アクシージアグループは、アクシージアと子会社9社で構成され、化粧品及び健康補助食品の製造・販売を主な事業としております。なお、アクシージアグループは、化粧品事業の単一セグメントであるためセグメント別の記載は省略しておりますが、アクシージアグループ各社の事業に係る位置付け、地域区分及び販売チャネルは、以下のとおりです。
|
会社名 |
主な事業の内容 |
地域区分 |
販売チャネル |
|
アクシージア |
化粧品事業 (化粧品・健康補助食品の 製造・販売) アクシージアが自社取扱化粧品等及び連結子会社向けの化粧品等を製造し、販売しております。 |
日本国内 |
・エステサロン運営事業者への直接販売及び卸売業者を通じてのエステサロン運営事業者への卸売販売
・アクシージア及び国内外インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売及びインターネット通信販売事業者への卸売販売
・百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、国内免税店運営事業者及び量販店運営事業者への直接販売並びに卸売業者を通じての百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、国内免税店運営事業者及び量販店運営事業者への卸売販売 |
|
中国本土 |
・インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売及びインターネット通信販売事業者への卸売販売
・免税店運営事業者への卸売販売 |
||
|
連結子会社 Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc. |
化粧品事業 (化粧品・健康補助食品の 販売) 連結子会社であるXiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.がアクシージアから仕入れ、販売しております。 |
中国本土 |
・卸売業者を通じてのエステサロン運営事業者への卸売販売
・自社及びインターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売 |
|
連結子会社 株式会社エムアンドディ |
化粧品事業 (化粧品・美容機器の販売) |
日本国内 |
・自社及びインターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売
・量販店運営事業者への卸売販売 |
|
連結子会社 株式会社ユイット ・ラボラトリーズ |
化粧品事業 (化粧品の製造・販売) |
日本国内 |
・化粧品小売店、薬局への卸売販売
・化粧品及び医薬部外品の製造受託
・国内インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売 |
|
連結子会社 株式会社アクシージア バリュークリエイター |
化粧品事業 (化粧品・健康補助食品の 販売チャネル運営代行) |
日本国内 |
・ECサイト、SNSアカウント運用のコンサルティング業務 |
|
連結子会社 AXXZIA (HongKong) International Limited |
化粧品事業 (化粧品・健康補助食品の 販売) 連結子会社であるAXXZIA (HongKong) International Limitedがアクシージアから仕入れ、販売しております。 |
香港 |
・百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への直接販売並びに卸売業者を通じての百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への卸売販売 |
|
連結子会社 AXXZIA Cosmetic Singapore Pte. Ltd. |
化粧品事業 (化粧品・健康補助食品の 販売) |
シンガポール |
・国内インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売
・百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への直接販売並びに卸売業者を通じての百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への卸売販売 |
|
連結子会社 AXXZIA Cosmetic USA Ltd. |
化粧品事業 (化粧品・健康補助食品の 販売) |
アメリカ |
・国内インターネット通信販売事業者の運営するECサイトを通じた一般消費者への直接販売
・百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への直接販売並びに卸売業者を通じての百貨店運営事業者、化粧品小売店舗運営事業者、免税店運営事業者及び量販店運営事業者への卸売販売 |
|
連結子会社 株式会社アクシージア テクノロジー |
化粧品事業 (美容機器の企画・販売) |
日本国内 |
・アクシージア及びグループ各社への美容機器の卸売販売 |
|
連結孫会社 AXXZIA (Shenzhen) International E-commerce Co., Ltd. |
化粧品事業 (化粧品・健康補助食品のEC販売チャネル運営支援) |
中国本土 |
・アクシージア及びグループ各社におけるグローバルECの運営及び既存ローカルECチームの統括業務 |
販売チャネル及び取扱製品の詳細は以下のとおりです。
(1)販売チャネル
① 中国向け
a.エステサロン
取扱店舗数は167店舗(2025年7月末現在)であり、Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.が卸売業者を通じて販売を行っております。
b.EC
Tmall Global(天猫国際)、RED(小紅書)、Douyin(抖音)及びKuaishou(快手)につきましてはアクシージア旗艦店を通じて直接販売を、Dewu(得物)につきましては直接販売を通じてDewu店舗に販売を、Taobao(淘宝)(注1)につきまして直接販売又は卸売業者を通じてTaobao店舗に販売しております。
Tmall(天猫)、Douyin(抖音)及びJD.com(京東)(注2)につきましては、Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.においても旗艦店を通じて直接販売を行っております。
