大同特殊鋼(5471)の事業内容、事業の状況や経営戦略、事業等のリスクについて

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事業の状況や経営戦略など
事業などのリスク


大同特殊鋼(5471)の株価チャート 大同特殊鋼(5471)の業績 沿革 役員の経歴や変遷

3【事業の内容】大同特殊鋼グループ(大同特殊鋼および大同特殊鋼の関係会社)は、大同特殊鋼、子会社67社(うち連結子会社67社)および関連会社8社(うち持分法適用会社8社)(2026年3月31日現在)で構成され、特殊鋼鋼材、機能材料・磁性材料、自動車部品・産業機械部品、エンジニアリング、流通・サービスの5つのセグメントに分かれ幅広い事業活動を行っております。各セグメントの事業内容と、大同特殊鋼および主要な関係会社の位置付けは以下のとおりであります。(※は持分法適用会社)(特殊鋼鋼材)① 特殊鋼鋼材の製造、販売:大同特殊鋼、日本高周波鋼業㈱② 特殊鋼鋼材の流通および二次加工品の製造、販売:大同DMソリューション㈱、㈱カムスDAIDO DMS (THAILAND) CO.,LTD.、天文大同特殊鋼股份有限公司、DAIDO DMS SINGAPORE PTE.LTD.、DAIDO DMS MALAYSIA SDN.BHD.、※東北特殊鋼㈱、※理研製鋼㈱、※桜井興産㈱③ 特殊鋼鋼材の流通機能:大同興業㈱④ 特殊鋼鋼材他の原料、資材調達:大同興業㈱、大同エコメット㈱⑤ 特殊鋼鋼材の物流管理:※丸太運輸㈱、※川一産業㈱⑥ 特殊鋼鋼材の整備、検査、設備メンテナンス等作業請負:大同テクニカ㈱、※泉電気工業㈱(機能材料・磁性材料)① ステンレス製品の製造、販売:大同特殊鋼、日本高周波鋼業㈱② ステンレス製品の二次加工品の製造、販売:日本精線㈱、THAI SEISEN CO.,LTD.、下村特殊精工㈱、ORIENTAL SHIMOMURA DRAWING(M) SDN.BHD.、下村特殊精鋼(蘇州)有限公司、Daido Shimomura Steel Manufacturing (Thailand) Co.,Ltd.③ 希土類磁石の製造、販売:㈱ダイドー電子、Daido Electronics (Thailand) Co.,Ltd.、大同電工(蘇州)有限公司、大同磁石(広東)有限公司④ 高合金製品の製造、販売:大同特殊鋼⑤ 電気、電子部品用材料(帯鋼製品、電磁材料)の製造、販売:大同特殊鋼⑥ ネジ、ボルトおよび自動車用冷鍛部品の製造、販売:日星精工㈱⑦ 粉末製品の製造、販売:大同特殊鋼⑧ チタン製品の製造、販売:大同特殊鋼⑨ 機能材料・磁性材料製品の流通機能:大同興業㈱(自動車部品・産業機械部品)① 型鍛造品の製造、販売:大同特殊鋼、日本鍛工㈱、東洋産業㈱、OHIO STAR FORGE CO.、Daido Steel (Thailand) Co.,Ltd.② トラック用鋼機製品、帯鋸材料の製造、販売:大同特殊鋼③ 鋳鋼品、精密鋳造品の製造、販売:㈱大同キャスティングス④ 自由鍛造品の製造、販売:大同特殊鋼⑤ 自由鍛造品の整備、検査作業請負:大同スターテクノ㈱⑥ エンジンバルブ等の製造、販売:フジオーゼックス㈱、富士气門(広東)有限公司、PT. FUJI OOZX INDONESIA、FUJI OOZX MEXICO, S.A. DE C.V.、㈱ピーアンドエム⑦ 圧縮機部品、ターボ部品およびカップリング等の製造、販売:大同精密工業㈱⑧ 自動車部品・産業機械部品製品の流通機能:大同興業㈱(エンジニアリング)① 鉄鋼設備、環境設備の製造、販売:大同特殊鋼② 各種機械の製造、販売、設備メンテナンス、土木建設事業:大同マシナリー㈱③ 環境設備の保守管理業務:大同環境エンジニアリング㈱④ 工業炉およびその付帯設備の製造、販売:大同プラント工業㈱⑤ エンジニアリング製品の流通機能:大同興業㈱、大同特殊鋼(上海)有限公司(流通・サービス)① 不動産事業、保険業務、グループの福利厚生関連事業:㈱大同ライフサービス② ゴルフ場経営:木曽駒高原観光開発㈱③ 鉄鋼、セラミックス等の分析事業:㈱大同分析リサーチ④ 情報システムの開発および保守運用:㈱大同ITソリューションズ⑤ 大同特殊鋼グループ製品の輸出入業務:Daido Steel (America) Inc.、Daido Kogyo (Thailand) Co.,Ltd.、大同特殊鋼(上海)有限公司、大同斯蒂尓材料科技(上海)有限公司⑥ ビル賃貸業:大同興業㈱ 事業の系統図は以下のとおりであります。

