ルネサンス(2378)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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ルネサンス(2378)の株価チャート ルネサンス(2378)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3 【事業の内容】ルネサンスグループは、ルネサンスと連結子会社の㈱楓の風 、㈱BEACH TOWN及びRENAISSANCE VIETNAM, INC.で構成されており、ルネサンスはスポーツクラブの運営及びその関連事業を営んでおります。なお、ルネサンスグループの報告セグメントは「スポーツクラブ運営事業」のみであります。 (スポーツクラブ運営事業)ルネサンスグループは、フィットネスクラブ、スイミング・テニス・ゴルフスクール等のスポーツクラブ事業、地域・自治体向けの健康づくり事業、企業・健康保険組合向けの健康づくり事業、ホームフィットネス事業、介護及び介護・医療周辺事業、アウトドアフィットネス事業、その他関連事業を主たる事業としており、㈱楓の風、㈱BEACH TOWN及びRENAISSANCE VIETNAM, INC.施設を含む当連結会計年度末のルネサンスグループの施設数は、スポーツクラブ232施設(ルネサンス:直営141施設、業務受託86施設、運営支援4施設、RENAISSANCE VIETNAM, INC.:直営1施設)、小型業態2施設、介護リハビリ87施設(直営52施設、フランチャイズ35施設)、アウトドアフィットネス9施設(直営3施設、業務受託6施設)の、計330施設のスポーツクラブ及び関連施設を全国展開しております。 (事業系統図)事業の系統図は次のとおりであります。

有価証券報告書(2026年3月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてルネサンスグループが判断したものであります。 (1) 経営方針ルネサンスの企業理念である「わたしたちルネサンスは『生きがい創造企業』としてお客様に健康で快適なライフスタイルを提案します」という言葉には、人々のエネルギー・情熱の源泉である「心身の健康」をお客様に提供することによって、お客様の「生きがい創造」のお手伝いをするとともに、その仕事を通して従業員の生きがいをも創造することを目指すという思いが込められております。現在のわが国は、世界に類を見ないほど急速に少子高齢化が進んでおり、人口減少による経済の停滞や社会保障負担の増大等、直面する危機に対して、果敢に挑戦することが求められております。ルネサンスの事業は、様々な社会問題の解決に役立つ高い社会価値を有していると自負しております。ルネサンスは、スポーツとヘルスケアという事業そのものを通じて、企業の存続・成長に欠かすことのできない高い収益性(事業価値)と、社会問題の解決に応えていくという広い社会性(社会価値)、そして全てのスタッフが仕事そのものに「生きがい」を感じ、自己を成長させていくという深い人間性(人間価値)の3つの価値を調和、実現させることを目指しております。 (2) 目標とする経営指標ルネサンスは、事業環境の変化を踏まえ、2026年5月に「2026-2030中期経営計画」を策定しました。前半の2026年度から2027年度は、毀損した財務体質の回復・強化期間とし、事業ならびに収支構造改革及びキャッシュアロケーションの見直しに取り組んでまいります。後半の2028年度から2030年度にかけては、「スポーツクラブ運営事業」「ホームフィットネス事業」「介護リハビリ事業」を事業の柱に据えて事業ポートフォリオの変革に着手し、2030年度に以下の目標を目指してまいります。 <2030年度 財務目標>売上高770億円 ROIC6.0%営業利益35億円 配当性向40.0%売上高営業利益率4.5% 自己資本比率20.5%ROE10.0% <2030年度 非財務目標>重要視するテーマ主な非財務目標や取組事業活動を通じてお客様の生きがいづくりに貢献する・健康を基盤とした社会参加者数(生きがいづくりの数)・顧客の満足度調査(生きがいづくりの質)多様な人材の活躍を通じて中長期的な成長を実現する・中核人材の登用等における多様性確保・女性管理職比率30%/男性育休取得100%・従業員の健康づくり・定期健康診断の受診率100%/定期健康診断の事後措置100%・従業員のエンゲージメントサーベイパートナー企業や自治体と事業を共創する・マルチステークホルダー方針・パートナーシップ構築宣言の制定と遵守・政府委員会、関連団体活動を通じた、国の健康寿命延伸施策への貢献・健康なまちづくりに向けた自治体との提携 (3) 中長期的な会社の経営戦略及び対処すべき課題今後の見通しにつきましては、国内景気は緩やかな回復が期待される一方、中東情勢をはじめとする国際情勢の不安定化や為替変動リスク、原材料価格の高止まり、構造的な人手不足等、企業を取り巻く経営環境は依然として不透明な状況が続くものと認識しております。