Aiロボティクス(247a)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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Aiロボティクス(247a)の株価チャート Aiロボティクス(247a)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】 Aiロボティクスは、女性向けのライフスタイルに関する動画配信サービスの運営及び当該サービスを通じた広告配信を主たる事業として、事業を開始しました。その後、一般的に属人化しやすい広告運用業務を自動化、効率化するため、自社開発AIシステム「SELL(セル)」を開発し「AIマーケティング事業」を開始しました。 Aiロボティクスはこの「AIマーケティング事業」を通じて「SELL(セル)」に蓄積したノウハウやデータを自社ブランドのマーケティングに活用し(図1)、加えて「SELL(セル)」に「D2C(*1)ブランド事業」に関わる機能拡張を行い、自社ブランド商品の販売を行う「D2Cブランド事業」を飛躍的に成長させております。 なお、効率的な事業成長のため、現在Aiロボティクスの事業は「D2Cブランド事業」の単一事業としております。 (図1)「AIマーケティング事業」のノウハウを「D2Cブランド事業」に活用のイメージ図 [D2Cブランド事業](1)「SELL(セル)」について「AIマーケティング事業」でクライアント企業の新規顧客獲得のための広告運用を、効率的に行うために開発した「SELL(セル)」を自社ブランドのマーケティングに活用するとともに、自社ブランドの運営を通じて得た、商品開発、需要予測、広告クリエイティブ(*2)作成、広告運用、CS(*3)対応、CRM(*4)施策までのブランド運営を取り巻く一連の業務データ等を分析し、これらを基に「SELL(セル)」の機能拡張を行っております。これにより「D2Cブランド事業」の生産性向上を推進し、現在は化粧品や美容家電領域を中心に商品開発を行い、連続的にヒット商品を生み出すことを追求しております。「D2Cブランド事業」における「SELL(セル)」の活用領域は図2のとおりです。 (図2)「SELL(セル)」の活用領域 (2)販売方法Aiロボティクス事業では、「自社ECサイト販売」「ECモール販売」「店頭卸販売」の販売チャネルを通じて、自社で企画・開発し、OEMに製造委託した商品を顧客に販売しております。販売方法別の収益イメージは図3に記載のとおりです。 (図3)販売方法別の収益イメージ①「自社ECサイト販売」は、SNS広告等のマーケティングにより獲得した顧客に対して自社運営のECサイトにて直接商品を販売する販売形態です。その都度注文いただく単品販売と、一定間隔で継続的に商品をお届けする、定期購入サービスがあり、Yunthブランドにおいてはこの定期販売が中心となっており、新規の定期購入者を増やしていくこと及び定期購入者のLTV(*5)を維持・向上させることで継続的な収益が見込まれるストック型ビジネスモデルとなっております。 ②「ECモール販売」は、楽天市場、Amazon等のECモール内に自社店舗を出店し、顧客に対して直接商品を販売する販売形態です。商品ページの表示や商品の構成、販促施策の実施タイミング等を戦略的に行い、Aiロボティクスの展開する全ブランドにおいてランキング上位を獲得し、特にYunthブランドは楽天で殿堂入りを果たしております。 ③「店頭卸販売」は、顧客に対しドラッグストアやバラエティーショップ、家電量販店等の店頭で販売するため、販売代理店に対して卸販売する販売形態です。Aiロボティクスが展開するYunthブランド、Straineブランドは主にドラッグストアやバラエティーショップに向けた卸販売を行い、Brighteブランドについては家電量販店に向けた卸販売を行っております。それぞれの業界に精通した代理店とパートナーシップを結ぶことでレバレッジを効かせた販売網の拡大を行っております。 「D2Cブランド事業」全体の事業系統図は図4に記載のとおりです。 (図4)「D2Cブランド事業」 事業系統図 (3)展開ブランド・商品 スキンケアブランドの「Yunth」、美容家電ブランドの「Brighte」、ヘアケアブランドの「Straine」を主要ブランドとして、これらのブランド内で商品のラインナップを拡大しております。 ①「Yunth」のブランド名は、youth(若さ)にかけた造語で、幅広い年齢層に使っていただけるスキンケアブランドとして、Aiロボティクスの中心的ブランドとなっております。世界的な著名アーティストがブランドアンバサダーに就任したことにより、名実ともに認められたジェネラルブランドとしてAiロボティクスと共に成長しております。 主力商品である「生VC美白美容液」は、メラニンの生成を抑制しシミやそばかすを防ぐことで、美白効果が認められる美容成分アスコルビン酸を配合した商品です。一回使い切りで、新鮮感のある個包装の商品パッケージや、商品の使用感が特徴的です。SNSを中心に認知拡大を行っており、現在Aiロボティクスの業績をけん引する商品となっております。 上記に加え「Yunth」ブランドでは「生VA」を配合したエイジングケアライン、「生AZ」を配合したスムージングケアラインとラインナップを拡大し幅広い顧客ニーズに対応できるブランドとしてAiロボティクス事業をけん引しております。 (「Yunth」商品ラインナップ) ②美容家電ブランドの「Brighte」は、bright(明るい、光る)にelectronic(電子)を連想させる「e」を付け加えブランド名としました。中価格帯の美容家電ブランドとしての位置づけであり、高性能でデザイン性の高い商品でありながら、手に取っていただきやすい価格の商品を展開しております。著名タレントを起用したブランディングも行い、顧客への認知拡大を推進しております。販売については、ECサイトを中心とした販売に加え、家電量販店向けの卸販売も積極的に行っております。 ブランドのローンチとともに、2機種の美顔器に加え、ヘアドライヤー、ヘアアイロンをラインナップとして追加し、売上高においてもAiロボティクスの主力ブランドとなっております。 (「Brighte」商品ラインナップ) ③ヘアケアブランドの「Straine」は、straight(真っ直ぐ)とline(線)を組み合わせたブランド名で、まとまり感のあるストレートな仕上がりが期待できるシャンプートリートメントを中心に、ヘアケア商品を展開するブランドとしての位置づけです。2025年6月にブランドをローンチし、ドラッグストアやバラエティーショップを中心に販売を拡大しております。商品ラインナップについても2026年4月に新たに髪質に合わせた2種類のラインナップを展開しております。 (「Straine」商品ラインナップ) (4)「SELL(セル)」の活用領域の詳細①商品開発 製造工程を除き商品の企画・開発から販売までを自社で行うことにより、顧客の反応や要望をダイレクトに汲み取り、商品の企画・開発に活用できる仕組みを構築しております。また、「SELL(セル)」を活用し、口コミデータ、広告配信データ、自社商品の販売データ等の市場トレンドデータをテキスト解析、分類、スコアづけの技術を用い、自動分析することで、人気商品となる可能性の高い商品の開発に活かしております。 開発された試作品は、社内でテストを実施し、改良を加え、発売しております。発売後は、顧客の反応や要望を汲み取り、適宜、商品改良を行いつつ安定的に販売量を増やし顧客に長く好まれるように運営を行っております。 ②需要予測 「SELL(セル)」に蓄積している顧客の購買データを機械学習により分析・解析することで、季節要因や成長可能性を加味した将来の需要予測を行っております。これにより精度の高い在庫管理・発注管理を実現しております。 ③CR(クリエイティブ)作成 「SELL(セル)」に素材画像を登録するだけで、商品情報や過去の広告配信結果データを分析し、広告効果の高いバナー画像や広告記事といったCR(クリエイティブ)を自動生成することができます。本機能を利用することにより、効率的に、効果の高い広告作成が可能となっております。 ④広告運用 「SELL(セル)」が過去の広告配信データから、効果の高いクリエイティブの傾向を機械学習し、出稿する広告の効果予測を行います。これにより高い効果の見込まれる広告を効率的に出稿することができます。作成されたクリエイティブは出稿担当者のチェックを経て出稿されますが、媒体と「SELL(セル)」をAPI連携することで、出稿作業や広告効果のレポーティングも自動で行われ、担当者の作業が効率化されております。 ⑤CS対応 顧客からのお問い合わせメールの内容を「SELL(セル)」がテキスト解析等により分類、判断し、返信文生成やエスカレーション判定を行っております。顧客からのお問い合わせ内容を区分して対応することで、対応品質を担保しながら、オペレーターのリソースを削減し、効率的なCS対応を実現しております。 ⑥CRM施策 全ての期間の顧客の購買データを「SELL(セル)」が分析・解析することにより、継続的にご購入いただける見込み顧客に対する販促施策や、Aiロボティクス商品を利用したものの利用を休止した休眠顧客の取引再開に向けた施策を成功確度高く講じることができます。 ⑦店頭販売領域への機能拡大 上記①~⑥に加え、「SELL(セル)」に店頭販売POSデータを活用させることで、貢献範囲を店頭販売領域へ拡大しております。販促施策やSNS広告、マス広告の影響測定や顧客の購買傾向の分析を「SELL(セル)」が行うことで、Aiロボティクスの販売メソッドを活用し、店舗販売の最大化にも取組みます。 [用語の説明] 用語説明*1D2CDirect to Consumer(ダイレクト トゥ コンシューマー)の略で、消費者に対して商品を直接的に販売する仕組みのことを指す。*2クリエイティブ画像やテキストを組み合わせたバナーや広告記事のことを指す。*3CSCustomer Satisfaction(カスタマー サティスファクション)の略称で、自社の商品やサービスに対して顧客がどのくらい満足しているかを指す。*4CRMCustomer Relationship Management(カスタマー リレーションシップ マネジメント)の略で、顧客情報や行動履歴、顧客との関係性を管理し、顧客との良好な関係を構築・促進することを指す。*5LTVLife Time Value(ライフタイムバリュー)の略で、ある顧客が自社と取引を開始してから終了するまでの期間にどれだけの利益をもたらしてくれるかを指す指標である。