有価証券報告書(2026年3月決算)の情報です。

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中における将来に関する事項は、本報告書提出日現在において大同特殊鋼グループが判断したものであります。 (1) 経営方針「素材の可能性を追求し、人と社会の未来を支え続けます」が大同特殊鋼グループの経営理念です。高機能素材を追求するMissionを達成し、人と社会の未来に貢献していくことが大同特殊鋼グループの存在意義(Purpose)であると認識しております。高機能素材の価値を極め、顧客ベネフィットを創造し、サステナブル社会の実現に貢献することで持続的な企業価値の向上を目指してまいります。 (2) 経営環境及び対処すべき課題今後、中東情勢や米国における関税政策を含む通商政策、中国における輸出規制にともなう様々な影響が想定されます。これらの影響が、国際的なサプライチェーンの分断リスクを高める可能性があります。各国の物価変動による個人消費の変化や企業活動における生産、販売戦略への影響も懸念されます。さらに、金利政策や為替変動による世界経済への多様な影響によって不確実性が高まる状況となっています。これに加え、ウクライナ情勢や台湾を巡る米中対立など地政学リスクを内包した経営環境となっています。大同特殊鋼の主要需要先である自動車関連の需要は、中国、ASEANを中心とした日系自動車メーカーのシェアの低迷などを受けて需要が減少しております。産業機械関連は、2025年度後半にかけて緩やかに回復してまいりました。半導体製造装置関連では、在庫調整が継続しておりましたが、2026年1月以降、AI用途の需要拡大を受けて、一部ユーザーでは在庫積み増しの動きが顕著になっており、今後、受注が増加していくことが期待されます。自由鍛造品については、航空機関連、船舶用エンジンバルブ、重電関連の受注は引き続き堅調であると考えられます。掘削関連においては、調整局面が継続してきましたものの、原油市況の変動に伴い需要動向に変化が生じる可能性があり、その動向を注視してまいります。磁石製品に関しては、中国における重希土類の輸出規制の強化に伴い、Dy(ジスプロシウム)、Tb(テルビウム)などの重希土類フリーが特徴である大同特殊鋼磁石への需要が上向いており、引き続き堅調に推移するものと考えております。コスト面においては、引き続き徹底したコスト削減努力を継続するとともに、労務コストや物価などのコストプッシュに対し適正な価格転嫁を進めることにより適正マージンの確保に努めてまいります。また、ベースとなる鋼材売上数量が低迷するなかで、数量変化に応じた生産体制の検討、設備投資案件の厳選など、生産数量変化に柔軟に対応するとともに、大同特殊鋼にとって競争力の高い成長市場製品拡大に取り組んでまいります。中長期的な視点では、国際情勢が一段と不安定化し不確実性が高まる中、世界経済は低い成長率に留まるものと想定されます。また日本国内における人口減少・少子高齢化の進展、脱炭素社会や循環型社会への転換など、暮らしの中の社会基盤にも大きな変化が起こるものと想定されます。一方、大同特殊鋼の事業環境においては、自動車における電動化の進展、情報・通信分野におけるAI用途拡大・高度化などを背景とした半導体市場の成長、宇宙など通信衛星開発市場の拡大、世界的な人口増加を背景とした航空需要の増加、再生可能なクリーンエネルギー需要の拡大、高齢化社会の到来にともなう高度医療市場の拡大など産業構造の変化が予想されます。このように大同特殊鋼を取り巻く外部環境が大きく変化していく中、2024年6月に2026年度までの3ヵ年を計画期間とする2026中期経営計画を策定し、また2025年10月には経営目標の見直しと「再設計」を行っており、その内容を公表しております。大同特殊鋼は、この2026中期経営計画を、2030年の“ありたい姿”「高機能素材の価値を極め、顧客ベネフィットを創造し、サステナブル社会の実現に貢献する」を達成するための変革の時期“トランジション・マネジメント”であると位置づけ、以下の経営方針に沿った行動を全力で推進してまいりたいと考えております。 [2026中期計画 経営方針]-トランジション・マネジメント-社会経済・産業構造の変化を事業好機とし、事業ポートフォリオの変革を遂行し、新たなビジネス・ドメイン(顧客×提供価値×手段)で持続的な利益成長を実現する <行動方針>① 事業ポートフォリオの変革今後の成長市場である半導体関連分野、CASE*(自動車)、クリーンエネルギー分野、航空宇宙分野、医療分野の需要を捕捉するための取り組みを進めてまいります。お客様との密接なコミュニケーションを通じた顧客ニーズの把握、新たな生産技術の開発、市場拡大にともなう需要増加を捕捉するための適時適切な設備投資、海外を含めたサプライチェーンの構築を進めることで、高収益製品を生み出し成長市場に提供していきます。情報・通信分野で成長が期待される半導体関連については高耐食材料開発を進めるとともに、グローバルにサプライチェーンを強化していきます。2024年度には、知多第2工場に特殊溶解設備の真空アーク再溶解炉の2基導入を行っており、今後期待される需要拡大に向けて対応を進めてまいります。e-Axle用特殊鋼製品に関しましては、これまでの製造技術に関する知見を活かし、さらに信頼性の高いソリューションを提供してまいります。また、主機、補機、センサー用磁石については、重希土類フリー磁石など特長ある製品の需要増加に対応するため、2026年4月に電動車駆動モータ用磁石製造ラインを新たに設置しました。