Dewu(得物)につきましては、Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.においても直接販売を行っております。
c.リテール
取扱店舗数は5店舗(2025年7月末現在)であり、中国本土の免税店事業者に対しては、卸売業者を通じて販売を行っております。
|
|
アクシージアにとっての位置付け |
NMPA承認(注3) |
主な販売ルート |
配送方法・アクシージアにとってのコスト |
|
越境EC (オンライン) |
主力品及び 育成品販売チャネル |
法的に承認の必要はない |
EC (Tmall Global、Taobao、RED、Douyin、Kuaishou) |
国内倉庫から一括でTmall Global、Taobao、RED、Douyin及びKuaishouの各保税区倉庫を経由して現地消費者へ発送 |
|
一般貿易 (オンライン) |
中価格帯中心 |
全て登録済み |
EC(Douyin、Tmall、Kuaishou) |
国内倉庫から上海子会社の中国現地倉庫へ発送後、現地消費者へ発送 |
|
一般貿易 (オフライン) |
高価格帯中心 |
全て登録済み |
エステサロン リテール |
国内倉庫から上海子会社の中国現地倉庫へ発送後、現地企業へ発送 |
② 日本向け
a.エステサロン
取扱店舗数は1,179店舗(2025年7月末現在)であり、アクシージアによる直接販売又は卸売業者を通じて販売を行っております。
b.リテール
取扱店舗数は2,267店舗(2025年7月末現在)であり、直営店舗、化粧品小売店及び免税のドラッグストアに対して、アクシージアによる直接販売又は卸売業者を通じての販売を行っております。
c.その他
アクシージアが、大手インターネットショッピングモールや自社EC、社販を通じた一般消費者への直接販売及びインターネット通信販売事業者への卸売販売を行っております。
③ その他の地域向け
取扱店舗数はECチャネル58サイト、小売店舗128店舗及び免税店4店舗(2025年7月末現在)であり、北米(アメリカ及びカナダ)、アジア圏(シンガポール、台湾、香港、マレーシア)向けの他、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、スイス等でのECチャネル及び小売店舗での販売を行っており、アクシージアによるECサイト及び小売店舗運営事業者、免税店事業者への直接販売又は卸売業者を通じて販売を行っております。
(2)取扱製品
エステサロンなど幅広い美容施設向け専用スキンケアラインの他、リテール市場向けでは、年齢に応じたエイジングケアとして食生活、運動など「糖化ケア」を意識したトータルな美容ライフ提案をコンセプトとするスキンケア及び美容ドリンクを融合させたエイジングケアシリーズ、ニッチでありながら悩みの多い目もとケアに特化したスキンケアシリーズなど、様々な製品を展開しています。
主要な製品は次に記載のとおりです。
① サロン専売ブランド:エステサロンなど美容施設向け展開、専売ブランド(高価格帯)
|
ブランド名 |
Le Ciel de L'aube (ルシエル ド ローブ) |
|
コンセプト |
エステの現場でプロが認める広く採用される高浸透・高保湿型スキンケア・フルライン |
|
特長 |
採用した3つの技術特長が相乗効果を発揮し、エステでの上質なフェイシャルトリートメントを叶える業務使用及びエステクオリティのスキンケアを自宅で実現するホームケアラインを広く品揃え。 |
|
〈3つの技術特長〉 |
|
|
1) 高い浸透性を生み出すこだわりの水「浸透圧水」の採用 |
|
|
2) 細胞壁と同じ組成のリン脂質からなる微細カプセルに有効成分を内包 |
|
|
3) 様々な美容効能の研究(注4)が進むイチョウ葉エキスを代表成分として配合 |
|
|
製品ラインアップ |
・モイスト クレンジング ミルク (メイク落とし) |
|
・エンリッチ ウォッシングフォーム (洗顔) |
|
|
・モイスト ローション (化粧水) |
|
|
・エマルジョンジェル (保湿乳液) |
|
|
・ロイヤル アイクリーム (目もとクリーム) |
|
|
・ロイヤル リッチクリーム (保湿クリーム) |
|
|
・オーロラ フェイスマスク (シートマスク) |
|
|
・プリズムアイ (目もと美容液) |
② BtoCブランド:百貨店、化粧品専門店、ECなど一般小売市場(リテール)向け展開ブランド
a)エイジングケア・シリーズ(中・高価格帯)
|
ブランド名 |
AGTHEORY (エイジーセオリー) |
|
コンセプト |
年齢に応じたエイジングケアとして食生活、運動など「糖化ケア」を意識したトータルな美容ライフ提案をコンセプトとするスキンケア及び美容ドリンクを融合させたエイジングケア・シリーズ。 |
|
特長 |
エイジングケア作用が報告(注5)されているハーブや天然素材を厳選配合したスキンケアと美容ドリンクをシリーズ化。前連結会計年度に美容ドリンクを第7世代製品としていたことに続き、前連結会計年度にスキンケアシリーズのフルリニューアルを実施したコアシリーズ。 |
|
1.スキンケア製品に配合した3種の厳選・共通ハーブ |
|
|
①セイヨウトチノキ種子エキス ②セイヨウオオバコ種子エキス ③ユキノシタエキス |
|
|
2.美容ドリンクに厳選配合しスキンケア製品とリンクさせた植物由来成分 |
|
|
①マンゴスチン ②オリーブ ③緑茶 ④ジヒドロケルセチン ⑤トウビシ ⑥ドクダミ ⑦ローマカミツレ ⑧サンザシ ⑨ブドウ ⑩アムラ ⑪ザクロ ⑫フェンネル ⑬桑葉 |
|
|
製品ラインアップ |
・ディープ クレンジングジェル (クレンジング) |
|
・クリア ウォッシュフォーム (洗顔) ・モイスチャライジング ローション (化粧水) |
|
|
・バランシング オイルエッセンス (美容液) ・シルキィエマルジョン(保湿乳液) ・パーフェクト ジェルマスク (ジェル状マスク) |
|
|
・スムースマスク(シート状マスク) ・UVプロテクションクリーム(日焼け止め) ・AGドリンクⅪ(美容ドリンク) |
b)目もとケアシリーズ(中・高価格帯)
|
ブランド名 |
AXXZIA Beauty Eyes (アクシージア ビューティー アイズ) |
|
コンセプト |
