ベクトルグループは、ベクトル及び子会社45社並びに関連会社2社の合計48社で構成されており、顧客である企業等によるメディアを活用した生活者とのコミュニケーション戦略を総合的に支援するPR・広告事業、プレスリリース配信事業、物品のオンライン販売を中核とするダイレクトマーケティング事業、人事評価クラウドサービスや採用プラットフォームサービスを提供するHR事業及びベンチャー企業等への出資活動を行う投資事業を主力事業としております。
ベクトルグループの事業運営は、顧客に対するサービス提供の実務を子会社各社が担い、グループ全体の経営企画、人事、総務、法務、財務、経理に至る各種管理機能をベクトルが一括管理する組織体制を基礎に実施しております。
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会社名 |
分 類 |
事 業 |
主な役割 |
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㈱ベクトル |
ベクトル |
PR・広告事業 |
グループ全体の経営企画、財務、会計、人事、総務及び内部統制・監査 |
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㈱アンティル |
連結子会社 |
広報・PR業務代行及びコンサルティング |
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㈱プラチナム |
広報・PR業務代行及びコンサルティング |
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㈱イニシャル |
広報・PR業務代行及びコンサルティング、キャスティング事業、インフルエンサーマッチングプラットフォームの運営 |
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㈱VECKS |
TV番組、TVCM、各種プロモーションビデオ、WEB動画等の企画及び制作サービス |
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㈱IR Robotics |
IR DX事業、エデュケーション事業、CxO人材紹介事業 |
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㈱ニューステクノロジー |
タクシーサイネージメディアの運営・配信 |
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㈱ブランドクラウド |
インターネット上のブランドリスクマネジメント事業 |
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㈱イベック |
PRイベント等のプロモーション関連業務の企画及び運営 |
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パブリックアフェアーズジャパン㈱ |
広報・PR業務代行及びコンサルティング |
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Performance Technologies㈱ |
パフォーマンスマーケティング事業 |
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㈱KRIK |
危機管理広報業務代行及びコンサルティング |
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㈱クラウドビューティ |
クラウド型サロンシステムの提供 |
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㈱ロングブレスオンラインスタジオ |
メディアの運営及び配信事業 |
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㈱アミー |
フランチャイズマッチングプラットフォーム事業 |
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㈱キーワードマーケティング |
運用型広告の運用代行 |
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㈱トライハッチ |
店舗に特化したSaaS事業およびデジタルマーケティング事業 |
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Owned㈱ |
デジタルマーケティング事業 |
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㈱オフショアカンパニー |
システム受託開発、開発コンサルティング、UI/UXデザイン、デジタルマーケティング支援 |
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Vector Group International Limited |
香港での広報・マーケティング支援サービス及びベクトルグループの海外事業の統括 |
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維酷公共関係諮問 (上海)有限公司 |
中華人民共和国での広報PR業務代行及びコンサルティング |
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Vector Group Ltd. |
タイ王国での広報・PR業務代行及びコンサルティング |
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VECTOR GROUP COMPANY LIMITED |
ベトナムでの広報・PR業務代行及びコンサルティング |
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PacRim Marketing Group, Inc.(DBA VECTOR USA) |
ハワイでの広報・PR業務代行及びコンサルティング |
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Vectorcom Inc. |
韓国での広報・PR業務代行及びコンサルティング |
