ライオン(4912)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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ライオン(4912)の株価チャート ライオン(4912)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

 

3 【事業の内容】

ライオングループは、ライオン、子会社23社、関連会社7社で構成され、一般用消費財事業、産業用品事業、および海外事業を主な内容とし、さらに各事業に関連する建設その他のサービス等の事業活動を行っております。

 

ライオングループの事業に係わる位置づけおよびセグメントとの関連は、次のとおりであります。

なお、報告セグメントと同一の区分であります。

 

(一般用消費財事業)

主としてライオンが製造または購入し、代理店・特約店を通じて販売されております。

歯科材料等については、ライオン歯科材㈱(連結子会社)がライオンより購入し、販売しております。ペットフード・ペット用品は、ライオンペット㈱(連結子会社)が販売しております。

また、㈱ジャパンリテールイノベーション(持分法適用関連会社)がライオンの店頭管理業務を行っております。

 

(産業用品事業)

ライオンおよびライオン・スペシャリティ・ケミカルズ㈱(連結子会社)が製造または購入し、代理店を通じて販売されております。ライオンケミカル㈱(連結子会社)およびライオン・スペシャリティ・ケミカルズ㈱(連結子会社)は、製造を一部担当しライオンに原料・商品を提供しております。

なお、厨房用洗浄剤等は、ライオンハイジーン㈱(連結子会社)が、一部をライオンより購入し、販売しております。

 

(海外事業)

海外においては、Lion Corporation (Thailand) Ltd.(連結子会社)、Lion Corporation (Korea)(連結子会社)、Southern Lion Sdn. Bhd.(連結子会社)および獅王日用化工(青島)有限公司(連結子会社)が一般用消費財等の製造・販売を、獅王(香港)有限公司(連結子会社)およびLion Corporation (Singapore) Pte Ltd(連結子会社)が、ライオン、Lion Corporation (Thailand) Ltd.(連結子会社)、Southern Lion Sdn. Bhd.(連結子会社)および獅王日用化工(青島)有限公司(連結子会社)より商品・製品の一部を購入し、販売しております。

 

(その他)

その他として、ライオンエンジニアリング㈱(連結子会社)がライオン等の設備の設計、施工、保全業務を、ライオンエキスパートビジネス㈱(連結子会社)がライオン等の不動産・保険関係業務および福利厚生業務を行っております。

 

事業の系統図は、次のとおりであります。



有価証券報告書(2023年12月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてライオングループが判断したものであり、実際の結果とは様々な要因により大きく異なる可能性があります。

 

(1) 会社の経営の基本方針

ライオングループは、『愛の精神の実践』を創業からの想いとして受け継ぎ、パーパス(存在意義)「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign(リ デザイン))」を経営の起点とし、人々の健康で快適、清潔・衛生的な暮らしに役立つ優良製品・サービスを提供することにより、サステナブルな社会に貢献していくことが使命であると認識しております。

人々の価値観の変化や企業に求められる社会的な役割を的確に捉え、お客様満足を最優先とする製品開発、サービスの提供に取り組むとともに、環境保全活動の推進やコーポレート・ガバナンス体制の充実を図り、株主、お客様、お取引先、地域・社会、従業員等のすべてのステークホルダーからの期待に応えられる信頼性の高い企業として、企業価値の一層の向上に努めてまいります。

 

(2) 中長期的な会社の経営戦略

ライオングループは、2030年のありたい姿として経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」を掲げています。

ビジョン実現に向けては、パーパス(存在意義)を起点とした経営を一層強化し、サステナブルな社会への貢献と事業の成長を目指すべく中長期経営戦略フレーム「Vision(ビジョン)2030」を策定しており、2022年からは3ヵ年の中期経営計画「Vision(ビジョン)2030 1st(ファースト) STAGE(ステージ)」をスタートさせています。

 

<中長期経営戦略フレーム「Vision2030」の概要>

 

◇経営ビジョン

「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」

 

◇3つの成長戦略の推進

事業成長を加速させるため、3つの成長戦略を推進します。

① 「4つの提供価値領域における成長加速」

② 「成長に向けた事業基盤への変革」

③ 「変革を実現するダイナミズムの創出」

 

◇サステナビリティ重要課題への取組み強化

「健康な生活習慣づくり」「サステナブルな地球環境への取組み推進」を最重要課題として、成長戦略と相乗的に推進してまいります。

 


 


 

 

<2030年の目指す業績イメージ>

・連結売上高               6,000億円水準(海外事業の構成比50%水準)