ニッチでありながら悩み多い目もと肌のケアに特化したスキンケア・シリーズ |
|
特長 |
・目に良いとされるハーブ「アイブライトエキス」(注6)を代表成分として目もとシートとしてハ リ・つや・うるおいの3大効能成分を届ける処方を開発。 |
|
・エッセンスシートは、綿花の種の産毛を100%使用したこだわりのシート素材を採用。厚さ0.3㎜ の極薄シートで密着性に特化し、薄さと保液性を兼ね備えた目もとシートとしてヒット製品に成長。シート形状を変更したプレミアム版の目もとシートの追加上市に加え、前連結会計年度に更に上位版へリニューアルを実施し、目もと美容液および目もとクリームとともに充実の目もとケア製品シリーズとしてラインアップ。 |
|
|
製品ラインアップ |
・エッセンス シート&エッセンス シート プレミアム プラス(目もとシート) ・ルーティンケア エッセンス プレミアム (目もと美容液) ・ルーティンケア クリーム プレミアム (目もとクリーム) |
c)透明感・ツヤ製品(中・高価格帯)
|
コンセプト |
「透明感」「美白」「ツヤ」…輝くような美容ライフへのニーズを求めるワードに対して内外美容提案をコンセプトとする内側からのケアとしての美容ドリンク、外側からのケアとしてのスキンケア製品を発信。 |
|
特長 |
・美容ドリンク「ザ ピュア ドリンク」は、7種のサポート成分(注7)と、紫外線などの刺激 から肌を守るアップルフェノン®(注8)を配合。内側からの美容をサポートするドリンク。 当連結会計年度に「紫外線刺激から肌を保護する」機能性表示食品(消費者庁届出番号:J1346)の届出が受理。2026年7月中の販売開始を予定。 |
|
・化粧品「UVα」は、日焼け止めとして紫外線、近赤外線及びブルーライト、計3種の太陽光から 肌を守る仕様。 |
|
|
・4種の紫外線吸収剤(注9)、3種の近赤外線散乱剤(注10)、さらにブルーライト散乱剤の (注11)計8種のサンスクリーン成分を厳選し贅沢に配合した、紫外線からツヤ肌を守る製品。 |
|
|
製品ラインアップ |
・ザホワイトドリンク (美容ドリンク) |
|
・UVα (サンスクリーン) |
(注)1.Taobao(淘宝)とは、Alibaba.comが運営する中国最大規模のCtoC型オンラインショッピングモールです。
2.JD.com(京東)とは、中国のECプラットフォームです。
3.NMPAとは、National Medical Products Administrationの略であり、中国市場にて医療機器、医薬品、医薬品包材、化粧品、保健食品を販売するための要件、中国の審査認可を管理する政府機関であります。なお、アクシージアのサプリメントについては一般食品や一般飲料として販売していたため、NMPAの対象外であることから、表中の記載は化粧品のみに係るものであります。
4.国立健康・栄養研究所より抗酸化作用や血液凝固抑制作用が報告されております。
5.一丸ファルコス株式会社よりセイヨウトチノキ種子エキス及びセイヨウオオバコ種子エキスのヒト試験による研究成果が報告されております。
6.アイブライトエキスは、「健康食品・サプリ成分」について、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会により、眼疾患への処方・臨床研究が報告されております。
7.サポート成分は、ブドウエキス、トマトエキス、パイナップルエキス、ハトムギ抽出物、酵母エキス、ザクロ果実抽出物、アセロラ粉末を配合しております。
8.アップルフェノン®は、未完熟りんごから抽出したポリフェノールのBGG Japan社の登録商標です。
9.紫外線吸収剤は、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシ
ル、オクトクリレン、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンを配合しております。
10.近赤外線散乱剤は、酸化チタン、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム混合物を配合しております。
11.ブルーライト散乱剤は、酸化セリウム、白金を配合しております。
事業系統図は以下のとおりです。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、アクシージアグループが判断したものであります。アクシージアグループの将来に関する見通し及び計画に基づいた将来予測には、リスクや不確定な要素などの要因が含まれており、実際の成果や業績などは、記載の見通しとは異なる可能性があります。
(1) 会社の経営の基本方針・中期的な会社の経営戦略
アクシージアグループは、「女性の染色体XXを美の象徴と位置づけ、アジア(ASIA⇒AZIA)の美を日本から世界へ発信する総合ビューティーソリューションカンパニーを目指す」という信念のもと経営に取り組んでまいりました。アクシージアグループが強みを活かせるセグメントを発見し、そこに経営資源をつぎ込む「製品・市場特定化戦略」を基本戦略方針とし、局所的ナンバーワンとなることで競争優位を創出しております。
消費市場としてのアジアが注目される中、アクシージアグループは、化粧人口の拡大と消費の高度化で高成長が期待される中国市場に事業機会を見出し、中国本土での販売力強化に努め、売上を拡大してまいりました。
今後は、中国市場で培ったノウハウを有効に活用し、日本およびその他地域(東南アジア、北米、オーストラリア等)への展開を強化し、真の意味でのグローバルビューティーカンパニーを目指してまいります。
なお、中期的な見通しにつきましては、経営環境の変化に柔軟に対応し、より迅速な意思決定を行うために、毎年、直前事業年度の業績等を踏まえて次年度以降3ヵ年の中期事業計画の見直し策定を行っております。
アクシージアグループは、現在、成長段階にあることや、株主の皆様の成長期待に応えるために、特に売上高成長、売上高営業利益率、自己資本当期純利益率を意識した経営に取り組んでおります。
長期的な成長・発展を実現するために、以下の基本戦略をロードマップとして掲げております。
① アクシージアグループの中枢・中核となる強みを活かした事業展開
アクシージアグループの競争力の源泉は「日中各々の優位性を活かした事業展開」であると認識しております。