フィットネス業界においても、安価な無人ジムや新たな業態出店の活発化による競争環境の激化や、諸物価の上昇への対応が急務となっており、それらに伴う業界再編の動きが継続するものと考えられます。特に、光熱費や人件費等、各種コストの高止まりが見込まれる事業環境の中、主力事業であるスポーツクラブ事業を継続させていくには、収支構造そのものを含めた、事業全体の収益性回復が急務ととらえております。このため、まずはこれまでの地域の健康拠点であるスポーツクラブの施設数は営業努力により維持するという前提を見直し、不採算施設の退店や退店コストの低減を含めた早期対応を行うことを決定し、新たに「2026-2030中期経営計画」を策定することといたしました。 ◆スポーツクラブ事業及びスポーツクラブ周辺事業・不採算施設における要員見直し及び徹底したコスト管理と投資基準の厳格化・採算性の低い領域(店舗、アイテム、オペレーション)の特定と廃止・事業支援機能の役割・業務の見直しによる生産性向上・DXによる非顧客接点業務のスリム化、ひとり当たりの業務カバー領域の拡大・PPP事業、地域・企業の健康づくり事業等スポーツクラブ周辺領域の成長加速 ◆ホームフィットネス事業・運動器具から休養・美容・栄養へ領域を拡大し、顧客層を拡張・売上拡大に伴い、バックヤード機能等の事業基盤を強化・直接アプローチできる顧客基盤を構築 ◆介護リハビリ事業・軽~中度領域は「元氣ジム」を中心に拡大。2027年度より積極的な出店を再開・重度領域は完全子会社となった楓の風のノウハウを活用し、拡大・事業モデルの進化と収益性向上に取り組むほか、M&Aも積極的に検討 ◆本部コストの削減・事業単位での業績モニタリングと要員最適化・スポーツオアシスとの合併に伴う一時的な費用増の早期解消・AIの活用による管理業務の変革並びに関連費用の削減 ◆財務戦略・売上規模の追求から利益とキャッシュ・フロー重視の経営へ転換・新リース会計の適用を見据え、多額の投資を必要としない事業に投資を移行・投資配分において、事業への投資を厳選し、財務体質強化及び株主還元を安定的に実施・株主還元は、安定的かつ継続的な配当を方針とし、2030年度に配当性向40%の水準を目指す・株主優待制度の拡充や個人投資家向けのIR活動を強化

事業等のリスク

3 【事業等のリスク】ルネサンスが展開する事業活動において、経済情勢、政治的または社会的要因等により影響を受ける可能性があります。有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者がルネサンスの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与えると認識している主要なリスクは以下のようなものがあります。なお、文中には将来に関する事項及び対応策が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在においてルネサンスグループが判断したものであります。 (1) 事業環境の変化について① 施設の休業に伴う影響ルネサンスが行うビジネスは、主にスポーツクラブへの来館を前提とした施設産業であります。したがって、自然災害により施設を休業せざるを得ない場合や感染症の拡大により国や地方自治体からルネサンス施設に対して休業要請が出た場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。一方で、施設の休業に伴い一般消費者の運動機会が減少することで、運動不足による健康二次被害等が広がる恐れがあります。ルネサンス事業は、社会における健康インフラとして、社会の要請を受けながら営業を継続する使命があると捉えております。この使命を全うするため、ルネサンスグループにおいては、自然災害が発生した場合において、ルネサンス施設が営業継続できるよう、最低年1回の施設点検及びメンテナンス並びに必要に応じた改修工事を実施しております。また、自然災害が発生した場合に早期復旧するため、施設保守及び管理にかかる取引先との連携を強化しております。