クリーンエネルギー分野においては、高温・高圧水素環境下で耐え得る耐水素脆化用鋼の開発、工業炉用水素バーナーの実用化を進めることなどでお客様のニーズに応えてまいります。より一層の拡大が期待される航空宇宙分野における自由鍛造品に関しては、高合金プロセス改革プロジェクトとして360億円規模の戦略投資を進めております。また、医療分野のチタン製品に関しては将来的な需要増加を見据え、2025年10月にチタン用真空アーク再溶解炉を導入しました。なお、足元の状況も踏まえ、投資効果については十分に精査を行い、中長期的に企業価値向上が見込める案件への投資を実行し、事業ポートフォリオ変革を進めてまいります。*CASE:Connected (コネクテッド) Autonomous (自動運転) Shared & Services (シェアリングとサービス) Electric (電動化) ② 経営基盤の強靭化長期的な成長を支える経営基盤の強靭化を進めてまいります。事業基盤においては、製品の高付加価値化、成長市場に向けた新規製品の開発、既存事業の品質向上およびコスト競争力の強化を目的に、ヒト・モノ・カネの経営資源の最適配分を行うことで、生産アロケーションの最適化を進めてまいります。2026年2月には日本高周波鋼業株式会社の株式を取得し、完全子会社化をしております。新たに大同特殊鋼グループに加わった日本高周波鋼業株式会社との生産効率向上などのシナジーを最大限に発揮するため、同社の主力工場である富山製造所も含めた最適生産アロケーションを志向してまいります。人的資本に関しましては、事業成長に必要なグローバル人材および高度専門人材の確保、グループを含めた次世代経営人材の育成、さらに高度技術人材およびDX推進人材の育成などにより従業員のスキル向上を図り、労働生産性を高めてまいります。また、従業員エンゲージメント向上の観点で、「安心して働ける職場」「働きやすい職場」「働きがいのある職場」を目指し、様々な取り組みを行ってまいります。2025年度においては、タウンホールミーティングとして社長との「対話の場」を新たに開始し、全25回のミーティングで約200名の従業員が参加し、社長との意見交換を行いました。財務基盤としましては、マイナス金利政策の解除など今後の緩やかな金利上昇を背景に借入金利の上昇が想定される中、事業ポートフォリオ変革にともなう設備投資資金、運転資金の増加が見込まれます。一方で、安定的にPBR1倍以上を確保するための資本効率向上も求められ「財務健全性の維持」「資本効率の向上」を両立させる必要があります。これらに対応するため、運転資金、CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)管理強化やROICによる投資判断を導入するなど、財務基盤の強靭化にも取り組んでまいります。また、2025年10月には新たな株主還元方針を立案し、下限指標としてDOE(株主資本配当率)2.5%とする方針を導入しております。 <株主還元方針(2026年3月期より適用)>・財務の健全性を維持することを基本とし、連結配当性向 30%以上を目安とする。 ただし、下限指標を DOE(株主資本配当率)2.5%(※)とする。・キャッシュ・アロケーションの進捗を踏まえながら、自己株式取得についても検討する。※株主資本:その他の資本の構成要素を除外した親会社所有者帰属持分DOE:支払配当÷(前期末の)株主資本 ③ ESG経営の高度化持続的な企業価値向上を目指し、ESG経営を推進するため、「ESG推進統括部」主導のもと、地球環境の保護、社会への責任と貢献、ガバナンスの各種取り組みを強化してまいりました。今後におきましても、長期的な視点でステークホルダーの期待を上回る「特殊を超える価値」=“Beyond the Special”を創造する企業であり続けるため、自律的なサステナビリティ活動を推進するとともに、サプライチェーンへの展開を進めてまいります。気候変動に関しましては、「2030年でのCO2排出量を2013年対比で50%削減、2050年でのカーボンニュートラル実現」に向け、CO2排出量の削減を着実に実行しており、2025年度(第三者検証前)は32%削減を達成いたしました。社会への責任と貢献に関して、健康経営の推進、ダイバーシティの推進、労働生産性向上に向けたDX教育、ウェルビーイングの追求とエンゲージメント向上などの人的資本戦略は、社長をトップとした体制の下で推進しています。その成果の一つとして、2026年3月に「健康経営銘柄2026」に選定されています。ガバナンス面としては、政策保有株式に関して、2024年度に6銘柄241億円、2025年度に2銘柄165億円の売却を行っております。その結果、みなし保有株式を含めた純資産に対する比率は18.0%となりました。今後については2026年度までに15%、長期的には10%以下の水準を目指し継続的に縮減を進めてまいります。    <政策保有株式(みなし保有株式を含む)純資産比率> 2023年度末2024年度末2025年度末2026年度計画2030年目標政策保有株式純資産比率23.9%17.7%18.0%15%以下10%目安(内訳)特定投資株式みなし保有株式 (14.8%)(9.1%) (8.5%)(9.2%) (6.3%)(11.7%) -- --    <2026年度経営目標値(2025年10月30日公表値)>営業利益ROE(親会社所有者帰属持分当期利益率)D/Eレシオ投資額(3年累計決裁額)株主還元(一過性損益を除く)400億円以上7%以上0.5目安2024-2026年累計1,400億円配当性向30%以上DOE下限指標2.5%