アクシージアグループでは、日本市場向けに投入した製品を中国市場に展開するのではなく、中国現地での市場調査を基に、中国での消費者ニーズが高いと想定される製品を企画、開発しております。また、NMPA認可成分・処方を重視した商品設計を行っており、スムーズにNMPA認可を進められる体制を構築しております。日系企業の化粧品は高品質と信頼感でアジアでの人気が高く、また、スキンケア、美白など東アジア人共通の美意識への対応力があることから、中国をはじめとする東アジア市場では優位性があると認識しております。
以上のような中国でのマーケティング力、中国でのブランド認知度、中国人の生活・習慣・嗜好を熟知した中国人向け製品開発力を活かし、積極的に中国需要を取り込み事業の成長に繋げてまいります。
また、中国市場で培った上記ノウハウを活用し、今後は中国のみならず、日本およびその他地域につきましても、それぞれの市場特性に応じた製品開発を行うことで、グローバルな事業拡大に取り組んでまいります。
② 組織の機動力を活かした製品開発スピードの速さ
アクシージアグループでは、当連結会計年度においてリニューアル品を含め計31品目の新製品を上市しておりますが、アクシージアグループの強みは、組織の機動力を活かした製品開発スピードの速さであります。
機動力を活かし、引き続き毎年20SKU以上の開発・上市を目標とし、市場ニーズに応じた新ブランドの創出にも取り組んでまいります。また、製品上市後もユーザーの声を踏まえた製品改良に継続的に取り組んでおり、既存の主力製品のライフサイクルの長期化を図っております。
また、2022年4月には化粧品・医薬部外品の製造工場を持つ株式会社ユイット・ラボラトリーズの全株式を取得しており、連結子会社化しております。これにより、少量多品種は自前で、量産品は委託先で製造することでさらなる製品開発サイクルの短縮に努めてまいるとともに、同社との事業シナジーの拡大のため取り組んでまいります。
③ 「内外美容」をコンセプトとした製品ラインアップの拡充
アクシージアグループでは、化粧品とインナーケア製品との相乗効果により美肌を引き出す「内外美容」を推奨しております。基幹ブランドには、各々のブランドコンセプトを一にする化粧品とサプリメント等のインナーケア製品を取り揃えることで、ブランドを差別化し、存在感を向上させております。
アクシージアグループでは、引き続き、「内外美容」をコンセプトとして製品開発を進めブランドの存在感を向上してまいります。
④ 戦略的広告投資の強化
化粧品のブランド力形成と販売において、メディアを用いた広告宣伝、インターネット上でのイベント、これらのタイアップなど、マーケティング活動は非常に大きな効果を持ちます。アクシージアグループは、中国本土を中心に更にブランド認知度やブランドイメージを向上させるべく、主にユーザーと直接の繋がりをもつTaobaoオーナーへのマーケティングや口コミサイトとしての特性を活かすためのRED、Douyin、Kuaishouでのマーケティング(ライブ配信やKOLマーケティング等)といったボトムアップアプローチにより、販売促進や広告宣伝活動を実施してまいりました。特に、REDの費用はアクシージア負担で売上に対する割合は相対的に小さく、またTaobaoはオーナーの費用負担であることから、全体的にアクシージアの負担は少ないという特徴があります。
昨今、中国における購買の手法としてライブコマースが主流となってきておりますが、アクシージアは中国で培ったリレーションを生かし、有名KOLを確保することで、新規顧客の取り込みにも成功しております。今後も、中国市場における強固なリレーションを武器に、時流に応じた柔軟なマーケティング戦略を展開し、競争力を維持・強化してまいります。
(2) 経営環境
当連結会計年度におけるわが国の経済は、経済活動の正常化や雇用・所得環境改善の動き、インバウンド消費の増加を背景に、緩やかな回復傾向がみられました。一方で、中東地域をめぐる情勢や為替動向、物価上昇の影響等もあり、依然として不確実性を伴う状況が続いております。
国内化粧品市場においては、緩やかな景気回復を背景に消費は回復傾向にあり、円安効果によるインバウンド需要の回復もみられました。
中国市場においては、ALPS処理水の海洋放出による日本製品回避の動きがあり、収束しつつあるものの、不動産不況の継続、物価下落を背景に景気回復の動きに足踏みがみられ、依然として厳しい市場環境が続いております。
このような市場環境のもと、アクシージアグループでは、中国本土での広告投資を強化し販売力の強化を図るとともに、中国以外の地域への展開強化のための取り組みを進めてまいりました。中国においては、ブランドアンバサダーの起用や、主力製品である「AGドリンクX」の発売一周年を記念したDouyinにおけるライブ販売実施、「エイジ―セオリー」ブランドの拡充、インナーケア製品の拡充等、中国における更なる認知度及び売上向上に取り組んでまいりました。日本国内においては、インバウンド需要の回復を見据え、全国主要都市(渋谷、梅田、札幌、新宿、銀座)にポップアップ店舗を出店、また、京王百貨店 新宿店に直営店舗を新設いたしました。また、渋谷駅における「AGドリンクX」の大型ビジョン広告の放映等、日本における知名度向上にも取り組んでまいりました。その他の地域につきましては、ドバイ、香港、タイにおける展示会出展や、シンガポールに向けたライブ販売やイベントの実施等、グローバルな事業拡大に取り組んでまいりました。
(3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
アクシージアグループは、連結売上高増加率、連結売上高営業利益率、自己資本当期純利益率の向上を重要な経営指標としております。足元の推移は以下のとおりです。
|
|
前連結会計年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
|
連結売上高増加率 |
38.0% |
7.5% |
|
連結売上高営業利益率 |
16.8% |
7.5% |
|
自己資本当期純利益率 |
15.4% |
9.1% |
(注)連結売上高増加率=(当期連結売上高-前期連結売上高)/前期連結売上高×100
なお、主戦場とする中国における市場環境の変化、子会社の増加等による収益構造の変化を踏まえ、前連結会計年度まで重要な経営指標としておりました、売上高に占める広告宣伝費及び支払手数料率の維持を、経営指標より除いております。
また、資本コストや株価を意識した経営を推進していくべく、当連結会計年度より自己資本当期純利益率を重要指標として追加しております。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