東日本大震災や熊本地震の際には、取引先と連携し、施設の復旧をいち早く実現いたしました。なお、自然災害が発生した場合には、地域の生活インフラとしての機能を果たせるよう、プール水の生活用水としての活用や地域住民に対する浴室設備の開放等を行っています。 ② 会員数の減少に伴う影響ルネサンスが行うスポーツクラブ事業の対象顧客は、一般的な個人消費者が中心です。したがって、競合店舗の出店や個人消費の低迷などにより、会員数が減少した場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。ルネサンスは「人生100年時代のWell-being共創カンパニー」を長期ビジョンに掲げ、一般的な個人消費者だけでなく企業や健康保険組合等の法人、及び自治体に向けたビジネスを展開しています。また、オンラインレッスンサービスや家庭用運動器具の開発・通販を主とするホームフィットネス事業等、施設への来館を伴わない健康づくり支援も実施しております。これらの取組により、会員数の減少にともなう売上高の減少リスクを低減しています。(ア)スポーツクラブの魅力向上に向けた取組フィットネス業界においては、24時間ジム等の多様なニーズに対応した小型業態の出店が相次いでおります。ルネサンスにおいても、総合型スポーツクラブのジムエリアを24時間営業に変更し、顧客の利便性を高める取組を進め、フィットネス会員の集客に努めております。また、「運動をする場所」から「生活を豊かにする場所」への転換として、温浴施設やコワーキングスペース等の充実等、総合型スポーツクラブの強みを生かした魅力向上施策を行っています。(イ)自治体や企業・健康保険組合に向けた取組ルネサンス施設が所在する周辺の自治体との連携を強化し、地域住民に向けた介護予防事業や学校の水泳授業の受託等の拡大、オンラインプログラムを活用した企業・健康保険組合の従業員に向けた健康づくり等の健康経営に関する支援に取り組んでおります。また、自治体が保有するスポーツ施設等の運営受託、健康づくり等の事業受託、健康で住みやすく魅力的なまちづくりの支援等の取組を推進しています。(ウ)施設型でない新たな事業展開EC販売及びTV通販を通じて家庭用運動機器等の販売を行うホームフィットネス事業や、オンライン等を活用した健康支援等、施設への来館を伴わないビジネスの創出・展開に取り組んでいます。 (2) 経済状況および資金調達状況の変化についてルネサンスは、事業成長を実現するために一定数の新規出店を行っています。総合型スポーツクラブ出店に際し、敷金及び保証金、設備投資及び開業経費等は1クラブあたり概ね3億円以上の資金が必要となります。また、既存施設の魅力向上のための改修工事にも投資しています。計画以上に新規出店が増えた場合や、急を要する改修工事により、資金需要が大きくなる可能性があります。① 出店戦略への対策(ア)総合型スポーツクラブの出店にあたっては、中期的な出店計画に基づいた資金計画を策定し、資金需要をコントロールしています。(イ)低投資・短期で回収が可能な業態(元氣ジム等)や施設の運営受託や開業支援等の投資を伴わない拠点等、出店形態を多様化し、効率的な資本投下による成長を目指しております。② 資金の調達への対策(ア)新規出店を含む新たな設備投資については、営業キャッシュ・フローの範囲内で実施しています。フリーキャッシュフローを増加させ、さらに新たな投資の実施による業績向上を図り、財務基盤を維持することにより、必要なタイミングで新たな資金を調達できるよう環境を整えてまいります。(イ)今後の事業展開を推進していくための必要な資金需要に対して、安定的かつ機動的な資金調達体制の構築、財務基盤の一層の強化を図っております。③ 金利の上昇への対策経済環境の変化等により、市場金利が大幅に上昇し、ルネサンスの業績に影響を及ぼす可能性がありますが、市場金利の上昇に対しては、長期かつ固定での借入を主とし、必要に応じて金利を抑制させる手法を取り入れるなどの対策を取ってまいります。④ 為替の変動への対策ルネサンスは、子会社であるRENAISSANCE VIETNAM, INC.に対して、出資及び貸付を行っております。大幅な為替変動が生じた場合は、ルネサンスグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。ただし、ルネサンスグループ外への海外通貨での出資や貸し付けは行っていないため、為替変動による影響は限定的と認識しています。 (3) 固定資産の減損について① 新規出店に伴う影響ルネサンスは事業を成長させるために新規出店を行っています。出店判断の際、立地特性や投資額について瑕疵があった場合、減損損失の発生により業績に影響を与える可能性があります。新規出店に際しては、収支計画を策定し、投下資本の回収に関する一定の基準を設け精査することで、確実に事業成長に寄与する案件に絞って、出店を決定しています。(ア)過去の出店における集客実績、業績推移等を元に収支計画の精度を高めています。(イ)建築コストを低減化することによる損益分岐点の押し下げにより、リスクの低減に努めています。② 計画の未達による影響出店後、収支計画を下回って推移した場合、投資回収ができずに減損損失の発生により業績に影響を及ぼす可能性があります。これに対して、日次・月次・四半期ごとのモニタリングを通じて計画通り、もしくはそれ以上の業績を達成するよう、軌道修正を行っています。 (4) 賃貸借契約について(リース含む)① 営業施設の建物賃貸借契約についてルネサンスの総合型スポーツクラブの新規出店にあたっては、原則として建物を賃借しております。なお、賃貸借期間は主に10年から30年の長期に亘るため、万が一、ルネサンス都合により賃貸借契約期間満了前に契約が終了した際には、賃貸人に対し何らかの保証を行う場合があります。なお、ルネサンスは、地域の健康づくりを通じ、 長期に亘って地域貢献することを目指しており、賃貸借契約満了後も契約の更新や再契約の締結により可能な限り事業を継続することを基本的なスタンスとしております。② 敷金及び保証金について土地建物賃貸借契約により賃貸人に差し入れている敷金及び保証金の残高は、当連結会計年度末で119億38百万円 であります。この資産は、賃貸人の財政状況が悪化し、返還不能になったときは、賃料との相殺が出来ない範囲において貸倒損失が発生する可能性があります。なお、ルネサンスは貸倒損失を回避するため、定期的に賃貸人と面談を実施し、賃貸人の財政状況の情報収集に努めております。 (5) 繰延税金資産について① 繰延税金資産の回収可能性ルネサンスでは、将来の課税所得の見積りに基づき、繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の計算にあたっては、将来の業績予測を基礎として見積もっており、業績予測に含まれる将来の収益予測や営業利益予測は、様々な予測や一定の仮定に基づいて計算しております。したがって、今後経営状況の悪化等により、将来の課税所得が業績予測と異なり、繰延税金資産の一部または全部の回収ができないと判断した場合、繰延税金資産は減額され、ルネサンスグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 情報管理について① 個人情報管理についてルネサンスでは、スポーツクラブ等の施設の利用者様、オンラインレッスンへの参加者様、通信販売やECサイトの利用者様等の個人情報を保有しています。万が一、個人情報の漏洩や不正利用が発生した場合、社会的評価が失墜することによる、中長期的な需要の低下により、ルネサンスの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、大量の個人情報が漏洩した場合、該当する会員様等への損害賠償等による影響が生じる可能性もあります。個人情報の取り扱い及び個人情報漏洩による企業経営や社会的な信用への影響を十分に認識し、情報システムの構築、社内規程・マニュアルの整備、eラーニング(パソコン等を活用した個人学習)による従業員の教育活動の実施、及び内部統制監査室によるモニタリングを継続的に行い、情報漏洩を未然に防止するよう努めております。 (7) グローバルな事業展開について① 海外事業に関する影響ルネサンスグループの海外事業は、ベトナム国においてスポーツクラブを展開しております。同国における政治・経済情勢等の影響により、クラブの営業が困難となった場合には、ルネサンスグループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。これらの影響に対しては、国内外における情報収集及び現地弁護士等との連携を通じ、その回避に努めています。ベトナム国以外の各国においては、ルネサンスが培ってきたノウハウを現地企業と連携して事業展開を行っています。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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