Sansan(サンサン)グループは、事業の種類別にSansan/Bill One事業、Eight事業の2つを報告セグメントとしており、当連結会計年度末における連結子会社は7社となっています。なお、報告セグメント外の僅少なその他のサービスはその他に計上しています。
Sansan(サンサン)グループは、「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションの下、「ビジネスインフラになる」というビジョンを掲げ、クラウドソフトウエアにテクノロジーと人力によってアナログ情報をデータ化する仕組みを組み合わせた手法を軸に、人や企業との出会いをビジネスチャンスにつなげる、働き方を変えるDXサービスを提供しています。具体的には、営業DXサービス「Sansan」や経理DXサービス「Bill One」等を展開するSansan/Bill One事業と、名刺アプリ「Eight」やイベント書き起こしサービス「logmi」シリーズを展開するEight事業を運営しています。なお、次の2事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一です。
(1)Sansan/Bill One事業
Sansan/Bill One事業では、営業DXサービス「Sansan」や経理DXサービス「Bill One」等を法人向けに展開しています。
①「Sansan」
「Sansan」は、「名刺管理から、収益を最大化する」をコンセプトに、企業が有するさまざまな接点情報と企業情報とを組み合わせることでユーザーならではの独自のデータベースを構築し、そのデータ活用を促進することで、企業の売上拡大とコスト削減に寄与するサービスです。
ユーザーは、「Sansan」上で接点がある企業だけでなく、接点がない企業も含めた100万件以上の企業情報を閲覧できます。また、名刺に加え、メールやウェブサイト経由の問い合わせ情報等、顧客とのさまざまな接点情報を「Sansan」上に蓄積、統合し、可視化することが可能です。このような企業情報と接点情報を組み合わせることで、より高度な営業戦略の立案、実行が可能となり、組織全体の営業成果の最大化につなげることができます。
料金モデルとしては、全社員での利用を前提とした基本プランを軸に、企業規模や用途に応じて算出されるライセンス費用に、スキャナのレンタル料等を加算したものが月額利用料となります。また、サービス導入時には、紙で保管している大量の名刺のデータ化や導入支援等の付加サービスを有料で提供しています。
②「Bill One」
「Bill One」は、「経理DXから、全社の働き方を変える」をコンセプトに、請求書や経費精算、債権管理といった証憑を伴う全社的な業務プロセスを効率化し、月次決算を加速させ、組織全体の生産性向上に寄与するサービスです。
主要サービスである「Bill One請求書受領」は、紙やPDF等のさまざまな形式で届く全ての請求書をクラウド上で一元管理できるようにし、請求書関連業務の効率化と経営の意思決定スピードの向上を支援します。紙の請求書は、「Bill One」のスキャン代行センターが代理で受領し、短時間で正確にデータ化します。また、PDF等の請求書は、メール等で「Bill One」が受領した後に、同じくデータ化します。請求書情報は検索性の高いデータベースで一元管理され、コストの可視化やコントロール、営業機会の創出、将来的な収益機会の最大化等にもつなげることができます。また、会計システム等の他社サービスとの連携も可能です。さらに、法人カード「Bill Oneビジネスカード」を用いた経費精算サービス「Bill One経費」や、リアルタイムでの請求情報の可視化と債権管理業務の効率化を実現する「Bill One債権管理」を提供する等、さまざまな価値提供を通じて企業の経理業務を支援しています 。
料金モデルとして、「Bill One請求書受領」は、専用コンサルタントによる導入支援等が含まれる初期費用と、請求書のデータ化枚数を基に算出される月額費用とで構成されます。また、「Bill One経費」や「Bill One債権管理」については、それぞれ異なる料金モデルを採用しています。
(2)Eight事業
「Eight」は、企業ではなく、個人ユーザーを主体とする名刺アプリであり、デジタル名刺の交換や名刺の管理といった基本機能を無料で提供しています。
ユーザーは、まず自分の名刺をスキャンすることで、正確な肩書き等が反映された自身のページを「Eight」上に作成することができます。次に、名刺交換をした相手の名刺をスキャンすることで、名刺情報が正確にデータ化され、クラウド上で管理、検索が可能となります。また、「Eight」上でつながった相手の名刺に変更があった場合には通知が届くため、相手の近況情報を取得することができます。