アクシージアグループの経営方針及び経営戦略を実行していくうえで、アクシージアグループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。
① ブランド認知度拡大
アクシージアグループが事業領域とする化粧品業界では、ブランドの認知度向上が重要な課題であると認識しております。ブランド差別化のため、成分、容器、資材の全てを自社企画し、自社工場生産レベルでの高い品質管理基準を実践することで安心・安全なプレステージ化粧品を目指しております。ブランド力の維持のために、セキュリティ検証システムや社内担当者の目視による確認、トレーサビリティの強化を実施し、滞留在庫や横流し、偽ブランド品流通防止対策に注力しております。加えて、包装・出荷・在庫管理についても全て内製化することで供給過多とならないよう配慮しております。また、Tmall Global、RED及びDouyinでのプロモーションに中国で著名なインフルエンサーを起用することで波及効果の拡大を狙っており、ブランド認知度は一定程度高まってはいるものの、持続的な事業成長のためには、更なる認知度の向上が不可欠と考えております。
② 中国以外の地域への事業展開強化
アクシージアグループが経営理念として掲げている「アジアの美を日本から世界へ発信する総合ビューティーソリューションカンパニー」を目指すには、中国以外の地域への事業展開強化により中国市場リスクの影響軽減が重要な課題であると認識しております。
日本国内につきましては、日本におけるブランド認知度向上およびインバウンド需要取り込みのため、直営店のリニューアル等によってブランドイメージの統一・向上を図ってまいります。また、卸販売については、バラエティショップの取り扱い店舗数拡大に取り組んでおります。日本国内ECにつきましては、インフルエンサーアフィリエイトの活用やSNS発信強化による売上拡大を図ってまいります。
中国・日本以外の海外につきましては、シンガポールをはじめとした東南アジア、北米(アメリカ、カナダ)、オーストラリア等への販売・チャネル拡大を進めており、現地在住の中国人にアプローチし売上拡大を図ってまいります。
③ 生産・研究開発の強化
アクシージアグループが事業領域とする化粧品業界では、スピーディーな生産および差別化のできる製品の開発が重要な課題であると認識しております。
生産につきましては、2022年4月に連結子会社化した株式会社ユイット・ラボラトリーズを活用し、少量多品種は自前で、量産品は委託先で製造することで製品開発サイクルの短縮及び収益性の向上に努めてまいるとともに、同社との事業シナジーの拡大のため取り組んでまいります。
研究開発につきましては、独自の中国での市場調査を基に、中国女性からのニーズが高いと想定される製品の企画、開発を進めております。また、「AGドリンク」や「エッセンスシート」といった、特定のテーマ性を持った製品の売上拡大に注力しております。特定の市場で主力製品が生まれることで、認知度が高まり、その特定のテーマでのシリーズ展開により収益基盤の拡大を図る戦略をとっております。市場要求や顧客ニーズを的確に捉えた製品開発を行うことで、更なるブランド力醸成を図ってまいります。
また、2022年11月に設立したR&Dセンターや外部試験機関を活用し新製品・新処方開発に取り組むことで、知財出願や、効果効能を謳える機能性表示食品、医薬部外品の開発・取得も目指してまいります。
④ サステナビリティの推進
アクシージアグループでは、中長期的な企業価値向上のためには、サステナビリティに関する取り組みを推進することが重要であると認識しております。2023年8月に新設したサステナビリティ委員会にて、2024年1月にサステナビリティ基本方針を策定しております。今後、当該方針に沿った取り組み・投資を進めてまいります。
⑤ 人的資本投資
今後の更なる事業拡大のためには、優秀な人材の確保や成長フェーズに応じた組織体制の強化が不可欠であると認識しております。人材の確保においては、企業風土にあった国内・海外の人材の採用・登用に努め、あわせて従業員の入社年数等の段階にあわせた教育プログラムを体系的に実施することによって、各人のスキル向上を図ってまいります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している重要なリスクは、以下のとおりであります。ただし、以下に記載したリスクはアクシージアグループに関する全てのリスクを網羅したものではなく、記載されたリスク以外のリスクも存在します。かかるリスク要因のいずれによっても、投資家の判断に影響を及ぼす可能性があります。
アクシージアは、リスク管理の全社的推進とリスク管理に必要な情報の共有化を図るため、「リスク管理委員会」を設置し、アクシージアの事業活動に関する様々なリスクを全社横断的な観点からモニタリングする体制を構築しております。具体的には、各部門ごとにリスクを洗い出し、リスクの発生確率や、リスクが顕在化した場合にアクシージアグループが被ると想定される損害額によってリスクの程度を評価し、この評価結果に基づいてリスクごとに管理責任者を定め、四半期ごとにモニタリングすることにしております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてアクシージアグループが判断したものであります。
|
(1) 中国での事業活動 |
||
|
発生可能性:中 |
発生可能性のある時期:長期的 |
影響度:中 |
|
リスク: |
||
|
アクシージアグループでは、マーケットの拡大が期待されるアジア太平洋地域、特に中国において事業活動を展開しております。中国での事業活動におきましては、予期し得ない不透明な政策運営、各種法制度の未整備や変更、外国資本優遇措置の見直し、労働問題等のオペレーションリスクのほか、反日抗議行動や治安悪化、テロ・戦争の勃発、感染症の流行による社会的混乱等のリスクが潜在しております。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループでは、これら中国での事業活動に潜在するリスクに対しては、現地情勢の把握に努め早期の回避策を講じてリスク管理に努めております。 |
||
|
|
|
|
|
(2) ブランド価値の毀損 |
||
|
発生可能性:中 |