有価証券報告書(2026年3月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 Aiロボティクスの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在においてAiロボティクスが判断したものであります。 (1)経営方針 我々は「自由」とは「選択肢」であり、選択肢が多いことは幸せに繋がると考えております。「新しい自由を創造する会社」となることをミッションに掲げ、世界中の人々に「今までにない選択肢」をもたらすことに価値を見出し、より良い未来を実現してまいります。その実現のために、Aiロボティクスの共通価値観としての3つのバリュー(従業員の行動基準)を掲げております。Aiロボティクスは、自社で行う「D2Cブランド事業」を主要事業と位置づけ、ジャンルに捉われず、今までにない商品やサービスを提供してまいります。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 Aiロボティクスはこれまで重要業績指標として、Yunth定期会員数(図2)を意識した経営に取組んでおりましたが、2027年3月期はブランド別売上高・売上総利益を重要業績指標として設定変更することといたしました。変更の理由としては、ブランドポートフォリオの多角化により、Yunthブランドが売上高に占める割合が2025年3月期の約65%から2026年3月期は約44%に低下したため(図1)。また、Aiロボティクスの販路拡大によりYunth自社ECサイトでの定期販売の重要性が低下したためです。 今後はブランド別売上高・売上総利益を管理し、多ブランド化した事業を的確に捉えていく方針です。 (図1)D2Cブランド事業における売上高構成 (図2)Yunth定期会員数推移(単位:名) (3)経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 Aiロボティクスが主に属する国内のスキンケア市場は、2026年において、1.5兆円に達する見込みであり(出所:富士経済グループ「化粧品マーケティング要覧 2026」)、美容・健康家電市場も2023年において3,922億円に達している見込みであり、将来においてもAiロボティクスの成長機会は十分に見込まれると考えております。(出所:富士経済グループ「美容&健康家電市場・関連サービストレンドデータ 2023-2024」) Aiロボティクスの商品開発については、独自開発のAIシステム「SELL(セル)」に蓄積されている広告配信データ、自社商品の販売データ、市場トレンドデータ等を新商品開発に活かしており、市場ニーズやトレンド分析等、データを用いて行うことでヒット商品の開発を推進しております。 販売については、新規顧客獲得のため「SELL(セル)」を活用し、クリエイティブを自動で生成し、広告運用を自動化することが可能となっております。 CRM・CS対応については、「SELL(セル)」に蓄積している同一顧客の購買データを分析・解析することにより、継続的にご購入いただける見込み顧客やAiロボティクス商品を利用したものの利用を休止した休眠顧客の取引再開に向けた施策を講じております。 需要予測については、「SELL(セル)」に蓄積している顧客の購買データを分析・解析することにより、将来の需要予測を行っております。これにより、売上向上に資する施策の検討・実施を迅速に行うとともに、発注管理や在庫管理が可能となっております。 以上より、現在Aiロボティクスの主たる事業であるD2Cブランド事業においては、AI技術を用いた「SELL(セル)」の活用により、地位の確立と他社との更なる差別化を推進しております。また今後は、新ブランド、新商品の開発を進めるとともに、中長期的には、グローバルマーケットへの展開も模索していることから、将来においてもAiロボティクスの成長機会は十分に見込まれると考えております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題①ブランド及び商品の開発 Aiロボティクスは、主に「Yunth」というスキンケアブランド、「Brighte」という美容家電ブランド、「Straine」というヘアケアブランドを展開しております。全ブランドともに外部ECサイトではランキング上位を維持しており、一定の認知を獲得できているものと考えております。今後は、更なる認知拡大はもちろんのこと、ブランド内の商品ラインナップの充実を行い、より一層のブランド力強化に取組んでまいります。また、更なるブランドの開発とその育成も課題と認識しているため、新たなブランドの開発にも積極的に取組んでまいります。 ②サプライチェーンの拡充について Aiロボティクスは、商品の製造業務から物流、販売に至るまで外部協力会社に委託しております。そのため製造委託先の品質管理状況や、外部協力会社の操業状況については、十分に確認し、綿密なコミュニケーションにより協力体制を構築しております。Aiロボティクスの更なる事業拡大及び商品の安定的な供給には、製造拠点の分散化や他の外部協力会社の拡充等が重要であると認識しております。今後も法令遵守及び安全・品質管理の徹底に十分留意しつつ、外部協力会社の拡充を図ってまいります。 ③優秀な人材の確保 Aiロボティクスは、更なる事業拡大を実現していく上で、優秀な人材の確保が必要不可欠であると認識しております。このため、即戦力となる人材確保を目的とした中途採用及び将来を担う社員の育成と組織の活性化を目的とした新卒採用や第二新卒採用を積極的に行ってまいります。