オエノンホールディングス(2533)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


オエノンホールディングス(2533)の株価チャート オエノンホールディングス(2533)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

 

3 【事業の内容】

オエノンホールディングスグループは、オエノンホールディングス及びオエノンホールディングスの子会社7社で構成され、セグメントとの関連は次のとおりであります。

 

(1) 酒類事業

当事業に係る連結子会社は6社であり、焼酎、チューハイ、清酒、合成清酒、梅酒、洋酒、加工用洋酒、酒類原料用アルコール・工業用アルコール等の販売及び運送・荷役を行っております。
 焼酎、チューハイ、清酒、合成清酒、梅酒、洋酒、製菓用洋酒については、主として合同酒精㈱、福徳長酒類㈱、秋田県醗酵工業㈱、オエノンプロダクトサポート㈱が製造し、合同酒精㈱、福徳長酒類㈱、秋田県醗酵工業㈱、オエノンプロダクトサポート㈱、㈱ワコーが主として販売しております。
 運送・荷役は、ゴーテック㈱が行っております。

 

(2) 酵素医薬品事業

当事業に係る連結子会社は1社であり、酵素、診断薬の販売及び発酵受託ビジネスを行っております。

いずれも、合同酒精㈱が製造し、販売しております。

 

(3) 不動産事業

オエノンホールディングスのほか、当事業に係る連結子会社は3社であり、不動産の売買及び賃貸を行っております。

不動産の売買及び賃貸については、オエノンホールディングス、合同酒精㈱、オエノンプロダクトサポート㈱、㈱オエノンアセットコーポレーションが行っております。

 

(4) その他

倉庫業・荷役業については、ゴーテック㈱が行っております。

 

 

(事業系統図)

事業の系統図は次のとおりであります。

なお、下記に挙げる会社は全て連結子会社であります。

 


 


有価証券報告書(2023年12月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、オエノンホールディングスグループが判断したものであります。

 

(1) 会社の経営の基本方針

オエノンホールディングスグループは、グループ企業理念「自然の恵みを活かし、バイオ技術をベースに、人々に食の楽しさと健やかなくらしを提供します。」の下、発酵技術等を核とする「バイオテクノロジー」をベースとした事業を展開しております。その中で、お客様に「安心」「安全」をお届けすることを第一に考え、普遍の概念である「顧客志向」と「収益志向」に則り事業活動を行い、併せて「将来価値の共創」に資する取組みを進め、経営品質の向上、ひいてはグループの持続的成長及び企業価値の最大化を目指しております。

 

(2) 経営環境

酒類市場におきましては、人口減少や少子高齢化、若年層の飲酒離れ、健康志向の高まりにより、国内需要の減少が続いており、企業間での販売競争が激化しております。また、円安基調や人件費上昇、物流の2024年問題による物流費上昇など、依然としてコストの上昇が見込まれます。さらには、商品の値上げの収束が見えない一方で、節約志向の高まりや、買い控えが顕著となり、消費の鈍化が予想されます。

食品産業用酵素市場におきましても、国内外での研究開発競争や販売競争が益々激化することが予想されます。

 

(3) 長期ビジョン

オエノンホールディングスグループは、創立100周年の節目を迎える2024年に向けて、「長期ビジョン100」を2015年に策定しております。「長期ビジョン100」は、オエノンホールディングスグループが、持続的に成長し、企業価値を増大するための、企業理念に基づく使命・将来像を描いたものであり、これを実現する上での最重要課題である5本の柱を定めております。

 

 <7つの指針>

  ① 顧客重視の経営

  ② 収益重視の経営

  ③ 株主重視の経営

  ④ グループ全体最適化

  ⑤ 経営監督機能の強化

  ⑥ 強固な財務体質の確立

  ⑦ 社会的良識を意識した経営

 

  <5本の柱>

  ① 焼酎事業に集中

    ・焼酎に経営資源を集中

    ・焼酎事業の拡大

  ② アルコール事業 販売の拡大

    ・販売シェアNO.2を目指す

    ・アルコール増産に向けた設備投資

    ・新分野への積極的な販路拡大

  ③ 生産改革

    ・東西の生産物流拠点確立を目的としたグループ工場再編

  ④ 酵素医薬品事業の新展開

    ・新たな取組み(ポストラクターゼの開発、発酵技術を活かした発酵受託ビジネス)

    ・酵素医薬品事業の拡大

 

  ⑤ CRE戦略

    ・銀座ビルの「不動産価値」活用

    ・遊休不動産の活用

 