発生可能性のある時期:長期的 |
影響度:中 |
|
リスク: |
||
|
アクシージアグループの製品に関する否定的な評判や評価が世間に流布することによって信用が低下し、ブランドイメージが毀損された場合、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループは、「AGtheory」「AXXZIA」などの個別ブランド展開を図っており、各ブランドは、誠実な企業経営とお客様の信頼に応えた製品・サービスの提供により、ブランドイメージの形成とその維持向上に十分努めております。 |
||
|
(3) 化粧品市場環境 |
||
|
発生可能性:中 |
発生可能性のある時期:長期的 |
影響度:軽 |
|
リスク: |
||
|
国内化粧品市場は成熟期を迎えており、M&Aによる企業グループの再編、異業種からの新規参入、流通業及び小売業の提携・統合に伴う影響力の増大など競争環境は厳しさを増しております。アクシージアグループが予期せぬ競争環境の変化に的確に対処できない場合には、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループは取引先や営業・販売現場からの情報を随時把握するとともに、市場の情報をタイムリーに把握することに取り組み、マーケットニーズ・顧客志向の変化を考慮した製品開発・マーケティング・販売活動を行っております。 |
||
|
|
|
|
|
(4) 新製品開発と消費者ニーズへの適合 |
||
|
発生可能性:中 |
発生可能性のある時期:長期的 |
影響度:軽 |
|
リスク: |
||
|
新製品の開発が長期にわたる場合、成果が翌期以降に及ぶことがあります。また、予定どおりの成果が得られない場合、期間の延長や上市に向けた諸経費の増加を強いられる場合や、結果として製品化できない場合があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
新製品開発はアクシージアグループの競争力・成長力の源泉のひとつであり、継続的に市場ニーズの先取りに努め新製品を開発し市場に投入してきております。年度販売・生産計画を策定し、上市前のマーケティング・広告戦略の実践にも注力し、短期間で成果を挙げることを目指しています。 |
||
|
|
|
|
|
(5) 知的財産権保護の限界 |
||
|
発生可能性:低 |
発生可能性のある時期:長期的 |
影響度:軽 |
|
リスク: |
||
|
取得した商標権等の内容が不十分であったり、第三者による予測を超えた手段等によりアクシージアグループが保有する知的財産権が侵害され、結果として、アクシージアが第三者の権利を侵害してしまったり、第三者によりアクシージアの技術の不正流用や模倣品の開発等が行われた場合には、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループでは、製品の企画から入念なマーケティングに基づき製品開発をしており、製品上市前には商標権等の取得により知的財産権の確保に努めております。また、第三者によって模倣品が製造、販売されることを防止、アクシージアの知的財産権に対する侵害事例の調査を随時行っております。 |
||
|
(6) 重要な訴訟 |
||
|
発生可能性:低 |
発生可能性のある時期:特定時期なし |
影響度:中 |
|
リスク: |
||
|
将来、重要な訴訟等が発生し、アクシージアグループに不利な判断がなされた場合、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループでは、法務部門を設けて契約の事前審査や知的財産の出願、管理、役職員へのコンプライアンス教育などを担当させることにより、アクシージアグループの業務が法令や契約に違反することがないよう努めております。なお、本報告書提出日現在において、アクシージアグループに重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されておりません。 |
||
|
(7) 天災、火災、事故等の発生が将来の業績に与える影響 |
||
|
発生可能性:低 |
発生可能性のある時期:特定時期なし |
影響度:重 |
|
リスク: |
||
|
原材料調達先及び生産委託先の拠点地域及びアクシージアグループが所在する地域に地震等の天災や事故が発生し、原材料及び製品の供給への影響や、生産及び納品遅延などの事態が生ずる場合には、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループは、災害による生産・供給体制への影響を最小化するため、複数調達先の確保及び生産委託先の分散化に取り組んでいます。 |
||
|
(8) 感染症の流行、拡大 |
||
|
発生可能性:高 |
発生可能性のある時期:特定時期なし |
影響度:軽 |
|
リスク: |
||
|
社会的、経済的影響の大きな感染症の流行、拡大が発生した場合、物流の停滞による資材調達の遅れや生産及び納品の遅延、営業活動や接客行為の自粛や制限、取引先や販売店の休業などにより、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループでは、感染症流行、拡大への対策として、在宅勤務が可能な環境を整備しており、感染症流行時に本社に出社しなくても業務遂行が可能となっております。 |
||
|
(9) 海外子会社管理に係るリスク |
||
|
発生可能性:低 |
発生可能性のある時期:長期的 |
影響度:軽 |
|
リスク: |
||
|
海外子会社管理(企業統治)が不十分であることにより、不正・不祥事等が発生した場合、企業イメージの悪化、信用失墜等により、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループは、経営方針の中核に「グループとしての企業価値を高める経営を継続して行っていく」ことを掲げており、この企業価値を高める経営の継続に当たっては、コーポレート・ガバナンスを経営上の重要な課題のひとつと位置付け、健全な経営を遂行する組織体制や仕組みを整備し、継続的に社会的信用を保持するための体制づくりを進めております。本社における海外子会社の統括部門の下、海外子会社において社内規程を整備し、規程に則って業務を運営しガバナンス体制強化を図っております。海外子会社の運営リスクに対し、整備した社内規程の運用等を含め、計画的に海外子会社に対する監査を実施しております。 |
