オーテック(1736)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


オーテック(1736)の株価チャート オーテック(1736)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】 オーテックグループ(オーテック及びオーテックの関係会社)は、オーテック(株式会社オーテック)、連結子会社7社、非連結子会社2社、関連会社1社及びオーテックと継続的で緊密な事業上の関係があるその他の関係会社1社により構成されており、自動制御システム及び放射冷暖房システムの設計・施工・メンテナンス(保守)並びに自動制御機器及び環境関連機器の販売を行う環境システム事業、衛生陶器・住設機器・冷暖房機器・産業機器・継手・バルブ及び鋼管の販売を行う管工機材事業の2事業を展開しております。 オーテックグループの事業内容及びオーテックと関係会社の当該事業にかかる位置付けは、次のとおりであります。 なお、事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。(1) 環境システム事業……主要な工事は、新設及び既設建物に対する計装工事、電気工事、管工事であります。オーテック並びに連結子会社のフルノ電気工業株式会社、株式会社道東オーテック及び株式会社インターセントラルが請負・施工を行うほか、工事の一部につきましては、連結子会社の株式会社オーテックサービス北海道、株式会社三雄商会並びに非連結子会社の株式会社オーテックサービス東北及び株式会社オーテックサービス北関東に外注工事を発注しております。また、オーテックは、連結子会社の株式会社道東オーテック及び株式会社インターセントラルから工事の一部を請負・施工しております。(2) 管工機材事業…………主要な商品は、衛生陶器、住設機器、冷暖房機器、産業機器、継手、バルブ及び鋼管であります。衛生陶器及び住設機器につきましては、オーテックが商品を仕入れ、販売しております。冷暖房機器につきましては、連結子会社の株式会社インターセントラルが商品を製造及び販売するほか、オーテックは、同社から商品を仕入れ、販売しております。継手、バルブ及び鋼管につきましては、オーテックは、関連会社の株式会社大和バルブ及びその他の関係会社の日本継手株式会社が製造する商品を仕入れ、販売しております。また、オーテックは、連結子会社の株式会社道東オーテック、株式会社三雄商会、株式会社オーテック環境及び株式会社九州オーテックに商品を販売しております。なお、産業機器につきましては、連結子会社の株式会社オーテック環境が商品を仕入れ、販売しております。[事業系統図]以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)オーテックグループは、2026年4月6日付で有限会社ケー・ティー・エスの全株式を取得し、連結子会社に含めております。

有価証券報告書(2026年3月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 オーテックグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてオーテックグループが判断したものであります。(1) 会社の経営の基本方針 オーテックグループは、建築物の自動制御システム及び放射冷暖房システムの設計・施工・メンテナンス(保守)並びに建設設備関連の管工機材及び環境関連機器の販売を通じて建物環境の快適性、利便性を図り、持続可能な社会に貢献することを基本理念とし、次の3つの経営理念を掲げております。①信頼 ~未来を支える共感~取引先、従業員、地域社会などあらゆる関係先との誠実なコミュニケーションを通じて、ステークホルダーとの信頼関係を築きます。「信頼」は、私たちの事業の基盤であり、未来を支える共感の源泉です。②進取 ~革新的な未来への挑戦~新たなアイデアや革新的なアプローチを常に追求します。高い技術力と優れたサービスを提供することで、お客様の課題を解決し、価値を創造します。「進取」は、私たちの事業の原動力であり、革新的な未来への挑戦の姿勢です。③創意 ~個々の成長と社会の豊かさの提供~従業員の新たな創造力を発揮させることで、会社の成長を実現します。また、会社の成果を社会に還元することで、ゆとりある生活の実現に貢献します。「創意」は、私たちの事業の目的であり、個々の成長と社会の豊かさの提供の手段です。 この経営理念のもとに、「株主」、「取引先」、「従業員」等あらゆるステークホルダーの期待に応えるべく最善の経営努力を続けております。 そのために、オーテックは、顧客が要求する製品の品質を確実に実現するため、引き続き技術力の向上と販売体制の継続的改善を図ることで社会に貢献していく所存であります。 (2) 長期ビジョンV100の概要 オーテックは、2024年5月26日に創業90年を迎え、またこの節目の時をもって10年後の創業100年となるネクストステージに向けた未来を描くものとして、2024年4月から2034年3月までの10年間を対象にした長期ビジョン「長期ビジョンV100」を策定し2024年5月27日に公表いたしました。①ミッションステートメント『建物を快適に、未来をサステナブルに。』②基本方針・サステナブル建築に貢献する事業の推進・専門商社としての機能充実と高い収益構造への改革・事業拡大に向けた人材確保・エンゲージメント向上・適切な株主還元の実施と経営資源の配分・ESGに関するマテリアリティ③財務目標・連結売上高 450億円・連結営業利益 45億円・ROE     10%以上・持続的・安定的な増配を実施 (3) 中長期的な会社の経営戦略 オーテックグループでは、2025年度から2027年度にわたる第4次中期経営計画を策定し2025年3月31日に公表しており、第3次中期経営計画の成果を踏まえつつ、経営基盤のさらなる強化と事業成長に向けた取り組みを推進してまいります。特に、持続的な企業価値向上を図るため、各種施策の実行力を高め、競争力の強化に努めていく方針です。また、2025年11月10日に経営数値目標の修正を公表しております。①エンゲージメント強化(人的資本経営)②DX推進による生産性向上③コーポレートガバナンスの強化  また、セグメントごとの中期経営戦略は、以下のとおりであります。