ビジネスモデルとしては、個人(BtoC)及び企業(BtoB)の双方に対して、有料サービスを提供しています。BtoCサービスでは、名刺管理のプレミアム機能が利用可能な「Eightプレミアム」を提供しています。BtoBサービスでは、主には、「Eight」ユーザーを集客し、出展企業からの出展料を得るビジネスイベントのほか、中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」等を提供しています。
Sansan(サンサン)グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下の通りです。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在においてSansan(サンサン)グループが判断したものです。
(1)会社の経営の基本方針
Sansan(サンサン)グループは、企業理念において「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションの下、「ビジネスインフラになる」というビジョンを掲げています。このミッション、ビジョンの実現に向けて、さまざまなビジネス課題を抱える企業やビジネスパーソンの働き方を変え、DXを促進するサービスを展開しており、これらの事業活動の推進が社会課題の解決に寄与し、ひいてはSansan(サンサン)グループの株主価値及び企業価値の最大化につながるものと考えています。
(2)重視する経営指標と中期財務方針
これまで2023年5月期から2025年5月期にかけて売上高成長と調整後営業利益(注1)成長の両立を目指す中期的な目標を設定していましたが、2024年5月期までの堅調な業績進捗を踏まえ、2025年5月期の期初において、新たに2025年5月期から2027年5月期にかけての中期財務方針を設定しました。
新たな中期財務方針の下、堅調な売上高成長の継続と利益成長の加速を目指します。まず、最も重要な経営指標である売上高については、当該期間の年平均成長率として、22%から27%を目指します。次に、重視する利益指標として採用する調整後営業利益は、売上高成長のために必要な投資を行いながらも成長を加速させ、2027年5月期における調整後営業利益率として18%から23%を目指します。
(注)1. 調整後営業利益:営業利益+株式報酬関連費用+企業結合に伴い生じた費用(のれん償却額及び無形固定資産の償却費)
(3)中長期的な経営戦略
Sansan(サンサン)グループの事業には次のような特徴があり、これらに基づいて中長期的な経営戦略を立案しています。
①広大な市場機会
DXへの意識改革や働き方の変化、SaaSビジネスへの関心の高まり等によって、Sansan(サンサン)サービスに関連する市場は拡大が続いています。DX市場は、2030年度に8兆350億円(2023年度見込比4兆153億円増)(注2)、国内SaaS市場は、2027年度に2兆990億円(2023年度見込比6,862億円増)(注3)の規模に達すると予想されています。
また、Sansan(サンサン)グループのサービスが取り扱う名刺や請求書、契約書といった書類は、現在でも紙のままで日常的に利用されている機会が多く、業務効率化や有効活用の余地が大きく残されています。各サービスの潜在市場について、「Sansan」は法人向け名刺管理サービス市場において82.4%(注4)のシェアを有していますが、日本国内の総労働人口を対象として捉えた場合、2024年5月期末における「Sansan」利用者数の割合は約4%(注5)に留まっており、広大な開拓余地が残されていると考えています。次に、「Bill One」では、クラウド請求書受領サービス市場においてNo.1の売上高シェア(注6)を獲得していますが、2024年5月期末における利用企業カバー率は、日本国内の企業の1%未満(注5)に過ぎないため、広大な開拓余地が存在していると考えています。
(注)2.「2024 デジタルトランスフォーメーション市場の将来展望 市場編、企業編」富士キメラ総研
3.「ソフトウェアビジネス新市場 2023年版」富士キメラ総研
4.「営業支援DXにおける名刺管理サービスの最新動向2024」(2024年1月 シード・プランニング調査)
5.分母となる国内の総企業数及び従業者数は、総務省統計「令和3年経済センサス活動調査」を基に算出
6. デロイトトーマツミック経済研究所「驚異的な成長を続けるクラウド請求書受領サービス市場」
(ミックITリポート2023年11月号)
②アナログ情報のデジタル化精度99.9%を実現する仕組みとテクノロジー
Sansan(サンサン)グループが提供する各サービスにおけるアナログ情報のデジタル化精度は、サービスの本質的な品質や競争力に資するものであり、99.9%の精度を実現する仕組みとテクノロジーを有していることがSansan(サンサン)グループの事業共通の強みとなっています。Sansan(サンサン)グループのサービスでは、機械学習等によって日々進化するテクノロジーと、人力の組み合わせによってアナログ情報のデジタル化を行っており、創業以来、人力によるデータ入力を中心に、名刺をはじめとする膨大なアナログ情報をデジタル化してきたことで、現在では、大量のアナログ情報を正確かつ効率的にデジタル化する独自システムの開発・運営が可能となりました。この技術力と独自の仕組みが競争力の源泉であり、継続的なサービス品質・競争力の向上に向けて、新技術の開発やオペレーションの改善を追求しています。また、これらの仕組みやテクノロジーは、さまざまなビジネス分野で活用が可能であるという特徴を有しています。