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WITH&Co Co.,Ltd |
韓国ブランドの海外EC支援事業およびマーケティング事業 |
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itfluencer Interactive Co.,Ltd |
韓国でのインフルエンサープラットフォームの運営およびキャスティング |
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Vector Marketing PR Malaysia SDN.BHD |
マレーシアでの広報PR業務代行及びコンサルティング |
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海南維酷商業管理 有限公司 |
中国海南島への進出支援コンサルティング |
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Ninja Degital Innovations Ltd. |
バングラデシュでの生成AI技術に関する研究開発および関連システムその他の開発・保守運用事業 |
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会社名 |
分 類 |
事 業 |
主な役割 |
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㈱PR TIMES |
連結子会社 |
プレスリリース配信事業 |
プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営 |
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㈱THE BRIDGE |
Webメディアの運営 |
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㈱グルコース |
Webサービスの新規開発 |
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㈱NAVICUS |
SNSマーケティング支援、SNS広告運用支援、SNS分析ツール代理販売 |
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㈱ビタブリッドジャパン |
ダイレクトマーケティング事業 |
健康美容関連商品におけるダイレクトマーケティング事業 |
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㈱Japan entry |
最先端のグローバルビューティーテック製品の販売 |
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塔酷(上海)営銷策 劃有限公司 |
中華人民共和国でのマーケティングコンサル事業 |
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㈱あしたのチーム |
HR事業 |
人事評価制度に関するコンサルティングサービス及びクラウドシステムの販売 |
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ビジコネット㈱ |
派遣・転職等に関する成果報酬型WEBメディアのウェブマーケティング支援代行 |
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㈱FINDAWAY |
採用マーケティングに関するコンサルティングサービス |
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㈱クリニックTV |
医療機関に特化した動画型人材マッチングプラットフォームの運営 |
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明日之團股份有限公司 |
台湾での人事評価制度に関するコンサルティングサービス及びクラウドシステムの販売 |
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Tomorrow's Team Singapore Pte.Ltd |
シンガポール共和国での人事評価制度に関するコンサルティングサービス及びクラウドシステムの販売 |
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明日之団(上海)人力資源管理有限公司 |
中華人民共和国での人事評価制度に関するコンサルティングサービス及びクラウドシステムの販売 |
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㈱100キャピタル |
投資事業 |
投資事業 |
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100キャピタル第1号投資事業有限責任組合 |
投資事業 |
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MicroAd Taiwan, Ltd. |
関連会社 |
PR・広告事業 |
台湾での広報・PR業務代行及びコンサルティング |
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㈱アップグレード |
HR事業 |
女性向けキャリアスクールの運営 |
(注)非連結子会社1社につきましては、事業の関連性や連結業績に与える影響が軽微であることから記載を省略しております。
PR・広告事業
PR・広告事業は、従来からの広報業務に加え、広告・宣伝分野でPRを活用する「戦略PR」を通じ、クライアントの商品及びサービス等のPR支援を行うコンサルティング及びタクシーの車内に設置するタブレットを活用したIoTサイネージサービスによる広告販売等を展開しております。これらの業務の大半は、グループ会社を通じてクライアントに対して提供されており、それぞれのグループ会社では、既存メディア、ブログやソーシャルメディアなど得意なメディア領域や、日本国内、中国やASEAN等展開エリアをすみ分けて事業展開をしております。
プレスリリース配信事業
