エフティグループ(2763)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて
3 【事業の内容】エフティグループグループは、エフティグループ、親会社及び連結子会社8社並びに持分法適用関連会社1社で構成されており、収益構造改革に向けてストック収益拡大の方針を掲げ、小売電力サービス「エフエネでんき」をはじめとする自社ストックサービスの企画・開発・販売を行っております。 エフティグループグループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、以下に示す区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 9.事業セグメント」に掲げるセグメントと同一の区分であります。 (1) ネットワークインフラ事業① 小売電力サービス小売電気事業者の登録を受け、エフティグループ電力サービスである「エフエネでんき」「FTでんき」を提供しております。(主な関係会社)㈱エフエネ ② 回線サービスFVNOとして光インターネットサービス「ひかり速トク」の提供及びインターネットサービスプロバイダーの運営を行っております。(主な関係会社)㈱アイエフネット ③ その他ウォーターサーバーの取次販売を行っております。(主な関係会社)㈱ウォーターセレクト (2) 法人ソリューション事業① 情報通信サービス中小企業個人事業主向けにネットワークセキュリティ商品・ファイルサーバ・セキュリティ商品・情報通信機器・OA機器等の販売施工及びアフターサービスを行っております。(主な関係会社)㈱FTコミュニケーションズ、㈱サポータス・システム・ソリューションズ、エフティグループ ② 環境サービス中小企業個人事業主向けに空調設備・LED照明・空気浄化装置等の販売施工及びアフターサービスを行っております。(主な関係会社)㈱FTコミュニケーションズ、エフティグループ (3) その他事業蓄電池サービス販売代理店及び一般消費者向けに蓄電池及び太陽光発電設備の販売取次等を行っております。(主な関係会社)㈱FRONTIER 事業内容と各社の当該事業にかかる位置付け及びセグメントとの関係は、次のとおりであります。セグメントの名称主要商品・サービス主要な会社セグメント主な事業内容ネットワークインフラ事業小売電力サービス小売電力「エフエネでんき」「FTでんき」㈱エフエネ回線サービス光回線「ひかり速トク」㈱アイエフネットその他ウォーターサーバーの販売㈱ウォーターセレクト法人ソリューション事業情報通信サービスビジネスホン、OA機器、ファイルサーバー、UTM等の販売施工保守当 社㈱FTコミュニケーションズ㈱サポータス・システム・ ソリューションズ環境サービスLED照明、空調設備等の販売施工保守当 社㈱FTコミュニケーションズその他事業蓄電池サービスその他の販売太陽光発電設備・蓄電池等の販売施工の取次㈱FRONTIER 事業の系統図は、次のとおりであります。
有価証券報告書(2026年3月決算)の情報です。
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1) 会社の経営の基本方針文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、エフティグループグループが判断したものであります。 エフティグループグループの事業領域は多岐に渡っており、LED照明・空調設備・節水装置・太陽光発電設備等の環境関連商材やビジネスホン・OA機器・ファイルサーバー・UTM等の情報通信機器、光コラボレーションモデル・ISPサービス・WEB商材等のインターネット関連商材、小売電力サービス等、幅広い商品群で中小企業・個人事業主に加えて一般消費者をサポートしております。継続して価値ある商品やサービスを提供し社会に貢献していく為にはコミュニケーションが何よりも大切であると考えております。親密なコミュニケーションが新たな価値を生みだすというコンセプトのもと、「経営理念」に従い、企業価値を高めていくことがエフティグループグループの経営の基本方針であります。 「経 営 理 念」私たちは、コミュニケーションを通して、3つのS(Satisfaction=満足)の向上とその相乗効果(3乗)により、エクセレント・カンパニーとなることを目指します。 <3つのSatisfaction>CS:Customer Satisfaction (お客様満足の向上)エフティグループグループは、お客様とのコミュニケーションを大切にします。商品やサービスにおいて新しい価値を創造し、いち早くお客様に提案致します。丁寧な説明と誠実な対応により、お客様から信頼される企業グループを目指します。ES:Employee Satisfaction (社員満足の向上)エフティグループグループは、社員とのコミュニケーションを大切にします。