タキロンシーアイグループ(タキロンシーアイおよびタキロンシーアイの関係会社)は、タキロンシーアイ株式会社および子会社24社により構成されており、主な事業は、塩化ビニル等の各種樹脂製品およびこれらの樹脂と鉄線等の複合製品の製造・加工および販売並びにこれらの製品を使用した各種の装置およびその工事であります。
事業内容とタキロンシーアイおよび関係会社の当該事業に関わる位置付けは次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。
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部門 |
主要製品等 |
主要な会社名 |
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建築資材事業 |
波板、ポリカーボネートプレート、ポリカーボネート加工品、畜産資材製品、FRP製品、防煙垂れ壁、雨どい、管工機材製品、研ぎ出し流し、雨水貯留浸透槽製品、プラスチック看板および屋外広告物、サイネージ、LED表示器、防滑性ビニル長尺床材、遮音・防滑性階段用床材、内外装用化粧シート、表面材および木口材、防災製品(軽量パネル止水板) 他 |
(製造・加工会社) タキロンシーアイ、三和サインワークス㈱、BONLEX EUROPE S.r.l 他 (販売会社) タキロンシーアイ、三和サインワークス㈱、タキロンシーアイプラス㈱、BONLEX EUROPE S.r.l、タキロンマテックス㈱、他喜龍希愛(上海)貿易有限公司 他 |
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環境資材事業 |
農業用ビニルフィルム、農業用POフィルム、農業用関連資材、梱包用紐・ロープ、灌水チューブ、土木シート、水膨張性止水材、止水板、プラスチック網状製品、防草シート、高耐圧ポリエチレン管、高耐圧面状排水材、樹脂被覆カラー鉄線、樹脂被覆カラー鋼管、上・下水道施設用覆蓋、上水道施設用傾斜板、下水道管渠リニューアル工法、大型PEタンク 他 |
(製造・加工会社) タキロンシーアイ、北海道サンプラス㈱、タキロンシーアイサプライ㈱、ダイライト㈱、タキロンシーアイシビル㈱ (販売会社) タキロンシーアイ、北海道サンプラス㈱、タキロンシーアイアグリ㈱、シーアイマテックス㈱、他喜龍希愛(上海)貿易有限公司、ダイライト㈱、タキロンシーアイシビル㈱ |
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高機能材事業 |
塩ビプレート、ポリカーボネートプレート、PETプレート、その他機能樹脂プレート、複合プレート、プレート加工補助材料、各種機能樹脂切削用材料、フィルタープレス用PP製ろ過板、アセテートシート、マイクロモータ、超微粒子マテリアル 他 |
(製造・加工会社) タキロンシーアイ、タキロン・ローランド㈱、タキロンポリマー㈱、CIKナノテック㈱、タキロンテック㈱、上海希愛化成電子有限公司 (販売会社) タキロンシーアイ、タキロン・ローランド㈱、タキロンポリマー㈱、CIKナノテック㈱、上海希愛化成電子有限公司 |
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機能フィルム事業 |
包装用シュリンクフィルム、包装用ジッパーテープ 他 |
(製造・加工会社) タキロンシーアイ、㈱ボンパック、Bonset America Corporation、上海桑普拉斯塑料有限公司 他 (販売会社) タキロンシーアイ、㈱ボンパック、Bonset America Corporation、上海桑普拉斯塑料有限公司 他 |
以上に述べた企業集団等の概要図は、次頁のとおりであります。
(注)(連)は連結子会社を示しております。
(注)当連結会計年度中に、以下の関係会社を新規設立しております。
タキロンシーアイサプライ㈱
タキロンシーアイグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において入手可能な情報に基づき、タキロンシーアイグループが合理的と判断したものです。
(1)経営方針
タキロンシーアイグループは、グループ企業理念の再整理を行い、2024年4月より新たに「行動指針」「尊重すべき価値観」を策定しました。
(2)経営戦略等
2024年度の国内経済は、各種政策の効果や設備投資などによる内需のけん引もあって、景気が持ち直していくことが期待されます。一方、中国経済の先行き懸念や人件費、物流コストの増加に伴う物価高の長期化等による景気下振れリスクに加え、国際情勢の緊張の高まりや金融資本市場の変動にも十分注意する必要があり、引き続き、予断を許さない状況です。
・中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)「Go Beyond 2026 革新」の策定