プレスリリース配信事業は、クライアントからのパブリシティの依頼に基づき、顧客商品・サービスに関する情報をプレスリリースとして配信し、企業と生活者をプレスリリースでつなぐプラットフォーム事業を展開しております。
ダイレクトマーケティング事業
ダイレクトマーケティング事業は、インターネットを通じて、健康美容関連商品及びサービスを開発し販売するD2C事業等を展開しております。
HR事業
HR事業は、企業に対し人事評価制度の導入や運用を支援するコンサルティング及び人事評価クラウドサービスと動画を活用した採用プラットフォームを用いて採用支援サービスを提供する人事関連事業等を展開しております。
投資事業
投資事業は、ベンチャー企業の成長支援を目的とした投資事業を展開しております。
当連結会計年度に、ベクトルは株式会社NewsTVの株式を取得し完全子会社化し、その後に吸収合併を行いました。またベクトルの完全子会社である株式会社イニシャルは同社を存続会社とし、ベクトルの完全子会社である株式会社Starbankおよび株式会社INFLUENCER BANKを消滅会社とした吸収合併を行いました。
この合併に先立ち、当連結会計年度より従来「ダイレクトマーケティング事業」としていた株式会社INFLUENCER BANKの報告セグメントを「PR・広告事業」に変更いたしました。
また、当連結会計年度より連結の範囲に含めております株式会社オフショアカンパニー、海南維酷商商管理有限公司、itfluencer Interactive Co.,Ltd、Ninja Degital Innovations Ltd.は「PR・広告事業」、株式会社FINDAWAY、株式会社クリニックTVは「HR事業」としております。
ベクトルグループの事業系統図は次のとおりとなります。
(注)記載されている社名及び社数はベクトル及び連結子会社を対象としております。
ベクトルグループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてベクトルグループが判断したものであります。
(1) 経営方針
ベクトルグループは、「いいモノを世の中に広め、人々を幸せに」を経営理念としてかかげ、顧客である企業等のメディアを活用した生活者とのコミュニケーション戦略をサポートする事業を展開しています。従来よりベクトルグループが手掛けるPRサービスの分野にとどまらず、技術の進化とともに刻々と変化するメディア環境にもいち早く対応しながら、顧客のコミュニケーション戦略において必要となる実効性の高いサービスを総合的に提供することで、顧客にとっての最適なコミュニケーション環境の構築をサポートすることを目指しております。
(2) 経営戦略等
ベクトルグループは、顧客である企業等によるメディアを介したコミュニケーション戦略を幅広くサポートするためのサービスの拡充や体制の強化を継続的に推し進めることで成長を実現させてまいりました。
従来のPRサービス分野にとどまらず、目まぐるしく変化を続けるメディア環境や技術の進化にも対応しながら実効性の高いサービスを積極的に取り込み、顧客の「いいモノを世の中に広める」ためのコミュニケーション戦略において必要となる幅広いサービスをタイムリーかつ高いコスト効率によりワンストップで提供する「FAST COMPANY」としてのサービスの拡充と体制の強化に取り組んでおります。
特に最近では急速に技術進歩をしながら成長を続けるデジタルマーケティング領域のサービス強化を目的として、M&Aを含むグループ基盤の強化に取り組んでおります。
今後も市場の動向や技術の進歩も踏まえながら将来にわたってより安定的かつ効率的な収益を確保できるサービスの拡充に取り組み、顧客のコミュニケーション戦略を総合的にサポートできる事業強化を継続的に進めることで、業界における競争優位性を強化し企業価値の向上に取り組んで参ります。
(3) 経営環境
ベクトルグループがターゲットとしている広告市場は、2023年(1~12月)の日本の総広告費は7兆3,167億円(前年比3.0%増)とウクライナ情勢や物価高騰など様々な影響を受けつつも、前年に続き過去最高を更新しました。その中でも、インターネット広告費は3兆3,330億円(同7.8%増)と社会のデジタル化を背景に継続して成長し、広告市場全体を牽引しました。(出所:株式会社電通)
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
ベクトルグループは、将来にわたってグループの成長を継続させ企業価値の向上を実現するために、以下の課題に積極的に対処して参ります。
① 顧客のマーケティング戦略を総合的にサポートする事業体制の強化
ベクトルグループは、顧客のマーケティング戦略を総合的にサポートするための体制を整え、従来のPRサービスの枠組にとらわれない広範な事業に取り組み成長を実現して参りましたが、将来にわたってベクトルグループの成長を継続させるためには、従来にも増して目まぐるしく進化を続けるメディア環境やインターネット等の技術の進化にもいち早く対応できるための事業基盤の強化を継続的に進めるとともに、事業の拡大に応じたグループ運営体制の強化を着実に実行していくことが必須であると考えております。
継続的に時機を逃さずに顧客が求めるサービスの拡充を進めるとともに、それらの新しい事業分野をベクトルグループのサービスラインとして効率的に取り込み、顧客に対して最適なパッケージサービスとして提供するための、グループとしての運営体制の強化に取り組んで参ります。
② M&Aによる事業領域の拡大および成長の加速
ベクトルグループは、M&Aを積極的に推進することで、既存事業の拡大と付加価値の向上を図り、顧客のマーケティング戦略を総合的にサポートする事業体制を強化していく方針を掲げております。
M&Aを検討する際には、ベクトルグループ会社とのシナジー、戦略との整合性、デューデリジェンスによる財務・法務上の精査、買収後の統合効果を最大化することを重要視しております。今後も、ベクトルグループ企業とのシナジーに関する検討を十分行うとともに、財務状況とのバランスを考慮しながら、成長を加速させるM&Aを進めて参ります。
③ コーポレート・ガバナンスの強化
ベクトルグループは、会社の永続的な発展のために、経営の透明性、効率性及び健全性を確保するとともに経営責任の明確化を進めているところです。ベクトルグループは国内のみならず海外においてもグループ会社が増加し、新しいサービス分野も含めその事業領域を急速に広げながら成長を継続しております。特に最近においては、新しいサービス分野を中心にM&Aや事業譲受なども行いながら積極的に事業体制の強化を進めており、それらの新しい事業リソースをベクトルグループの経営管理体制に効率的に統合するとともに、その運営においても、新しい事業分野や事業地域で適用される法令やルールを遵守するための体制の整備が重要であると認識しております。
