エルアイイーエイチグループはエルアイイーエイチ、連結子会社8社、持分法適用関連会社1社及び非連結子会社2社で構成されており、事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。
各セグメントは、セグメント情報等の注記における区分と同一であります。
エルアイイーエイチは、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
子会社である株式会社ボン・サンテが、業務用食品の小売ディスカウント及び酒類の小売をしております。
子会社である老松酒造株式会社が、焼酎を主とする酒類の製造販売を行っております。
主力ブランドとして、本格麦焼酎「閻魔」「シンENMA」「麹屋伝兵衛」、清酒「山水」、リキュール「梨園」を製造しております。
子会社である株式会社創育、株式会社創研及び株式会社TransCoolが、中学校向けのテスト及び教材の制作販売、授業動画配信を行っております。
子会社である株式会社オリオンキャピタル・インベストメントが、損害・生命保険代理業を行っております。
また、持分法適用関連会社である株式会社エス・サイエンスが、ニッケル事業、不動産事業及びリフォーム関連事業を行っております。
事業の系統図は下記のとおりです。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、エルアイイーエイチグループが判断したものであります。
エルアイイーエイチグループは、経営上の目標の指標として連結ROE(自己資本利益率)15%以上を目指しており、従来の経営環境の変化に対応出来る多角化事業への注力方針を改め、成長性と安定性を重視する事業ポートフォリオへの再構築を図るべく、グループ会社の選択と集中に着手してまいりました。来期におきましても、十分な管理指導が行えるようグループ会社や事業内容の集約と特化を図り、限られた経営資源の有効的・効率的活用とガバナンス、コンプライアンスを特に意識した経営に努めてまいります。
主要な事業についての今後の見通しは下記となっております。
食品流通事業(食肉卸事業)に関しましては、引き続き精肉における仕入のコストダウンそして売上の増加を目指したいと考えております。
酒類製造事業に関しましては、前期と変わらず成果の予測が不透明な状況ではありますが、経費削減を中心に経営の見直しを行い、黒字転化を必須の目標として経営改革を行ってまいります。
教育関連事業に関しましては、前期と変わらず成果の予測が不透明な状況ではありますが、ビジネスモデルや人員の配置などを見直し、黒字転化を目指していきます。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす
可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてエルアイイーエイチグループが判断したものであります。
エルアイイーエイチグループの顧客の主要な市場である地域の経済環境の動向は、エルアイイーエイチグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。エルアイイーエイチグループが事業活動を行う市場において、景気後退により個人消費等が減少した場合、エルアイイーエイチグループが提供する製品・サービスの需要の減少や価格競争の激化が進展する可能性があります。このような環境下において、エルアイイーエイチグループは売上高や収益性を維持できない可能性があります。
需要を超える供給は販売価格の下落を招くため、エルアイイーエイチグループが事業を行う市場が供給過剰の状態になった場合、当該事業の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、エルアイイーエイチグループは、需要と供給のバランスを取るため、過剰な設備や陳腐化した設備の処分又は生産調整を強いられ、これにより損失が発生する可能性もあります。
エルアイイーエイチグループは厳格な品質管理の下、製品及び商品の出荷を行っております。個々の取引先との規格に従い検査及び出荷を行っておりますが、万一賠償問題につながるクレームが発生した場合、損害賠償の負担だけでなくエルアイイーエイチグループの信用の失墜にもなり、業績に影響を与える可能性があります。
エルアイイーエイチグループの事業活動は、第三者による適切な品質及び量の原材料、商品をエルアイイーエイチグループに供給する能力に依存しています。供給者が他の顧客を有し、需要過剰の状況において全ての顧客の要求を満たすための十分な能力を有しない可能性もあります。原材料や商品の不足は、急激な価格の高騰を引き起こす可能性があります。エルアイイーエイチグループが購入している原材料や商品の価格は変動する可能性があり、価格の上昇はエルアイイーエイチグループの製造コスト及び売上原価等の上昇要因であり、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。エルアイイーエイチグループは、供給に関連する問題の発生を回避するため供給者と緊密な関係を築くよう努めていますが、供給不足や納入の遅延等の供給に関連する問題を完全に回避できる保証はありません。このような問題が発生した場合、エルアイイーエイチグループの事業活動及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
エルアイイーエイチグループの事業活動には、他社との業務提携に大きく依存し、パートナーシップが不可欠なものがありますが、パートナーとのコラボレーションが円滑に進まない可能性や、当初期待したパートナーシップによる効果が得られない可能性があります。また、事業展開の過程で相手先がエルアイイーエイチグループの利益に反する決定を行う可能性があります。加えて、これらの提携相手先が事業戦略を変更した場合などには、エルアイイーエイチグループは提携関係を維持することが困難になる可能性があります。
エルアイイーエイチグループが事業活動を展開する中で、知的財産権、製造物責任、環境及び労務等のさまざまな訴訟の対象となるリスクがあります。重大な訴訟が提起された場合、エルアイイーエイチグループの業績及び財務状況が悪影響を被る可能性があります。
地震等の自然災害、疾病、戦争、テロ及びストライキ等が発生した地域においては、原材料や部品の購入、生産、製品の販売及び物流やサービスの提供などに遅延や停止が生じる可能性があります。これらの遅延や停止が起こり、それが長引くようであれば、エルアイイーエイチグループの事業、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
エルアイイーエイチグループは、株式等の有価証券を保有しており、これらの有価証券の価格の下落は、エルアイイーエイチグループの財政状態や業績に悪影響を及ぼす可能性があります。また、エルアイイーエイチグループは、資本市場から資金調達を行っており、金利の変動や信用リスクによる影響を受ける可能性があります。
エルアイイーエイチグループは当連結会計年度において、資金を広告宣伝費などに投入したにも関わらず、売上が予測より伸びなかったことが原因で、1,525百万円の重要な営業損失を計上しております。前年度も営業損失を計上していることから2期連続の営業損失の計上となりました。そのため、予測される回収可能価額が帳簿価額を下回っている固定資産について、減損損失310百万円を計上しており、その結果、税金等調整前当期純損失が1,227百万円となりました。結果として、当期末現在、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在していると認識しております。しかしながら、連結財務諸表「注記事項(重要な後発事象)」に記載しておりますように、エルアイイーエイチの完全子会社である株式会社ボン・サンテが行っているスーパー事業と食肉事業のうち、食肉事業を株式会社エフミートに承継させた上で、エルアイイーエイチが保有する株式会社ボン・サンテの全株式の譲渡契約を締結しており、それにより譲渡資金の獲得が見込まれております。この予定や既存事業の収益の改善を進めていく所存であり、当該事業又は状況を解消し、又は改善するための対応策、並びに手元資金残高、及びそれらを反映した資金繰り計画に基づき、今後の事業の展開・継続に必要な当面の資金繰りについての懸念はなく、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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