||
|
(10) 為替 |
||
|
発生可能性:中 |
発生可能性のある時期:特定時期なし |
影響度:軽 |
|
リスク: |
||
|
アクシージアグループは、売上高に占める海外比率が拡大しており、当連結会計年度においては海外における売上高はアクシージアグループの売上高の85.6%に達しており、為替リスクの影響は増加傾向にあります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループでは、グループ間取引における為替リスクは本社が負うという方針に基づき、外貨取引における為替変動の影響を本社に集約し、本社にて為替管理を行っております。為替予約取引等の手段により、可能な限りリスクを軽減し、回避するよう努めてまいります。 |
||
|
(11) インバウンドの影響 |
||
|
発生可能性:高 |
発生可能性のある時期:短期的 |
影響度:軽 |
|
リスク: |
||
|
予測し得ない現地の経済情勢の変化、政策等の変更、日中関係悪化、感染症の拡大等による需要の低迷が発生した場合には、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループは、特に中国からの訪日客によるインバウンド需要の影響を多く受けております。アクシージアグループでは、インバウンド動向を注視しており、その内容によっては機動的に取締役会等を開催して対策を講じることができる体制を構築しております。 |
||
|
(12) 原材料価格の高騰 |
||
|
発生可能性:中 |
発生可能性のある時期:長期的 |
影響度:中 |
|
リスク: |
||
|
国際情勢の変化、投機資金流入などにより需給バランスが一時的に不均衡となり、購入価格に影響がでた場合には、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループでは、市場リスクを最小限にするために、海外を含めたグローバル調達を推進しております。また、供給会社と良好な関係を保ちながら、必要な原材料を適切な価格でタイムリーに調達できるよう努めております。 |
||
|
|
|
|
|
(13) 物流コストの高騰 |
||
|
発生可能性:中 |
発生可能性のある時期:長期的 |
影響度:軽 |
|
リスク: |
||
|
アクシージアグループの製品を国内及び各国に供給するためには、物流サービスが有効に機能している必要があります。昨今の物流業界の状況に鑑み、これら事業者から大幅な配送料の値上げや取引関係の縮小などがあった場合、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループでは、内外のお客様への製品配送を複数の業者に分散して委託し、これら事業者と良好な取引関係を保つことで、安定的な物流体制を構築しております。 |
||
|
(14) 材料及び製品供給 |
||
|
発生可能性:低 |
発生可能性のある時期:長期的 |
影響度:中 |
|
リスク: |
||
|
外部パートナーの品質不良や経営状態の悪化等により必要材料の供給が困難になった場合、完成品である製品の生産・供給に影響することとなり、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループは、原材料、容器、包装資材等の材料を外部のパートナーより供給を受けています。材料の供給不安を回避するため外部パートナー選定には経営状態や生産現場の視察などを通じて安定的な供給先確保に努めています。 |
||
|
(15) 特定の委託製造先への依存 |
||||||||||||
|
発生可能性:低 |
発生可能性のある時期:中期的 |
影響度:中 |
||||||||||
|
リスク: |
||||||||||||
|
アクシージアグループは、製品の製造を外部に委託しており、当連結会計年度において主力の委託製造先であるアピ株式会社への外注費割合が全外注費合計に対し55.6%と高い水準となっています。 |
||||||||||||
|
対応策: |
||||||||||||
|
アクシージアグループでは、同社の4工場での複数ラインでの製造の分散化及び他製造委託先候補の選定など、特定の委託製造先への依存による不測のリスク軽減に努めております。
|
||||||||||||
|
(16) 在庫 |
||
|
発生可能性:中 |
発生可能性のある時期:特定時期なし |
影響度:重 |
|
リスク: |
||
|
国内外での法令・規制の変更に伴う市場環境の変化、消費者ニーズの変化、他社競合品との競争激化などにより需要及び販売見込みが実態と乖離し、滞留在庫が発生した場合には、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループは、在庫保有状況を毎月精査し、材料の発注計画を含む生産計画を毎月見直し、滞留在庫が懸念される製品については販売促進策を随時立案・実施し、在庫の滞留リスクの低減化を図っています。 |
||
|
(17) 特定のブランド及び製品への依存 |
||
|
発生可能性:中 |
発生可能性のある時期:特定時期なし |
影響度:中 |
|
リスク: |
||
|
当連結会計年度においては、AGtheoryブランド及びAXXZIAブランドがアクシージアグループの売上高の大部分を占めております。現在の主力ブランドが何らかの要因により販売不振に陥る場合や、また、ブランド及び製品の柱を増やす事業活動はその性質上、さまざまな要因による不確実性が伴うため、当初意図した成果が得られない場合には、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループは、主力製品の売上安定化を図るとともに継続的に新規ブランド及び製品を生み出し、特定のブランド及び製品による依存リスクの分散を図っております。 |
||
|
(18) 競合の激化 |
||
|
発生可能性:中 |
発生可能性のある時期:特定時期なし |
影響度:中 |
|
リスク: |
||
|
予測し得ない競合他社の動きが発生した場合には、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
