the image file was deleted]
(※1)帝国データバンク『「食品主要195社」価格改定動向調査 ― 2026年9月』を参照しております。
(※2)アークス子会社の(株)エルディは、(株)カインズとのフランチャイズ契約により、2008年6月からホームセンターのカインズを運営しており、当中間期末現在、カインズFC大曲店(北海道北広島市)、カインズFC花川店(北海道石狩市)、カインズFC星置店(札幌市)の3店舗を展開しております。
(※3)小売業者が自社の戦略や目標に基づいて商品分野(カテゴリー)を設定し、商品の管理をすることです。消費者にとって適切なタイミングで、適切な場所(売場・棚)に、適切な商品を適切な価格で提供することで、需要の活性化を図ることを目的とします。
業績の見通し
2026年4月13日に公表いたしましたアークス連結業績予想から修正は行っておりません。
※解説は決算短信の数値から自動作成。理由・見通しは決算短信の添付資料(定性的情報)より抜粋
アークス 【業種】小売業 【市場】東証プライム)
国や自治体などから受け取った補助金による収入です。
補助金収入の推移(単位:100万円)
| 決算期 | 補助金収入 | 増減率% | - | 会計基準 |
| 2018年2月28日 | 4億2,600万円 | - | 連結 |
日本 |
| 2019年2月28日 | 1億500万円 | △75.4 | 連結 |
日本 |
| 2020年2月29日 | 2,400万円 | △77.1 | 連結 |
日本 |
| 2021年2月28日 | 3,900万円 | +62.5 | 連結 |
日本 |
| 2022年2月28日 | 1,900万円 | △51.3 | 連結 |
日本 |
| 2023年2月28日 | 3,500万円 | +84.2 | 連結 |
日本 |
| 2024年2月29日 | 1億8,100万円 | +417.1 | 連結 |
日本 |
| 2025年2月28日 | 8,000万円 | △55.8 | 連結 |
日本 |
| 2026年2月28日 | 5,000万円 | △37.5 | 連結 |
日本 |
日本:日本基準 国際:国際会計基準(IFRS)
株価等と補助金収入の関係
アークスの損益計算書から一部抜粋
|
|
(単位:百万円) |
|
前連結会計年度
(自 2024年3月1日
至 2025年2月28日)
|
当連結会計年度
(自 2025年3月1日
至 2026年2月28日)
|
営業外収益 |
|
|
受取利息 |
41 |
65 |
受取配当金 |
245 |
303 |
持分法による投資利益 |
53 |
51 |
業務受託料 |
716 |
711 |
補助金収入 |
80 |
50 |
その他 |
698 |
613 |
営業外収益合計 |
1,835 |
1,796 |
営業外費用 |
|
|
支払利息 |
150 |
180 |
貸倒引当金繰入額 |
24 |
26 |
財務三表
アークスの貸借対照表
アークスの損益計算書
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書(一部)を連結して、金額(2026年2月28日)の大きい順に勘定科目を並べ替えたものです。各勘定科目をクリックすると、その科目の金額の推移をグラフと数値で表示できます。
貸借対照表に対応する勘定科目のカッコ内の%の数値は、資産合計に対する比率を示しています。
損益計算書に対応する勘定科目のカッコ内の%の数値は、収益全体に対する比率を示しています。
売上原価(
74.8%/4,691億4,200万円)
資産合計(98.8%/3,007億1,400万円)
純資産合計(64.5%/1,961億4,200万円)
売上総利益(
25.2%/1,578億1,500万円)
利益剰余金(50.4%/1,533億9,600万円)
負債合計(34.4%/1,045億7,100万円)
※有価証券報告書、四半期報告書、半期報告書のデータを使用しています。
Copyright (c) 2014 かぶれん. All Rights Reserved. プライバシーポリシー