事業等のリスク

3【事業等のリスク】大同特殊鋼グループの経営成績および財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクを、以下の表にて発生の可能性や時期、影響の大きさの観点から重要性が高いと判断している項目順に記載しております。ただし、すべてのリスクを網羅したものではなく、現時点では予見できない、または重要とは見なされていないリスクの影響を将来的に受ける可能性があります。なお、文中における将来に関する事項は、本報告書提出日現在において大同特殊鋼グループが判断したものであります。 項目リスクの内容主要な取り組み(1) 事業環境の動向発生可能性:高影響度:大 ・国内外の景気悪化、公共投資・民間設備投資の抑制、個人消費の低迷、特に大同特殊鋼グループの主要需要業界である自動車メーカーの減産、電動化の進展加速、大同特殊鋼グループの価格交渉力低下による経営成績および財政状態への影響・需要環境の構造的変化による事業用資産の減損および戦略的投資を行った事業の計画未達に伴う固定資産の減損・戦争、紛争を含む政情不安、金融政策の転換等に伴う金融不安、為替の急速な変動、貿易相手国の過度な通商政策、感染症の蔓延、自然災害等による上記リスクの顕在化、および大同特殊鋼グループに与える影響の拡大・経営企画部門による経済環境のモニタリング、事業計画の審査・競合に対する差別化、技術の向上・経営会議・技術投資検討会を通じた経営戦略、投資の妥当性の審議および収益獲得に向けたフォローアップ・外部環境変化を見据えた新規製品事業の強化(2) 原料、資機材、エネルギーの価格変動および安定調達発生可能性:高影響度:大 ・価格の変動(鉄スクラップ、合金鉄、レアアース、資機材、電力、LNG等)・需給バランスの崩れによる調達の不安定化、電力使用制限の発生に伴う生産活動への支障・地政学リスク発生による各種品目の価格高騰、供給懸念・製品価格転嫁の推進・製品価格の原材料サーチャージ制の実施・調達ソースの複数化、数量に柔軟性を持たせた契約の締結・調達先との密な情報交換・調達に関する契約の交渉・更改(3) 自然災害発生可能性:中影響度:大 ・南海トラフ巨大地震等に起因する大規模自然災害による生産設備・インフラへの甚大な影響・生産復旧を迅速に行う為の設備投資の検討および実行 (“人命保護”に向けた対策の検討/実行に関し、概ね計画を策定している)・工場建屋の耐震補強の検討および実行・天井クレーン落下防止対策の実行(4) 設備事故・労働災害発生可能性:中影響度:大 ・特殊鋼関連を主とする大規模主要設備の、過酷な環境下での操業による重大な設備事故や労働災害の発生 ・製造現場を中心とした自主的なリスク抽出と設備本質改善の継続・作業区分毎に、作業内容、危険予知、安全ポイントをミーティングで確認・徹底・転倒災害対策の推進(体力維持活動、環境改善、安全用品)・安全研修会等により他社改善事例を社内へ展開 項目リスクの内容主要な取り組み(5) 環境規制・カーボンニュートラル発生可能性:中影響度:大 ・環境保全に対する法規制の強化・厳格化に伴う対応のための事業活動の制約、費用の発生・大同特殊鋼渋川工場の鉄鋼スラグ製品および直下の土壌からの環境基準を超えるふっ素等の検出によって、追加的な対策が必要となった場合の、応分の費用負担発生・CO2削減対策費用の増大、再生可能エネルギー調達コストの上昇・社会貢献も含む環境配慮を重視した経営の推進・大同特殊鋼グループの事業活動に関連する各種法規制の洗い出し、および遵守状況のモニタリング・国や群馬県をはじめとした各自治体および民間との協議の上、調査および措置を継続・継続的な省エネ、コスト改善の実行(6) 人材発生可能性:高影響度:中 ・少子高齢化等による必要な人材の確保、育成の未達・各種ハラスメント防止やダイバーシティへの対応が不十分だった場合の人権侵害およびエンゲージメント低下による人材定着率の低下・通年採用、キャリア採用の拡充・階層別・専門教育の拡充・エンゲージメント向上に資する働きがいのある職場づくり・人権デューデリジェンス体制の整備および実施(7) 法令・規範の変更発生可能性:中影響度:中 ・労働、安全衛生、カルテル、輸出管理、個人情報保護、その他事業活動に関連する法令・規範の変更や社会の諸要求の厳格化による課徴金や行政処分の発生・法令その他の社会的規範の遵守、変更や厳格化への速やかな対応、公正で健全な企業活動の展開・法的要求事項等で違反認定された事例の水平展開・e-ラーニングシステムのさらなる有効活用(8) IT環境・情報セキュリティ発生可能性:中影響度:中 ・ランサムウエア等による事業停止・不正アクセスによる情報漏洩・デジタル技術革新への対応遅延による競争力の低下・基幹システムの肥大化およびブラックボックス化によるシステムトラブルの発生・主要システムのバックアップリカバリ確認・サイバーセキュリティ対策体制の強化 (CSIRT)・IT技術とデータの利活用推進・レガシーシステム整備に向けた課題抽出と中長期方針策定(9) 海外事業展開発生可能性:中影響度:中 ・海外における政治経済状況の混乱、法令、規制等の予期せぬ変更・その他の社会的混乱等に起因する事業活動への弊害・現地情報のタイムリーな収集、関連グループを含めた迅速な情報共有・駐在員管理強化・社内各部門との連携による海外会社対応サポート・e-ラーニングシステムの海外展開(10)関係会社のガバナンス発生可能性:中影響度:中 ・関係会社における各種の不正行為や不適切な会計処理等の発生・内部統制、重要法規の教育および本社監査部門による監査の実施・関係会社各社監査役の会合、教育を通じた監査役監査の充実・内部統制、リスクマネジメント等のグループ内啓蒙活動・e-ラーニングシステムのさらなる有効活用(11)製品品質保証・製造物責任のリスク発生可能性:中影響度:中 ・大規模な製造物責任賠償やリコールによる多額の費用発生や社会的な信用低下・検査データの不正による顧客への補償および売上減少による業績、財政状態への悪影響・品質安定化の追求、厳格な検査・保証管理体制構築、損害保険加入等・大同特殊鋼グループの品質保証に特化した部の設立(12)金融商品の価値変動発生可能性:低影響度:中 ・投資先の業績不振、証券市場における市況の悪化による投資有価証券の価格下落・資産圧縮によるリスク低減



※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。

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