JFLAホールディングス(3069)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


JFLAホールディングス(3069)の株価チャート JFLAホールディングス(3069)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3 【事業の内容】JFLAホールディングスグループは「食を通じた新たな価値の創造と提供」をミッションに、「新たな価値を生み出すブランド創出」、「新たな価値を提供する多様な販売手法の構築」、「新たな価値を支える経営基盤の確立と持続的成長」という3つの中長期戦略を実行しております。戦略に紐づく各課題へ積極的に取り組み、国内外において、生産・流通・販売の3機能が相互に価値を発揮する事業ポートフォリオの構築に努めてまいりました。JFLAホールディングスグループは、生産事業、流通事業及び販売(外食)事業を展開しております。生産事業では、牛乳、脱脂粉乳、ヨーグルトなどの乳製品の製造販売、しょうゆ、みそなど発酵調味料や日本酒、焼酎などの調味料・酒類の製造販売及びパン菓子類、製パン製菓材料の製造販売事業を行っております。流通事業では、欧州を中心として世界各国から輸入した食品類・酒類の国内での販売事業を行っております。また、欧州において、食品の加工卸及び食材の輸出入事業を行っております。販売事業では、連結子会社が開発した飲食業態について、フランチャイズ本部の運営及び直営店の経営も行っております。海外においては、英国における和食材関連スーパー運営事業等を行っております。JFLAホールディングスは、JFLAホールディングスグループの経営戦略、管理及びそれらに付帯する業務を行うとともに、外食店舗に対するマーチャンダイジング事業を行っております。JFLAホールディングスグループが営んでいる主な事業内容とJFLAホールディングスグループを構成する各社の当該事業における位置づけは次のとおりであります。 (1) 生産事業乳業部門においては、株式会社弘乳舎は、余剰乳の加工受託事業及び各種乳製品の製造販売事業を行っております。九州乳業株式会社及び茨城乳業株式会社は、乳製品の製造及び販売を行っております。一方で、食品類・酒類部門においては、盛田株式会社やパン菓子類等の製造販売を行う株式会社栄喜堂などで構成されております。(2) 流通事業 国内においては、輸入食品類・酒類販売事業の株式会社アルカン、東栄貿易株式会社などを展開しております。海外においては、英国法人T&S Enterprises (London) Limitedは、英国の高級和食レストランなどに食材を卸しており、オランダのグループ会社とともに欧州全域に販路を拡大しようとしております。これら欧州子会社は現在、欧州事業を統括するAtariya Foods Limitedのもとで、共通する業務の統合化を図り効率化を進めております。 (3) 販売事業 株式会社アルテゴは、フランチャイズ本部としてベーグルやクレープ等飲食店の運営を行っております。 会社名ブランド株式会社アルテゴ「たこばやし」「BAGEL & BAGEL」「BAGEL & BAGEL City」「MOMI&TOY'S」「Crepes Familia」「瑪蜜黛(モミトイ)」「ESTADIO」株式会社菊家「お菓子の菊家」「シャンテ・ドール」 (4) その他事業 「食」を通じて健康増進や豊かな生活を実現する事業として、ウェルエイジング事業等を行っております。 事業系統図は、次のとおりであります。

有価証券報告書(2026年3月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてJFLAホールディングスグループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針(経営方針)JFLAホールディングスグループは2023年9月14日に公表しました事業再生計画に基づき、株式会社地域経済活性化支援機構より出資及び経営人材の派遣を受け入れるとともに、①製品値上げ、②製品ポートフォリオ見直し、③設備投資、④不採算子会社の整理、⑤不採算工場・店舗の閉鎖、⑥本部経費見直し、⑦経営管理体制強化、⑧財務基盤の強化の各施策に取り組み、不安定な事業環境においても事業継続が可能な経営基盤の構築に努めております。 (2) グループ方針① 持続的成長モデルの確立・消費者のライフスタイルの変化に応える商品・サービスの提供・デジタルトランスフォーメーション(DX)による生産・流通・販売機能の競争力強化・製販一体型モデルの深化による事業の生産性と収益性の向上・「食」を通じて健康増進や豊かな生活を実現する新規事業(ウエルエイジング事業)の推進② 事業リスクの耐性強化・安定的な生産と供給を確保する様々なリスクへの耐性強化・グループ会社の収益率基準の設定・財務体質の強化③ JFLAホールディングスが目指すSDGsの実現・乳業や醸造工場で排出されるCO2削減による環境保全や地域貢献の実現・生産及び販売部門で発生するフードロスや食材廃棄の低減・グループ各社における障がい者雇用や人材の多様化を推進 (3) 部門別の重点目標① 生産部門・乳業事業:ノンデイリーと機能性飲料の開発強化による商品ポートフォリオの拡充と収益性向上設備投資と人員体制の増強による生産性の向上・醸造事業:醸造技術を生かし付加価値の高い機能性飲料や調味料の開発強化海外市場向け商品開発の強化による輸出比率の向上② 流通部門・ブランド・商品ポートフォリオ戦略:消費者のライフスタイルやニーズに適ったブランド・商品ポートフォリオの拡充・ソリューション機能強化:取引先の課題解決と新たな価値創造の実現・デジタルマーケティングの強化:電子取引、通販等のデジタルマーケティングの強化③ 販売部門・ブランド・商品ポートフォリオ戦略:高付加価値を有するブランドを中心に事業ポートフォリオの再構築・製販一体型モデルの推進:優良ブランドの料飲から小売商品に至るトータル展開を推進 (4) 経営環境及び対処すべき課題当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の持ち直しによる緩やかな回復基調が見られる一方で、不安定な国際情勢や米国の通商政策、エネルギー価格や原材料価格の高止まり、長引く円安など依然として先行きの不透明な状況が続きました。