新卒採用に関しては、学生時代から就業して経験を積むインターン制を積極導入し、優秀な人材の採用活動の強化を図ってまいります。また、事業状況に合わせ、年齢や国籍等に制限なく、高いスキルや潜在的な能力を持つ人材を積極的に登用してまいります。 ④情報セキュリティ体制の更なる整備 Aiロボティクスは、顧客と取引を行うにあたり、顧客情報、個人情報及び営業機密等の機密情報を取扱うことがあります。情報セキュリティ体制の整備を引き続き推進していくとともに、情報の取扱いに関する社内規程の適切な運用、役職員の機密情報リテラシーの向上、役職員による機密情報の取扱いに関する内部監査等を通じ、情報セキュリティ体制の強化を図ってまいります。 ⑤内部管理体制の強化 Aiロボティクスは、急速な事業環境の変化に適応し、継続的な成長を維持していくために、内部管理体制の強化が重要であると認識しております。このため、事業成長に合わせバックオフィス機能も拡充していくとともに、経営の公正性・透明性を確保するための内部管理体制強化に取組んでまいります。具体的には、事業運営上のリスク管理や定期的な内部監査の実施によるコンプライアンス体制の強化、社外役員の登用やAiロボティクスに適した機関設計によるコーポレート・ガバナンス機能の充実等を行ってまいります。 ⑥安定的な事業資金の確保 Aiロボティクスは、事業拡大のため、主に広告宣伝費及び販売促進費の投資を積極的に行っております。これらの先行投資に必要な事業資金の調達を安定的に行うため、また、急激な資金需要や不測の事態に備えるため、金融機関からの借入により安定的な事業資金の確保に取組んでおります。今後も資金調達をはじめ、財務基盤の強化及び安定的に事業資金を確保するための諸施策を講じてまいります。 ⑦M&Aへの対応 Aiロボティクスの掲げる継続的な高い成長を実現するためにはM&Aによる事業拡大は必須であると認識しており積極的にM&Aを行っていく方針であります。具体的には、M&Aによる買収対象企業の選定からアプローチに至るまでのプロセスを、より一層強化して行える人的リソースを確保するよう取組んでまいります。

事業等のリスク

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項につきまして、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下のとおり記載しております。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在においてAiロボティクスが判断したものであり、将来において発生の可能性がある全てのリスクを網羅することを保証するものではありません。 (1)事業環境・事業内容について①市場動向の変化と競合の激化発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 Aiロボティクス事業が主に属する化粧品市場は、国内外問わず大小の競合企業が存在しており、また、商品の製造を請負うOEM企業等の存在により製造設備を持たずに事業展開が可能であることから、参入障壁が低く、新規参入事業者も出現しております。このような競争環境のもと、Aiロボティクスは、顧客ニーズを踏まえ、商品の改良を行いブランドの価値の向上に努めるとともに、顧客データベースやAIマーケティングのノウハウを活用した顧客との関係性構築を行っております。しかしながら、既存の競合他社との競争の激化や、同業他社の不祥事等による業界イメージの悪化、大規模な資本や高い知名度・ブランド力のある企業等の新規参入、類似商品の販売等により、Aiロボティクスの顧客の流出やそれに対処するための様々なコストが増加した場合には、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②原油価格・為替変動について発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 Aiロボティクスは、仕入れの約40%を海外との輸入取引に依存しており、為替相場の変動により、外貨建仕入価格及び輸入関連コストが上昇した場合には、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。また、原油価格の変動に伴う原材料価格、包装資材価格及び物流費等の上昇は、仕入価格の増加に繋がり、同様にAiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 Aiロボティクスは、これらのリスク低減を図るため、国内外における製造委託先の分散・開拓、調達先との連携強化及び物流体制の見直し等の効率化施策を継続的に推進しております。しかしながら、急激かつ大幅な為替変動や原油価格の高騰等が生じた場合には、これらの施策によって当該影響を十分に回避できない可能性があります。 ③顧客ニーズの変化発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 新規ブランド及び商品の開発、育成並びにマーケティング活動の顧客ニーズへの適合状況は、Aiロボティクスの売上及び利益に大きな影響を及ぼします。Aiロボティクスでは、顧客ニーズに応えるため、コールセンターに寄せられる顧客の声を広く収集する等して、顧客ニーズの変化に合わせて商品の改良を継続的に行っております。