社員のビジネスパーソンとしての成長を支援し、実力・成果主義にもとづくフェアな報酬等により、働き甲斐があり、エフティグループの一員であることに誇りを感じ、社員とその家族が幸せを実感できるような企業グループを目指します。SS:Stockholder Satisfaction (株主様満足の向上)エフティグループグループは、ご支援頂いている株主様とのコミュニケーションを大切にします。正確な財務諸表の作成、タイムリーかつ詳細な開示、効果的で適正なIR・PR活動を実施し、Accountability(説明責任)を果たします。企業価値の向上を図り、株主様のご期待に応えられる企業グループを目指します。 また、事業領域の多様化及び情報化社会の進展を踏まえ、エフティグループグループの「あるべき姿」を志向していくために、キャッチフレーズとして「オフィスと生活に新たな未来を。」を制定しております。エフティグループグループは、「オフィスと生活に新たな未来を。」提供し続けることで、法人のみならず一般消費者も含めた様々なお客様に親しまれる企業グループとなるべく、鋭意業容拡大に励んでまいります。 (2) 目標とする経営指標エフティグループグループが重視している経営指標は、売上収益、営業利益、ストック収益(ストック型サービスにより将来見込める収益)であります。成長性と収益性を高め、安定収益の確保により、企業価値の向上を図りたいと考えております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略エフティグループグループは、「あるべき姿」の数値目標として「営業利益100億円」を中長期的な目標として、エフティグループグループ内にて掲げております。エフティグループグループの強みである、「強い営業力を有すること」、「日本全国でお客様にアフターメンテナンスを含めたきめ細かいサービスが可能であること」、「通信事業者やメーカー等との取引において販売実績に応じたボリュームメリットが享受できること」等を活かしながら、以下の項目を実施し、「あるべき姿」を早期に実現することがエフティグループグループの中長期的な経営戦略であります。① ストック収益の積み上げ② 小売電力事業の事業基盤の安定化③ 新規事業の開発と推進④ 既存事業におけるマーケットシェアの拡大⑤ 人財育成と優秀な人員の確保 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題エフティグループグループが対処すべき課題は以下のとおりであります。 ① ストック収益の積み上げエフティグループグループは、「ストック収益の拡大」を方針として、毎月着実に収益が見込めるストック型自社サービスの企画・開発・販売を行ってまいりました。小売電力サービス「エフエネでんき」「FTでんき」、光回線サービス「ひかり速トク」「FT光」、ビジネスホン等の定額保守サービスに続く、市場ニーズにあった新たなサービスの企画・開発が必要と考えております。今後も継続的な取引を見据え、顧客満足度向上に向けたサポート体制の強化を図ってまいります。 ② 小売電力事業の事業基盤の安定化エフティグループグループのストック収益の中でも大きな比重を占めている小売電力サービスにおいて、電力卸売市場での価格変動がエフティグループグループの収益に大きな影響を与えるため、事業基盤の安定のため、継続的な資金調達と電力調達先の分散等による原価低減策の推進を図ってまいります。 ③ 新規事業の開発と推進エフティグループグループの収益源の多様化並びに継続的な成長・拡大を図るためには、新規事業の開発と推進が必要であります。LED照明、空調機器、太陽光発電設備等の消費電力低減サービスに続く新たなサービスを企画すると共に、小売電力サービスにおけるセットプラン、今後さらなる拡大が予想されるIoT市場に適合する新たなクラウド型サービスの開発と推進に注力してまいります。 ④ マーケットシェアの拡大情報通信サービス・環境サービスにおいては、顧客のニーズは底堅いものがあるものの、同業他社との競合は激しさを増しております。その中でマーケットシェアを拡大するためには、エフティグループの独自性を発揮し、他社との優位性を確保することが必要であります。顧客の業態やニーズに即した商品群の提案を通じて顧客満足度の更なる向上を図ると共に、パートナー企業の開拓をより一層強化し、既存事業とのシナジーが図れる企業を対象とした業務提携及び資本提携、M&A等によりマーケットシェアを拡大してまいります。 ⑤ 人員の確保及び教育ストック収益の積み上げ、マーケットシェアの拡大を行うためには、引き続き優秀な人員の確保と教育は必要不可欠な要素となっており、重要な課題であると考えております。人員の確保については新卒者の定期採用を継続すると共に、経験者をターゲットとする中途採用を拡充してまいります。社員教育については、オンラインによる研修等を進め、社員の階層に合わせた研修プログラムの構築を行うことにより教育強化に取り組んでまいります。さらに、従業員のテレワーク等の働き方改革を継続して進めると共に、ストック収益の拡大方針に合わせた人事制度の構築を行い、管理体制の充実と生産性の向上並びにコンプライアンス啓蒙を図ってまいります。