食品業界につきましては、外食需要はインバウンド需要の増加により堅調に推移したものの、内食需要は多岐にわたる食品の値上げにより消費者の節約志向が強まり、厳しい事業環境となりました。このような状況の中、JFLAホールディングスグループは、事業再生計画の2期目にあたる当期も、製品価格の見直し、ポートフォリオの最適化、不採算事業の整理、経営管理体制の強化等の各施策を引き続き推進することに加えて、従業員の雇用待遇の改善やキャッシュ・フローを重視した経営に積極的かつ果敢に取り組み、不安定な事業環境においても事業継続が可能な経営基盤の発展を遂行するにあたり対処すべき課題は以下の通りと考えております。 ① 事業再生計画の実行JFLAホールディングスは、2022年5月に策定した「経営改善計画」及び2025年3月期にスタートさせた「事業再生計画」に基づき事業を推進してまいりました。その結果、事業再生計画の2期目にあたる当期も、売上高及び営業利益は計画数値を大きく上回る結果となりました。事業再生計画の3年目にあたる次期(2027年3月期)につきましても、引き続き各課題・施策に取り組むことで、不安定な事業環境においても事業継続が可能な経営基盤の構築を目指します。(単位:百万円) 2026年3月期計画(注)1 ①2026年3月期実績 ②2026年3月期差異 ③(②-①)2027年3月期計画(注)1 ④2027年3月期予想(注)2 ⑤2027年3月期差異 ⑥(⑤-④)売上高60,00065,6575,65760,00066,0006,000営業利益9501,5275771,0001,550550 (注)1. 計画とは、2023年9月14日に事業再生計画をベースとした公表数値であります。2. 予想とは、2026年5月13日に公表した数値であります。 また、各施策につきましては、下記のとおりであります。○製品値上げによる収益性改善原材料価格やエネルギー価格の高騰等により製造原価・仕入原価の上昇傾向が続く中、適正な販売価格の値上げを通じて収益性改善を図ります。○製品ポートフォリオ見直しによる収益性改善低採算製品・商品の製造または販売の見直しや廃止等を行い、高収益製品への経営資源を集中させることにより、生産効率や販売収益の最適化に努めます。○設備投資による業務効率化及び人件費削減生産事業を手掛けるJFLAホールディングス子会社において、工場の維持更新投資及び工場内機械化及び製造ラインの拡充のための設備投資を行うことにより、生産性向上及び労務費の適正化を図ります。○不採算子会社の整理グループとの親和性や今後の業績回復が見込みにくい国内外のJFLAホールディングス子会社については、第三者売却等によりJFLAホールディングスグループの収益性及び財務改善を図ります。○不採算工場・店舗の閉鎖生産事業において、工場単独での損益の改善が難しい拠点の集約や移管等を行い、経営資源の集中及び収益性改善を図ります。また販売事業においても、店舗別損益管理を徹底し、コスト削減をしてもなお赤字が見込まれる不採算店舗については、閉鎖を検討いたします。○本部経費見直し役員報酬の自主返納及び人員数・人員配置の適正化を図るとともに、他の経費の抜本的見直しによりコスト削減を図ります。○経営管理体制の強化事業再生計画の迅速な遂行のため、株式会社地域経済活性化支援機構からの派遣人員を活用するとともに、ガバナンス体制のより一層の強化を目的として、外部からの新たな取締役の追加選任を予定しております。 ② 財務基盤の強化JFLAホールディングスは、事業再生計画を推進し、2026年3月期の当期純利益が増加したこと等により、自己資本比率は20.4%と前期末比で2.3%改善しました。今後も引き続きバランスシート及びキャッシュフローの改善に努め、財務基盤の強化を進めてまいります。

事業等のリスク

3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在においてJFLAホールディングスグループが判断したものであります。 (1) 投融資回収のリスクJFLAホールディングスグループは、今後の事業拡大及び収益力向上のため、企業の買収や子会社設立、アライアンスを目的とした事業投資等を実施する場合があります。JFLAホールディングスグループは、投融資案件に対しリスク及び回収可能性を十分に事前評価し、投融資を行っておりますが、投融資先の事業の状況がJFLAホールディングスグループに与える影響を確実に予測することは困難な場合があり、投融資先の事業が計画通りに進展しない場合や、効率的な経営資源の活用を行うことができなかった場合には、JFLAホールディングスグループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、JFLAホールディングスグループは、今後もシナジーを最大限に活用し、グループ全体の企業価値向上を目指してまいりますが、事業展開が計画通りに進まないことに伴う収益性の低下や時価の下落等に伴い、資産価値が低下した場合は、減損損失の発生や売却等により、JFLAホールディングスグループの事業展開、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (2) 景気の下振れによる不況リスク日本における将来の景気減退又は経済減速等の経済不振は、JFLAホールディングスグループが事業展開する乳製品や調味料などの商品・外食サービスに対する購買力や需要に影響を与える可能性があります。