(4) 中期経営計画及び対処すべき重要課題

オエノンホールディングスグループを取り巻く環境は、今後も厳しい状況が続くものと見込まれます。一方で、チューハイにおきましては、人流の回復に伴い、料飲店市場への需要流出が懸念されましたが、家飲み需要が根強いこともあり、今後も堅調に推移することが予想されます。また、国産酒類の輸出におきましては、昨年は、アメリカで市中在庫の消費に時間がかかったことや、中国での景気低迷、処理水問題によって伸びが失速したものの、韓国、台湾といった国々への輸出が伸張しており、今後も拡大を続けるものと予想されます。さらには、入国規制緩和によるインバウンド需要の盛り上がりにより、免税売上の拡大が期待されます。

オエノンホールディングスグループは、これらの市場のニーズの変化を成長に繋がるチャンスと捉え、オエノンホールディングスグループの強みを活かした企業活動を進め、これらの変化に対応してまいります。

令和6年度は、「長期ビジョン100」で掲げた5本の柱を軸として、「重点事業における取組みの強化」「収益力の強化」「環境問題への対応」「経営基盤の強化」という4つの課題に取り組んでまいります。

 

1.重点事業における取組みの強化

 (1) 焼酎事業への特化

市場優位性のある「博多の華」・「すご」シリーズの、各カテゴリーにおける絶対的なポジショニングの確立を目指してまいります。チューハイにおきましては、引き続き、消費者の嗜好の多様化に対応した商品の開発・提案を進め、販売拡大に繋げてまいります。

 (2) 販売用アルコールの利益確保

原料・エネルギーの調達コストの変動に合わせた価格戦略を実行し、適正な利益確保に努めてまいります。

 (3) 輸出酒類の強化

海外現地輸入業者及び国内輸出事業者との取引強化、マーケットインの商品開発により、輸出拡大を進めてまいります。

 (4) 酵素医薬品事業の収益拡大

高精製・高濃縮といった中性ラクターゼの改良品や酸性ラクターゼを市場に投入し、収益拡大を図ってまいります。製造工程の見直し等によるコスト低減により、収益力を強化してまいります。また、発酵受託ビジネスにつきましては、乳酸菌を軸に、宗教対応、食品添加物対応ができるメーカーとして、独自のポジションを構築し、事業拡大を目指してまいります。

2.収益力の強化

 (1) 適正価格の維持

安定供給及び適正な利益確保のため、適切なタイミングで販売価格の見直しを行い、必要に応じて価格改定を実施してまいります。

また、不採算商品については、整理またはリニューアルによる収益性の改善を図ってまいります。

 (2) 消費の二極化への対応

物価上昇により消費者の節約志向が高まる一方で、消費者の本物志向に対応した高付加価値商品の需要も堅調に推移しております。これまで培ってきたグループ独自の技術・ノウハウを最大限に活かし、低価格商品・高付加価値商品を開発・上市し、拡売を図ってまいります。

 (3) コスト低減の徹底

調達から生産、販売に至る全てのコストの低減に徹底的に取り組み、収益性の改善に努めてまいります。

 (4) 不適合品発生の撲滅

不適合品の発生は、費用増大や取引先からの信用信頼の失墜に繋がると認識し、適正な生産管理体制を確立するとともに、従業員一人ひとりが、3H(初めて・変更・久しぶり)4M(人・設備・材料・方法)を意識し、危険予知を徹底し、不適合品発生の撲滅に努めてまいります。

 

3.環境問題への対応

環境問題への対応は地球規模の課題であるとの認識の下、引き続き低炭素社会の実現に向けた取組み及び循環型社会の形成に向けた取組みを進めてまいります。

令和6年度は、グリーン電力への切替えの拡大、フロン排出抑制法対応等に取り組んでまいります。

4.経営基盤の強化

グループの持続的成長と企業価値向上には、その原動力となる従業員の価値を高め、その価値を有効に活用できるシステムの整備が不可欠であると考えております。従業員が安心して働くことができ、多様な人材が活躍できる環境づくりに積極的に取り組んでまいります。

また、コーポレートガバナンスの充実とコンプライアンスの徹底を図り、「納得性」「公正性」「透明性」の高い経営の実践に努めてまいります。

 


事業等のリスク

3 【事業等のリスク】

 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。ただし、以下に記載したリスクはオエノンホールディングスグループに関するすべてのリスクを網羅したものではなく、現時点では予見できないリスクの影響を将来受ける可能性があります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてオエノンホールディングスグループが判断したものであります。

 

