不二サッシグループ(不二サッシ及び不二サッシの関係会社)は、不二サッシ、連結子会社30社、持分法適用会社1社及び不二サッシと継続的な事業上の関係があるその他の関係会社1社で構成され、建材品・アルミ形材の製造及び販売を主な事業内容としております。
事業の種類別セグメント並びに子会社・関連会社(グループ各社)の事業に係わる位置付け等の状況は、次のとおりであります。なお、次の4事業部門は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。
(1)建材事業
当部門においては、カーテンウォール、ビル用サッシ・ドア、中低層用サッシ・ドア、改装用サッシ、住宅用サッシ、玄関引戸・ドア、室内建具、エクステリア製品等の製造・販売しております。
(製造) 不二サッシ、不二ライトメタル株式会社、日海不二サッシ株式会社、関西不二サッシ株式会社、
しらたか不二サッシ株式会社、山口不二サッシ株式会社、株式会社沖縄不二サッシ、
株式会社不二サッシ九州、不二サッシフィリピン,INC.
(販売) 不二サッシ、北海道不二サッシ株式会社、不二サッシリニューアル株式会社、
奈良不二サッシ株式会社、株式会社不二サッシ東北、株式会社不二サッシ関東、
株式会社不二サッシ東海、株式会社不二サッシ関西、株式会社不二サッシ中四国、
株式会社不二サッシ九州、協同建工株式会社、北海道住宅サービス株式会社、
日本防水工業株式会社
(2)形材外販事業
当部門においては、外販用アルミ形材、アルミ精密加工品の製造・販売等を行っております。
(製造・販売) 不二ライトメタル株式会社、チアン・ジアン・アルミニウムSDN.BHD.
(3)環境事業
当部門においては、一般・産業廃棄物処理プラントの製造・販売を行っております。
(製造・販売) 不二サッシ
(4)物流事業
当部門においては、物流事業を行っております。
不二倉業株式会社
(5)その他事業
当部門においては、不動産事業等を行っております。
不二サッシ、不二ライトメタル株式会社、不二倉業株式会社
以上記述した事項を概要図で示すと、次のとおりであります。
不二サッシグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において不二サッシグループが判断したものであります。
(1)経営方針
不二サッシグループは、経営理念のもとエンジニアリング企業としてお客様に最適なかたちでの価値の提供に努め、すべてのステークホルダーの皆様から「選ばれる企業」として高い信頼を得るため、持続的成長を目指します。
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『経 営 理 念』
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(2)経営環境
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の停戦・終結が見えないなか、中東情勢が新たな火種として国際情勢は緊張感が高まっております。こうした情勢は、日本にも更なる物価上昇、円安、諸資材価格の高騰を招き、暗い影を落としています。
国内の建設市場におきましては、諸資材価格の高騰とそれに伴う建設計画の見直し、労働人口の減少やいわゆる「2024年問題」に伴う工期の延長など、引き続き厳しい事業環境が見込まれております。
(3)経営戦略等
この様な経営環境下、不二サッシグループは中期経営計画(2022-2024年度)を推進しております。サステナブルな社会実現への貢献『選ばれる企業グループへ』をメインメッセージとして掲げており、環境問題やSDGs/ESGを含むサステナビリティに係わる取組みをさらに推進・強化するため、2023年5月1日にサステナビリティ推進室を設置し、2023年10月1日にサステナビリティ委員会を設置しました。
環境負荷を軽減するものづくりやプロセス革新を続けることで持続可能な社会の実現に貢献するとともに強靭な事業基盤を確立するため、以下の事業別戦略を推進しております。
[コア事業]
ビル建材事業は、環境配慮商品の拡充とプロセス管理の徹底およびデジタル技術を活用した生産性向上による稼ぐ力の強化を図ります。また、不二サッシのエンジニアリング力を活かし、海外サプライチェーンとの連携によるオーダー物件の受注拡大を図ります。
住宅建材事業は、ハウスメーカーへの新規商品提案及び個別案件への商材拡充に向けた取組みを強化します。
マテリアル事業は、アルミリサイクル材の活用増により環境に配慮したマテリアルの拡販を図ります。
[新規・注力事業]
リニューアル事業は、循環型社会の実現に向けた集合住宅の改修事業強化と戸建住宅のリフォーム事業参入を図ります。
物流事業は、自社営業倉庫を増強し、営業倉庫を活用した物流事業の拡大を図ります。
アルミ加工品事業は、精密加工品の拡販と仮設資材用等アルミ加工品の拡販及び新商材への挑戦と拡販を図ります。
海外事業は、ODA物件、日系企業物件を中心に国内商社、設計事務所との連携を強化します。
光建材事業は、インテリア建材の拡販を行います。
[多角化事業]
環境事業は、基幹改良工事の受注確保と薬剤販売の強化を行います。
ユニットハウス事業は、生産体制の拡充による売上の拡大を図ります。
[マグネシウム事業]
マグネシウム事業は、医療用マグネシウムを中心に研究開発を推進します。
これらの諸施策に取組み、株主の皆様をはじめ、全てのステークホルダーの皆様に選ばれる企業となるべく事業を展開してまいります。
不二サッシグループは、中期経営計画最終年度である2024年度においては、以下の数値を計画しております。
