ホギメディカル(3593)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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ホギメディカル(3593)の株価チャート ホギメディカル(3593)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】

 ホギメディカルグループ(ホギメディカル及びホギメディカルの関係会社)はホギメディカル(株式会社ホギメディカル)、子会社(P.T.ホギインドネシア及びホギメディカルアジアパシフィックPTE.LTD.他1社)及び孫会社(P.T.ホギメディカルセールスインドネシア)により構成されております。事業は、医療用消耗品、医療機器及び医療用不織布製品等の製造・販売であります。ホギメディカルは、医療用不織布製品及び医療用消耗品の一部につきまして、P.T.ホギインドネシアに製造を委託しております。また、ホギメディカルアジアパシフィックPTE.LTD.及びP.T.ホギメディカルセールスインドネシアは、ASEAN(東南アジア諸国連合)各国への医療用消耗品、医療機器及び医療用不織布製品等の販売活動を行っております。

〔事業系統図〕

ホギメディカルグループの取引を図示しますと、以下の通りとなります。


有価証券報告書(2024年3月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

 ホギメディカルグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてホギメディカルグループが判断したものであります。

(1)経営方針

 ホギメディカルグループは、「社業を通じて医療進歩の一翼を担い、人々の健やかな生命と幸福に尽くし、もって社会の繁栄に寄与する」を社是とし、患者・医療従事者等の安全と医療機関等の経営の合理化・省力化に貢献できる製商品群を製造・販売しております。

(2)経営戦略等

 国内経済におきましては、賃金上昇率が高水準となるなど消費者マインドは徐々に回復傾向になると期待感が高まる一方、不安定な国際情勢、資源・原材料価格の高騰、為替変動による海外調達材料の高止まり等、先行きを見通すことが困難な状況が続くと想定しております。

 また、医療業界につきましては、地域医療構想実現に向けた機能分化が加速すると予想される中、当連結会計年度においては診療報酬改定、第8次医療計画、さらには医師の働き方改革がスタートし、医療機関はその対応を余儀なくされることが予想されます。今回の診療報酬改定に関しては、本体部分で0.88%と高水準でのプラス改定となりますが、財源確保が厳しい中、政府としても医療従事者の待遇改善や医療現場での人手不足問題の解決に向けた方針を示しており、医療現場での離職率を低減し、医療安全と院内業務の生産性向上の両立を図ることは社会的課題となっていくと想定されます。

 ホギメディカルにおいては、今後もお客様の環境変化を敏感に察知し、お客様に寄り添いながら課題に対してソリューションを提供できるオンリーワンの企業となるべく企業活動を展開していきます。

 販売活動におきましては、国内では、病床機能分化により今後手術が集中すると想定される高度急性期病院・急性期病院における生産性向上や人手不足などの課題に対して、「プレミアムキット」を基軸とし業務負荷削減と働き方改革に向けた提案活動を積極展開し課題解決に貢献してまいります。海外では、シンガポールにある販売子会社のホギメディカルアジアパシフィックPTE.LTD.及びインドネシアの販売孫会社P.T.ホギメディカルセールスインドネシアが、シンガポール及びインドネシアを中心にASEAN(東南アジア諸国連合)各国の基幹病院への製品導入を積極的に展開してまいります。

 新規事業につきましては、引き続きREVICE(単回使用医療機器再製造事業)の積極的な推進に注力してまいります。なお、当連結会計年度末時点での許認可取得件数は7件となっております。

 生産活動におきましては、不透明で複雑な経営環境下においても、コスト削減や生産性の改善など原価低減のための取組みを継続しつつ、引き続き顧客価値の最大化に資する安定的で継続的な製品供給に努めてまいります。製造原価におきましては、2023年4月より稼働いたしました新キット工場Ⅱ期の投資に伴う償却費が減少する一方、製品価値向上及び品質維持に資する維持投資、円安の影響による輸入材料の高騰などから、原価率は1.0%の改善にとどまる予定です。海外製造子会社のP.T.ホギインドネシアにおいても、キット製品に内包される医療材料などの内製化推進計画を積極的に推進していくと同時に生産性の改善に取り組み、より一層の原価低減を目指してまいります。

 また、その他の事業活動におきましては、引き続き費用対効果を勘案しつつ経費の適正使用に努めてまいります。今後につきましては、主に配送センターに関する維持・改修費用や製品力強化のための研究開発にかかわる費用、販売に必要な費用を見込んでいることなどから販売費及び一般管理費の増加を予定しております。

(3)経営環境

 当連結会計年度における日本経済を取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症から社会活動が正常化したことに伴い、インバウンド需要が増加するなど景気回復の兆しを示しながら推移しております。一方、緊迫化する国際情勢やインフレ、利上げによる物価高騰、さらには外国為替相場における大幅な円安の進行など、先行きが不透明な状況が継続いたしました。