その実現のために、事業規模の拡大に対応した効率的な経営管理体制の整備を進め、法令及び社内諸規程を遵守した業務執行の定着を推進するとともに、内部監査を継続的に実施し、会社業務の適正な運営ならびに財産の保全を図り、さらにその実効性を高めていくための経営効率化に取り組んで参ります。
(5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
ベクトルグループは、現時点においても成長途上であると認識しており、営業基盤の拡大による企業価値の継続的拡大を目指していることから、営業基盤の指標として『営業利益』を重視しております。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてベクトルグループが判断したものであります。
(1)事業環境に係るリスク
①災害・事故等に関わるリスク
[リスクの内容と顕在化した際の影響]
企業の広告宣伝・広報関連予算は、自然災害、電力その他の社会的インフラの障害、流通の混乱、大規模な事故、伝染病、パンデミックの再発、戦争、テロ、政情不安、社会不安等が発生した場合、その影響を受けやすい傾向にあります。したがって、これらの災害・事故等が発生した場合、ベクトルグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
[リスクが顕在化する可能性の程度や時期]
当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。
[リスクへの対応策]
ベクトルグループでは、戦略PRサービスにおいて、従来の広告予算より低価格でサービスを提供していることに加え、様々な産業セクターへ継続取引を基本としたリテナーサービスを提供しており、特定産業に偏らない収益基盤づくりに努めているうえに、ダイレクトマーケティング事業などの一般消費者を対象としたサービスを展開することにより、企業の広告宣伝・広報関連予算減少のリスク低減に努めています。
また、ベクトルグループにおいて受託した業務を早期に再開し、顧客の業務活動復旧の一助となるよう、従業員の安否確認システムの導入、リモート対応ができるようなシステム環境を整備する等、事業継続への影響を最小限に抑える事業継続計画(BCP)を定期的に検討をしています。
(2)事業戦略に係るリスク
①海外展開
[リスクの内容と顕在化した際の影響]
ベクトルグループは、アジア・ASEAN地域を中心とした海外市場において、積極的な事業展開を推進しております。
各国における急激な法規制・税制の変更および、カントリーリスクのほか、当該地域のマーケットと事業戦略とのずれ等のリスクが存在し、それらによる損失の発生によりベクトルグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
[リスクが顕在化する可能性の程度や時期]
当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。
[リスクへの対応策]
現地子会社及びグローバル本部と定期的に情報を共有し、海外市場の動向を慎重に見極め、リスクコントロールを徹底することにより、当該リスクの低減に努めています。
②新規事業
[リスクの内容と顕在化した際の影響]
ベクトルグループは、企業価値の向上と事業領域の拡大を目的に、M&A・事業提携、新規事業や新規市場の開拓を積極的に推進する方針です。しかしながら、財務状況の悪化、予測と異なる状況による事業計画との著しい乖離等により、ベクトルグループの業績および財務状況に影響を与える可能性があります。
[リスクが顕在化する可能性の程度や時期]
当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。
[リスクへの対応策]
ベクトルグループでは、市場状況・事業環境のタイムリーで的確な把握と、事業計画の進捗把握と改善に注力し、適時適切な撤退判断等、当該リスクの低減に努めています。
③インベストメントベンチャー活動
[リスクの内容と顕在化した際の影響]
ベクトルグループは、2023年2月期より投資活動を事業化し、優良ベンチャー企業への投資活動にも取り組んでおります。ベンチャー企業に対して、ベクトルグループの中核事業である戦略PRやIRサービスを提供するのとあわせて、出資を行うことにより資本面での支援もあわせて行い、投資先の総合的な企業成長の支援をするものです。
当年度は3社の投資先が株式上場を果たしており、おおむね順調に推移しておりますが、投資先である未公開企業は、その将来性における不確定要素により業績が悪化し、投資が回収できず、ベクトルグループの損益に影響を与える可能性があります。
[リスクが顕在化する可能性の程度や時期]
当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。
[リスクへの対応策]
ベクトルグループでは出資額に応じて定めた適切な意思決定機関で、事業予測や投資の回収可能性等のリスクを総合的かつ慎重に検討し、投資の実施判断を行い、当該リスクの低減に努めています。
また、重要な投資に対して期待される効果が計画から大きく乖離していないかを四半期決算時に確認し取締役会にて報告をしています。乖離した場合には、関係部門が必要に応じて今後の方向性や業績改善のための対策を検討しています。
(3)事業運営に係るリスク
①人財確保
[リスクの内容と顕在化した際の影響]
ベクトルグループの成長力および競争力は、優秀な人財の獲得と維持による人的資本に依存します。今後、優秀な人財の獲得が困難となる場合又は現在在職する人財の社外流出が生じた場合、ベクトルグループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
[リスクが顕材化する可能性の程度や時期]
当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。
[リスクへの対応策]
ベクトルグループは、人財採用及び人財育成を重要な経営課題と位置づけております。ベクトルグループでは、離職抑制及び多様性のある人財が集い活躍できる場を整備(公正で柔軟な人事制度の導入、社内公募制度)することで、人財獲得においての優位性を維持できると考えております。また、労務環境のさらなる改善等も推進しており、当該リスクの低減に努めています。
