ジャニス工業(5342)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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ジャニス工業(5342)の株価チャート ジャニス工業(5342)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

 

3 【事業の内容】

ジャニス工業グループ(ジャニス工業及びジャニス工業の関係会社)は、ジャニス工業、連結子会社(㈱ファインテック高橋)の計2社で構成されており、衛生機器の製造・販売を主な事業としております。自社の生産能力を超える部分については、国内や海外の仕入先に生産委託し、製品の仕入を行っています。またOEM先からは生産委託を受けています。

また、ジャニス工業グループの事業は、衛生機器の製造・販売の単一セグメントであります。

 

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

 


 


有価証券報告書(2024年3月決算)の情報です。

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてジャニス工業グループが判断したものであります。

 

(1)経営方針

ジャニス工業グループは、「人にやさしい快適な生活環境づくりに貢献します。そして、独創性と活力ある人材で、小さな巨人をめざします。」を経営理念とし、お客様一人一人のお声を大事にし「お客様が満足する商品とは何か」を常に追求し、より環境に配慮した商品の開発を進めて企業価値向上に取り組んでおります。

 

(2)経営戦略と経営環境

国内景気は、各種政策の効果により企業収益は回復を続け、それに伴い雇用情勢・企業投資も増加し緩やかに回復しておりましたが、海外の景気の動向によっては下振れするリスクを依然として抱えております。ジャニス工業を取り巻く環境においては、新設住宅着工戸数は低調で推移していくと予想され、企業間競争の激化など、引続き厳しい状況が続くものと思われます。

指標

2020年度

2021年度

2022年度

2023年度

新設住宅着工戸数(戸)

812,164

865,909

860,828

800,176

前年比(%)

△8.1

6.6

△0.6

△7.0

 

 今年は、2024年4月(第91期)から2027年3月(第93期)までを対象とした「第7次中期経営計画」の初年度となります。『100期へ向けて新たな時代への挑戦 Challenge of a new era』をスローガンとして営業活動を行ってまいります。資材・エネルギー価格の高騰や賃上げ等による価格上昇分に対し、より一層の製造原価低減活動や一部販売価格改定を行い、お客様への高付加価値商品の提供の強化とさらなるサービス向上を目指し、売上高の回復を図ってまいります。また、第93期に向け持続可能な社会実現に貢献できる企業となるため、メーカーの基本であるISO(品質・環境)・改善活動を通じて品質・サービス改善、収益力改善、働き方改革、地域に根差したエコ活動を推進し、持続可能な社会実現に貢献できる企業を目指してまいります。

こうした課題に対処するため、以下の基本方針に社員一丸となって全力で取り組んでまいります。

 

① 売上の確保

    高付加価値商材による新規チャネル開拓と非住宅・リフォーム市場の拡販

 

② 顧客ニーズに対応した生産体制の再構築

    大ロット品と小ロット品のフレキシブル生産と開発期間の短縮化

 

③ 付加価値の高い商品・サービスの提供

    デザイン性の高い商品・ロングライフ設計の商品の投入と顧客満足度の向上

 

④ 環境負荷の低減

    高効率設備導入とサプライチェーン連携の強化

 

⑤ 働き方改革の推進

    デジタル活用と生産性向上で世代交代とワークライフバランスの実現

 

 


事業等のリスク

3 【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる事項には以下のようなものがあります。なお、ジャニス工業グループは、これらのリスクの発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存であります。

本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。

 

(1) 経済状況

ジャニス工業グループの営業収入は日本国内向けの売上によるものであることから、日本経済の影響を強く受けるものとなっております。具体的には、新設住宅着工戸数の影響を大きく受けております。従いまして、今後経済の停滞が長引き、新設住宅着工戸数が落ち込むようであれば、ジャニス工業グループの経営に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(2) 感染症の流行について

新型コロナウイルスや未知のウイルスによる感染症の流行によって、ジャニス工業社員が感染し工場を操業停止にしたり営業活動を自粛することになったりと、業務に支障をきたすようなことになれば、ジャニス工業グループの経営に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

 

(3) 業界動向及び競合等について

衛生機器業界では、新しい競合先の台頭はあまり予想されないものの、既存競合先は海外生産及び海外からの安い商品の調達を進めており、価格競争が激化する可能性があります。また、競合先が革新的な新商品を開発し、ジャニス工業グループ取扱製品の急速な陳腐化、市場性の低下をまねく可能性があります。その場合、ジャニス工業グループの経営に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(4) OEM顧客企業の業績への依存

ジャニス工業グループは、売上の半分程度を得意先からの生産委託に依存しております。生産委託については、金額は定められておらず、今後、OEM生産額が減少する可能性があり、その場合、ジャニス工業グループの経営に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(5) 原材料・燃料等の価格変動による影響について

ジャニス工業グループの生産活動にあたっては、陶器原料、樹脂原料、金具部品、LNG等の燃料、ダンボール等、種々の原材料を使用し、商品を生産しております。これら原材料・燃料等の価格変動に対しましては、生産効率化等で吸収を図っておりますが、市況が高騰し、予想を上回る原材料・燃料費の上昇が起こった場合には、ジャニス工業グループの経営に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(6) 為替相場等の変動による影響について

ジャニス工業グループの製品には、海外から仕入れているものが若干含まれているため、ジャニス工業グループの経営成績に対して、円高は好影響をもたらし、円安は悪影響をもたらします。また、国内の商社等から円建てで調達している海外産の原材料や、燃料等についても、為替等の相場変動により仕入価格が上下する可能性があります。

 

(7) 製品の欠陥について

ジャニス工業グループは、厳しい品質管理基準に基づいて各種の製品を製造しております。しかし、全ての製品について欠陥がなく、将来に回収、無償修理、補償等が発生しないという保証はありません。また、製造物責任賠償保険については保険加入しておりますが、この保険が最終的に負担する賠償額を十分にカバーできるという保証はありません。さらに、引続きジャニス工業がこのような保険に許容できる条件で加入できるとは限りません。従いまして、大規模な製品の欠陥が発生した場合、多額のコストの発生や、ジャニス工業グループの評価に重大な影響を与え、それにより売上が低下し、ジャニス工業グループの経営に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(8) 災害等による影響

ジャニス工業グループの生産拠点は愛知県常滑市に集中しております。耐震工事等の必要な措置は講じておりますが、東海地震・東南海地震等の大規模災害が発生した場合、操業ができなくなる事態が考えられ、ジャニス工業グループの経営に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

(9) 継続企業の前提に関する重要事象等

ジャニス工業グループは、前連結会計年度より2期連続して営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する当期純損失並びにマイナスの営業キャッシュ・フローを計上したことから、継続企業の前提に関する疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しているものと認識しております。

ジャニス工業グループは、当該状況を解消すべく、中期経営計画に掲げた「高付加価値商材による新規チャネル開拓と非住宅・リフォーム市場の拡販による売上の確保」「顧客ニーズに対応した生産体制の再構築」「デザイン性の高い商品・ロングライフ設計の商品の投入と顧客満足度の向上」等の施策を実施し、当該状況を解消してまいります。

また、資金面においては、取引銀行から必要な融資枠の確保もできており、当面の資金繰りに懸念はありません。

以上のことから、現時点でジャニス工業グループにおいて継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。




※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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