事業等のリスク
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、以下の事項のうち将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてエフティグループグループが判断したものであります。 ① 法的規制に係るリスクエフティグループグループの各事業におきましては、「特定商取引に関する法律」、「不当景品類及び不当表示防止法」、総務省を監督官庁とする「電気通信事業法」、その他関係諸法令による法的規制を受けており、今後、これら法令等が改廃され、規制が強化された場合には、エフティグループグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 自社製品等の開発・製造・販売に係るリスクエフティグループグループは、LED照明、FVNOによる光インターネットサービス、定額保守サービス、小売電力サービス等、エフティグループグループによる自社商品の販売及びサービス提供の比率が高まってきております。製品等に不具合等が発生した場合、またはサービスが長期間にわたり提供できない状況となった場合には、返品、製造物責任法に基づく損害賠償や費用の発生等により、エフティグループグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 小売電力市場に係るリスクエフティグループグループの主要な事業の一つとして、小売電力サービスがあります。当該事業は、卸電力取引市場で電力を調達しているため、電力調達価格の価格変動リスクを負っています。電力調達価格は、電力発電用燃料価格や為替相場、電力需要が増加する夏季及び冬季における市場価格の高騰、自然災害、事故、システムトラブルなどにより急騰する可能性があり、エフティグループグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 販売代理業務に係るリスクエフティグループグループの主要な事業の一つとして、通信事業者やメーカー等の販売代理店事業があります。当該事業は、通信事業者やメーカー等との契約内容及び条件に基づいておりますが、通信事業者やメーカー等の方針や条件の変更等により、エフティグループグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 人財の確保及び育成に係るリスクエフティグループグループの更なる販売活動強化及び規模拡大を図るため、新卒採用や中途採用活動の継続に加え、社員の階層に応じた研修を実施する等人的資源の活性化に引き続き注力する方針であります。しかしながら、上記方針に基づく採用計画や人財育成が計画通り進まない場合には、エフティグループグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ M&A(企業買収)による事業拡大に係るリスクM&Aにおきましては、エフティグループグループは顧問弁護士や公認会計士等と連携しつつデューデリジェンスを実施し、経営戦略会議及び取締役会で十分に吟味の上実施しております。しかしながら、M&A実施後に偶発債務の発生等デューデリジェンス時に把握できなかった問題等が発生した場合及びM&A先企業の事業展開が計画どおり進捗しなかった場合、エフティグループグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 情報管理に係るリスクエフティグループグループの各事業におきましては、当該業務の性格上、多数の顧客情報を保有しておりますが、万が一にも情報が漏洩する事故等が発生した場合には、損害賠償を請求され、信用を失うこととなり、エフティグループグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ リース契約に係るリスク法人ソリューション事業におきましては、お客様に対し主に提携リース会社のリース契約を用いて販売しておりますが、リース会社の与信審査の厳格化やリース料率の引き上げ、リース取引に関する法令等の改廃や会計基準の変更等によりリース契約の成約率が大幅に低下した場合には、エフティグループグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ のれんに係るリスクエフティグループグループは、連結財務諸表についてIFRSを適用しておりますが、日本において一般に公正妥当と認められる企業会計基準と異なり、のれんは非償却資産として定額償却しておりません。そのため、今後いずれかの事業収益性が低下した場合等には、減損損失が発生し、エフティグループグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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