②メディアとの関係及び新たなメディアの成長
[リスクの内容と顕在化した際の影響]
ベクトルグループのPR事業領域においては、マスメディアおよびデジタルメディア各社に対し有用な情報を長期的かつ継続的に提供することにより、メディアの意思決定者と継続的かつ良好な関係を維持することが、顧客へ提供するサービスの品質・効果における重要な要素となります。誤った情報の提供等の理由によりメディアとの信頼関係を失った場合、またインターネット環境の整備及びスマートフォン等の新しいデバイスの普及による新興メディアの考査が十分に機能しなかったこと等によるレピュテ―ションリスクが発生した場合には、ベクトルグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
[リスクが顕在化する可能性の程度や時期]
当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。
[リスクへの対応策]
ベクトルグループでは、社内研修や外部講師を招いた研修等を通じてメディアに対し有用かつ正しい情報を提供できるように人財の育成に努めており、当該リスクの低減に努めています。
③PR業界における取引習慣
[リスクの内容と顕在化した際の影響]
ベクトルグループのPR事業領域においては、PRの計画や内容に柔軟かつ機動的な変更を要求される業界特有の取引習慣となっているため、役務提供過程においても企画内容、実施時期、報酬額及びその支払時期等が変更される場合もあります。取引条件について取引先との認識の相違や係争が発生した場合には、ベクトルグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
[リスクが顕在化する可能性の程度や時期]
当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。
[リスクへの対応策]
ベクトルグループでは、契約書、発注書の変更に対して覚書等の文書を取り交わすこととしており、取引条件の明確化に努めています。
④法規制
[リスクの内容と顕在化した際の影響]
ベクトルグループの事業は様々な法規制の影響を受けております。特にダイレクトマーケティング事業領域においては、「薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)」等の各種法令や、監督官庁の指針、ガイドライン等による規制を受けております。これらの法令の制定や改正、新たなガイドライン等により規制が強化された場合、ベクトルグループの業績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。
[リスクが顕在化する可能性の程度や時期]
当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。
[リスクへの対応策]
ベクトルグループは、各規制に従って業務を遂行しております。法律の改定状況をモニタリングし、社内研修による周知等、法令違反を防止する社内管理体制を構築し、当該リスクの低減に努めています。
⑤知的財産権
[リスクの内容と顕在化した際の影響]
ベクトルグループが事業推進において第三者の知的財産権を侵害した場合には、当該第三者から損害賠償請求や使用差止請求等の訴訟を提起されるなどして、ベクトルグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
[リスクが顕在化する可能性の程度や時期]
当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。
[リスクへの対応策]
ベクトルグループは、第三者の知的財産権を侵害しない体制として、社内教育の実施や顧問弁護士による調査・チェックを実施し、リスクの低減に努めています。
⑥情報管理
[リスクの内容と顕在化した際の影響]
ベクトルグループが事業を推進していく中で、クライアントの機密情報や個人情報を扱う機会があります。不測の事態によりこれらの情報が流出した場合は、ベクトルグループの業績及び社会的信用力に影響を及ぼす可能性があります。
[リスクが顕在化する可能性の程度や時期]
当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。
[リスクへの対応策]
情報管理については必要な措置を講じており、その一環として2013年1月にISO27001の認証を取得するなど、各種情報の取り扱いの重要性については、社内研修等を通じて啓蒙活動を実施しています。
⑦内部管理
[リスクの内容と顕在化した際の影響]
事業の急速な拡大等により、十分な内部管理体制の構築が間に合わない状況が発生した場合、適切な業務運営が困難となり、ベクトルグループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
[リスクが顕在化する可能性の程度や時期]
当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。
[リスクへの対応策]
ベクトルグループは、コーポレート・ガバナンスの強化を進めており、業務の適正性及び財務報告の信頼性を確保するとともに、これらに係る内部統制が有効に機能するため定期的に改善及び見直しを検討しPDCAサイクルを回すことで、当該リスクの低減に努めています。
⑧企業活動におけるレピュテーションリスク
[リスクの内容と顕在化した際の影響]
ベクトルグループの事業活動やイメージについて批判的な評価や誤った情報が拡散した場合等、様々な要素によってベクトルグループのブランド価値や信用が低下し、ベクトルグループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
[リスクが顕在化する可能性の程度や時期]
当該リスクが顕在化する可能性は相応にあるものと考えられます。また時期については常に発生する可能性が考えられます。
[リスクへの対応策]
ベクトルグループでは、社内で連携し適切な情報発信ができる体制となっております。また、ベクトルでは日頃から、これら風評の早期発見及び影響の極小化に努め、当該リスクの低減に努めています。
※金融庁に提出された有価証券報告書のデータを使用しています。
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