環境システム事業①ソリューションの提供による建物環境の最適化②カーボンニュートラルに貢献する製品・サービスの提供とZEB推進への取り組み③特殊プロジェクトへの取り組み管工機材事業①提案営業による事業領域の拡大と深耕②多様な商品供給による持続可能で安定的な社会の実現③ワンストップサービス体制の推進と成長 (4) 経営上の目標達成状況を判断するための戦略的な指標等 オーテックグループは、株主利益重視の観点から収益性と資本効率を高めるために、連結売上高、連結営業利益及び連結自己資本利益率について、第4次中期経営計画の経営数値目標を設定しております。 2025年11月10日に公表している第4次中期経営計画の最終年度である2027年度の計画値は、連結売上高350億円、連結営業利益43億円及び連結自己資本利益率10.0%以上であります。 (5) 経営環境 オーテックグループの事業につきましては、自動制御システム及び放射冷暖房システムの設計・施工・メンテナンス(保守)及び自動制御機器の販売を行う環境システム事業と管・継手類、特機類及びその他商品の販売を行う管工機材事業により構成されております。 両事業は、得意先が共通することから営業活動において相乗効果を発揮しており、競合他社に対する競争優位性を確保しております。 オーテックグループをめぐる経営環境につきましては、雇用・所得環境の改善に支えられ、緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、中東情勢の影響に伴うエネルギー価格の高止まりや、物価上昇圧力は継続しており、先行きは不透明な状況が続いております。 オーテックグループの事業に関連する建設業界につきましては、公共投資が国土強靱化関連予算の着実な執行を背景に底堅く推移し、民間設備投資は堅調な企業収益や省力化投資需要により緩やかな持ち直しが続きました。一方で、建設資材価格や労務単価の上昇、技能労働者不足といった課題は継続しており、経営環境は依然として厳しい状況にあります。 オーテックグループのセグメントごとの経営環境の認識は、以下のとおりであります。環境システム事業 当連結会計年度は、施工物件データの活用による提案力の強化、現場技術者を支援する体制の整備、DX推進による業務効率化を通じて、競争力のある体制の構築に努めてまいりました。この結果、既設工事の完成工事高が増加したことから、売上高は217億8百万円(前連結会計年度比8.6%増)となり、営業利益は60億75百万円(同26.8%増)となりました。 環境システム事業における完成工事高は209億21百万円(前連結会計年度比6.8%増)となり、新設工事が95億94百万円(同1.5%減)、既設工事が88億64百万円(同17.5%増)、保守工事が24億62百万円(同6.7%増)となりました。 また、環境システム事業における受注工事高は233億37百万円(同23.5%増)となり、新設工事が121億95百万円(同47.1%増)、既設工事が86億81百万円(同4.9%増)、保守工事が24億60百万円(同5.8%増)となりました。管工機材事業 当連結会計年度は、販売基幹システム及び商品販売サイト『O/tegaru(おてがる)』の機能充実を通じて、受発注管理・在庫管理・顧客対応の業務効率化を図り、より付加価値の高いサービスを提供できる体制の整備を進め、販売力の強化に努めてまいりました。この結果、売上高は120億13百万円(前連結会計年度比5.1%増)となりましたが、売上原価上昇分を価格転嫁しきれず、営業損失は80百万円(前連結会計年度は64百万円の営業利益)となりました。 (6) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 上記(1)から(3)に記載の、会社の経営の基本方針及び第4次中期経営計画を実行していく上で、オーテックグループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は次のとおりであります。 次期の見通しにつきましては、引き続き緩やかな回復基調で推移することが期待されるものの、地政学リスクに伴う企業収益の悪化等により、景気の下押し懸念が残る状況にあります。 オーテックグループの事業に関連する建設業界では、大型再開発案件の継続や民間の省力化・デジタル化投資による設備投資需要の増加が期待されるものの、建設資材価格の高止まりや労務単価の上昇、慢性的な技能労働者不足の影響により、厳しい経営環境は続くものと見込まれます。 当連結会計年度における報告セグメントの売上高及び利益の構成につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりでありますが、売上高の64.4%を環境システム事業、同35.6%を管工機材事業が構成しております。また、セグメント利益につきましては、環境システム事業が60億75百万円の営業利益、管工機材事業が80百万円の営業損失を計上しております。 このため、第4次中期経営計画の経営数値目標を達成するためには、成長分野である環境システム事業の課題に優先的に取り組むことにより売上高と利益を確保し、続いて、管工機材事業の収益性向上の課題に取り組み進める必要があると判断しております。(特に優先度の高い対処すべき事業上及び財務上の課題) 環境システム事業におきましては、クラウド型データベースによる施工物件情報の一元管理を通じて提案力を強化するとともに、現場技術者を支援する体制の整備やデジタル技術の活用による業務効率化に努めてまいります。(その他の優先度の高い対処すべき事業上及び財務上の課題) 管工機材事業におきましては、市場環境の変化に柔軟に対応した調達・在庫・販売の最適化を推進し、商品の安定供給を図ってまいります。また、営業力及び提案力の強化に加え、若手社員を中心とした計画的な人材育成を推進することで、組織力強化と生産性向上に努めてまいります。

事業等のリスク