現在、為替の円安進行や国際情勢の不安定化による原材料・燃料等の高騰により、一時的に景気の後退に至っておりますが、今後も、様々な外的要因により、景気の下振れによる不況に陥った場合、JFLAホールディングスグループの財政状態及び経営成績に大きな影響を与える可能性があります。JFLAホールディングスグループは、各種のコスト削減策を実施することにより収益基盤を強化しております。 (3) 自然災害に係るリスクJFLAホールディングスグループ子会社の運営する外食チェーン店舗(販売事業)及び工場(生産事業)が、日本国内はもとより海外にも点在しており、これらが台風・地震・疫病などの自然災害にさらされる可能性があります。これらの災害に見舞われた場合は、店舗の休業や工場の生産停止を余儀なくされるため、JFLAホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (4)海外事業に係るリスクJFLAホールディングスグループでは、欧州地域(英国、オランダ、ドイツ)を中心に事業展開を行っております。中東及びウクライナ情勢等の紛争、政治的変動や為替相場変動のほか、各国の制度・習慣・宗教の違いなどにより、予期しえない事象が発生した場合は、JFLAホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (5) 原材料の調達に係るリスク販売事業におきましては、JFLAホールディングスが運営する外食チェーン店で使用する原材料は、大部分が農業生産物であり、その種類も多種多様にわたります。そのため天候不順や食用家畜に対する伝染病の流行などが、原材料調達を困難にする可能性があります。また、政府による緊急輸入制限措置(セーフガード)の発動など、需給関係の変動を伴う事態が生じる可能性があります。流通事業及び生産事業におきましては、原材料及び商品の多くを海外から調達しております。そのため、調達国における紛争、需給状況の変化や法律及び規制の変更、社会的混乱等により、調達コストの上昇や供給不足となる可能性があります。また、JFLAホールディングスグループが調達する主要原材料や重油等のエネルギー資源は、その価格が市況により変動する可能性があります。これらの結果JFLAホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (6) 食材の安全及び衛生管理に係るリスク異物混入、伝染病(BSEや鳥インフルエンザ等)及び食品偽装問題など、食の安全に対する社会の関心が高まっております。JFLAホールディングスが事業を継続するためには、安全・安心な食材を確保する努力が求められています。しかし、何らかの要因により食品事故等が発生した場合、JFLAホールディングスのブランド・イメージが低下するほか損害賠償を求められることがあり得ます。このような事情がJFLAホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (7) 出店政策に係るリスク販売事業におきましては、商圏調査や賃料、投資後のシミュレーションなどを綿密に行った上で採算性を重視しながら出店を行っておりますが、景気動向や消費者のし好の変化などにより店舗が不採算化する可能性があり、これがJFLAホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (8) 法的規制に係るリスクJFLAホールディングスブランドで運営する店舗は、食品衛生法の規定に基づき、所管保健所の飲食店営業許可を取得しております。万が一食品中毒等の事故を起こした場合、食品等の廃棄処分、営業許可の取消、営業の禁止、もしくは一定期間の営業停止処分などの処分を受けることがありうるほか、被害者からの損害賠償請求を求められる可能性があります。その結果、JFLAホールディングスグループ全体の信用を毀損することになり、JFLAホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (9) 人材確保に係るリスクJFLAホールディングスグループでは今後の業容拡大に伴う適切な人材確保が必要であると考えております。一方で少子高齢化社会の進行に伴い、人材の確保が困難となる場合や、人材の育成が順調に進まない場合、JFLAホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (10) 製造技術の継承と技術者の育成JFLAホールディングスグループの基本理念の一つである「日本の伝統的で良質な食生活や食文化を守り、次世代に伝えていく」という考えのもと、醤油、味噌、漬物及び清酒等の伝統食品の製造技術を継承すべく、後継者となり得る技術者の育成を行っておりますが、人材不足等により継承が円滑にできない場合、JFLAホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (11) 新商品開発食品業界における商品開発は非常に競争が激しく、同一カテゴリーにおいて類似した後発商品の相次ぐ発売や価格訴求等により、JFLAホールディングスグループ商品の優位性が短期間で失われる可能性があります。また、開発した新商品が市場において一定の評価を得られない場合は、JFLAホールディングスグループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 (12) 個人情報の管理に係るリスクJFLAホールディングスグループでは、顧客からのアンケート情報や住所等の情報を収集し、顧客満足度の把握及びサービスの向上に努めており、これら個人情報とマーケティング活用し、出店につなげております。個人情報の管理には万全を期しておりますが、何らかの理由で個人情報が外部に漏えいした場合には、損害賠償の発生や社会的信用の低下により、JFLAホールディングスグル―プの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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