松本油脂製薬(4365)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
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松本油脂製薬(4365)の株価チャート 松本油脂製薬(4365)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

 

3 【事業の内容】

松本油脂製薬グループは、松本油脂製薬、連結子会社2社(株式会社マツモトユシ・インドネシア[インドネシア]、立松化工股份有限公司[台湾])、持分法適用関連会社1社(日本クエーカー・ケミカル株式会社)の計4社で構成され、界面活性剤、その他の2部門に関係する製品等の製造、販売を主な事業内容とし、事業活動を展開しております。

松本油脂製薬グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。

(界面活性剤)

当部門においては、松本油脂製薬が製造・販売をするほか、持分法適用関連会社の日本クエーカー・ケミカル株式会社が鉄鋼金属工業用、製缶工業用界面活性剤の研究、販売を行っております。
 また、連結子会社の株式会社マツモトユシ・インドネシア及び立松化工股份有限公司は繊維工業用界面活性剤を製造し、自国内で販売しております。松本油脂製薬は上記2社より製品を仕入れ、インドネシア及び台湾以外の国へ販売しております。
 セグメント区分は製造拠点ごとの区分によっており、当該区分ごとの主要な関係会社の名称は、以下のとおりであります。

(日本)松本油脂製薬

(アジア)株式会社マツモトユシ・インドネシア、立松化工股份有限公司

(その他)

当部門においては、松本油脂製薬が繊維工業用その他の合成糊料、合成樹脂製マイクロスフェアーなどを製造、販売し、連結子会社の株式会社マツモトユシ・インドネシア及び立松化工股份有限公司がそれぞれ繊維工業用糊料を製造し、自国内で販売しております。松本油脂製薬は上記の2社より製品を仕入れ、インドネシア及び台湾以外の国への販売と、上記2社が製造工程上使用する合成糊料の中間体を上記2社に販売しております。

セグメント区分は製造拠点ごとの区分によっており、当該区分ごとの主要な関係会社の名称は、以下のとおりであります。

(日本)松本油脂製薬

(アジア)株式会社マツモトユシ・インドネシア、立松化工股份有限公司

 

 

事業の系統図は次のとおりであります。

 


 

※印は、持分法適用会社


有価証券報告書(2024年3月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

(1) 会社の経営の基本方針

松本油脂製薬グループは、界面活性剤の技術を中核に据えた研究開発型の企業です。従業員のおよそ3割が研究開発関連業務に従事し、繊維産業を中心とした各種産業のユーザーの製品の品質向上と生産性向上に欠かすことのできない、さまざまな製品を供給させていただいております。規模の拡大よりも、グローバル経済に対応できる「より強い」「より利益率の高い」企業になることを目指しております。

 

(2) 目標とする経営指標

松本油脂製薬グループは、成長性と収益性の向上に努め、売上高及び売上高営業利益率を継続して高めていくことを目標にしております。また、株主利益の増大を図るために、1株当たり当期純利益も重要な指標としてとらえております。売上高及び1株当たり当期純利益の推移は「第1 企業の概況」の「主要な経営指標等の推移」に記載のとおりであります。売上高営業利益率は、2020年3月期15.1%、2021年3月期13.3%、2022年3月期15.5%、2023年3月期19.6%、2024年3月期21.1%と、高い数値で推移しております。

 

(3) 中長期的な会社の経営戦略

松本油脂製薬グループは、界面活性剤分野のみならず、高分子分野におきましても独自の技術開発を続けることによって、現在の地位を築いてまいりましたが、現状の延長線のみの研究活動に安住することなく、新しい分野での技術開発を図ってまいります。松本油脂製薬グループの顧客層は広範囲な分野にわたっており、顧客ニーズを的確に把握することによって、これまで培ってきた技術力を大きく伸ばすことができると確信しております。すなわち、繊維向け油剤の開発から高分子マツモトマイクロスフェアー、金属加工油剤のDI缶用油剤にいたるまでの開発の系譜を深化・拡大してゆくということであります。

 

(4) 会社の対処すべき課題

松本油脂製薬グループを取り巻く経営環境は、エネルギーコストの上昇や原材料価格の変動等、不透明要因が多く、今後も厳しい状況が続くものと予想されます。

このような状況下、松本油脂製薬グループといたしましては、今後も引き続き経営基盤の強化に取り組んでまいります。繊維工業関連や自動車関連における世界的な需要の変動に対しては、柔軟に生産量を調整するとともに、競争力のある新製品の開発、販路の拡大、製品の安定供給体制の維持、社内の合理化により全社一丸となり業績の拡充と収益率の向上に努める所存でございます。

ここ数年、生産設備の増強に努めてまいりましたが、その有効活用と既存設備の見直しを引き続き展開してまいりたいと考えております。

また研究開発につきましては、付加価値のより高い新素材・新用途の開発を行っておりますが、今後とも社会情勢の変化に対応すべく適材適所で機動的に事業の運営を図ってまいりたいと考えております。

 


事業等のリスク

 

3 【事業等のリスク】

 

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、松本油脂製薬グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

  なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において松本油脂製薬グループが判断したものであります。

 

(1) 為替レートの変動について

 松本油脂製薬グループはアジア地域を中心に世界各地で製品を販売しており、最近の海外売上高比率は高い水準で推移しております。

 海外売上高の多くは米ドル建取引が占めており、売上債権について為替リスクを有しております。

 松本油脂製薬グループでは、これらのリスクを認識した上で、外貨建債権債務の両建てによりリスクの相殺を行い、外貨から円貨への両替を行う場合は、当該リスクの影響を極力回避するレートで行なう等の努力を継続してまいりますが、リスクが完全に回避されるわけではありません。

 

(2) 原材料価格の市場変動の影響について

 松本油脂製薬グループが使用する原料の主要部分は原油に由来しておりますが、原油価格については中東地域の情勢、需給バランス、為替レートの変動等、様々な要因により変動します。原油価格の上昇に伴う原材料価格の上昇は、松本油脂製薬グループの業績に影響を及ぼします。

 松本油脂製薬グループでは、技術対応力による高品質製品の開発やコストダウンを推進し、利益確保を図ってまいります。

 

(3) 感染症リスクについて

 新型コロナウイルス感染症のような大規模な感染症等に対しては、従業員及びお取引先の安全確保を最優先とし、事業活動に支障が出ることがないよう予防、拡大の防止に努めておりますが、感染地域、感染者数の拡大による工場の操業や事業活動への制約、及び世界的な景気低迷に伴う需要減退により松本油脂製薬グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 新型コロナウイルス感染症による社会的影響は緩和されつつありますが、松本油脂製薬グループとしましては、今後も継続的に環境の変化や松本油脂製薬グループへの影響を見極めながら、必要な対応策を迅速かつ柔軟に講じてまいります。

 

(4) 株価の下落について

 松本油脂製薬グループは、投資有価証券として上場または非上場の株式を保有していますが、当該株式の時価または実質価額が帳簿価額を著しく下回ることとなった場合、当該株式の評価損の計上が必要となり、松本油脂製薬グループの事業、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。

 




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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