③高い安定性を誇る財務・収益モデル
主要サービスにおける課金モデルは、継続収入が見込めるサブスクリプション(月額課金)が中心となっています。また、サービスの月次解約率は直近12か月平均で1%未満に留まっており、契約当たり売上高の拡大に努めることで、顧客LTV(ライフタイムバリュー)の最大化を推進しやすいことから、継続的な事業成長が見込める、高い安定性を誇るモデルであると捉えています。
具体的なSansan(サンサン)グループの経営戦略は、以下の通りです。
(ⅰ)Sansan/Bill One事業の売上最大化
「Sansan」及び「Bill One」は、業種や業態を問わず、多くの企業を対象とするサービスであり、日本国内だけでも大きな顧客開拓余地があります。2024年5月期では、売上高のさらなる成長に向けて、「Sansan」「Bill One」それぞれに専属の営業部門を設け、人材採用を加速する等、営業体制を強化しました。
この強化した営業部門の下で、「Sansan」においては、ユーザー企業の全社員によるサービス利用(全社利用)を前提とした新規顧客獲得や、既存顧客の利用拡大等に取り組みます。また、「Bill One」においては、新規顧客獲得のほか、「Bill Oneビジネスカード」を活用した「Bill One経費」や、請求書の発行から入金消込までを一気通貫で完結可能な「Bill One発行」といった新たな機能の開発、販売を強化することで、さらなる売上高の拡大を図ります。
また、これまで培ってきた技術を活用し、新たなサービスの創出や強化にも取り組みます。契約データベース「Contract One」においては、AI技術の活用等によって、ユーザーのさらなる利便性の向上に努めます。
(ⅱ)Eight事業の収益拡大
収益性を重視した事業運営体制の下、登録ユーザー372万人を有する「Eight」のネットワークを活用し、ビジネスイベント等のBtoBサービスのマネタイズを強化するほか、「Eight Team」の契約件数の増加等に取り組むことで、調整後営業利益のさらなる拡大を目指します。
(ⅲ)M&Aの活用
グループ各社の企業価値向上に向けた施策を推進するとともに、Sansan(サンサン)グループが保有するリソースやノウハウを有効活用することで、シナジーの創出に取り組みます。また、M&Aの活用は重要な成長戦略の1つに位置付けており、今後も積極的な検討を進めます。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
上記の経営戦略を進めるに当たって、Sansan(サンサン)グループの対処すべき主な課題は以下の通りです。
①優秀な人材の採用・育成と多様性の確保
Sansan(サンサン)グループの持続的な成長のためには、多岐にわたる経歴をもつ優秀な人材を多数採用し、営業体制や開発体制、管理体制等を整備していくことが重要であると捉えています。Sansan(サンサン)グループの企業理念や事業内容に共感した優秀な人材が、高い意欲を持って働ける環境や仕組みの構築を進めるとともに、人材の多様性確保を進めていきます。
②セキュリティリスクに対する管理体制の継続的な強化
Sansan(サンサン)グループは、提供サービスを通じて個人情報をはじめとした重要な情報資産を多く取り扱っているため、情報管理体制を継続的に強化していくことが重要であると考えています。現在においても、情報セキュリティ方針や個人情報保護方針等を策定した上で、情報資産を厳重に管理する等、情報保護については万全の注意を払っていますが、今後も社内体制や管理方法の強化・整備を行っていきます。
③技術力の強化
アナログ情報を正確にデジタル化する技術は、Sansan(サンサン)グループの競争力の源泉であり、Sansan(サンサン)グループが手がけるさまざまなサービスの成長を支える共通基盤でもあることから、継続的な改善、強化が重要であると考えています。そのため、国内外における優秀な技術者の採用や先端技術への投資・モニタリング等を通じて、技術力のさらなる向上に取り組みます。
Sansan(サンサン)グループの経営・事業上のリスクには、名刺や請求書等の企業の重要情報を扱うサービスを提供しているため、個人情報の取り扱いやシステムの整備等、情報セキュリティに関するものが挙げられます。また、インターネットの利用環境や技術革新、ユーザーの行動変容といった不確実性の高いリスクも存在しています。これらのリスクに対して、管理体制や対応策の整備に努めており、急速な事業成長を支える経営基盤の強化に取り組んでいます。
(1)リスク管理