(1) 酒類事業に関するリスク

 

項目

国内の酒類市場の変化

 

リスク概要

オエノンホールディングスグループの酒類事業の売上高の大部分は国内販売となっております。国内の酒類市場においては、国内の人口減少や少子高齢化によって総需要が減少し、販売競争が激化することが見込まれております。また、酒類市場は、国内の景気動向や嗜好の変化の影響を受けやすい市場であるため、低価格帯の節約志向商品が伸張する一方、高価格帯の付加価値商品や健康志向商品も拡大するといった価格の二極化・嗜好の多様化が進むことが予想されております。販売競争の激化や価格の二極化・嗜好の多様化への対応が遅れた場合、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループは、強みを持つ分野や成長分野への経営資源の重点配分によって競争力強化に取り組んでおります。また、市場環境の変化に対応できるよう商品開発体制を強化し、顧客視点の発想での商品開発を進め、魅力的な商品を創出してまいります。

 

 

 

項目

酒類の販売に関する規制

 

リスク概要

アルコールの不適切な摂取による健康面や社会面への悪影響が指摘されており、WHOにおいては、世界的な規模での酒類販売に関する規制が検討されております。予想を大きく上回る規制強化が行われた場合、酒類の消費が減少し、オエノンホールディングスグループの業績及び財政状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループは、酒類を製造・販売する企業グループとしての社会的責任を果たすために、酒類事業に関する法令等を遵守した販売・宣伝活動を行っております。また、適正飲酒の啓発活動を積極的に推進し、不適切な飲酒の撲滅に取り組んでおります。

 

 

(2) 酵素医薬品事業に関するリスク

 

項目

乳製品用酵素市場の変化

 

リスク概要

主力のラクターゼが属する乳製品用酵素市場では、国際的な巨大企業を含む国内外の企業との厳しい競争に直面しており、その技術革新は急速に進んでおります。新技術・新商品の開発の遅れや他社による技術革新によって、オエノンホールディングスグループを取り巻く環境が想定を超えて大きく変化した場合、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループでは、将来の市場・技術動向を見据えて新技術・新商品の研究・開発を推進しております。また、お客様と良好な関係をつくり、情報収集に努めるなど、市場の変化に迅速に対応できる体制を整備しております。

 

 

(3) 各事業領域共通のリスク

 

項目

事業拡大

 

リスク概要

オエノンホールディングスは、積極的な事業拡大を図る手段の一つとして、オエノンホールディングスグループにおいて有効かつ効率的に経営資源を活用できる企業などの株式を取得し、子会社としてまいりました。また、グループ経営の一層の効率化を図るため、オエノンホールディングスの子会社間の合併を行うなど、グループ内組織再編を実施してまいりました。

当面、新たな子会社取得等は計画しておらず、現在のグループ構成において各機能の強化等によるグループ全体のトータルコストリダクションなどを進める方針であります。ただし、中長期的にはグループ全体の方針に基づき子会社取得も視野に入れて事業拡大を進める方針であります。新たな子会社取得等については、環境変化等の要因により一時的または追加的に損失等が生じる可能性があり、また、オエノンホールディングスの期待する効果が十分に得られない可能性もあります。

 

対応策

オエノンホールディングスは、取締役会における投資・M&A計画の適切な意思決定と実施後のモニタリングを適切に行っております。

 

 

 

項目

原材料調達

 

リスク概要

オエノンホールディングスグループが使用する主要な原材料(粗留アルコール、重油等)には、調達価格が、調達先の国または地域の天候や経済状況の影響を間接的に受け、変動するものがあります。それら主要原材料の価格が高騰した場合には製造コストが上昇し、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

また、販売用アルコール等の原料である粗留アルコールについては、世界情勢や感染症拡大の影響により、購入単価の上昇や調達自体の難化等が生じることが懸念されます。世界情勢の悪化や感染症拡大が長期化した場合、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループでは、複数企業からの購買や、計画的な購買によって安定的な調達に努めております。具体的には、原材料市場の積極的な情報収集、市場の変化に合わせた契約期間の見直し、調達先の分散等を行っております。

 

 

 

項目

自然災害

 

リスク概要

オエノンホールディングスグループの営業拠点、製造拠点において、大規模な地震、水害、風害が発生した場合、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループでは、人命の安全を第一としながら、酒類・アルコール等の供給責任を果たすための生産・供給体制の整備等の危機管理体制の構築に努めております。

 

 

 

項目

感染症

 