しかしながら、商品の開発はその性質上、様々な要因による不確実性が伴うため、当初意図した成果が得られない場合には、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④商品の製造委託について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 Aiロボティクスが展開する商品の製造については、製造委託先に外部委託しております。Aiロボティクスは特に適正な製造管理及び品質管理の確保のため、製造委託先に定期的に実地で確認を行い、衛生管理、製造体制等のチェックを行うことで製品品質の維持、改善を行っております。厳正な製造管理及び品質管理を徹底することに加え、製造拠点を複数の工場に分散することでリスクを軽減するよう努めています。また現時点において、Aiロボティクスと製造委託先の関係性は良好であり、製造委託先の不適合製品による問題や、Aiロボティクスの支払い遅延といった解約事由及び継続に支障をきたす要因は発生しておりません。しかしながら、今後何らかの理由で契約解消される場合や製造委託先からの安定的な商品供給が滞った場合、Aiロボティクスから顧客に対する販売活動に支障が出るため、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。 なお、経営上の重要な契約等については、「第2 事業の状況 5 重要な契約等」に記載しております。 ⑤商品の販売又は提供について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 Aiロボティクスは、製造委託先で製造した商品を仕入れた上で、顧客へ販売しております。Aiロボティクスは、製造委託先における品質管理体制の確認又は検品体制を整備する等、顧客へ提供する商品の品質管理を徹底しております。しかしながら、Aiロボティクスでは発売以降、問題が生じた商品を提供したことはないものの、将来、顧客に対し不良品又は瑕疵のある商品を提供してしまう可能性があり、そうした場合において顧客が損害を被ったときは、その損害賠償請求等によって、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑥在庫の滞留又は欠品について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 Aiロボティクスは、在庫の保有状況をモニタリングしながら発注数量の調整を毎月実施し、滞留が予測される商品について販売施策を追加で立案することで在庫リスクの最小化を図っております。しかしながら、需要動向を見誤ったことによる欠品、ないし滞留在庫が生じた場合には、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑦自社開発AIシステムの利用について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 Aiロボティクスは、自社開発AIシステム「SELL(セル)」を用いた事業運営を行っております。 「SELL(セル)」は市場トレンドデータを活用した新商品の開発、顧客の購買データを活用した需要予測と在庫管理・発注管理、過去の広告配信データを用いた出稿広告の効果予測等の機能を有しております。 「SELL(セル)」の各機能や分析結果データを活用した意思決定を行うことで、運営に必要な各業務の精度を向上するとともに、効率的な事業運営を行っております。しかしながら、例えば、想定していなかった広告市場の価格高騰や市場環境の著しい悪化等により「SELL(セル)」の分析結果等に重要な誤りが生じ、その誤りを検知できずに業務を執り行った場合等、Aiロボティクスが想定する成果を得ることができず、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑧法的規制等発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 Aiロボティクスは、事業の遂行にあたって、特定商取引に関する法律(特定商取引法)、特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(特定電子メール法)、不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)、製造物責任法(PL法)、消費者契約法、不正競争防止法、健康増進法、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)、個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)等の法的規制の適用を受けております。 Aiロボティクスは、リスク・コンプライアンス委員会において、リスク管理及びコンプライアンスについて統制・把握し、役職員に対するコンプライアンスの周知徹底や教育の実施等、これらの法令の遵守に努めておりますが、将来的にAiロボティクスが規制を受けている法令の変更や新たな法令の施行等があった場合は、Aiロボティクスの事業活動が制限される可能性があります。 ⑨知的財産権について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 Aiロボティクスでは、商品の開発及び販売に際し、第三者の知的財産権侵害の可能性について弁護士や弁理士等の専門家による事前調査を行い、第三者の知的財産権の侵害を未然に防止できるよう、万全の注意を払っております。