この状況下タキロンシーアイグループとしましては、新中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)「Go Beyond 2026 革新」を策定し、「①安定的に連結純利益60億円以上を稼ぐ」「②将来100億円を稼ぐための構造改革の実行」の2つを基本方針として中期経営計画の初年度をスタートしました。この2つの基本方針のもとで、具体的な主要施策として「1.グループ経営の最適化」「2.新製品・新事業の創出」「3.現場力の徹底的な強化」「4.海外ビジネスの拡大」「5.M&Aの加速」の5つに注力し、計画達成に向け邁進してまいります。
基本方針
① 安定的に連結純利益60億円以上を稼ぐ
② 将来100億円を稼ぐための構造改革の実行
主要施策
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1.グループ経営の最適化 |
● 赤字グループ会社の撲滅 ● 全体最適を見据えた生産体制の再編 ● 関係会社の個社別成長戦略の実行 |
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2.新製品・新事業の創出 |
● 新総合研究所設立による技術力の集約と重点注力事業の強化・育成 ● 高付加価値分野への研究ポートフォリオの展開と経営資源投入 ● 顧客ニーズを超える商品開発に向けた新技術の創出・導入 ● 戦略的な知財獲得による競争優位性の確立 |
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3.現場力の徹底的な強化 |
● 製造コスト低減のあくなき追求 ● 他社に打ち勝つ営業の実践 ● 効率化・省力化の推進(DX含む) ● 戦略的な原材料購買体制の構築 |
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4.海外ビジネスの拡大 |
● 北米・欧州エリアへの販売強化と収益回復 ● 中国エリアでの現地販売強化とアジアエリアの拡販・シェア奪回 ● 本社支援による海外駐在促進による活動強化 |
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5.M&Aの加速 |
● 石化メーカー事業再編対応および残存者利益の獲得を追求したM&A ● 技術の獲得、海外事業拡大および販売拡大を追求したM&A |
セグメントごとの主要施策等は以下のとおりです。なお、4月1日付で実施した組織改編に基づくセグメントにて記載しております。
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建築資材・シビル |
● 三和サインワークスの新ビジネスモデルの横展開 ● BONLEX EUROPE黒字化、建装事業の北米販売拡大 ● 床材の高付加価値化 ● タキロンシーアイシビルと一体化した販売・開発体制 |
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高機能材 |
● 半導体市場回復需要を取り込むための増産体制構築 ● タキロン・ローランドの事業拡大 |
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フィルム |
● 農POの海外販売加速 ● タキロンシーアイサプライの統合シナジー取込 ● Bonset Americaの北米市場拡販 |
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新事業推進部 |
● モータシェア拡大のための生産体制構築 ● ナノ材料の事業拡大 |
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その他 |
● M&A推進による既存事業極大 ● 徹底的な製造コストダウン |
(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
中期経営計画「Go Beyond 革新 2026」における初年度(2024年度)の目標は下記のとおりであります。
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連結売上高 |
1,450億円 |
連結営業利益 |
76億円 |
連結営業利益率 |
5.2% |
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連結経常利益 |
76億円 |
連結純利益 |
56億円 |
平均ROIC |
5.0%以上 |
タキロンシーアイグループの事業等に関するリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を以下に記載しております。