Sansan(サンサン)グループでは、経営に重大な影響を及ぼす可能性があるリスクに対して、その発生可能性を認識した上で、リスク管理体制やリスク対応の手法について整備しています。また、Sansan(サンサン)グループの事業を取り巻く環境の変化を踏まえ、リスクの発生回避及び発生した場合の対応を実施しています。
①リスクの把握・分析のプロセス
Sansan(サンサン)グループでは、内部監査規程にしたがって内部監査計画を策定し、内部監査プロセスにおいて全ての部署が定期的にリスクの見直しを行っており、年度毎に抽出されたリスクの評価と対応計画を取りまとめたリスク分析表を作成しています。各部署が作成したリスク分析表は、内部監査部門が集計した上で、代表取締役社長に報告しており、必要に応じて代表取締役社長と各部署の責任者がリスクへの対応計画について議論することができる体制となっています。
②インシデントガイドライン
Sansan(サンサン)グループでは、災害や事故、不正アクセス、脆弱性の問題等のサービス提供に係るインシデントが発生した場合に備え、各部署においてインシデントに対する体制・指揮命令系統や判断基準、対応手順に関するガイドラインを定めています。具体的には、インシデントの種別を機密性・完全性・可用性という3つの観点で種別し、それぞれの対応について優先度を設定した上で、各部署におけるインシデントの判断・対応の意思決定者を定めています。
(2)主なリスク
以下において、Sansan(サンサン)グループの事業及び財務・経理の状況等に影響を及ぼす事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項を記載しています。Sansan(サンサン)グループは、これらのリスクの発生可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ですが、Sansan(サンサン)グループの株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えています。
なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、本書提出日現在においてSansan(サンサン)グループが判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。
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種別 |
項目 |
リスク内容 |
対応 |
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情報セキュリティリスク |
(1)個人情報の取り扱いについて
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・自然災害や事故、外部からの悪意による不正アクセス行為及び内部の故意または過失による顧客情報の漏洩、消失、改ざんまたは不正利用 |
・個人情報保護マネジメントシステムの構築、運用 ・プライバシーマーク付与の認定 ・ISO/IEC 27001、ISO/IEC 27017の認証取得 ・全役職員への個人情報保護士資格の取得義務付け ・国内外の新たな法的規制等に関する情報収集及び必要な対策の実施 ・法令遵守の徹底及び業務委託先の安全管理 |
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(2)設備及びネットワークの安定性について |
・火災、地震等の自然災害や外的破損、人的ミスによるシステム障害、その他予期せぬ事象によるSansan(サンサン)グループの設備及びネットワーク利用への支障発生 |
・複数のサーバーによる負荷の分散や定期的なバックアップ ・リアルタイムのアクセスログチェック機能やソフトウエア障害を即時に通知する仕組みの整備 ・障害発生時を想定した復旧訓練 |
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サービスリスク |
(3)サービス等の不具合について |
・Sansan(サンサン)グループのアプリケーション、ソフトウエアやシステムにおける各種不具合の発生 ・Sansan(サンサン)グループ事業の運用に支障をきたす致命的な不具合の発見 |
・信頼度の高い開発体制の構築、維持 ・サービスのインシデントガイドラインの策定と実施 |
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外部環境リスク |
(4)インターネットの利用環境について |
・インターネットの利用に関する新たな規制の導入や弊害の発生 |
・インターネットに関する法的規制等の情報収集及び課題抽出と解決策の実行 |
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(5)クラウド事業について |
・クラウドサービス自体の大幅な需要低迷 |