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2024年度(計画) |
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売上高 |
1,010億円 |
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営業利益額 |
20億円 |
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営業利益率 |
1.98% |
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純資産 |
215億円程度 |
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自己資本比率 |
24.0%程度 |
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配当 |
安定配当の継続と財務基礎の強化 |
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ROE |
8.0%程度 |
有価証券報告書に記載した事業の内容、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下の様なものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、当有価証券報告書提出日現在において不二サッシグループが判断したものであります。
(1)経済状況について
不二サッシグループにおける営業収入の大部分は、日本国内における需要に大きく影響を受けます。このため、不二サッシグループの経営成績は、日本国内の景気動向、建設会社の建設工事受注残高や住宅着工戸数の変動等の影響を受ける可能性があります。
また、国内景気の悪化により、売掛金、受取手形等の債権が劣化した場合、貸倒引当金の積み増しが必要となるなど、不二サッシグループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(2)原材料の市況変動の影響について
不二サッシグループは、アルミ地金を主たる原材料とする事業(建材事業、形材外販事業)が売上高の大半を占めております。このアルミ地金価格は、市況(為替相場およびロンドン金属取引所(LME)の価格相場)の変動により影響を受けることから、今後も市況が上昇する局面では、原材料費の上昇が抑えきれず、不二サッシグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(3)市場環境について
営業活動を展開する上で協業他社との競争は避けられませんが、そのような状況に耐えうるべく製品・サービスの向上に努めております。しかしながら、市場環境が大きく変化した場合、厳しい価格競争にさらされるなど、不二サッシグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(4)経営成績の季節的変動について
不二サッシグループは、建材事業、特にビルサッシの売上比率が高く、このビルサッシの売上は、通常の営業形態として、第2四半期連結会計期間及び第4四半期連結会計期間に完成する工事の割合が大きいため、各四半期連結会計期間の業績に季節的変動があります。
(5)特定事業への依存について
不二サッシグループは、売上・利益ともに建材事業への依存率が高く、この事業の業績に全体の経営成績が大きく影響される傾向があります。建築投資全体が縮小傾向で推移する状況に対して不二サッシグループは、形材外販事業や環境事業等非サッシ事業およびリニューアル事業の拡大を積極的に推進しております。
(6)法的規制について
不二サッシグループは、商品の設計・製造・施工に関連して、多くの法的規制を受けております。「建設業法」に基づき、建材事業は建具工事業、環境事業は機械器具設置工事業の許可を受けて営業を行っており、この他にも水質汚濁防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律など環境関連法や消費生活用製品安全法など様々な法的規制を受けながら事業を展開しております。今後、これらの規則の改廃や新たな法的規制が設けられる場合には、不二サッシの業績が影響を受ける可能性があります。
(7)自然災害及び事故等の発生による影響について
地震・津波などの自然災害および火災・停電等の事故災害によって、不二サッシグループの生産・販売・物流拠点および設備が破損、機能不全に陥る可能性があります。災害による影響を最小限に抑える対策を講じていますが、災害による被害を被った場合は、不二サッシの業績が影響を受ける可能性があります。
(8)環境問題
不二サッシグループは産業廃棄物の処理に関する法律及び大気、水質、騒音、振動、土壌汚染等の環境諸法令の適用を受けており、環境基本方針・行動指針に基づき環境マネジメントシステムの下、環境保全活動を行っております。
しかしながら、今後何らかの環境問題が発生した場合、不二サッシグループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
また、過去の事業活動における環境問題の事実を厳粛に受け止め教訓とし、徹底した社内管理体制を確立し、法令遵守に努めております。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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