3 【事業の内容】
T&KTOKAグループは、連結財務諸表提出会社(以下、T&KTOKAという)及び子会社8社、関連会社10社により構成されております。T&KTOKAは、子会社8社を連結し、関連会社10社については重要性のない1社を除いて持分法を適用しております。
T&KTOKAグループは印刷インキ(オフセットインキ・グラビアインキ等)、印刷機及び印刷関連機材(ブランケット等)、機能性樹脂、精密分散品等の製造販売を行っております。
なお、T&KTOKAグループは、印刷インキ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載をしておりません。
主要製品の種類と特徴は、次のとおりであります。
主要製品の種類
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製品の特徴
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主な用途
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UVインキ (紫外線硬化型インキ)
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印刷後、UV(紫外線)を照射することにより、瞬時に硬化(乾燥)するインキで、乾燥が速いこと、皮膜が硬い性質が活用され、紙だけではなく、フィルム、金属に印刷されます。 印刷方式は、平版インキだけでなく、樹脂凸版、スクリーンなどが使われています。
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紙器、ラベル、カード、パンフレット、各種缶など
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平版インキ (オフセットインキ)
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印刷方式の中でもっとも主流な方式であり、平らな形状の印刷版上の水(湿し水)と油(インキ)が反発する性質を利用する方式であります。粘性のある印刷インキを印刷版からブランケットに転移して、さらに紙などに再転移して印刷します。印刷機には、枚葉印刷機と輪転印刷機があり、それぞれ枚葉インキとオフ輪インキが使用されます。最近では、水を使用しないシリコーンゴムを活用した印刷版を使う水なし平版印刷もあります。
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ポスター、パンフレット、カタログ、雑誌、チラシなど
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樹脂凸版インキ (フレキソインキ)
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ゴム、樹脂などフレキシブルな弾力のある素材からなる凸版形状の印刷版と液状の印刷インキとを用いる印刷方式であります。印刷版の凸部分にインキを転移し、紙やフィルムに直接印刷します。従来の溶剤タイプだけではなく、水性やUVなど環境に優しい無溶剤型インキへと変化してきております。
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ラベル、紙器、紙袋、ダンボール箱など
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グラビアインキ
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印刷版の凹部分にあるインキを紙やフィルムに転移させる凹版印刷方式であり、大量の印刷物に向いています。
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冷凍食品や菓子類の袋、出版物、紙器など
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金属印刷用インキ
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ブリキ板やアルミニウム板などの金属の表面に絵柄を印刷するインキであり、印刷は各種印刷方式で印刷されます。印刷後、乾燥・焼付けしますが、UV印刷方式も活用されています。
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食缶、飲料缶、美術缶など
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特殊機能インキ
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インキの化学特性や印刷方法を活かし、電子材料を中心とした、さまざまな特殊用途向けであります。
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FPD、電子基盤など
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機能性樹脂
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石油系原料や天然由来原料を元に、有機合成反応を駆使して製造される樹脂で印刷インキ、塗料、接着剤、フィルム等の原料となります。
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橋梁などへの防食塗料、自動車などへの工業用接着剤、金属コーティング剤、グラビア・フレキソインキ、特殊機能性フィルム、FRP(繊維強化プラスチック)
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以上の企業集団等について図示すると次のとおりであります。