・EBITDA ※1      800億円水準

・事業利益 ※2               500億円水準

・ROIC                       8~12%

・ROE                        10~14%

※1 事業利益に減価償却費(使用権資産の減価償却費を除く)を合算したものであり、キャッシュベースの収益力を測る指標です。

※2 売上総利益から販売費及び一般管理費を控除したもので、恒常的な事業の業績を測るライオンの利益指標です。

 

(3) 会社の対処すべき課題

経営ビジョン実現に向け、2022年からスタートさせた3ヵ年の中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」に掲げる戦略をスピーディに実行し、着実な成果につなげることがライオングループの課題であると認識しております。

 

◇経営ビジョン実現に向けた経営戦略

<3つの成長戦略とその推進状況

①4つの提供価値領域における成長加速

オーラルヘルス領域では、企業や自治体のウェルビーイング経営(健康経営)を支援する『おくちプラスユー』を2022年7月より開始する等、人々の健康な生活習慣づくりを通じて市場の拡大に資する新しい事業機会の創出を進めています。

また、事業成長の最重点国と位置付けている中国では、2030年1,000億円の売上規模を目指し、オーラルケアを起点として、販売エリア・チャネル、商品カテゴリーの拡大を進めています。

 

②成長に向けた事業基盤への変革

2021年に完成したハミガキ新工場(香川県坂出市)をライオングループのハミガキ生産の主力工場の一つとして位置づけ、効率的でサステナブルな生産・供給体制の構築に向け最大限活用してまいります。

新基幹システムを2022年に稼働させており、需給計画、調達、生産、販売など経営情報の迅速なアウトプットとそれらを活かした経営管理、サプライチェーンマネジメントの高度化に取り組んでいます。

海外事業の成長基盤構築については、バングラデシュ(2022年)、ベトナム(2023年)と、中期経営計画で目標としている2ヵ国への新規参入を実現しました。今後は、上記2ヵ国における早期の事業軌道化を目指すとともに、更なる進出国の探索を継続してまいります。

 

③変革を実現するダイナミズムの創出

人事処遇制度や人材開発体系等の人材マネジメントシステムを刷新し、従業員の自律的な成長や専門性の高い人材の創出を通じた組織力の向上を進めています。

また、従業員一人ひとりが描くライフプランとライフスタイルの実現に向けて、より柔軟な働き方を選択できる制度の充実や、新本社への移転など快適なオフィス環境の整備を進めています。

 

<サステナビリティ重要課題への取組み強化>

最重要課題に掲げる「サステナブルな地球環境への取組み推進」について、自治体や他企業と連携した資源循環に向けた取組みや省資源型商品の開発を推進しています。同じく「健康な生活習慣づくり」については、オーラルケアの新習慣を提案するサービス型事業の開始などの施策を進めています。

また、気候変動がライオンに及ぼすリスクと機会について、TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)のフレームワークに沿ったシナリオ分析を実施し、2023年にその結果について開示を行っています。

 

 

(4) セグメント別の課題と戦略

①一般用消費財事業

一般用消費財事業は、主要分野において、付加価値の高い新製品や環境に配慮した新製品の導入と育成を図るとともに、4つの提供価値領域における新たな価値創造に向けた取組みを加速させます。

 

②産業用品事業

産業用品事業は、モビリティ、エレクトロニクス等の主要分野で重点施策を着実に推進し、事業基盤の強化と製品の販売を通じたサステナビリティへの貢献に努めてまいります。また、業務用洗浄剤分野では、重点顧客への取組みを強化するとともに、衛生関連事業の拡大にも注力します。

 

③海外事業

海外事業は、ホームケア分野の収益性向上に取り組むとともに、オーラルケア、ビューティケアなどパーソナルケア分野を中心にマーケティング施策を展開し、特に成長が続く中国を重点国として、事業規模の拡大に努めます。併せて、新規参入したバングラデシュ、ベトナムにおいて、成長に向けた事業基盤の構築を進めるとともに、更なる新規国・エリアへの参入の検討も進めてまいります。

 

(5) 中期経営計画の進捗状況

ライオングループは、中長期経営戦略フレーム「Vision2030」にもとづき、2022年度から、中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」を推進しております。

 

<中期経営計画「Vision2030 1st STAGE」>

中長期経営戦略フレーム「Vision2030」の実現に向け、2030年まで3年毎の中期経営計画を3回設定し、経営環境の変化に対応した戦略推進を図ります。

「1st STAGE」では、「成長加速へのギアチェンジ」をテーマとして、「成長戦略の実行」と「経営基盤の変革」を推進し、成長しながら変革を加速させます。また、ROICマネジメントの活用によるマネジメントコントロールの強化を図ります。