リスク概要

感染症拡大に伴う外出自粛、飲食店への時短要請・休業要請、緊急事態宣言の発出がなされた場合、事業活動に大きな影響を及ぼす可能性があります。特に、従業員の感染、事業所でのクラスター発生により想定以上に事業活動の停滞が長期化した場合、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループは、国・自治体・業界団体の指針に沿って、適宜必要な施策を講じております。具体的には、うがい・手洗い・手指消毒・換気・マスク着用等の基本的な感染予防策の徹底、在宅勤務及び時差出勤の活用やオンライン会議の利用促進等の対策を実行しております。

 

 

 

項目

情報管理

 

リスク概要

オエノンホールディングスグループは経営に関する重要情報をはじめとし、多数の個人に関する機密情報を保有しております。停電、災害、コンピュータウイルスなど予測の範囲を超える事態により、情報の消失・流出などの問題が発生した場合、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループは、オエノンホールディングスの経営戦略企画室内のシステムセンターを中心としたグループ全体での情報セキュリティー体制を整備するとともに、従業員に対する教育や訓練の徹底とソフトウェアや機器導入によるセキュリティー対策を実施しております。

 

 

 

項目

人材確保・育成

 

リスク概要

日本国内の人口動態の変化による労働力不足への対応は、将来の持続的成長にも関わる大きな課題となっております。今後の社会情勢や雇用環境の変化により、相応しい人材を継続的に採用することが困難となる場合、既存事業における成長戦略の推進に支障が生じるなど、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループ全体の持続的成長及び中長期的な企業価値の向上のためには、多様な価値観に基づく多様な視点をもつ人財が不可欠であるという考え方の下、オエノンホールディングスグループの役員、従業員の属性の多様化を図り、特性や個性を活かす職場環境づくりを進めております。具体的には、女性活躍推進プロジェクトを発足し、プロジェクトの意見を取り入れながら、計画的かつ継続的に女性の登用を進め、女性の個性と能力が十分に発揮できるよう、女性が育児・介護などをしながら安心して働き続けられる環境や、キャリアアップのサポートができる環境の整備を行っております。また、時間単位年休や副業・兼業の容認によるワークライフバランスの推進に努めております。さらには、誰もが自分の性的指向や性自認を尊重され、自分らしく生きることができる社会を形成するために、LGBTについての啓発活動を行っております。

 

 

 

項目

食品の安心・安全

 

リスク概要

オエノンホールディングスグループとしての予期し得ない品質問題及び製品表示問題が発生した場合、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に影響する可能性があります。また、オエノンホールディングスグループの製品の欠陥に起因して製品回収や損害賠償につながるリスクが現実化し、これを保険により補填できない事態が生じた場合、事業活動に支障が生じ、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループでは、グループ生産部門会議・オエノンホールディングスの品質安全保証室を中心としたグループ全体での品質保証体制の強化を進めております。また、重要な案件については、オエノンホールディングス代表取締役社長を委員長とする「CSR・コンプライアンス委員会」において審議し、対策を講じております。

また、品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」、食品安全マネジメントシステムの国際規格「FSSC22000」の認証を取得するなど、品質保証への取組みを強化しております。さらには、酒税法等法令上定められている記帳義務、表示義務を遵守する姿勢の確立への取組みを強化しております。

 

 

 

項目

コンプライアンス

 

リスク概要

オエノンホールディングスグループは事業の遂行にあたり、酒税法、食品衛生法、薬機法、景品表示法等の様々な法的規制の適用を受けています。これらの法令等に違反した場合や社会的要請に反した行動等を行った場合、法令による処罰・訴訟の提起・社会的制裁を受ける等、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループでは、コンプライアンスを、オエノンホールディングスグループの企業価値を支える大きな柱であり、経営そのものであると捉えております。研修等を通じて従業員のコンプライアンス徹底に努めております。

 

 

 

項目

知的財産権

 

リスク概要

オエノンホールディングスグループは知的財産権の重要性を認識し、知的財産権保護のための体制を整備しております。オエノンホールディングスグループの知的財産権が侵害され、第三者に流出した場合、また将来、第三者との知的財産に関する紛争が発生した場合、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループでは、知的財産権管理の専門部署を設け、確実な取得及び保全、また他社の知的財産権の調査などに努めております。

 

 

 

項目

産業事故災害

 

リスク概要

オエノンホールディングスグループの工場において、大規模な産業事故災害が発生した場合には、補償等を含む産業事故災害への対策費用、生産活動の停止による機会損失及び顧客に対する補償、さらに社会的信用の失墜等によって、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループでは、生産戦略の専門部署による管理体制の強化、未然に防ぐための設備の充実などの対策を講じております。