 医療機関を取り巻く状況につきましては、物価資材や光熱費の高騰が経営を圧迫したことに加え、2024年4月からは医師の働き方改革が本格化することから逼迫する人手不足問題が顕在化することが懸念されております。医療現場におきましては早急かつ根本的な解決が難しい状況において、様々な制約を受け入れながら医療の質の維持・向上を迫られる厳しい環境となることが想定されております。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 ホギメディカルは、「社会貢献」、「安全なもの作り」、「安定生産」、「お客様との共存共栄」、「社員満足度の向上」、「安定成長」及び「利益改善」を経営のキーワードとして掲げております。ホギメディカルが販売する製品は、医療の現場で使用されるものが多いため、安全な製品の安定供給はホギメディカルの存在意義でもあり社会的責任でもあります。以上のことを踏まえ、下記の対処すべき課題についてそれぞれの施策に取り組んでおります。これらを継続して遂行することにより、企業価値の向上を図ってまいります。

①医療環境の変化への対応

・働き方改革と医療安全に貢献するソリューションの提供

・進歩する医療技術に対応する新製品の開発

・SUD(単回使用医療機器)のリプロセス(再製造)の事業化

②安全な製品の安定供給

・安定供給のための生産管理体制の強化

・お客様が使いやすく、かつ安全な製品の追求

・新キット工場の自動化による安全性の向上

③継続的な利益成長

・プレミアムキットの販売強化

・新製品の販売強化

・新キット工場の自動化による生産性の向上

・インドネシア工場での生産性の改善

・材料の内製化推進

・海外販売事業の拡大

・物価高と円安への対応

④財務・資本収益性の改善

・資本効率の向上

・安定的かつ継続的な株主還元

・投資規律の強化

⑤内部統制システム・コンプライアンス体制の整備

・情報管理の徹底、社員教育の充実

・リスクマネジメント体制の更なる強化

・監査監督機能の強化

(5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

経営指標といたしましては、1株当たり当期純利益(EPS)、自己資本当期純利益率(ROE)、営業利益を重視しております。

 


事業等のリスク

3【事業等のリスク】

 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてホギメディカルグループが判断したものであります。

・法的規制について

 ホギメディカルグループの取扱製品・商品である医療用キット製品、医療用不織布製品等の大部分については、医薬品医療機器等法の規制を受けており、これらの製造・販売を行うためには、厚生労働大臣の承認、製造所については都道府県知事の許可を必要とします。よって、これらの許認可が監督官庁に認められない場合、あるいは既に取得している許認可が取り消される場合には、ホギメディカルグループの業績に影響を与える可能性があります。

・医療機関の環境の変化について

 ホギメディカルグループの取扱製品・商品の大部分は医療機関への販売となっております。従いまして診療報酬の改定や手術手技の進化は、医療機関の購買方針や使用製品の変更につながり、ホギメディカルグループの業績に影響を与える可能性があります。

・主要な部材・原材料の供給停止等について

 ホギメディカル医療用キット製品の構成部材を供給しているメーカーが供給不能状態になった場合、該当部材を投入している医療用キット製品が製造不能という事態になり、ホギメディカルグループの業績に影響を与える可能性があります。

・製品・商品の不具合について

 ホギメディカルグループの取扱製品・商品について不具合等が発生した場合、医療事故の発生、製品・商品の回収等に至るおそれがあり、ホギメディカルグループの業績に影響を与える可能性があります。

・海外製造拠点における製造不能について

 ホギメディカルは、インドネシアに製造子会社を有しております。インドネシアにおいて予期しない法律または規制の変更や、政情不安・テロ・暴動・戦争及び自然災害・感染症等の不可抗力による事故が発生した場合、ホギメディカルへの材料及び製品の供給が一時滞るおそれがあり、ホギメディカルグループの業績に影響を与える可能性があります。

・国内製造拠点における製造・供給不能について

ホギメディカルの製造及び配送拠点は、茨城県美浦・牛久地区に集中しており、他地域に製造及び配送拠点を有していないため、地震・火災・風水害等の自然災害により多大なる損害を蒙った場合、製造及び供給が一時滞ることにより、ホギメディカルグループの業績に影響を与える可能性があります。

・情報管理について

ホギメディカルは、医療機関等の経営の合理化・省力化に貢献するサービス及び製品を提供するにあたり、医療機関の情報を取り扱っております。情報の管理には最大限の注意を払っておりますが、情報の流出等が発生した場合、社会的信用問題や賠償問題等へ発展するおそれがあり、ホギメディカルグループの業績に影響を与える可能性があります。

・為替等の変動について

 ホギメディカルは、インドネシアに製造子会社を有しております。また、国内外より原材料を調達しているため、原油・原材料の価格及び為替の大幅な変動により、ホギメディカルグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

・減損会計について

ホギメディカルグループの保有資産につきまして、実質的価値の低下等による減損処理が必要となった場合、ホギメディカルグループの業績に影響を与える可能性があります。

 




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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