・新たな提供価値の創造 ・新技術の積極的な投入 ・特許取得等による知的財産権の保護 ・M&Aや資本業務提携の推進 |
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(6)技術革新への対応について |
・技術革新等への対応遅延 ・予想外の開発費等の発生 |
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(7)競合について |
・既存事業者や新たな参入事業者との競争激化 ・画期的なコンセプトの他社サービス出現による競争激化 |
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(8)自然災害について |
・地震や台風等の大規模自然災害による事業の遅延や停止 |
・BCPマニュアルの策定 |
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投資リスク
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(9)広告宣伝活動等の先行投資について |
・広告宣伝活動の方針や計画変更による大幅な支出増加 |
・広告宣伝活動の費用対効果のモニタリング |
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(10)企業買収等の投資について |
・買収や出資後における事業計画の遅延 |
・対象企業に対する十分なデューデリジェンスの実施 ・対象企業に対するモニタリングやフォローアップの徹底 |
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(11)システムインフラ等への投資について |
・サービスの安定運用のための、予期せぬハードウエアやソフトウエアへの追加投資 |
・外部からのアクセスに関するモニタリングの徹底 ・事業拡大に応じた適切なシステムインフラ投資の設計 |
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人的リスク |
(12)経営管理体制の確立について |
・事業規模に応じた事業体制や内部管理体制構築の遅延 |
・業容や従業員の増加に合わせた内部管理体制整備の徹底 |
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(13)人材の育成及び確保について |
・優秀な人材の不足 ・Sansan/Bill One事業の営業人材の確保遅延や流出 |
・積極的な人材採用 ・社内育成等による体制強化 ・労働環境の整備 |
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(14)特定の人物への依存について |
・代表取締役である寺田親弘の業務継続が困難となる何らかの事象の発生 |
・同氏に過度に依存しない体制の整備 ・役員間の相互情報共有や経営組織の強化 |
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法的リスク |
(15)法令について |
・国内外における新たなプライバシー関連法規の制定、インターネット関連事業者を規制する法律及び事業環境の拡大に伴い関連する法律等による影響 |
・法的規制等の情報収集及び課題抽出と解決策の実行 |
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(16)知的財産権の侵害等について |
・第三者からの特許権侵害や商標権侵害を理由とする損害賠償請求や差止請求 ・第三者によるSansan(サンサン)グループが保有している知的財産権への侵害 |
・特許事務所を通じた特許権侵害調査の実施 ・商標の出願、登録 ・法的措置の実施 |
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海外リスク |
(17)海外展開について |
・対応が困難な海外特有のリスク発生 ・海外事業の収益化の遅延 |
・事業展開地域の情報収集及び課題抽出と解決策の実行 ・適切な事業計画の策定 |
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その他 |
(18)インセンティブの付与について |
・発行するストックオプションの行使による既存株主の株式価値の希薄化(注1) |
・市場環境や既存株主への影響等を十分に考慮したストックオプションの設計 |
(注)1. 2024年8月8日時点でのストックオプションとしての付与株式数は発行済株式総数の2.77%に当たる3,494,576株
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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