 

◇成長戦略の推進

(1)4つの提供価値領域における成長加速

・4つの提供価値領域における既存ビジネスの進化と新たなビジネスモデルの創出により収益機会を獲得しま

 す。

・中国事業の高成長を維持し2ヵ国以上の新規国・エリアへの参入を目指します。

・エコ習慣づくりにより社会貢献を拡大します。

 

(2)成長に向けた事業基盤への変革

・ビジネス基盤・システム基盤を強化し、業務効率化のためにDX推進を加速します。

・経営マネジメントの高度化を図ります。

・サステナブルなSCM基盤を構築するとともに、サステナビリティ戦略の推進を加速します。

 

(3)変革を実現するダイナミズムの創出

・ライオン流働きがい改革の推進等により従業員エンゲージメントの向上を図ります。

・人材育成・人的資本への投資を拡大します。

 

 

◇サステナビリティ重要課題への取組み

(1)健康な生活習慣づくり

インクルーシブ・オーラルケアなどを通じて、人々の健康で快適、清潔・衛生的な暮らしの実現と健康寿命の延伸に貢献します。

 

(2)サステナブルな地球環境への取組み推進

・生活者と共につくる「エコの習慣化」により、脱炭素社会と資源循環型社会の実現に貢献します。

・家庭での環境負荷を低減する「節水・節電習慣」と「詰め替え習慣・捨てない習慣」を、業界・他社と連携

 して日本を含むアジアに展開します。

 

◇キャッシュアロケーション

3ヵ年で1,200億円超のキャッシュ獲得を想定し、その内の800億円超を将来に向けた戦略投資に投下するとともに、配当および自己株式取得による300億円超の株主還元を行うことを想定しています。

 

◇連結業績目標

・連結売上高                 4,200億円

・EBITDA                 520億円

・事業利益                     320億円

・営業利益                     320億円

・ROIC                   7.5%水準

・ROE                     9.0%水準

 

 

<進捗と課題>

3つの成長戦略にもとづく施策を推進した結果、連結売上高は、本計画開始前3ヵ年の成長率を上回る水準で推移し、中期経営計画で掲げた「成長加速へのギアチェンジ」を一定レベルで果たしました。とりわけ、2030年度売上構成比50%水準を目指している海外事業では、中国をはじめとする既存参入国・エリアにおけるプレゼンス拡大により、2023年12月期の売上構成比は33%と順調に拡大しています。

一方で利益については、世界的な資源価格高騰による原材料価格上昇の影響を受けたことに加え、国内のファブリックケア分野において、高い目標を置いて発売した新製品が想定を下回ったこと等から、当初目指していた水準に達することができておりません。

このような状況を踏まえ、ライオングループは「Vision2030 1st STAGE」の最終年度となる本年を、次期中期経営計画に向けた基盤再構築の年と捉え、低収益事業の整理および経営資源のアロケーションを通じた事業ポートフォリオの見直しや、事業運営の効率化を一層強力に推し進めます。併せて、重点国・エリア、重点分野への投資の先鋭化を推進し、2030年のビジョン実現に向け企業価値の向上を目指してまいります。

 


事業等のリスク

 

3 【事業等のリスク】

ライオングループの経営成績および財政状態は、今後事業を行っていく上で起こりうる様々なリスクによって影響を受ける可能性があり、特に投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある主な事項について、以下に記載しております。
 なお、将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において入手しうる情報に基づいて判断したものであり、事業等のリスクはこれらに限られるものではありません。
 

<リスクマネジメントの基本方針>
・ライオンの役員および従業員は、「内部統制システムの基本方針」に基づき、平時から、ライオングループの事業運営を
 阻害するリスクの未然防止に努める。
・万が一、リスクが顕在化した場合には、従業員、株主、顧客、地域社会等各ステークホルダーの損失の最小化に
 努める。
・顕在化したリスクはいち早く経営トップに報告し、事実確認、経緯把握、原因究明、改善策立案等を速やかに実
 施したうえで、再発防止に努める。
 
<ライオンのリスクマネジメント体制>
 ライオングループは、事業活動に関わるあらゆるリスクの発生頻度や経営への影響を低減していくために、全社的な視点でリスクマネジメントを統括する「リスク統括管理担当役員」を選任するとともに、経営企画部を事務局として具体的な施策の推進を図っております。