競争環境を勝ち抜くために、アクシージアグループは新規ブランド及び製品の開発に対する投資を積極的に行っております。また、新規ブランド及び製品の開発と同時に、知的財産権の確保にも積極的に投資を行っております。競合他社に類似品を展開させないためにニッチ市場での先行者利益の獲得、パッケージや形状の独自性等様々な対策を講じ、確固たるブランド価値の確立を図っております。 |
||
|
(19) 法規制等の遵守 |
||
|
発生可能性:中 |
発生可能性のある時期:特定時期なし |
影響度:中 |
|
リスク: |
||
|
アクシージアグループは、国内外で化粧品・健康食品を中心に多様な製品を取り扱っており、多岐にわたる法規制の適用を受けています。具体的には、会計基準や会社法、税法、労働基準法、独占禁止法、下請法、薬機法、食品衛生法、景品表示法、電子商取引法、特定商取引法、消費者契約法、個人情報保護法など、さらに海外市場に関わる各国の各種法令・規制等があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
これらの法令を遵守するためにコンプライアンス管理規程の制定及び運用、必要に応じて各種法令を管轄する省庁への確認、役職員への周知及び研修会の実施等を行い、法令遵守の徹底を図っております。 |
||
|
(20) 許認可 |
||||||||||||||
|
発生可能性:低 |
発生可能性のある時期:特定時期なし |
影響度:中 |
||||||||||||
|
リスク: |
||||||||||||||
|
アクシージアグループは、薬機法に基づく化粧品製造販売業(有効期限:東京都、2028年5月28日)の許認可のもとで化粧品事業を展開しています。将来において、薬機法の変更や、許認可の有効期限到来時の更新のため、更なる対策を講ずる費用が生ずる可能性があります。さらに、将来の事業領域の拡大の際に新たな許認可取得の必要性が生ずる場合には、許認可取得のための対策費用が生ずる可能性があります。これらの可能性が顕在化した場合には、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||||||||||||||
|
対応策: |
||||||||||||||
|
アクシージアグループでは、各種規制変更の決定前からその動向を注視し、状況に応じた対応を取り、影響を最小限とするよう対策を行うとともに、許認可等を受けるための諸条件および関係法令の遵守に努めております。また、かかる許認可に基づく基準を遵守し化粧品の品質と安全性を確保する取り組みを行っています。 [主要な許認可の取得状況(2024年7月31日現在)]
|
||||||||||||||
|
(21) 製造物責任賠償 |
||
|
発生可能性:低 |
発生可能性のある時期:特定時期なし |
影響度:中 |
|
リスク: |
||
|
アクシージアグループが販売する製品は、消費者の肌に直接接触するもの、消費者が摂取するものが含まれるため、常に健康障害などによる製造物責任賠償のリスクが内在しており、健康障害を引き起こす事態が生じた際には製造物責任を負う可能性があります。これらの可能性が顕在化した場合には、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、アクシージアグループでは株式会社ユイット・ラボラトリーズが化粧品及び医薬部外品の製造を受託しており、万一製品の品質について何らかの問題が発生した場合、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループは当該リスクへ対応するために製品の品質と安全性を確保するために品質管理体制を構築しています。 |
||
|
(22) リコール発生などの品質問題 |
||
|
発生可能性:低 |
発生可能性のある時期:特定時期なし |
影響度:中 |
|
リスク: |
||
|
アクシージア製品において、意図しない品質不良等により大規模なリコールの必要性が生じた際には、法令に沿った告知をはじめ速やかな自主回収の措置を講ずることとなり、これらの対策費用発生により、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
アクシージアグループは、市場及び消費者ニーズに応じて継続的に新規ブランドや新製品開発に取り組んでおり、製造工程面での品質管理に万全を期すとともに発売前の安全性試験を通じて、常に精緻な「製品標準書」に基づいた3C8(注)検査ポリシーに従い、安全面での品質維持に努めています。 また、2023年3月には株式会社ユイット・ラボラトリーズが1SO90001(品質マネジメントシステム)認証を取得し、アクシージアグループとしてグローバルスタンダードに準拠した品質管理システムを運用し、安全を担保する品質維持をさらに強化しています。 |
||
|
(23) 消費者とのトラブル及び風評 |
||
|
発生可能性:低 |
発生可能性のある時期:特定時期なし |
影響度:中 |
|
リスク: |
||
|
アクシージアグループは、販売する製品の特性上、消費者が期待する効果効能が体感できなかった場合の消費者よりの苦情、健康障害などのトラブルが発生する可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
販売する製品の効果効能については製品毎に関連法令の定める範囲内での効果効能表現を徹底し、消費者との適切なコミュニケーションを図るとともに、健康障害などのトラブルに際しては誠意をもって消費者対応にあたる体制を整備しています。 |
||
|
(24) 特定人物への依存 |
||
|
発生可能性:低 |
発生可能性のある時期:特定時期なし |
影響度:中 |
|
リスク: |
||
|
アクシージアグループは、代表取締役社長である段卓の中国市場における人的関係を活用し、海外事業を推進、展開しております。段卓自身が不慮の事故等に遭遇し、海外取引先との人的関係及び取引関係の維持に支障を生ずる場合には、アクシージアグループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
||
|
対応策: |
||
|
海外営業部及び海外子会社にてこれら人的関係を継承し、特定の人物に依存するリスクの低減に努めています。 |
||
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
Copyright (c) 2014 かぶれん. All Rights Reserved. プライバシーポリシー