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてオーテックグループが判断したものであります。 (自然災害リスク)(1) 自然災害の発生によるリスク 予期しない大地震等の自然災害が発生した場合、オーテックグループの資産の棄損・滅失や、人的・物的被害により正常な事業活動の継続が困難になる等、その発生する被害に応じて業績に影響を与える可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期について予測することは困難でありますが、各拠点において防災計画を整備することにより、影響を低減することに努めております。 (2) 感染症に関するリスク 新型コロナウイルス、インフルエンザ等の感染症が拡大した場合、建設現場が一時的に停止することにより正常な事業活動の継続が困難となり、業績に影響を与える可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期について予測することは困難でありますが、衛生管理の徹底や時差出勤及びテレワーク等の施策を実施することにより、影響を低減することに努めております。 (外部環境リスク)(1) オーテックグループが係わる市場の急激な変動(経済動向) オーテックグループの事業に関連する国内建設市場は、景気の動向に左右されやすいため、民間設備投資や公共投資が想定以上に低迷する場合は、オーテックグループの業績に影響を与える可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期について予測することは困難でありますが、既設工事や保守工事などの派生工事の受注を積み増すことにより、景気の後退期における急激な業績低下の回避に努めております。 (2) 原材料価格の高騰 オーテックグループが取り扱う商品及び資材の原材料価格が相場変動等により高騰した場合、オーテックグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期について予測することは困難でありますが、複数の購買先を確保することで急激な価格変動を抑制し、仕入価格の安定化に努めております。 (3) 業績の季節的変動 オーテックグループの環境システム事業における売上高は、通常の営業形態として下半期に完成する工事の割合が高く、連結会計期間の上半期の売上高に比べて下半期に業績の偏重する季節的変動があります。 (4) のれんの減損に係るリスク オーテックグループは、さらなる成長の実現に向けた競争力強化のため、他社の買収や他社との資本業務提携を行うことがあります。対象会社の事業計画が買収時の想定を下回る場合、又は事業環境の変化や競合状況等により期待する成果を得られないと判断された場合にはのれんの減損損失が発生し、オーテックグループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期について予測することは困難でありますが、事業計画の進捗を適切に把握することでリスク回避に努めてまいります。 (品質リスク)(1) 施工中の事故、災害リスク オーテックグループの環境システム事業は、工事施工現場で作業及び管理を行いますので、人的・物的事故、あるいは災害の発生する可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性は極めて限定されますが、万一の事故等に備えて各種保険に加入しております。なお、保険で補償される範囲を超えた損害賠償義務を負う可能性があります。 (2) 不採算工事発生によるリスク オーテックグループが施工する工事において、工事途中の設計変更、建設資材及び労務費の高騰等が発生した場合には不採算工事として業績に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性は極めて限定されますが、景気の後退期など受注競争の環境の厳しい時期に発生することがあります。物件の完工時期や予算金額の情報を選別した受注活動を行い、リスク回避に努めてまいります。 (3) 工事契約における工事原価総額の見積りに係るリスク オーテックグループは、期間がごく短い工事契約を除き、履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しております。履行義務の充足に係る進捗度の見積りにつきましては、工事原価総額に対する発生原価の割合に基づいて算出しております。 工事は一般に長期にわたるため、施工条件の変更、資機材価格の高騰、作業効率の悪化等、工事原価総額の見積りには不確実性を伴い、想定していなかった事象により工事原価総額が変動した場合は、オーテックグループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期について予測することは困難でありますが、適時に工事案件ごとの見積原価や予定工事期間の見直しを実施する等、リスク回避に努めてまいります。 (4) メンテナンス業務における営業補償リスク メンテナンス業務において、オーテックグループが提供するサービスに瑕疵等が発生し、営業補償等の損害賠償義務を負う可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性は極めて低く業績への影響額も極めて限定的ですが、技術研修を充実することや保守作業要領書を整備することによりリスク回避に努めております。 (5) 製造物責任に係るリスク オーテックグループが提供する製品には、高い信頼性が求められておりますが、欠陥が生じるリスクがあります。製造物に係る賠償責任については、製造物賠償責任保険に加入しておりますが、保険でカバーされないリスクや社会的評価の低下により、オーテックグループへの信頼が損なわれ、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (信用リスク)(1) 取引先の信用リスク オーテックグループの取引先の経営状態悪化等により、売上債権の貸倒れが発生した場合、オーテックグループの業績に影響を与える可能性があります。当該リスクの顕在化と影響額は極めて限定されたものではありますが、与信管理の徹底によりリスク回避に努めてまいります。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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