経営成績および財政状態に重大な影響を及ぼすリスクについては、経営会議で「経営リスク」として特定・評価し、そのリスクの低減等に全社的に取り組んでおります。

環境、品質責任、事故・災害に関するリスクについては、それぞれサステナビリティ推進協議会、CS/PL委員会、安全衛生防災会議において事前に対応策を検討、必要に応じて経営会議または執行役員会で審議し、リスク管理を行っております。

各部所においては、「リスクマネジメントシート」を活用し、全社に共通の「共通リスク」と部門固有の「個別リスク」を識別・評価し、対応策を検討し年間を通じて実践しております。また、全社にわたりISO9001、加えて各工場においてはISO14001の認証を受け、品質管理および環境保全に積極的に取り組んでおります。

リスク統括管理担当役員は、リスク管理の推進状況を随時、執行役員会、取締役会に報告します。また、監査室はライオングループ各部所のリスク管理の状況を監査し、その結果を執行役員会、取締役会に報告します。

 

<経営リスクと主な対応策>

No

経営リスク

内容

主な対応策

1

市場や顧客の変化に関わるリスク

市場や流通、顧客の消費・購買行動等の変化への対応が遅れ、競合との競争に劣後し、市場シェアや売上高を保てなくなるリスク

・市場や生活者の消費・購買行動を多角的に

 分析し、顧客の価値に繋がる新しい習慣の

 創出・提供に努める

・流通環境や購買環境の変化にあわせた、効

 率的なサプライチェーンの構築

2

製品品質に関わるリスク

想定外の製品不良やお客様の誤使用による想定外の製品事故等の製品トラブルが発生するリスク

・関連法規の遵守はもとより、JISQ9000ファ

 ミリー規格に基づく「製品マネジメントシ

 ステム」に則り、誤使用、異常使用を含め

 た発売前のリスク抽出・最小化等のステッ

 プを経た製品開発等を実践

・万が一トラブルが発生した場合には、健康

 被害等を最小限に食い止めるべく、品質保

 証体制を整備

・お客様相談窓口に寄せられたお客様の声を

 活かし、製品や容器・包装、表示等の改善

 に努める

・ISO9001認証を取得し、品質に関わる組織

 マネジメント体制を強化

3

原材料調達に関わるリスク

気候変動や国際的な需要動向変化に伴う調達競争激化による購入価格の高騰、地政学リスクや購入先の事故等によるサプライチェーンが停滞あるいは寸断されるリスク

・互換化、複数購買、グローバル調達等によ

 り安定した原材料調達、さらに「調達基本

 方針」に基づく責任ある調達活動を推進

・サプライチェーンにおける人権・労働、環

 境、公正な事業慣行、消費者課題等に関す

 るリスク回避に向け、「ライオングループ

 サプライヤーCSRガイドライン」に基づく

 チェックを実施

4

海外事業に関わるリスク

海外事業の構成拡大に伴い、事業展開国や地域における政治経済の動向や法規制の強化・変更により、対応コストの発生や事業活動が制約されるリスク

事業運営における重要なステークホルダーの政策や財政に変化が生じるリスク

・各国・地域の政治・経済情勢や法規制の動

 向等には十分な注意を払いながら、継続的

 な情報の収集を行い、変化に対応

・M&Aの際には、対象企業のビジネス、財務

 内容および法務等について詳細なデューデ

 リジェンスを実施

・国や地域、事業のポートフォリオを多様化

 し、リスク分散を図る

・合弁事業においては、パートナーとの継続

 的な方針の擦り合わせ等、継続的コミュニ

 ケーションを強化し、良好な関係性を構築

5

人材に関わるリスク

労働人口減少や雇用情勢変化等により、必要人材を計画通りに確保・育成できないことにより企業の成長が滞るリスク

価値観の多様性を尊重し、組織での関係性が向上する風土が醸成できない場合には、人材の流出が起こり、事業活動が停滞するリスク

以下の施策を中心とした人的資本経営の

 践

 ・通年採用やキャリア採用の実施による専

  門人材の拡充

 ・ワークマネジメント施策やワークスタイ

  ル施策等からなる「ライオン流働きがい

  改革」を実施

 ・競争力のある人事処遇制度の適正な運営

  と報酬水準の維持

 ・経営戦略と連動した人材のグループ内ア

  ロケーション

6

情報管理に関するリスク

コンピュータウイルス感染、不正アクセス等の不測の出来事によって、情報漏洩やシステム停止等のインシデントが発生するリスク

・「情報取扱に関する基本方針」等のもと、

 機密情報の保管や取扱い等の手続きを定め