今後、意図せずに第三者の知的財産権の侵害を理由とする訴訟やクレームが提起されないという保証はなく、そのような事態が発生した場合には、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑩顧客とのトラブル及び風評発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 Aiロボティクスは、顧客が期待する効能効果が体感できなかった場合や健康被害等が発生した場合に、顧客とのトラブルが生じる可能性があります。このようなトラブルの影響がマスコミ報道やインターネット上の書き込み等により発生ないし流布し、Aiロボティクスの商品イメージが低下する等の事態が発生した場合には、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。またAiロボティクスの商品に直接関係がない場合であっても、他社の模倣品等によるトラブルや風評等によりAiロボティクスの商品のイメージが低下する等の事態が発生した場合には、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、製造委託先の品質管理状況を定期的に確認しております。また、Aiロボティクスが行う効果効能の記載については、薬機法、景品表示法を専門とする弁護士に依頼し、事前のレビューを受け、トラブルを未然に防ぐよう努めております。 ⑪システム障害発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 Aiロボティクスの事業は、インターネット環境により行われており、サービスの安定提供のために適切なセキュリティ対策を施しております。しかし、Aiロボティクスが利用しているハードウェア・ソフトウェアの不具合、人為的なミス、コンピューターウィルス、第三者によるサーバーやシステムへのサイバー攻撃等、想定しないシステム障害が発生した場合は、Aiロボティクスの事業活動に支障が生じ、財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、Aiロボティクスセキュリティ環境の脆弱性診断を外部機関に委託し、定期的に検証し問題があればその都度対策を講じております。外部委託先についても、脆弱性に問題がないことを定期的に確認しております。 ⑫個人情報の管理について 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 Aiロボティクスは、Aiロボティクスが運営するECサイト上での商品販売を行うにあたり、個人情報を保有しており、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱業者としての義務が課されております。Aiロボティクスは、2023年7月、プライバシーマークの認証を取得し、個人情報の保護には個人情報保護規程及びアクセス管理規程を制定し、これに沿った運用を行い、個人情報の取扱いを厳格に管理するとともに、全従業員を対象とした社内教育も定期的に行っております。しかしながら、外部からの不正アクセス、その他想定外の事態の発生により個人情報が社外に流出した場合、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑬のれん、顧客関連資産及び商標権の減損リスクについて発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大Aiロボティクスは、2026年4月1日付で取得したBJC株式について、今後、企業結合に係る取得原価の無形資産等への配分(PPA)やのれんの金額を確定をしていく予定であります。当該株式取得に伴い計上される無形資産等及びのれんについては、取得時に見込んだ事業計画及びシナジー効果を前提として評価しておりますが、今後の事業環境の変化、事業の進捗状況、競争環境の変化その他の要因により、当初想定した収益性が得られない場合には、減損損失を計上する可能性があります。特に、多額の減損損失が発生した場合には、Aiロボティクスグループの財政状態及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (2)事業体制について①広告表示の管理体制について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 Aiロボティクスは全ての広告表示に関して、「広告クリエイティブチェックリスト」を用いた複数名による広告審査を実施しており、その徹底した運用を図ることで法令遵守、公序良俗の維持に努めております。具体的には、不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)等の各種法令により一定の制約があるため、薬機法、景品表示法を専門とする弁護士関与の元、適宜チェックリストの見直しを行い、リスクを排除しております。しかしながら、Aiロボティクスの運用が徹底されず、これに違反するような広告の取扱いが行われた場合には、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ②人材の採用・育成に関するリスク発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 Aiロボティクスの成長を支えている最大の資産は人材であり、優秀な人材を採用し育成することはAiロボティクスにとって重要な課題であると認識しております。