 

 

 

項目

環境課題

 

リスク概要

気候変動をはじめとする環境問題への企業の取組み姿勢に対するステークホルダーからの評価や市場の価値観の変化は、消費者の商品・サービスの選択に大きく影響するものとなっており、気候変動抑制のため、世界的規模でのエネルギー使用の合理化や地球温暖化対策などの法令等の規制も強まっております。また、海洋プラスティック問題は世界的な共通課題であるとの認識が急速に高まっており、容器包装における対応は、飲料業界の大きな課題になっております。これらの規制強化や、容器包装等に対する取組みへの対応費用の増加等によって、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、気候変動に起因する水資源の枯渇、原材料への影響、大規模な自然災害による製造設備の被害などのサプライチェーンに関わる物理的リスクが顕在化した場合、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループでは、オエノンホールディングス代表取締役社長を委員長とする「CSR・コンプライアンス委員会」においてSDGsの達成に必要な課題を整理し、グループ全体で課題解決に向けた活動を推進しております。

具体的には、リサイクル素材の積極的活用、「自己熱再生システム」導入によるCO2排出量削減、蒸留廃液濃縮装置更新による産業廃棄物・燃料使用量の削減を図っているほか、オエノンホールディングス子会社の合同酒精㈱が経済産業省の「ゼロエミ・チャレンジ企業」に選定されるなど、環境負荷低減や環境保全活動に積極的に取り組んでおります。

 

 

 

項目

為替変動

 

リスク概要

オエノンホールディングスグループは、商品・原材料の一部を外貨建てにて輸入しております。しかしながら、短期及び中長期の予測を超えた為替変動が、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループでは、為替レート変動に対するリスクを為替予約等のヘッジ取引により一定限度まで低減しております。

 

 

 

項目

資金調達

 

リスク概要

資金調達時の金融市場の動向により、短期及び中長期の予測を超えた金利変動が、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループでは、金融機関等との良好な関係を維持するとともに、原則、複数による低利かつ固定金利での資金調達を行うことにより金利変動リスクの低減を図っています。また、健全な財務体質の維持・強化に努めるとともに金融市場の動向に関する最新の情報と事業環境の分析に基づき、資金計画の見直しを適時に行っております。

 

 

 

項目

棚卸資産の評価

 

リスク概要

平成20年4月1日以後開始する事業年度より「棚卸資産の評価に関する会計基準」が適用され、通常の販売目的で保有する棚卸資産は取得原価をもって貸借対照表価額とし、期末において正味売却価額が取得原価より下落している場合には収益性が低下していると判断し、当該正味売却価額まで貸借対照表価額を切下げ、取得原価と当該正味売却価額の差額は当期の費用として処理することとなりました。このためオエノンホールディングスグループの棚卸資産につき、原材料購入価格の上昇、製造固定費の増加、生産量の減少、製品販売価格の下落などが生じ、その結果正味売却価額が取得原価を下回るため収益性が低下していると判断された場合には、当該棚卸資産の簿価切下げがなされ、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループでは、新たに大きな簿価切り下げが発生する可能性を可能な限り低減するため、毎期、継続的・保守的・網羅的に棚卸資産を評価・検証し、必要に応じて評価減を計上することとしております。

 

 

 

項目

固定資産の減損

 

リスク概要

オエノンホールディングスグループは、事業の用に供する様々な固定資産を保有しております。平成18年度から「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しておりますが、今後、遊休固定資産の時価の急激な低下や事業環境が大幅に悪化した場合には、追加的な減損損失が発生し、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループでは、追加的な減損損失のリスクを低減するため、毎期継続的に減損の兆候の有無を検証しております。

 

 

 

項目

退職給付債務

 

リスク概要

オエノンホールディングスグループの一部の退職給付債務及び退職給付費用は、年金数理計算上使用される割引率や退職率、昇給率等の前提条件と年金資産の期待運用収益率等に基づき計算されております。年金資産の運用利回り悪化、割引率の低下等が発生した場合には、オエノンホールディングスグループの業績及び財務状況に悪影響を与える可能性があります。

 

対応策

オエノンホールディングスグループでは、このような数理計算上の差異の発生に伴う損益変動リスクに対応するため、年金資産の運用は、適宜、情報を取得し、安全性を考慮した投資配分に努めております。また、退職給付制度には確定給付型と確定拠出型を組み合わせた制度を導入しております。

 

 




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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