 たマニュアルを整備し、就労環境の変化に

 合わせた情報管理を徹底

・システム障害に対する対策を「情報セキュ

 リティ規程」に定め、随時更新

・情報セキュリティやソーシャルメディアの

 リスクに関する研修を、役員を含む全従業

 員が毎年受講

7

コンプライアンスに関するリスク

予期せぬ関係法令の制定や改廃、規制の大幅な変更や強化等により、重大な法令違反を犯すリスク

・行動規範である「ライオン企業行動憲章」

 「行動指針」を制定し、全社員に定期的な

 教育等を実施

・「企業倫理委員会」を中心に、コンプライ

 アンスに関わる具体的な施策を推進

・社内外通報システムとして「AL心のホット

 ライン」を整備し、運用

 

8

風評に関わるリスク

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等へ不適切な発言や書き込みが行われ、即座に拡散・炎上してしまうリスク

・「ソーシャルメディアポリシー」を定め、

 SNSに関わるリスク等についての研修を全

 社員が受講

・SNS等の継続的なモニタリングにより不適

 切な情報の早期発見に努めるとともに、

 「ソーシャルメディアリスク対応マニュア

 ル」を策定し、初期段階で迅速、慎重かつ

 適切に対応するための体制を整備

9

為替変動に関わるリスク

商品供給、原材料調達等の輸出入取引が為替変動の影響を受けるリスク

連結財務諸表作成時に円換算を行うことから、ライオングループの経営成績および財政状態に影響を及ぼすリスク

・主要通貨の為替動向を注視するとともに、

 ヘッジ等を通じて、為替変動によるリスク

 を低減

10

重要な訴訟に関わるリスク

重大な訴訟が提起され、ライオングループに不利益な判断により経済的損失が発生するリスク、また、ブランドイメージや社会的信用の低下につながるリスク

・法令遵守の徹底、契約条件明示や事前協議

 の実施、知的財産権の適切な管理等によ

 り、訴訟等の発生を防止

・事業を展開する国・地域の現地法人の法

 務・知財部門と連携、必要に応じて弁護士

 等と協力し、訴訟などに迅速かつ適切に対

 応する体制を整備

11

新型インフルエンザ等の感染症に関わるリスク

新型インフルエンザウイルス等の感染症の拡大、長期化により、人やモノの移動が制限され、事業活動に制約が生じるリスク

・平時の感染予防対策を徹底する一方、感染

 拡大時の対応を「新型インフルエンザ等感

 染症対策マニュアル」で定め、迅速かつ適

 切な行動がとれる体制を整備

・社内外への先行した予防策の発信・周知

 と、平時のみならず緊急時においても感染

 予防に資する製品を安定的に供給

12

大規模地震、台風等の自然災害、事故に関わるリスク

大規模地震や大型台風等の自然災害、生産拠点における安全活動の未充足や設備上の不具合等により、従業員の死傷等の人的被害、製造設備や倉庫の被害等物的被害が発生するリスク、またこれらの結果、事業の継続や商品供給に支障が生じるリスク

・以下の施策を中心とした安全防災活動の高

 度化

 ・災害発生時の緊急連絡体制や安否確認シ

  ステムの運用

 ・災害対策本部体制の整備や定期的な訓練

  の実施

 ・生産拠点の定期的な安全監査や設備更新

  の実施

・被災時の事業継続・早期復旧のための「事

 業継続計画(BCP)要綱」を定め、在庫の

 確保、工場の複数拠点化、代替輸送による

 供給ルート確保等の施策の実施

13

気候変動等の地球環境変化に関わるリスク

気候変動による地球規模での気温上昇等の影響により、規制強化への対応、原材料価格の上昇、コスト増加、対応遅れによる風評が発生するリスク

・持続可能な社会の実現に向け、2050年に向

 けた長期環境目標「LION Eco Challenge

 2050」を策定し、脱炭素社会、資源循環型

 社会の実現にチャレンジ

・環境に配慮した設計にもとづく商品やサー

 ビスの提供により、原材料の調達から生

 産、輸送、使用、廃棄に至るまで、ステー

 クホルダーと連携しながら製品ライフサイ

 クルのあらゆる段階で環境負荷の削減を推

 進

・ライオン環境対応に対する考え方・戦略・施策

 の積極的・有効な対外発信

 

 




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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