従って、採用面接の段階で綿密に能力とビジョン等のヒアリングを行い、優秀な人材の確保・育成を推進しております。しかしながら、事業内容の急速な変化、事業規模の急拡大に伴う業務量の増加及び人材マーケットの需給バランスやその他何らかの要因により、必要な人材の確保や育成ができなかった場合、もしくは重要な人材の流出等が発生した場合には、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③内部管理体制について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 Aiロボティクスは、現在の事業規模に応じた内部管理体制を整備・運用しており、今後も事業規模の拡大に合わせ、内部管理体制の強化を図っていく方針であります。また、Aiロボティクスは、今後の事業拡大及び競争力強化を目的として、M&A等を実施する可能性があります。M&Aの実施にあたっては、事前調査及び買収後の統合プロセス(PMI)を慎重に進めておりますが、事業環境の変化や想定外の事象の発生等により、期待したシナジー効果が得られない可能性があります。 更に、事業規模の拡大、人員の増加及びグループ会社の増加に伴い、内部管理体制、内部統制体制、コンプライアンス体制及びガバナンス体制の整備・運用が適時適切に進まなかった場合には、適切な事業運営に支障が生じ、Aiロボティクスグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 加えて、買収先を含むグループ会社とのシステム統合、人材の確保・維持及び各種業務プロセスの統一等が円滑に進まない場合には、追加費用の発生又は事業運営効率の低下を招く可能性があります。 ④特定人物への依存に関するリスク 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 Aiロボティクスは、製品の開発や事業戦略の立案等について経営陣に大きく依存しております。特に、Aiロボティクスの創業者であり代表取締役社長である龍川誠は、Aiロボティクスの事業戦略や企業文化の構築、商品の開発においても中心的な存在です。Aiロボティクスでは取締役会、経営会議等を通して役員及び従業員への情報共有や権限委譲を進める等組織体制の強化を図りながら、経営体制の整備を進めており、特定人物への依存に関するリスクを最小限にしておりますが、同氏を含む経営陣に不測の事態が生じた場合や経営陣に人材の流出が生じた場合、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤自然災害等のリスク発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 商品の製造委託先及び物流業務委託先の拠点地域及びAiロボティクスが所在する地域に地震等の天災や事故が発生し、物流への影響や、生産及び納品遅延等の事態が生じた場合には、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対しては、災害による生産・納品体制への影響を最小化するため、複数の製造委託先を確保及び製造委託先の分散化に取組んでいます。 (3)その他のリスクについて①資金調達について発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中 Aiロボティクスは、事業拡大に伴い、商品仕入、広告宣伝、在庫保有、人員増強等に係る運転資金需要が継続的に発生しております。特に、卸売販売の拡大に伴い、売掛金残高の増加及び資金回収期間の長期化が生じることから、事業規模の拡大に応じた運転資金の確保が必要となります。 Aiロボティクスは、金融機関との良好な関係を維持し、安定的な資金調達の実現に努めておりますが、金融情勢の変化、Aiロボティクス業績の変動又は金融機関の融資方針の変更等により、必要な資金調達が適時に実行できない場合には、資金繰りに影響を及ぼし、Aiロボティクスの事業運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、今後の成長投資資金又は運転資金を確保するため、株式の発行等によるエクイティファイナンスを実施した場合には、既存株主の持株比率の希薄化又は1株当たり株式価値の低下が生じる可能性があります。 ②重要な訴訟等発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大 本書提出日現在において、Aiロボティクスに重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されていませんが、将来、知的財産権の侵害や商品に対するクレーム等を理由とする重要な訴訟等が発生し、Aiロボティクスに不利な判断がなされた場合は、Aiロボティクスの財政状態及び経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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