タキロンシーアイグループは、企業の抱えるリスクを評価した上で「重要リスク」として可視化し、年度単位で組織的にマネジメントすることで、損失等の回避又は低減を図る「リスク管理体制」を整備のうえ、運用しており、当該リスクが顕在化した場合においても、「リスク管理体制」によりその影響を最小限に留める対処を実施しています。本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日現在において入手可能な情報に基づき、タキロンシーアイグループが合理的と判断したものであります。
なお、以下の記載事項は、タキロンシーアイグループの全てのリスクを必ずしも網羅したものではありません。
(1)原材料の市況変動に関するリスク
タキロンシーアイグループは、樹脂等の原材料価格の低減に注力していますが、原材料価格の高騰がタキロンシーアイグループの利益に与える影響は大きく、製品価格にその価格上昇分を十分に転嫁することができなかった場合や予期できない自然災害や感染症等によるサプライチェーンへの影響が生じた場合等、タキロンシーアイグループの業績に影響を与える可能性があります。
タキロンシーアイグループでは、国内外の複数の調達先との取引関係を強化することで、常に最適かつ安定的な原材料の調達ができる体制を構築しております。
(2)法的規制等に関するリスク
タキロンシーアイグループは、国内外において様々な法的規制や行政上の許認可等の適用を受けており、環境関連法やリサイクル関連法、安全保障貿易管理や独占禁止法、下請法等への対応により国内販売や工場操業が影響を受けたり、追加的な費用が発生する場合は、タキロンシーアイグループの業績に影響を与える可能性があります。
タキロンシーアイグループでは、各種業界団体への加盟等により、必要な情報を的確に収集するとともに、許認可の状況を定期的に確認することにより、法令遵守の徹底を図っております。
(3)コンプライアンスに関するリスク
法令、社内外の諸規程や社会規範等のコンプライアンス違反や人権侵害、ハラスメントによる問題、製品品質に関する問題等が生じることにより、費用や損害が発生したり、会社の信用を毀損した場合は、タキロンシーアイグループの業績に影響を与える可能性があります。
タキロンシーアイグループでは、タキロンシーアイグループ コンプライアンス・プログラムを制定し、各種法令の遵守に向けた社員教育及び体制整備に努めております。
(4)海外情勢に関するリスク
海外において戦争やテロ、暴動などの不安定な社会情勢により、工場操業や輸出入業務等に支障をきたし、タキロンシーアイグループの業績に影響を与える可能性があります。
タキロンシーアイグループでは、現地法人から定期的に情報収集を行いながら、現地法人との連携を密にし、対応を図っております。
(5)ITセキュリティに関するリスク
事業上の機密情報や事業活動の過程で入手した個人情報等が不測の事態により漏洩や紛失することにより第三者が不正流用したり、サイバー攻撃等によるシステム停止や重要情報の破壊等の損害を被ることにより、タキロンシーアイグループの業績に影響を与える可能性があります。
(6)環境・気候変動に関するリスク
国際的な関心が高まる「海洋プラスチック問題」や「地球温暖化問題」等、環境に関する社会課題に適切な対応ができない場合やそれにより企業ブランド価値を毀損する事態に至った場合、タキロンシーアイグループの業績に影響を与える可能性があります。
タキロンシーアイグループでは、ESGの観点からマテリアリティを特定し、計画的に対処することによりリスクの軽減対応を図っております。
(7)自然災害・感染症等に関するリスク
地震・火災・台風・洪水等の災害、大規模な感染症が発生した場合に事業活動の遅延や中断、製造設備等の損害、社会インフラ機能の低下等により大きな被害を受ける可能性があり、タキロンシーアイグループの業績に影響を与える可能性があります。
タキロンシーアイグループでは、従業員の安全を確保し、事業活動への影響を最小限に留めるために、事業継続計画(BCP)の策定や継続的な見直し及び改善を行っております。
(8)物流に関するリスク
物流業界の人手不足による運送会社の貨物取り扱い能力の低下によって、荷扱い拒否、集荷量の制限、納期遅延、物流コストの上昇が発生し、タキロンシーアイグループの業績に影響を与える可能性があります。
タキロンシーアイグループでは、在庫管理や長距離輸送の見直し等に取り組むことで、対応を図っております。
(9)人材に関するリスク
労働力人口減少や求人拡大等による人材採用の困難や転職・退職の増加による人手不足により、人材を採用または育成することができない場合や流出を防止できない場合は、タキロンシーアイグループの成長や利益に影響を与える可能性があります。
タキロンシーアイグループでは、「充実人生 経営宣言」を通じて、多様な働き方や職場環境の整備等、各種対策に取り組んでおります。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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